「『いちご白書』に出演したのは、まだ中学2年生のとき。毎日、実家のある宇都宮から上野まで新幹線通勤していました。今思えばありがたいことなのですが、当時は忙しくて記憶も断片的なんです」こう振り返るのは、小田茜さん。同ドラマは、自身にとって初の連ドラ主演作。セリフも出番も多く、撮影の合間には雑誌の取材が入るなど過密スケジュールだった。「セリフは短期記憶で『はい、カット。OKです』の声とともに忘れてしまいます。たまに『ごめんなさい、さっきのテイクをもう1回』なんてことがあると、セリフが出てこなくなっちゃう(笑)」そんな現場で存在感を放っていたのは、共演していた安室奈美恵。「すごく物静かなタイプで、いつも私から話しかけていました。『お弁当、食べないの?』と聞くと、『うん、ダイエット中だから』って言っていたのですが、私の3分の1くらいの細さだったから“これ以上、どこをダイエットするの?”と不思議に思っていました。すごくストイックで、いつもスタジオの隅でイヤホンをしてダンスの練習をしていて、“お芝居よりも、歌やダンスがしたいんだろうな”という雰囲気。私も歌手デビューしていたので音楽番組で会うこともあったけど、安室さんのダンスは、シュッシュと風を切る音がするくらいキレがあって、レベルが違いました」同年代の辺見えみりとは恋愛トークで盛り上がったという。「お互い“あの人、かっこいいよね”って。携帯電話のない時代だったから、手紙や家の電話で連絡を取り合って、どこかで待ち合わせをして遊びに行くこともありました」TOKIOの松岡昌宏とのキスシーンにも挑戦。「人生初めての経験だし、どうしていいのかわかりませんでした。私はとにかく台本に書かれているとおりに演じるだけでしたが、松岡さんは私が緊張しないように本番前は私と距離を置くなど、すごく配慮してくれたんです」こうして滞りなくキスシーンをこなしたと記憶していたが……。今年1月、松岡と仕事が一緒になる機会があり、同ドラマのキャストで同窓会をすることになった。「記憶力がすごい松岡さんによると、どうやらキスシーンの撮影後、私は泣きだしたみたいなんです。台本に書いていたとはいえ、中2の私に泣かれて『すごく気まずかった』と言っていて……。本当に、申し訳なかったですね(笑)」『いちご白書』(テレビ朝日系・1993年)15(いちご)歳の女の子3人を中心とした青春ストーリー。主人公・茜(小田 茜)の母は家出、父との姉はそれぞれ不倫、親友の玲子(安室奈美恵)の彼氏はバイクで事故死、担任の先生は父の不倫相手……、と初期設定がハードすぎる!アメリカの名作映画とはもちろん無関係。【PROFILE】おだ・あかね1978年、栃木県生まれ。1990年、「国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界入り。多くの映画、ドラマで活躍するが、2008年、結婚を機に北海道へ移住。2023年、14年ぶりに女優復帰した。
2024年05月05日5人組グループ・嵐が19日、株式会社「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイト上で、「グループエージェント契約」と表記された。嵐は今月10日、メンバー5人で新会社を設立を報告。櫻井翔は同日に個人ホームページ開設も発表していた。なお、12日には「グループ『TOKIO』及びメンバー個人が所属する株式会社TOKIO」とSTARTO社の資本関係のないエージェント契約を締結。同社とのグループエージェント契約はそのTOKIOに次ぐ2組目となる。
2024年04月19日お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら(36)が4月15日放送の『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)のなかで、似ていると言われたことのある芸能人についてのトークを披露した。きっかけは、前日に出演したルミネでの夜公演で、ライス・関町知弘(41)との雑談。関町が下を向いたときに、「『あれ?』と思って、これ誰か似てると思って。誰だ、誰だと思ったら、あ、宮﨑あおい(38)だ」と気づいたいう。そしてもぐらは「で、俺の場合は、入口にスーパーマリオいるんですよ。俺は結構奥に行くと太平シローさん(享年55)、めっちゃ似てる」と発言。相方の水川かたまり(33)は爆笑しつつも「めっちゃ似てるわ」と共感していた。その後関町との雑談に、ななまがりの初瀬悠太(38)・森下直人(37)そしてシシガシラの脇田(42)が加わり、「今まで似てると言われた芸能人のなかで、一番イケメンなのは誰か」という話に。もぐらから「俺はわかりますか」と問いかけられた水川は「でも多分その僕が聞いてるやつだと、嵐の大野くん」と返答。「一回、なんかキャバ嬢が櫻井くんに似てるか大野くんに似てるかで揉めてたっていう」とエピソードを挙げた上で、もぐらは「俺大野くんが今まで言われた中で、一番イケメンなのよ。似てるって言われた人のなかで」と同意していた。そして先ほど話にあがった関町については、「SixTONESの髙地優吾くん」と答えたという。水川は高地の顔を検索すると、爆笑しつつも「ちょっといる。剥いで剥いで、色々彫刻刀ですごく丁寧に削ったらいる」とコメント。すかさず、もぐらは「ファンの方すいません。もしSixTONESのファンの方いらっしゃったら怒らないでくださいね。全然髙地くんのがイケメンです、もちろん」とフォロー。「キモメン男優みたいな側の人間が楽屋でしていた話」としたうえで、初瀬、森下、脇田がこれまで“似ていると言われたなかで一番のイケメン”を発表していった。「目元がヒント」だという初瀬は、元TOKIOの長瀬智也(45)。森下は「体型とかさハゲ方とかさ、色々やっぱりあっての森下さんじゃないですか。それを取っ払った時に誰がいるのかっていう」としたうえで、「正解は小池徹平(38)です」と発表。最後に脇田は「藤原竜也(41)」だと発表すると、水川は「いるいる、いるわ」と共感していた。最終的にもぐらは爆笑しながら、「あの場にいたのは、SixTONESの髙地くんと嵐の大野くんと(元)TOKIOの長瀬くんと、小池徹平と藤原竜也だったんだな」と振り返っていた。もぐらが発表したこの驚きの面々に対し、SNSでは賛否入り混じったコメントが寄せられていた。《大野君、ちょっと入ってるかもしれないなぁ》《翔くんにも大野くんにも似てないわw》《櫻井くんと大野くんを足して2で割って外で育てたのがもぐら》《ほん〜の少しなら髙地くんはわかる笑笑》《彫刻刀で丁寧に削ったら関町さんの中に髙地くんいるのむり笑》
2024年04月19日株式会社土屋・Well-being委員会は2024年4月、介護職員・管理者および本社スタッフのストレスの軽減と幸福度向上に向けて、マインドフルネスサークル「Refrel(リフレル)」を発足しました。株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜敏之、在籍人数:2,646名)・土屋グループは、重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービスを全国で展開し、高齢者向けサービス(デイサービス・グループホーム)や定期巡回、訪問看護などを行うソーシャルビジネス企業です。「感情労働」の多い介護は、ストレス負荷が高い職種の一つであり、精神的・身体的疲弊により離職率も一般職と比べて高く推移しています。こうした状況を鑑み、Well-being委員会では2024年4月、株式会社Melonのマインドフルネス「MELON」(オンライン)を導入し、全職員を対象とした当社初のサークル活動を開始しました。今回は、マインドフルネスサークル「Refrel」の概要とWell-being委員会の主な取組みについてお伝えします。■マインドフルネスサークル「Refrel」の概要システム:「MELON」(株式会社Melon)場所 :オンライン時間 :24時間365日いつでも活動 :個人、月1回のサークルMTG■サークルの活動内容マインドフルネスは呼吸に集中することで「今、この瞬間」に身を置き、“気づく力”を獲得するものです。集中力を高めたり、ストレスを軽減することなどに効果が高く、個人やアスリートはもちろん、アメリカの大企業や学校教育等でも取り入れられるなど、世界的なブームとなっています。当社のWell-being委員会では、さまざまなストレスを抱える介護職員や管理者、本社スタッフの精神的負担を軽減し、パフォーマンスや幸福度を高め、ひいては離職防止にもつなげるべく、マインドフルネスサークル「Refrel」を発足しました。当社の職員は北海道から沖縄までの全国に拠点を置いているため、活動内容は「オンラインでの個人によるマインドフルネスの実践」が中心となります。他に、毎月1回の定例ミーティング(オンライン)でサークルメンバーとの交流を図ります。また、MELON社のパルスサーベイを用いた定期診断により、自身のメンタルの状態把握と改善を図ります。さらに、はぴテック社の幸福度診断を定期的に行うことで、介護におけるマインドフルネスと幸福度の関係をリサーチし、今後の介護業界の発展にも寄与すべく、社外に向けた発信も想定しています。■Well-being委員会のこれまでの主な取組み(1)『アサーティブコミュニケーション研修』開催日時:2023年9月22日登壇者 :森田汐生 氏(NPO法人アサーティブジャパン 代表理事)開催目的:アサーティブコミュニケーションの基本である「相手を尊重しながら自分の意見を率直に伝える方法」を学んで日常業務に役立てる (2)『アルコール依存症の啓発イベント』~元TOKIO・山口達也氏と代表取締役・高浜敏之の対談~開催日時:2023年9月28日登壇者 :山口達也 氏(株式会社山口達也 代表取締役/元TOKIO)高浜敏之(株式会社土屋 代表取締役)開催目的:アルコール依存症の啓発 (3)『Smoke-Free Sleep』~喫煙のリスクと睡眠の重要性を学び、健康で明るい未来を手にする~開催日時:2023年11月16日登壇者 :雪下岳彦 氏(順天堂大学医学部スポーツ健康科学部 非常勤講師/株式会社土屋 顧問)開催目的:Well-beingな生活を送るために「喫煙の健康への影響と、十分な睡眠の重要性」について理解を深める (4)『なぜ介護業界でウェルビーイングが重要なのか?』開催日時:2024年1月11日登壇者 :前野隆司 氏(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授/ウェルビーイング学会 会長)開催目的:土屋グループ全体のWell-beingを高めるために、「Well-beingの基礎知識」を学ぶ ■Well-being委員会委員長・宮本武尊のメッセージWell-being委員会委員長・宮本武尊当社のメイン事業である重度訪問介護は、1対1の長時間支援が多く直行直帰のお仕事なので、介護業界の中でも特有のストレスがかかる業種だと思います。「困っている人の支えになりたい」と、志を持って入社した人でも、実際に支援現場を経験してみて「自分には向いていない」と辞めてしまう人も少なくありません。また、過去にはクライアントとの関係性や社内の人間関係が原因で心が疲弊し、離職してしまう人も見てきました。このような課題を解消していくためにも、当社では各種委員会を設立し、クライアントのQOL、スタッフの満足度、組織レベルの向上を目指して日々奮闘しています。 当委員会では、2023年2月発足以来「従業員の幸福度向上」を目的に、心身の健康に関するさまざまな“気づき”を得られる取組みを行ってきました。一方で、人生の豊かさや幸福そのものの実感は、企業努力でエンパワーメントできるものと、個人のアプローチにゆだねられる部分があると考えますが、当委員会としては、従業員がストレスを軽減できる方法に対するサポートを最も重要なテーマだと考えています。そこで私達は、以前から「マインドフルネス」に注目してきました。マインドフルネスは「今、この瞬間」に目を向けてさまざまな“気づき”を得ることができる瞑想方法です。リラックスしながらゆっくりと腹式呼吸を行うことで自律神経が整い、気持ちが落ち着くだけではなく、自分自身に目を向けることで心身の状態に気付きセルフケアも行うことができます。クライアントの生活を支える支援現場では、常に利他的思考で在らざるを得ないことから、「自分自身」に注目することが難しく、また、現場をバックアップする管理者やバックオフィスも、従業員を最優先に考え、現在・過去・未来と思考を巡らせて安定的な事業運営に尽くしています。ケアのお仕事に関わる方々にとって、「今、この瞬間」「自分自身」に集中し、心からリラックスできる時間はとても貴重な営みであると考えております。世界中で高いポジティブな効果が立証されていますので、当社でもマインドフルネスを実践して、その高い効果を得ながらストレスが大幅に軽減されて、個々の幸福度が高まっていくことを理想とします。そして、それはより良い支援や人間関係、充実した人生にもつながることを願っています。現在、「Refrel」のサークルメンバーはアテンダント(ヘルパー)から取締役までの15名と小規模ですが、アメリカの某大企業でも初めは上層部のたった一人から始まり、それが13人となり、噂が噂を呼んで、ついには1,000人以上の従業員にまで広がった事例も示されています。私自身、マインドフルネスを始めて間もない中でもその効果を実感しつつありますので、当委員会として、まずはサークルメンバーの一人一人がマインドフルネスを実践・継続し、日々のストレス軽減をはじめ、たくさんのポジティブな効果を実感していただきたいと思っております。そして各々が得た“気づき”をサークル内でシェアし、メンバーそれぞれが更なる気づきを得ることで、あらゆる面でのパフォーマンス向上に寄与できたら幸いです。自分が“良い”と思えたものは人にも伝えたくなる。この先、メンバーが15人から50人、100人となり、いずれは会社全体に広がることを願っております。【関連URL】<公式サイト> <公式X(旧 Twitter)> <公式YouTubeチャンネル> 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜 敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日丸亀製麺と株式会社TOKIOとの共創店舗『丸亀製麺×株式会社TOKIO店』が丸亀製麺 上野中央通り店にてきょう17日から21日まで5日間限定で開店することが決定した。同所でオープン発表会が行われ、株式会社TOKIOの代表取締役社長である城島茂が参加した。店舗では、23日からの再販が決定している「トマたまカレーうどん」、「とろけるチーズのトマたまカレーうどん」、「俺たちの豚汁うどん」の全国販売に先駆け、先行販売。さらに、昨年の鶏卵の国内供給量不足を機に生み出された試作品「シーフードトマトカレーうどん」も同店舗限定で初めて一般客に提供される。TOKIO・松岡昌宏と同社が共同開発した「トマたまカレーうどん」は2021年、フェア商品として販売されナンバーワン人気に。さらに毎年進化を重ねてきた。また22年の冬には、同じく松岡とともに開発した豚汁をテーマにした「俺たちの豚汁うどん」も誕生した。城島は「本当に彼ならではのアイデアというか、彼のアイデア料理や定番料理は、ロケ現場やプライベートでも食べてきたけど今回の共創での各種メニューがガツンときました。こんなにおいしいのか、既存のカレーうどんにはない味、豚汁であって豚汁ではない。その発想力や実行力には驚きました」と思わず感心する。トリドールホールディングス・商品開発部の浦郷裕介氏は「おっしゃるとおり。松岡さんのアイデアは、そんなことを考えてるんですかということが本当に多い」と同調し、開発を経て松岡を“兄貴”と呼ぶ間柄になったそう。「本当に調理をする段階から、レシピが出来上がっている。ほんの数分、1グラム、数グラム単位から調整をかけて、緻密に作っていく」と裏側を明かした。城島は「塩コショウ二振り追加とか、ものすごくこだわる。(松岡は)おおらかにみえて結構細かいやつなんですよね。普段は広報も担当して細かいところに目を光らせています」と信頼を置く。実際に、会見では城島が“味わいチェック”として「トマたまカレーうどん」などを試食。「ピリッとガツンとくる。包み込むような甘みもある」とおいしそうに麺をすすり「ここでしかない辛みもある。やみつきになります」と太鼓判を押した。このほか同店では内装もこれまでの共創ヒストリーを表現する特別仕様となっており、両社のこれまでの共創の取り組みの軌跡や、松岡の商品開発の裏側に密着した秘蔵映像などの展示を予定している。会見では城島が、認定印の設置や、さらには来店客への接客も実施した。
2024年04月17日丸亀製麺と株式会社TOKIOとの共創店舗『丸亀製麺×株式会社TOKIO店』が丸亀製麺 上野中央通り店にてきょう17日から21日まで5日間限定で開店することが決定した。同所でオープン発表会が行われ、株式会社TOKIOの代表取締役社長である城島茂が参加した。共創プロジェクト開始から3年を経てこれまでの取り組み年表が登場すると「3年前はこの細かい字も見えた気がするんですけど3年経つと…」と自虐。うどん弁当やキッチンカー、2社の共創商品「トマたまカレーうどん」の誕生など「多くのアイディアや製品を生み出してきた3年間。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と胸を張った。店舗では、23日からの再販が決定している「トマたまカレーうどん」、「とろけるチーズのトマたまカレーうどん」、「俺たちの豚汁うどん」を全国販売に先駆け、先行販売。さらに、昨年の鶏卵の国内供給量不足で生み出された試作品も「シーフードトマトカレーうどん」も同店舗限定で初めて一般客に提供される。さらに内装もこれまでの共創ヒストリーを表現する特別仕様となっており、両社のこれまでの共創の取り組みの軌跡や、TOKIO・松岡昌宏の商品開発の裏側に密着した秘蔵映像などの展示を予定している。会見では認定印の設置や、商品の実食、さらには実際に接客も実施。並んだ笑顔で出迎え、特製ステッカーを配布するなど交流を図った。
2024年04月17日3人グループのTOKIOと、メンバー個人が所属する株式会社TOKIOは12日、公式サイトを通じ、同日をもって株式会社STARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を締結したと発表した。株式会社TOKIOの公式サイトで、同社名と城島茂、国分太一、松岡昌宏の連名で「グループ『TOKIO』及びメンバー個人が所属する株式会社TOKIOは、本日4月12日を以て、株式会社STARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を締結いたしました」と報告した。続けて、「弊社とSTARTO社との間に資本関係はございませんが、エージェント契約を通じて、これまで以上に皆様のお力になれるよう精進してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜れれば幸いです」と記した。さらに、5月1日付で新社屋に移転を予定していることも明らかにし、「これを機にさらに専心努力し、ご期待にお応えする決意でございます」と伝えた。株式会社TOKIOでは昨年9月30日付で「取締役社長」を務める城島が「新代表取締役社長」に就任。それ以前の代表取締役は藤島ジュリー景子氏が務めており、城島は代表権のない取締役社長だった。■株式会社TOKIOからのお知らせ全文グループ「TOKIO」及びメンバー個人が所属する株式会社TOKIOは、本日4月12日を以て、株式会社STARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を締結いたしました。弊社とSTARTO社との間に資本関係はございませんが、エージェント契約を通じて、これまで以上に皆様のお力になれるよう精進してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜れれば幸いです。なお、弊社では5月1日付けにて新社屋に移転を予定しており、これを機にさらに専心努力し、ご期待にお応えする決意でございます。
2024年04月12日7人組グループ・なにわ男子の長尾謙杜が、13日放送のTBS系バラエティー『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ春…出会いと別れに刺さる歌詞SP』(後7:00)に出演する。ジュニア時代の長尾に“あるきっかけ”をくれた先輩グループの名曲の“グッとフレーズ”を紹介していく。同番組は数ある名曲の「心に刺さった歌詞」に注目し、名曲の魅力を再発見する歌詞特化型の音楽番組。スタジオにはアーティストゲストとして小渕健太郎(コブクロ)、橋口洋平(wacci)、前川真悟(かりゆし58)が登場。そしてスタジオゲストには、土田晃之と岡田結実に加え、初登場の近藤春菜(ハリセンボン)、陣内智則、そして長尾を迎える。21歳から54歳までの幅広い世代の出演者たちが歌詞を紐解きながら楽しくトークを展開してゆく。長尾が刺さった“グッとフレーズ”は、春の季節にぴったりな先輩グループの名曲。受験生や受験を経験した人に馴染みのある曲だが、実はジュニア時代の長尾に“好きなもの”に突き進むきっかけを与えてくれた曲であり、今の長尾にも大きな影響を与え続けているのだそう。そして陣内が“あの件”以来、約17年会っていなかったという小渕と久しぶりの共演。小渕から知られざる当時の思いが明かされる。さらにサザンオールスターズの名曲「希望の轍」に出てくる道路、通称「エボシライン」のフレーズを歌詞に入れた意味をスタジオで考察するほか、沢田研二の名曲「TOKIO」について、「TOKYO」ではなく「TOKIO」と表記した理由を作詞した糸井重里本人に直撃する。大好評の「本人解説」のコーナーでは、多くの学校の卒業式で歌われている名曲2曲を、それぞれ作詞した本人が解説する。コブクロの名曲「卒業」の歌詞に込めた、先生や友人への思いや、大人になるにつれての気持ちの変化を小渕が解説。また、かりゆし58の「オワリはじまり」の歌詞やタイトルに込められた意味、完成までに長い年月をかけて制作された秘話を前川が解説する。さらに、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2クールエンディングテーマである「愛は薬」を作詞した橋口が歌詞に込めた想いを語る。アーティスト直々の熱い解説に、加藤も思わず「作詞したご本人に解説してもらえるって、めっちゃぜいたくだね!」とうなる。
2024年04月12日PEDROとMONO NO AWARE。音楽的な背景やキャリアがまったく異なる2つのバンドによる、貴重なツーマンライブが実現した。これはライブハウス「TOKIO TOKYO」の3周年イベント『ONE WEEK WONDER’24』のファイナル公演として実現したもの。両バンドはそれぞれの独自性を存分に発揮したステージを繰り広げ、この日、この場所だけの魅力的な化学反応を生み出してみせた。先に登場したのはアユニ・Dがベース/ボーカルを務めるバンドプロジェクト、PEDRO。2018年に活動をスタートさせ、2021年には日本武道館のワンマンライブを開催。同年の年末をもって活動休止に入ったが、昨年6月30日、サポートメンバーに田渕ひさ子(G)、ゆーまお(Ds)を迎えて再始動を果たした。ステージに「刻音東京」(ライブハウス「TOKIO TOKYO」のロゴ)のネオンが灯され、アユニ・D、田渕ひさ子、ゆーまおがステージに登場。オープニングに選ばれたのは、最新アルバム『赴くままに、胃の向くままに』の収録曲「グリーンハイツ」。鋭利なギターフレーズ、性急なドラム、骨太のベースラインがぶつかり合うオルタナ系ロックチューンを炸裂させ、観客の体を揺さぶる。さらに切なくも美しいギターのアルペジオと解放的なメロディ、〈私の名前を呼んで〉という歌詞が共鳴する「ぶきっちょ」、愛らしさをたたえた歌声が気持ちよく広がる「安眠」などを次々と披露。一瞬にして聴く者を惹きつける唯一無二のボーカルをストレートに響かせた。「私、MONO NO AWAREの大ファンなので、超胸アツなツーマンライブとなっております。イエイ!」(アユニ・D)とこの日のイベントに対する思いを笑顔で表明。さらに“MONO NO AWAREのギター・加藤成順さんの妹がBiSHとPEDROのファン”というエピソードを披露し、「運命をつないでくださった、『TOKIO TOKYO』さん、3周年おめでとうございます!私ももっともっと音楽でみなさんと交じり合えたり、精進していかないといけないな」と語った。続いては「飛んでゆけ」。まさに空に向かって飛んでいくようなイメージのギターのイントロからはじまり、優しさと力強さを兼ね備えたボーカルと〈刺さった棘は僕が抜く 安心して暮らして〉という歌詞が解き放たれる。傷や葛藤を抱えながら、穏やかな日常に思いを馳せるこの曲は、現在のPEDROの志向の一つなのだろう。「魔法」も強いインパクトを放っていた。ヘビィネスとサイケデリアが溶け合うバンドサウンドが渦巻くなか、アユニ・Dは〈あなたは死なないわ 不安にならないで〉と祈るように歌い上げる。ライブが進むにつれて3人の音がしっかりと絡み合い、衝動と奥深さを同時に放つバンドサウンドが出現。そこからはロックバンドとしての現在が真っ直ぐに伝わってきた。最後は“生”への思いを込めた歌、揺らぎを感じさせるアンサンブルを軸にした「余生」を演奏。観客を無理に煽ることもなく、自らの音楽をただただ真摯に表現する姿勢に貫かれた素晴らしいステージだった。続いては、MONO NO AWARE。玉置周啓(Vo/G)、加藤成順(G)、竹田綾子(Ba)、柳澤豊(Ds)がステージに上がり、まずは「TOKIO!」(玉置)、「TOKYO!」(観客)とコール&レスポンス。1曲目はアルバム『行列のできる方舟』の1曲目に収められた「異邦人」。不思議なエキゾチシズムをたたえた音像、アッパーで穏やかなメロディによって、オーディエンスを惹きつける。そして“生麦生米生卵”などの早口言葉を取り入れた独創的な歌詞が印象的な「かむかもしかもにどもかも!」へ。ファンクやポストパンクのテイストを感じさせるアンサンブル、日本の響きの面白さを活かした歌が一つになり、このバンドでしか味わえない楽しさが広がる。メンバーのセンスと個性が有機的に絡み合う演奏も最高。昨年5月から休養していた竹田が3月から復帰し、オリジナルメンバー4人が約10カ月ぶりに揃ったMONO NO AWARE、完全に絶好調だ。「幽霊船」「味見」を披露し、MCへ。「……いま報告がありまして。“ペースが速い”と。そう言ったのは竹田綾子です!」(玉置)、(拍手を受けて)「何の拍手ですか、これ(笑)」(竹田)といった自然体にもほどがあるトークを展開。「さっきアユニ・D本人も言ってたんですけど、妹がBiSH、PEDROのファンで。(アユニ・Dが)インスタとかでMONO NO AWAREのことを言ってくれるたびに妹から“ちゃんとお礼言わないとダメなんだよ!”とLINEが来ます。今日、対バンできてよかったです」という加藤のコメントにも大きな拍手が送られた。ここからじっくりと“歌”を堪能できる場面が続いた。「そこにあったから」では“好きなものは初めからそこにあった”というテーマを込めた歌を紡ぎ、「アングル」では“視点を変えれば物事は変わって見える”というメッセージを手渡す。「風の向きが変わって」における〈漕ぐも漕がぬも自由さ だだっ広い道にぽつんと自転車〉というラインも鮮やか。詩情と哲学を含んだ玉置の歌を生で聴くと、視界が開けると同時に自分と対話しているような感覚に包まれ、脳と身体がグルグルと動き出すのだ。ラストは「独自の視点と信念でやっている『TOKIO TOKYO』のイベントに出させてもらって光栄でした」(玉置)という言葉に導かれたのは「東京」。イントロのギターが鳴った瞬間に歓声が沸き、朴訥さと高揚感を併せ持ったメロディ、ラテンと歌謡とオルタナが混ざり合うアレンジによって心地よい一体感が生まれる。〈ふるさとは帰る場所ではないんだよ〉というフレーズの合唱、そして、郷愁を振り払うように響くバンドサウンドによってフロアの興奮はピークへと達した。アンコールを求める歓声に呼ばれ、メンバーが再びステージへ。「イワンコッチャナイ」。鋭利なダンスビートと色彩豊かなサウンドが響き渡り、イベントはエンディングを迎えた。文:森朋之写真:渡邉隼<公演情報>『ONE WEEK WONDER’24 ~LIQUIDROOM EDITION~』3月22日(金)LIQUIDROOMセットリスト■PEDRO1.グリーンハイツ2.ぶきっちょ3.安眠4.浪漫5.飛んでゆけ6.人7.ナイスな方へ8.魔法9.春夏秋冬10.余生■MONO NO AWARE1.異邦人2.かむかもしかもにどもかも!3.幽霊船4.味見5.そこにあったから6.アングル7.風の向きが変わって8.東京■PEDRO公式サイト:■MONO NO AWARE公式サイト:■TOKIO TOKYO公式サイト:
2024年04月01日昨年12月から5都市をまわった「大泉洋リサイタル」。超満員・1万3000人の観客に笑顔と感動を届けた日本武道館でのファイナル公演では、アーティストとしてエンターテインメントの神髄を魅せてくれました。熱き公演の模様をレポートします。生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル in 武道館2024.2.2@日本武道館TEAM NACS Solo Project 5D2‐FIVE DIMENSIONS II‐2月2日、ついにこの日がやってきた。正面入り口の「大泉洋リサイタル in 武道館」の看板を見ただけで高揚し、今か今かと待ちわびる会場の子猫ちゃん(大泉洋ファンの呼称)の熱気に押され、さらに期待がふくらむ。開演前の本人による場内アナウンスから「おならはマナーモードか匂わない状態に」といったクスッと笑える内容で、「すでに大泉洋ワールドが始まっているんだ」と感動する。実はこのアナウンスは録音で、武道館用に最後だけ改めて録り直したとか。間隔を計算して録音したそうで、笑いと拍手待ちのタイミングはバッチリだ。四方に向けて設置されたLEDスクリーンからこれまでの音楽活動が綴られたVTRが流れ「オイズーミ!」コールとともにステージ中央から甲冑とマントに身を包んだ大泉洋がせり上がってきた。その堂々たる姿を見ていると不思議と目頭が熱くなる。公演終了後に大量に寄せられたファンメールでも「登場で泣いた」という人が数多くいたようだ。ちなみに甲冑は会場内に設置された黄金像と同じ衣装だそう。「おっぱじめようぜ東京!」の雄叫びとともに「TOKIO」を熱唱し、「本日のスープ」を歌い終えるとカジュアルなシャツに衣装チェンジ。「会いたかったぜ子猫ちゃんたち!」の叫び声に歓声が起こったあと、長めのMCタイムへ。「“立ちっぱなしはつらい”と見過ごせない数のメールが来たので、立ったり座ったりを管理します」など、さすがのトーク力。少しボヤいたあと、「星空のコマンタレブー」「ビーチドリーマー」といった大泉らしい楽曲を披露し、『ドラバラ鈴井の巣』の名作『山田家の人々』の映像を背景に「君には」をじっくり聴かせる。2回目のMCでは、札幌公演を観たご両親がリサイタルを独演会と間違え、さらに「あと4人来るんだべ?」と勘違いしていたと話し、観客がTEAM NACSの登場を期待するも「出ません!」と念押し。福山雅治とのエピソードを語ったあとは、「スマッシュヒットLOVEバシーン!」「疾れ!」と息つく間もなく進んでいく。ここで小休止。大泉が退場すると『水曜どうでしょう』のディレクター藤村忠寿(ふじむら・ただひさ)と嬉野雅道(うれしの・まさみち)に幕間VTRを依頼する様子が映し出される。リサイタルを藤村が「のど自慢」と揶揄したことに憤りながらも「何でもする」と懇願。VTRは後半のお楽しみへ。白いスーツで再登場し、「昭和名曲ヒットパレード」で昭和の名曲を歌い上げる。そして、お待ちかねの『水どう』チームによる映像で久しぶりの「ひぐまの洋」を堪能したあと、鈴井貴之の言葉を歌詞に乗せた「手漕ぎボートは海をこえて」、「肩、膝、腰~」のフレーズがキャッチーな初披露の新曲「コラーゲン。」を軽快に歌う。そして、新曲「ふわり」を歌い上げたあとに事件が。ステージにピアノが登場し「ハナ~僕とじいちゃんと」を弾き語りで披露するはずがうまく弾けない。「リハでは完璧だったのに!」とショックを隠せない大泉。会場からの温かい声援もあり7度目でようやく成功するも、納得はいかない様子。その後は、「あの空に立つ塔のように」でいったんリサイタルの幕が閉じた。アンコールでは、マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」を披露するというサプライズが!武道館のリハーサルはほぼこの曲に費やしたそうで、会場からの割れんばかりの歓声に、インタビューで自身も「鳥肌が立った」と語っていた。「バカね…冬」から「バカね」と続き、曲中の「愛してるよー!」に「俺も愛してるよー!」と全力で応え、花道を投げキッスしながら退場する大泉。その背中が、最高にカッコいい。いつだって踏ん張って真っすぐ立っている“洋ちゃん”を堪能した夜だった。SET LIST01TOKIO02本日のスープ03星空のコマンタレブー04ビーチドリーマー05君には06スマッシュヒットLOVEバシーン!07疾れ!‐映像‐08自動車ショー歌09また逢う日まで10長い夜‐映像‐11手漕ぎボートは海をこえて12コラーゲン。13Top of the World14ふわり15ハナ~僕とじいちゃんと16あの空に立つ塔のように〈EN1〉Man In The Mirror〈EN2〉バカね…冬〈EN3〉バカねおおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道出身。演劇ユニットTEAM NACSメンバー。『水曜どうでしょう』でブレイク。近作に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『月の満ち欠け』など。2020年~’22年に『NHK 紅白歌合戦』司会を3年連続で務め、’23年は歌手として初出場。※『anan』2024年3月27日号より。写真・西槇太一文・石本真樹(by anan編集部)
2024年03月24日『ONE WEEK WONDER 2024 〜LIQUIDROOM EDITION〜』が、3月22日(金) にLIQUIDROOMで開催されることが決定した。本公演は、渋谷のライブハウス「TOKIO TOKYO」誕生から3周年を記念し、3月2日(土) から8日(金) にTOKIO TOKYOで行われる『ONE WEEK WONDER 2024』のファイナル公演。アユニ・Dがベースボーカルを務めるバンドプロジェクト・PEDROと、カッティングエッジな音楽シーンを牽引するバンド・MONO NO AWAREのツーマンとして開催される。チケットは先行販売が1月31日(水) 19時よりスタートする。<公演情報>『ONE WEEK WONDER 2024 〜LIQUIDROOM EDITION〜』3月22日(金) LIQUIDROOMOPEN18:00 / START19:00出演:PEDRO / MONO NO AWARE【チケット情報】前売:4,900円当日:5,400円※ドリンク代別途600円必要■オフィシャル先行販売:1月31日(水) 19:00~()
2024年01月30日女優の尾碕真花が昨年12月7日、オスカープロモーション所属のタレントが東京・明治記念館に集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。初の映画主演を務めた2023年を振り返りつつ、今年挑戦したいことを明かした。○小芝風花との食事会は2023年も実現せず「2024年こそは……」――昨年の撮影会で、「小芝風花さんとご飯に行こうと言い合っているが実現していない。実現させたい」とお話しされていましたが……行けなかった~!(笑) 何度かお誘いしたこともあったんですが、風花ちゃんは今お忙しいのでタイミングが合わずということもあって、実現しなかったですね、残念……! 2024年こそは実現させたい。私は海鮮が好きなのですが、もし風花ちゃんも好きなら一緒に食べに行きたいです。――2024年に実現できるといいですね! 2023年は映画『4日間 FOUR DAYS, TOKIO』で映画初主演も務められました。映画『4日間 FOUR DAYS, TOKIO』は、基本的に相手役の池田航さんと2人芝居だったので、特に座長として皆さんを引っ張るという意識はなく、1つのチームとしてみんなでがんばったという意識が強かったです。自分らしくお芝居に集中させていただけたかなと思います。――2023年で挑戦したことは?解禁前なので詳しくは言えないのですが、自分の人生でまだ経験したことのないことをさせていただきました。それに対して知識をつけたり、事前練習をしたりとがんばったのでお楽しみに! (笑)――では、2024年はどんな一年にしたいですか?自分のペースで自分らしくお仕事に向き合っていけたらいいなと思います。地に足をつけて日々感謝を忘れずに、2024年だけでなく来年も再来年も繋がっていくような年になればいいなと思います。プライベートなことでいうと、最近原付バイクに乗りたいと思っていて。移動にすごく便利だなと(笑)。でも危ないからバイクはやめた方がいいと言われるんですが、身分証も兼ねて原付バイクの免許を取りたいです!■尾碕真花2000年12月2日生まれ。高知県出身。スーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(19・テレビ朝日系)にてリュウソウピンク・アスナ役を演じて注目される。2023年は、映画『4日間 FOUR DAYS, TOKIO』で映画初主演を務めたほか、映画『宇宙人のあいつ』、ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ)などに出演した。
2024年01月01日「福田さんは社長としてまずはじめに全タレントとの面談に取り掛かるなど、信頼関係の構築に努めています」(芸能関係者)12月8日、旧ジャニーズ事務所のタレントのマネジメントを担う新会社の設立が発表された。社名は「STARTO ENTERTAINMENT」。社長には福田淳氏(58)が就任した。’24年4月からの本格始動を目指し、現在会社側と各タレントとの間で契約に関する話し合いが進められているという。ようやく再出発に向けて舵を切ったSTARTO社だが、タレントたちはいまだ混乱のさなかにいる。「外部からやってきた福田さんですから、事務所の雰囲気はこれまでとは当然変わってくるでしょう。タレントのなかにはそれに不安を感じる人もいるようです」(前出・芸能関係者)福田氏は社長就任後、『週刊文春』のインタビューに《移籍の自由を認めることがなにより重要です》と明言。移籍、独立、さらには“出戻り”にも寛大な考えを示している。「すでに二宮和也さん(40)、岡田准一さん(43)、生田斗真さん(39)らが独立。今後も独立する人は続くとみられます。しかしなかには『独立して一人でやっていく自信はない……』という人も。’23年3月に滝沢秀明さん(41)が新たに立ち上げた『株式会社TOBE』もYouTubeで活動の幅を広げるなど力を伸ばしていますが、だからといってTOBEに移籍するのにはためらいがあるという人もいるようです」(前出・芸能関係者)去就について誰もが頭を悩ませるなか、気になる動きを見せる人物が。中居正広(51)だ。「中居さんは最近、マネージャーを新たに募集しているのです。関係者を通じて、適任な人はいないかと探しています」こう語るのは制作関係者。中居は’20年3月に旧ジャニーズ事務所を退所し、個人事務所「のんびりなかい」を設立した。「中居さん自ら代表取締役社長を務めており、SMAP時代からのマネージャーが現在も窓口となっています。’23年は体調不良による休養から復帰し、4年ぶりにCMに出演するなど仕事量が増えています。そのため、現場で中居さんをサポートするための人手が必要なようです」(前出・制作関係者)所属タレントは中居ただ一人と、これまで少数精鋭で経営してきた「のんびりなかい」。このタイミングでの事務所拡大には、ほかにも理由がありそうだと前出の制作関係者は指摘する。「STARTO社を離れようと考えるタレントたちを、『のんびりなかい』で受け入れる考えもあるようです」新会社とはいえ、中居にとっては古巣の後輩たち。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題以降、古巣の行く末を案じていた。「中居さんの’22年の休養中にKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん(36)がラジオの代役を務めるなど、中居さんと後輩との関係は非常に強固なもの。STARTO社を離れたいと考える後輩たちが路頭に迷わないよう、『のんびりなかい』が受け皿にならなければと中居さんは考えているといいます」(前出・制作関係者)“マネージャー募集”は、受入れ態勢を万全に整えるためのようだ。「中居さんはキスマイの派生グループ・舞祭組のプロデュースを手掛けたこともあり、最近も“もう一度プロデュースをやりたい”と周囲に話しています。アイドルとしての経験値もさることながら、中居さんといえば抜群のMC術。バラエティの分野で活躍したい後輩に自らのテクニックを伝授するのではないでしょうか」(前出・制作関係者)中居のもとに後輩たちが集えば、新興勢力として芸能界を席巻するかもしれないー。もうひとつ、STARTO社の迷えるタレントたちは“移籍先の候補”として意外なところに着目していた。「『株式会社TOKIO』です。同社は福島県の復興支援事業のイメージが強いですが、城島茂さん(53)、国分太一さん(49)、松岡昌宏さん(46)は同社の所属タレントという位置付けであり、芸能事務所としての機能は持っているのです」(テレビ局関係者)前出の制作関係者は言う。「TOKIOはタレントのなかでも古株ということもあり、旧ジャニーズ事務所の雰囲気を強く受け継いでいます。現在はSMILE―UP.の関連会社ですが、“完全独立”も視野に入れており、活動の自由度はより高くなりそうです。こうした魅力から『“株式会社TOKIO”に所属したい』という声も聞くようになりました」なかでも“台風の目”となりそうなのが松岡だという。「情に厚い松岡さんを慕う後輩は多いのです。King & Princeの永瀬廉さん(24)はメンバー脱退後の苦悩を松岡さんに明かすと、『ファンと一緒に強くなれ』とアドバイスされたそうです。性加害問題で仕事が立ち消えになったタレントも少なくありません。そうした人たちにとっては、業界での人脈が豊富な松岡さんは心強い存在なはず。’24年は新勢力として存在感を増すかもしれません」(前出・テレビ局関係者)SMAP解散後の’17年に始動した香取慎吾(46)らの新しい地図、中居が指揮を執る「のんびりなかい」。滝沢氏が突如設立した「TOBE」。岡田、生田ら独立組。そして新たに発足した「STARTO ENTERTAINMENT」……。激動の’23年に発生した5つの派閥。群雄割拠の’24年、切磋琢磨しながら芸能界がさらに活性化しそうだ。
2023年12月20日動画配信サービス「U-NEXT」は、12月8日(金)より開催される「カンヌ 監督週間 in Tokio」のメディアパートナーとして参画し、カンヌ「監督週間」の特集をスタートした。「監督週間」(Quinzaine des Cinéastes)は、フランス・カンヌで開催される「カンヌ国際映画祭」の独立部門。1969年以降、将来有望と評価された優れた映像作家を多数輩出してきた。今回、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、日本で初めて「監督週間」を開催することを発表。12月8日から2週間にわたり、カンヌ国際映画祭「監督週間 2023」で上映された長編・短編を含む計17作品を上映する。「U-NEXT」は、「カンヌ 監督週間 in Tokio」にメディアパートナーとして参画するとともに、これまで選出されてきた作品をまとめた特集をスタート。「個性ある作家を世界へ!『カンヌ監督週間』上映作」と題して、『MEN 同じ顔の男たち』『リトル・ダンサー』『セッション』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』などがラインアップされている。「カンヌ 監督週間 in Tokio」は12月8日(金)~12月21日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年12月03日「新会社の社長を辞退したからといって、一部で報じられているタレント復帰はありえません。並々ならぬ覚悟で引退を決めたのでしょうから……」(芸能関係者)10月の会見で「就任する」と宣言していた新エージェント会社の社長を辞退した東山紀之(57)。年内をもってタレントを引退し、SMILE-UP.社の社長として性被害者への補償に専念する。慣れない社長業に奔走するいっぽうで、東山は残されたタレント業にも力を注いでいた。「東山さん主演舞台『チョコレートドーナツ』の東京公演が10月31日で終了しました。東山さん演じるゲイのダンサーが、恋人とともにダウン症の少年を育てるという物語です。東京公演の千秋楽では、涙を流す観客もいました」(スポーツ紙記者)これから大阪や愛知など4都市での公演が続くが、“俳優引退”へのカウントダウンが始まっている。俳優・東山の最後の姿を惜しむのはファンだけではなかった。「12月にはディナーショーが控えていますが、俳優としての仕事はこれで最後。勇姿を目に焼き付けようと、東京公演は総勢15人ほどの事務所の後輩たちが観劇しました」(前出・芸能関係者)その筆頭は、TOKIOの松岡昌宏(46)。東山とはドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系)でたびたび共演してきた。「TOKIOは少年隊のバックダンサーを務めるなど、デビュー前からの仲です。松岡さんは“東山さんにはアイドルとしてだけでなく、人間としても育てられた”と言っていました。『必殺』の撮影は京都で行われていましたが、東山さんと松岡さんは京都滞在中は毎晩のように飲みに行っていました。東山さんの自宅に松岡さんが招かれることも多いそう。東山さんの子どもたちは、とてもなついているそうです」(制作関係者)会場には、東山が近年もっとも親しかったというこの人の姿も。「Sexy Zoneの中島健人さん(29)です。中島さんの決めゼリフ『セクシーサンキュー』を東山さんが気に入り、撮影や収録の現場でも『セクシーサンキュー』を連呼していました。東山さんは、中島さんに『ファンを彼女だと思え』と助言するなど、アイドルとしての心得を授けてきました。中島さんも東山さんを“師匠”と慕い、毎日のように電話で相談をする時期もあったといいます」(前出・芸能関係者)中島が忙しい合間を縫って観劇に訪れたのも、師匠に恩義を返すためだったのだろう――。櫻井翔(41)も観劇に訪れた一人だ。「東山さんはハワイでの嵐のデビュー会見で司会を務めて以来グループ全体との関係が深く、15年には嵐のコンサートにサプライズ出演しました。駆け出しのころからずっと気にかけてくれる東山さんに、嵐のメンバーは非常に感謝しているそうです」(前出・制作関係者)嵐の活動休止に際し、東山は嵐との交流を明かしている。《嵐のコンサートを見に行った時、僕があまり感銘を受けなかったことがあったんです。終演後にそれを伝えた時の5人の目はよく覚えています。彼らの真剣なまなざしを見て、「あ、このグループはいけるな」って思いましたね》(『日刊スポーツ』20年12月31日配信)なかでも櫻井は、東山とは“キャスター”という共通点があった。「櫻井さんは、メインキャスターとして番組を仕切っていた東山さんから刺激を受けていたといいます。顔を合わせると東山さんは櫻井さんに『news zero』の感想を言っていたそうです」(前出・制作関係者)共演経験の多い生田斗真(39)も観劇していた。「東山さんが独身最後の日は生田さんとともに過ごすなど、非常に仲のいい2人です」(前出・芸能関係者)生田はかつて、インタビューでこう語っている。《僕らなんかがこうやって本格的な演劇の現場に携われるようになったのは、少年隊のおかげですからね。東山さんたちが演劇の場に飛び出てくださったからこそ、僕らがこうやって、芝居の道を歩けている。そう思っている人はたくさんいると思います》(『FRaU』11年3月号)前出の芸能関係者は言う。「会見では東山さんが『90歳まで舞台に立ちたかった』と本音を吐露する場面がありました。それでも会社のためにこれまでのキャリアをなげうつという男気に、後輩たちは胸を打たれているのでしょう」観劇した“東山隊”の惜別の思いは、難局に立つ東山の励みになるはずだ。
2023年11月08日株式会社土屋のWell-being委員会は2023年9月28日、介護業界にはびこるアルコール依存症からの脱却を目指し、人気アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー・山口達也氏を講師に迎え、依存症に関するイベントを開催しました。元TOKIO・山口達也氏と、株式会社土屋代表取締役・高浜敏之の対談株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜敏之、在籍人数:2,521人)・ホームケア土屋は、重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービスを全国で展開し、高齢者向けデイサービスや訪問看護も行うソーシャルビジネス企業です。当社は従業員の幸福度を高めることを目標に、2023年2月に当社代表取締役のかねてからの念願であるWell-being委員会を発足。委員長には代表取締役・高浜敏之が就任し、自身のアディクション経験を踏まえて従業員の「より良い暮らし」に向けて動き始めました。同年9月、Well-being委員会初のイベント開催として、アルコール依存症に関する講演活動を行う元TOKIO・山口達也氏をゲスト講師として迎え、アルコール依存症の実態や治療方法について社内研修を行いました。今回は、障害者運動の本拠地・東京都国立市にある第二本社で行われた山口達也氏と、同じくアディクション経験者である当社代表取締役・高浜敏之の対談より、介護業界の隠れた問題であるアルコール依存症についてお伝えします。元TOKIO・山口達也氏による講演■イベントの概要第一部:山口達也氏の講演自身の芸能活動の話を交えながら、アルコール依存症の治療決断に至った出来事や脱却への道について、詳細な実体験と共に語られました。第二部:山口達也氏と高浜敏之の対談アルコール依存症経験を持つ両者による、治療過程における自助グループ(アルコール依存症等の当事者が集まり、自身が抱える問題を乗り越えるために話や支援を行うグループ)の実際、アルコール依存症と介護業界の関係についてのトークおよび質疑応答が行われました。第二部のレポートはこちらから↓URL: ■イベントの目的Well-being委員会主催の当イベントは、社内におけるWell-beingの向上、ならびにアディクションの全体像を知ることで、依存症の兆候のある社員が歩む方向を変えるきっかけとなるべく、研修および啓発活動として行われました。また、日本社会自体が「失敗した人」に対して非常に厳しい社会である中で、過去の大きな失敗を経ながらもリカバリーし、日々を歩む山口達也氏のごとく、当社においても会社の中にしっかりとしたリカバリーできる環境を作り、やり直せるチャンスを与えられる会社でありたいとのメッセージが込められています。株式会社土屋代表取締役・高浜敏之■代表取締役・高浜敏之が語る「介護業界にはびこるアルコール依存症」アルコール依存症は、介護業界の隠れた問題の一つであると認識しています。私自身、介護職として障害当事者に向き合い、マイノリティの権利回復運動に邁進していた35歳の頃、いわゆる「底つき」体験をし、アルコール依存症の診断を受けました。その後、生活保護の制度を受けながら自助グループに通い、アルコール依存症からの回復を目指してリハビリの日々を送っていましたが、他者のために奉仕する対人援助の仕事に就く方は、困っている人を何とかしたいという思いが強く、自分自身の「つらい」という声を大切にするのが苦手な傾向にあります。そうした中で、アルコールに耽溺したり、ギャンブルあるいは対人関係に依存することが多々あり、自助グループや依存症のセミナーでは介護士や看護師、ソーシャルワーカー等の対人援助の方が圧倒的に多い実状があります。また、当社でも少なからず依存症の兆候が見られる社員がおり、人を支えるという営みと依存には根深い関係があると思わざるを得ません。人を支えることは非常に大切ですが、程度を超えると自身の心身を破壊するリスクになり得えますし、人を支えたり誰かを助けることに依存する「共依存」も介護業界の問題の一つです。とはいえ、そうしたものに依存せざるを得ない何物かを自分が持っていることが往々にしてある中で、ただ依存対象を断ち切ると苦しさだけが残ります。だからこそ、依存対象に代わる健全な場所や建設的なものが必要だと考えています。そうしたことから、今後も当社では従業員の「幸せ」を追求し、さまざまな形のWell-being活動を推進していきます。元TOKIO・山口達也氏と当社職員■さいごに当イベントにおける山口達也氏の飾り気のない、赤裸々なトークは、アルコール依存症の実態と苦しみ、そして気づきを、聴く者の心に鮮明に浮き上がらせるものでした。トーク後には当社職員からもさまざまな意見・感想・悩みが打ち明けられ、山口氏はその一つ一つに真摯に対応され、助言くださいました。Well-being委員会では先日、アサーティブ・コミュニケーション研修を実施。来期よりはマインドフルネス導入や1on1研修などを進めていく方針です。なお、当イベントを機に、当社では経費でアルコールを飲むことが禁止され、社のカルチャーとして、心身の健康を軸とするWell-beingを目指す方針が打ち出されました。【関連URL】<公式サイト> <公式X(旧 Twitter)> <公式YouTubeチャンネル> 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月26日「『VS嵐』の時代から15年ぐらい。お世話になりました。本当にどうもありがとうございました!」こう語ったのは相葉雅紀(40)。9月28日、『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。嵐の活動休止に伴い『VS嵐』の放送枠を受け継ぐ形で’21年から始まった『VS魂』。『VS嵐』から15年続いた歴史に幕を下ろした。「『VS魂』にはジャニーズの後輩たちもともに出演していました。相葉さんは“嵐の留守を守る”というような形で出演を続けていましたが、最近は視聴率が思うようにいかないことも。10月からの後番組も相葉さんがMCを務めますが、“嵐色”はなくなり、一新されるようです」(芸能関係者)この9月で長い歴史に終わりを告げたジャニーズの番組は他にも。「『TOKIOカケル』(フジテレビ系)、『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)も9月いっぱいで終了となりました。どちらも’12年から放送が始まり、11年で終幕。『VS魂』と並び、ジャニーズの冠番組としてはかなり長く続いたということになります」(前出・芸能関係者)故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題に揺れるなか、相次いで終了するジャニーズの“長寿番組”。ファンも心中穏やかではいられないようだ。SNS上では次のような声があがっている。《え、え…めっちゃ終わる番組多いじゃん。VS魂は知ってたけどトキカケも終わるなんて…》《キスブサもVS魂も最終回でジャニーズ事務所にこんな未来が訪れるとは数年前の自分は思ってもいなかったな…学生の頃の自分に言ってあげたい。ほんっっっとに後悔ないように推せるうちに推せと…》《VS魂、TOKIOカケル、キスブサこんなに終わっちゃうんだ。。》前出の芸能関係者は言う。「『キスブサ』の終了は7月末に発表されていますし、10月からTOKIOは別枠で後継番組の放送が始まることを考えると、番組終了そのものはジャニーズ事務所の性加害問題と直接の関係はないのだと思います。とはいえジャニーズ事務所に関する連日の報道で、ファンもジャニーズの今後を案じていることでしょう。さらにそこに長く続いた番組も立て続けに終了……。悲嘆にくれるのも仕方がありません」
2023年09月29日●ガングロだった女子高生時代「子どもから大人まで世代に関係なく食の楽しさや大切さを伝えていきたい」そう話すのは、“野菜ソムリエCanaco”こと神野佳奈子さん。ABCテレビの通販バラエティ情報番組『TOKIO城島 ほのぼの茂』のコーナー「発見! 全国まるうまグルメ」で全国のご当地食材を使ったレシピを紹介するほか、イチナナライバーとして野菜に関する配信を行うなど、さまざまなメディアで食について発信している。マイナビニュースでは今回、Canacoさんにインタビュー。野菜ソムリエを目指すきっかけとなったガングロ時代のエピソード、『TOKIO城島 ほのぼの茂』に出演して感じたTOKIO・城島茂のすごさなどについて話を聞いた。○■野菜に興味を持った一番のきっかけはガングロなんです――野菜ソムリエとしての活動を始めたきっかけを最初にお伺いできればと思うのですが、かなり壮大だとか。2時間くらい喋れるのですが、今回は5分にまとめさせていただきます(笑)。――取材時間の関係もありますので、大変助かります(笑)!両親が旅行好きで、子どもの頃から47都道府県を色々と回って、野菜の収穫体験をさせてもらっていました。でも、そのときは特に野菜が好きということもなくて、野菜に興味を持った一番のきっかけはガングロなんです。――ガングロ!?そうなんです。私が高校生の頃はガングロブームで、女子高生の5人に1人は肌を黒く焼いていたんじゃないかな? 私も「黒くないと女子高生じゃない!」と思っていました(笑)。夜、歩いてると目と歯しか見えてないくらい本当に真っ黒で、髪の毛も白メッシュを入れていて、毎日池袋にいるような女子高生でした。そんななか、進路を考える時期になって、私は大学に進学したいと思ったのですが、進路担当の先生から「進路を考える前に、まず日焼けをほどほどにしなさい」と言われて。それで、肌を白くするにはどうすればいいんだろうと色々調べていくと、トマトを食べるといいという話を聞いて、ものすごい勢いでミニトマトを食べ始めたんです。でも、1カ月経っても、全然白くならない。なんでだろうと思ってまた調べたら、生のトマトだけを食べててもダメで、あたためたトマトも食べないと効果がないことが分かって。それからトマトを焼いたり、ラーメンに入れたりして食べていると、1カ月で肌が真っ白になったんです! そのおかげか、大学にも合格できました。――すごい! 大学は食に関係する学部に?いえ! 当時はただただ大学に行きたいと思っていて、社会学部に進学しました。でも、自分は大学で何がしたいんだろうと思い始めて……。そんなとき、私は高校生の頃、あんなにも夢中になってトマトのことを調べていたじゃないかと。それがきっかけで、もっと野菜のことを知りたいと思うようになり、大学に行きながら、野菜ソムリエの学校にも半年間通って、資格を取りました。○■「本にしてみませんか?」と声をかけていただいて――まさしくガングロが野菜ソムリエになるきっかけですね。その後はどのようなキャリアを歩むことになるんですか?就職活動中ちょうど、野菜のレストランをこれから始めるという企業を知り、「ここに行くしかない!」と(笑)。それで入社試験を受けて、外食産業の会社に就職しました。当時はまだ野菜ソムリエがあまり知られていなかったのですが、それから野菜ブームが来るんです。コンビニに野菜ジュースが並びはじめ、野菜のレストランも段々と増え、野菜のスイーツが出てきて、畑ブームも来ました。――野菜レストランでは接客もされていたとか。元々人と会うことが好きで、人と会って何かを教えてもらって、それに興味がわいてやりたいと思うことってすごく大切だなと思っていて。女子高生のときも「友だち1,000人作るんだ!」と意気込んでいたので、とにかくいろんな子たちとプリ交換をしていました。当時のプリクラを見ると、全然知らない人もたくさんいて(笑)。●ライブ配信の第一印象「ギャルがいっぱいいると思いました(笑)」――接客業も天職だったんですね(笑)。野菜ソムリエとして個人での活動はどのように始まるんですか?当時、お客さんと交わした野菜についての会話をブログに書いていたんです。「肩こりがひどいんだけど、なんの野菜がいいかな?」「肩こりには春菊がおすすめ」とか、「目の疲れにはナスがおすすめ」とか。そのブログを読んだ方から、「本にしてみませんか?」と声をかけていただいて。でも、副業という言葉もまだないときなので、本を出すなら、会社は辞めないといけません。仕事は楽しくてやりがいを感じていたので、辞めたくなかったんですけど、この先、自分の本を出せる機会なんてないだろうなと思って、本を出すほうの選択肢を選びました。独立してすぐはほとんど仕事がなかったんですけど、女子高生の頃にお世話になっていたマーケティング会社の社長さんから「うちの会社でCanacoちゃんをマネジメントするから、女子高生マーケティングの仕事もしながら、野菜ソムリエとしての活動を増やしていきなよ」と言っていただいて。そのマーケティングの仕事で知り合った方たちからも紹介があって、野菜ソムリエとしての活動も少しずつ増えていきました。○■ライブ配信でも野菜について発信――女子高生の頃の経験がまたしても役に立ったんですね。Canacoさんは現在様々なメディアで活躍しながら、「17LIVE」にも精力的に取り組まれています。配信を始めたのは何かきっかけがあったんですか?コロナ禍に休校中の小学生の生活や学習の習慣づけを支援する、よしお兄さん(小林よしひさ)がMCを務める番組があって、その番組で私は野菜クイズコーナーを担当していたんですけど、その番組を見た方から、「オンラインイベントでも野菜クイズを出してほしい」と声をかけていただいて。すると今度は、Clubhouse(音声SNS)でも野菜のことを話すことになり、リアル、オンライン、音声配信と3つ同時にイベントをやってみましょうとなったんです。でも、同時にいろんな形で発信すると、皆さんそれぞれ視聴環境が違うし、誰にも響かなくなっちゃうなと思ったんですよね。それでメディアを一つに絞ってやってみたいと話したときに、「17LIVE」を勧めてもらいました。――初めてライブ配信をしたときの感想は?ギャルがいっぱいいると思いました(笑)。そんなところにエプロンをした私が出て入って大丈夫かなと心配だったんですけど、誰かが野菜を食べるきっかけになればと、飛び込んでみました。――普段はどんな配信をしているんですか?疲労回復には、アスパラガスの根本部分を食べるのがおすすめと伝えたり、“あしたば”ってどうやって食べたらいいんだろうって気になったときに質問してもらったり。野菜についてちょっとでも気になることがあったときに気軽に遊びに来てもらえるような配信になれば、うれしいなと思っています。――野菜の効能や調理法を調べる人も多いと思うので、配信でそれをリアルタイムで教えてもらえるのは助かりますね。野菜を食べるのがより楽しくなりそうです。文部科学省も食育を推進しているのですが、運動するにも勉強するにも、まずはちゃんと食べないといけません。それくらい“食”って本当に大切なんです。私は春夏秋冬の旬の野菜、47都道府県それぞれのご当地野菜を伝えていきたいと思っているのですが、ライブ配信はピッタリでしたね。全国にリスナーさんがいて、みなさんからも各地の野菜について教えてもらえるんです。●城島茂と牛肉の品評会の話で大盛り上がり○■城島さんは本当に真面目な方――Canacoさんは『TOKIO城島 ほのぼの茂』にも出演されています。城島茂さん、井戸田潤さん、さゆりさん、藤本美貴さんと個性豊かな面々ですよね。そうですね。番組が始まってからもう2年ほど経つのですが、ミキティとは子どもの食事の話をしたり、さゆりさんはご自身もレシピ本を出していらっしゃるので、レシピの話をしたり、楽しく収録させていただいています。城島さんは本当に色々なところに行かれていて、牛肉特集のときは、牛肉の品評会の話で盛り上がりました(笑)。生産者の方も収録にいらっしゃるんですけど、城島さんがあまりにいろいろなことを知ってるので、井戸田さんが「城島さんは生産者側なんですか!?」とツッコミを入れています(笑)。――牛肉の品評会の話で盛り上がれるタレントさんはそういないように思います(笑)。城島さんは本当に真面目な方だなと思いますね。食をテーマにした番組はたくさんあって、出演者の皆さんもすごく勉強されているので、スゴいなと思うんですけど、城島さんは勉強したことというより、経験したことをお話している印象があります。例えば、うずらの卵を特集したときも、本当に「生産者の方ですか!?」ってくらいお話が面白くて(笑)。――城島さんはやはり『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)で身につけたことなんですかね?城島さんがどこで知ったかをお話されることはないんですけど、私も、たぶん井戸田さんも「あっ、これもDASHなのかな」と心の中で思っています(笑)。――番組が長く続くと、レシピ考案も大変そうです。番組で紹介するレシピはどんなふうに考えているんですか?全国の生産者さんたちと一緒に作っている番組なので、日本各地の食材を紹介するのですが、ライブ配信のリスナーさんから教えてもらったこともレシピの参考になっているんです。以前、福岡の明太子を特集したとき、福岡では生の明太子と焼いた明太子を混ぜる人もいるとリスナーさんから教えてもらって、『ほのぼの茂』ではそれを参考にしたレシピを紹介しました。「よくネタが尽きないね」と驚かれることもあるんですけど、47都道府県の旬の食材を追いかけてるし、リスナーさんからもそんなふうに教えてもらえるので、ネタが尽きることは本当にないですね。――最後に、Canacoさんが今後実現したいことを教えていただけますか。一番はやっぱり食育の大切さを伝えることです。日本全国の子ども達に平等に食育の授業を届けるため、年間80~100校の小学校を回っているのですが、赤ちゃんだって生まれた瞬間から何か食べたいし、おばあちゃんちに行くと、大体机の上にお菓子があって「食べる?」と聞いてくれたり(笑)、みんな食べることをずっと考えているんですよね。子どもから大人まで世代に関係なく食の楽しさや大切さを伝えていきたいですし、ライブ配信やテレビ、ラジオなど視聴環境の違う人たち一人ひとりに合った情報を整理して伝えていくのが、私の任務なのかなと思っています。■プロフィール野菜ソムリエCanaco(神野佳奈子)1982年1月14日生まれ。東京都出身。大学在学中に野菜ソムリエの資格を取得。コンビニやメーカーでの野菜を使った食料加工品・菓子などの商品開発、レストランやサラダバーのプロデュースを手がける。これまでに上梓した著者は『大切な人に教えたい野菜の魔法』、『ホイル&ラップ包んで作るおいしいおかず100レシピ』(ブティック社)、『スティックおにぎり』(宝島社)等多数。2022年にライブ配信アプリ「17LIVE」で「かなこりん」の名でライバーとしての活動をスタートさせた。ABCテレビの通販バラエティ情報番組『TOKIO城島 ほのぼの茂』(毎週月曜13:49〜)にレギュラー出演。
2023年08月03日若手やJr.含めジャニーズタレントの活躍が目まぐるしい2023年も、いよいよ後半に突入。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニオタである霜田明寛さんに、下半期とくに活躍が期待できるグループを3つ挙げてもらった。■Aぇ! group彼らには“デビューしそうな勢い”を強く感じますね。ジャニーズJr.には「デビューできるかも」と本人たちもファンも期待している一定の時期にしか出せない、独特のキラキラ感がある。いままでは、このある種の“勢いあるフレッシュさ”を出せるのは、基本的には10代のJr.だけだと思っていたんです。でも、彼らはこれを20代で出せているからすごい。最年長の末澤誠也さんは28歳ですが、大人の色気も醸し出しながらこのフレッシュさもある。各個人のバラエティ能力も高く、『ラヴィット!』(TBS系)や『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)などのバラエティでも先輩や芸人たちにかわいがられて重宝されています。TOKIOや関ジャニ∞も20代の頃からバラエティで重宝されてきましたが、彼らのように、テレビ出演を通して今後ますますお茶の間の人気者になっていくんじゃないかと思います。■NEWS今年デビュー20周年のNEWS。8月19日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに全国ツアー「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO」が始まります。同時期に発売されるベストアルバムには、過去の楽曲を3人で歌い継いだものが収録されますし、「METROCK」というフェスなど新しい場所にも登場したりと、「3人体制のNEWSを再構築していく」という気概を感じました。メンバーそれぞれが得意分野でクリエーションに参加した昨夏リリースのアルバム『音楽』もそうですが、音楽面で新しい挑戦を続けています。加藤シゲアキさんが書いた文章を松たか子さんが朗読し、武田鉄矢さんが作詞したことでも話題になりました。彼らは長年やってきたからこその人脈も豊富に持っていますし、自分たちにしかできないことを作品づくりに活かそうとする信念が感じられます。若手ジャニーズばかりが注目されがちですが、もはやベテランの域に差し掛かった彼らにしか出せない新しい魅力を再発見していきたいです!■King&Prince先日開催された初のファンミーティングも大好評で、2人体制になって初のシングル『なにもの』もハーフミリオンを達成。「2人体制のキンプリを応援したい!」というファンが増えているようですね。TOKIOの松岡さんがジャニーズタレントの集まる食事会に髙橋海人さんを呼んだところ、髙橋さんがずっと泣いていたというエピソードを披露していましたが、ジャニーズの先輩たちも2人になった彼らを応援しようという空気を感じます。また、KinKi Kidsの2人から「(俺らと同じ)2人になったね」と切り出されたり、中居正広さんから「どっちがキンちゃんで、どっちがプリちゃん?」と質問されるなど、2人体制になったことを先輩たちが笑いに昇華してくれていたのも、なんだかほっこりしましたね。堂本光一さんが「これから楽屋が広くなるよ。弁当も選びたいの選べる。いいこともいっぱいあるから」とエールを送っていましたが、スケジュールが5人のときより合わせやすいなど、2人組のメリットはたくさんあると思います。そんなメリットを生かして、二人三脚で頑張ってほしいですね。
2023年07月29日2023年2月16日、東海旅客鉄道株式会社(通称:JR東海)は、同社が保有する新幹線車両の車内チャイムを変更すると発表しました。同社は、2003年11月24日から、アイドルグループ『TOKIO』による楽曲『AMBITIOUS JAPAN!』を使用。およそ20年にわたって、乗客に親しまれてきた音楽なだけに、さびしさを感じる人から数多くのメッセージが寄せられていました。『#ありがとうAMBITIOUSJAPAN』JR東海の投稿に反響2023年7月20日、JR東海のニュースに関するTwitterアカウントは、ある画像を投稿しました。こちらをご覧ください。ともに走り続けた、友へ。20年間の感謝を込めて、わたしたちからの手紙です。#ありがとうAMBITIOUSJAPAN#ラストラン pic.twitter.com/cVS6LYHTV0— JR東海News【公式】 (@JRCentral_OFL) July 19, 2023 「ともに走り続けた、友へ。」という文章と、東海道新幹線を走る車両の先頭が大きく写った画像。メッセージの中段には、「わたしたちはこれからも、会うを支えるために、立ち止まらず、振り返らず、未来に向かって突き進みます。」と、『AMBITIOUS JAPAN!』の歌詞をオマージュした文が…!JR東海の、同曲に対する愛情が感じられる内容になっていますね。ツイートには「何度も聞いたこのメロディー、聞けなくなるのはさびしいですね」「先日聞き納めをしに乗車して、いろいろな思い出や感情がよみがえりました」などのコメントが寄せられました。ちなみに、同月21日の始発からは、JR東海による新たなキャンペーンのテーマソングで、歌手のUAさんが歌う『会いにいこう』に変更されます。この曲もこれから、多くの人にとって、きっと思い出の曲となるのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日約7時間の散歩で子どもがとんでもない特技を身につける この投稿をInstagramで見る rinkokikuchi(@rinkokikuchi)がシェアした投稿 菊地凛子さんは2015年に俳優の染谷将太さんと結婚し、2016年に第一子、2019年に第二子を出産。10年ぶりに出演した『TOKIOカケル』では子育てのエピソードをたくさん明かしました。番組ではまず、菊地さんの休日スケジュールを円グラフで紹介。お休みでも朝6時には起きて、8時から10時まで子どもの宿題をみたら、10時から17時まで家族でお散歩、子どもたちとごはんを食べて寝かしつけたら20時から23時まではお酒を飲みながら自由な時間を過ごすのだそうです。朝の子どもの宿題タイムには、勉強以外の習いごとをみることも。お子さんがピアノを習っているため、「自分も楽譜を読めないといけない」と必死に教えているうちに、なんと菊地さん自身もピアノを弾けるようになったのだといいます。それほど一生懸命に向き合っていたということなんでしょうね。TOKIOメンバーが興味津々だったのは、10時から17時まで約7時間もの散歩タイム。菊地さんはお散歩が「めちゃくちゃ好き」なのだと言い、「最初はなにげなくフラッと出て、お昼はあそこに行こうと歩いて、食べ終わってどこどこの公園に行こうと歩いて、おやつ食べようって歩いて」と、その時々で目的地を決めながら家族で歩いて移動するのだそうです。長時間の散歩をすると、子どもたちも夜はぐっすり寝てくれそうですよね。ところが最近ではなんと、下のお子さんが散歩中、手をつないで歩きながらお昼寝するようになったというから衝撃です。「寝歩が始まると誘導しないといけない。踏切とかで止まるといけないから回避して……」といいますが、果たして本当に「寝歩」なんて可能なんでしょうか。お子さんはその状態で30~40分歩きながら寝た後、自分で起き、そのあとはすっかり元気になるようです。「向こうから何か聞こえてくる、恐ろしい声が…」子育てでは少し後悔していることも……。寝かしつけのとき、早く寝てほしいあまりに迫真の演技をしたことが、思わぬ事態を招いてしまったのだといいます。夜、なかなか寝ないお子さんに、菊地さんは「向こうから何か聞こえてくる、恐ろしい声が……。寝なきゃ!寝たほうがいいよ!カサカサした音が……」と熱演。するとお子さんたちは布団に入ってじっとし、そのまま本人のタイミングで寝てくれるのだとか。ところが菊地さんが本格的にやりすぎたため、お子さんはもはやトイレに1人で行けなくなってしまったというのです。「とにかく廊下の奥には行かない。トイレとかお風呂とか」と嘆く菊地さん。「いやだ、お母さんと一緒に行く」と言い張るお子さんに、「大丈夫だよ」と伝えても、「いや、来るかもしれないし……」と、お子さんたちはすっかり「カサカサの鬼」を恐れているようです。名女優の演技力で“怖い話”をやられたら、信じてしまうのも無理はないのかもしれません。
2023年07月14日TOKIOの城島茂と国分太一が出演する、ふくしまプライド。の新CM「桃」編、「夏野菜」編が、14日から福島、関東・関西エリア、北海道で順次放送される。新CMでは、城島と国分が福島の大自然を背景に「夏だ! ふくしまウマイぞ!」というセリフと共に全速力で駆け寄りながら登場。「桃」編では、城島が両手に福島県産の桃を手にし、「会いたかったよ! 桃!」と愛おしそうに頬に寄せる。がぶりと丸かじりすると、「ウマイのよ、それしか言えないのよ!」と言い、「農家の皆さん、今年もがんばったね!」と生産者へ労いの言葉を投げかける。一方、「夏野菜」編は「今年もふくしまの夏野菜は絶好調!」と話す国分が、今朝採れたばかりのきゅうりとトマトを頬張り、「きゅうりウマっ! トマトもウマっ! ってか、アマ!」と堪能する。そして、その感動的なおいしさに「お店で出会ったら即買いです!」と思わず声をあげてしまう。また、今秋には松岡昌宏が出演する新CMも公開される予定だ。
2023年07月14日俳優の安藤サクラさんが、2023年5月31日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演。私生活や休日の奇妙なルーティンを明かし、スタジオでは驚きの声があがりました。安藤サクラの独特なルーティンとは?同番組の『芸能人のマル秘休日ルーティン』というコーナーで、安藤さんは休日の1日の行動を明かしました。俳優として活躍する一方、1児の母親でもある安藤さん。7時に起床して、家事と子供の支度をこなし、子供を送りながら散歩をするという母親としての一面を見せました。ところが、その後11時からの『川でメール確認・絵本の翻訳』という予定に、共演者からは「川で?」と疑問の声が。なぜ川でメールを確認するのか、理由を聞かれた安藤さんは「最近、スマートフォンにしたんです」と熱く語りだしたのです。四角い光るものと光っている四角い部屋にいると、なんかもう疲れるというか、なんだろう、何も気力がわいてこなくなっちゃうんですよ。外に出ると何かが必ず、木がこうゆれていたり、風が吹いていたり動きがあるじゃないですか。そういう動きがある中のほうが、文字とかがきちんと大人っぽく返信できるんです。TOKIOカケルーより引用独特の感性を交えながらこう説明をした安藤さん。部屋の中では捗らない作業も、外に出ることで気分転換になり、頭がすっきりすることもあるでしょう。スタジオでも「なるほどね」と納得の声があがりました。しかし、共演者が川でのお気に入りの場所を聞くと、想像を超えた回答が飛び出したのです!「ガキ大将じゃん!」メールを確認する場所に驚きの声「川の河川敷の傾斜のところなのか、ベンチなのか、お気に入りの場所ってあるんですか」と共演者から聞かれた安藤さんは「夏は、川の中にある岩の上が…」と回答。まさかの答えにスタジオでは、「川の中に入るんですか!」「ガキ大将じゃん」とつっこみがはいりました!川の中でメールを返すとストレスがないってことに気付いて。最近『Apple Watch』を買って、メールを「承知いたしました」って(音声入力で返信している)。TOKIOカケルーより引用川の中だとストレスを感じないという安藤さんは、『Apple Watch』を購入し、音声入力で返信をしていることを笑顔で報告しました。人によって心地よいと感じる場所はさまざまですが、安藤さんの独特のルーティンには、共演者をはじめ多くの人が驚いたようです。ネットでは「なんとなくその感覚、分かる気がする」「安藤サクラ節って感じでたまらない」とのコメントが寄せられました。映画やドラマで、圧倒的な演技力をみせる安藤さん。休日に過ごす『自然の中での時間』が、人々を魅了する演技を生み出しているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年06月02日iriの新曲「Season」が、5月21日(日) 付のJ-WAVE(81.3FM)『SAISON CARD TOKIO HOT 100』にて1位を獲得した。「Season」は、5月10日にリリースしたiriの6thアルバム『PRIVATE』のリード曲。iriの代表曲「Wonderland」を手掛けたESMI MORIとタッグを組んだ曲で、新しい環境や人との出会いによって生まれる不安やすれ違いを乗り越えた先には、きっと素敵なことが待っているという前向きな気持ちを綴った、春に相応しい爽やかな楽曲となっている。iriは現在、全国8箇所を回るホールツアー『iri Hall Tour 2023 "PRIVATE"』を開催中。「Season」MV<リリース情報>iri 6thアルバム『PRIVATE』発売中iri『PRIVATE』ジャケット●初回限定盤(2CD):4,180円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)●アナログ盤(LP):4,400円(税込)【収録内容】※全形態共通1. Season2. STARLIGHT(サッポロ生ビール黒ラベルStar Lyrics企画タイアップ曲)3. Roll4. DRAMA5. 染(Amazon Originalドラマ『モアザンワーズ/More Than Words』主題歌)6. Go back7. friends(メルセデスAMG SL タイアップソング)8. moon9. boyfriend10. private【CD DISC2収録内容】※初回限定盤のみ■iri Presents ONEMANSHOW "STARLIGHTS"1. Corner2. ナイトグルーヴ3. Rhythm4. 染5. 会いたいわ6. 半疑じゃない7. 摩天楼8. Sparkle9. 24-2510. STARLIGHT【先着予約・購入特典】非売品音源CD『iri Presents ONEMANSHOW "STARLIGHTS"』より「はじまりの日」ライブ音源1曲収録【チェーン別オリジナル特典】■タワーレコード全国各店/タワーレコード オンラインジャケットステッカー■Amazon.co.jpメガジャケ■ビクターオンラインストアiri”PRIVATE”告知ポスター(FC限定)■楽天iri オリジナルシューレース(120cm×2本)※Amazon.co.jpでは特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。※タワーレコード全国各店/タワーレコード オンライン、Amazon.co.jp、ビクターオンラインストアでご予約・ご購入の方は共通特典の『非売品CD』とのダブル特典となります。※ビクターオンラインストアご予約・ご購入特典はFC会員限定特典となります。特典をご希望の方は、iriオフィシャルファンクラブ「Wavy Club」会員のご登録が必要となります。※特典がなくなり次第キャンペーンは終了とさせて頂きます。※特典の内容・デザインは予告なく変更する場合がございます。ファンクラブ「Wavy Club」はこちら:配信リンク:<ツアー情報>『iri Hall Tour 2023 "PRIVATE"』※終了分は割愛5月25日(木) 北海道・カナモトホールOPEN18:00 / START19:006月2日(金) 福岡・福岡国際会議場 メインホール ※SOLD OUTOPEN18:00 / START19:006月6日(火) 岡山・倉敷市芸文館OPEN18:00 / START19:006月8日(木) 大阪・サンケイホールブリーゼOPEN18:00 / START19:006月9日(金) 大阪・サンケイホールブリーゼ ※SOLD OUTOPEN18:00 / START19:006月16日(金) 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール ※SOLD OUTOPEN18:00 / START19:006月18日(日)東京・東京ドームシティホール ※SOLD OUTOPEN17:00 / START18:00【チケット料金】前売:7,000円(税込) / 当日:8,000円(税込)※全席指定チケット情報はこちら:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年05月23日音楽イベント『LIVE BRIDGE vol.1』が、6月9日(金) にTOKIO TOKYOで開催されることが決定した。『LIVE BRIDGE』は、グローバルでの活躍を視野に入れた日本のアーティストと、アジアのアーティストが同じ舞台に立ち、アジアの音楽を伝える音楽イベント。今回はMIYACHI、ASOBOiSM、idom、Wez Atlasに加え、YouTube登録者数126万人を超えるタイの人気アーティスト・CDGunteeが初来日。いずれもアジア諸国をはじめ、国内外で注目を浴びる次世代のグローバルHipHop/R&Bアーティストが夢の共演を果たす。なお今後は様々なジャンルで活動するアーティストとともにシリーズ化し、各地での開催を予定している。<イベント情報>『LIVE BRIDGE vol.1』6月9日(金) TOKIO TOKYO開場18:30 / 開演19:00出演:MIYACHI / CDGuntee / ASOBOiSM / idom / Wez Atlas (with w.a.u)チケット料金:スタンディング3,800円※ドリンク代別途必要関連リンクTwitter:::
2023年05月10日アイドルグループ『TOKIO』の松岡昌宏さんと、お笑いコンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉さんがMCを務める、バラエティ番組『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京系)が2023年4月29日に放送。ゲストを迎え、さまざまなトークを繰り広げる中で、松岡さんが感動したという、キャビンアテンダント(以下、CA)の接客について語りました。松岡昌宏、クレーマーへのCAの対応に「さすがプロ。これがプロだって」博多から飛行機に乗った際、「目の前の席に座っていた乗客がクレーマーだった」と、偶然乗り合わせたほかの客の言動に、憤りを覚えたという松岡さん。乗客は、ライバル会社の名前を出し、「あそこだったらちゃんとやってくれんだけど」と、CAにクレームをつけていたと、その場の状況を説明します。いつまでもぐずぐずいってるから、だんだんイライラしてきたんですよ。でも、その客室乗務員の方が、「ありがとうございます。申し訳ございません。勉強させていただきます」って、ずっと仰っていて。二軒目どうする?~ツマミのハナシ~ーより引用飛行機を降りる際、CAに対して「対応、お疲れ様でした」と労いの言葉をかけたところ、松岡さんは返ってきた言葉に、感心せずにはいられなかったといいます。「いやー、もう!痛み入ります」って。さすがプロ。これがプロだって。二軒目どうする?~ツマミのハナシ~ーより引用乗客からのクレームも、松岡さんの労いの言葉も、どちらも厚意として受け取る姿勢を、最後までつらぬいたCAを、松岡さんは絶賛。また、視聴者からも同じくCAの対応を絶賛する声や、松岡さんの声かけにも感動する声が寄せられています。・自分も「痛み入ります」って返せる余裕を持ちたい。・きっとそのCAさんも、松岡さんからのひと言で元気になったと思いますよ。・こういうクレーマーって、どこにでもいるよね。嫌なら別の会社を利用すればいいのに。臨機応変さが求められる、CA。また、飛行機という密室の中、いかにその場の状況を荒立てずに業務を遂行するか、時にはマニュアル外の対応も求められるでしょう。松岡さんの話から、改めてCAという職業の大変さが伝わってきます。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日TOKIOの城島茂・国分太一・松岡昌宏が出演する、フマキラー・ベープブランドの新CM「60年目のベープ」編が、4月1日より放送される。新CMには、27年間にわたり同社CMキャラクターを務めるTOKIOの3人が登場。コマーシャル・メッセージ・オフィサーとして、ステージ上での本格プレゼンテーションに初挑戦し、60周年を迎える同ブランドが大切にしている“未来への進化”について力強く語る。3人は白いジャケット姿で現場入りし、監督から「いつも(プレゼン)やってるでしょ?」と声をかけられた国分は、「やってないですよ~(笑)」と苦笑い。松岡も「なんかお笑いトリオみたいだな。『は~い、そういうわけで~……』みたいな(笑)」と照れている様子だった。そろってステージに上がるシーンは、客席に同社社員を入れて撮影。大きな拍手に包まれながらステージに上がり、3人は嬉しそうな表情を見せた。撮影が終わると、客席の社員に向けて「ありがとうございます!」と笑顔で感謝を伝えていた。■TOKIOインタビュー――プレゼンテーションをテーマとした新しいTVCMの見どころと撮影を終えた感想をお聞かせください。松岡:(ステージでの本格的なプレゼンテーションは)われわれもテレビ等でしか見たことないですしね。「こういうことになるんだ!」ってことですよね(笑)。国分:気持ちよかったですね~。城島:まず壇上のとき、拍手いただけるとありがたいなっていう(笑)。松岡:トリオで漫才やるのか? って(笑)。国分:3人で漫才が始まりそうな感じしましたけど……白い制服を着て(笑)。松岡:最初、(漫才コンビの)錦鯉かと思ったんですよ。ああ、違うのか……(笑)。城島:今回、“CMO(コマーシャル・メッセージ・オフィサー)”という設定でプレゼンしてるということで、ビジネスマンのようなプレゼン姿が見どころじゃないでしょうか。――TOKIOのメンバーでプレゼンテーションがいちばん得意な方はどなたですか?松岡:どうでしょうね……まぁ、城島さんじゃないことだけは確かな気がしますけど……あとはまあね、なんせ企画(国分)と広報(松岡)ですから、我々がプレゼンテーションをしないと話にはならないので。で、この人(城島)がハンコ押すっていうことですから。城島:2022年はけっこう企画出して、プレゼンしたね。国分:得意っていうわけじゃないですけど、相手にちゃんと、下手クソだからこそ思いだけはちゃんと伝えなきゃいけないなと思って。その一心でやってますけどね。松岡:この人(城島)なんか「伝わらなかったら伝わらないでいいや」って終わるタイプなんで。その差です(笑)。――60年目を迎えるベープとTOKIOの関係も27年目となります。城島:もう、ありがたいですよね。(ベープが登場してから)60年という歴史を前にちょっとおこがましいですけど……本当に27年歩ませていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。松岡:俺10代、20代、30代、40代だから……。城島:人生の半分以上っていうことですから。そう考えたらすごいね。松岡:本当に……本当に育ててもらってますね。国分:私たちの歴史も見れるっていうことですからね、CMを通して。城島:ありがたいです!――CMをご覧になる視聴者に向けて、メッセージをお願いします。国分:今回は、60年間歩んできたベープを……。松岡:ボクらがプレゼンテーションという形で、ベープの素晴らしさを表現したCMでございます。城島:ぜひご覧ください!
2023年03月29日TOKIOの元メンバー・山口達也氏(51)が、「株式会社山口達也」を設立したことが24日、明らかになった。山口氏は同社のホームページで、《私がこの度患っている「アルコール依存症」は、完治しないと医師に宣告されましたこの病気と一生付き合って行こうと決めましたこの病気を克服する方法はただ一つ、「アルコールを一生一口も飲まない」事です》と決意の言葉を掲載。2018年に未成年女性に対する強制わいせつの容疑で警視庁に書類送検された山口氏。その後、所属していたジャニーズ事務所を契約解除され、‘20年9月には酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反の疑いで現行犯逮捕された。ホームページ上では、《2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした改めてお詫び申し上げます》と謝罪と反省の言葉も掲載している。さらに、《これまでの経験を活かし「アルコール依存症の周りにいる方々」、「依存症全般」に対する講演活動また自分の経験を活かした「企業向けの危機管理セミナー」を開催したいと考えています》とし、今後は講演活動やセミナー活動をしていく考えのようだ。今回の会社設立による再始動を受けて、一部では“TOKIO復活の可能性浮上”とも報じられているが……。「確かにTOKIOはジャニーズアイドルながら野外音楽フェス『サマーソニック』に出演するなど、ロックバンドとして一定の評価を受けていましたし、そもそもTOKIOが結成されたのも、ギターを弾いていた城島茂さん(52)とベースの山口さんが出会い『バンドをやろう!』と意気投合したことがきっかけだったと聞きます。しかし、“再始動”とはいえ、いまの山口さんに再び音楽活動をしようという気持ちがあるのかどうかは疑問ですね」(芸能関係者)本誌は2020年10月、山口氏が“音楽を封印した”ともいえる現場を目撃している。彼の私物が作業員によって貸し倉庫に運び込まれていったのだが、そのなかにサーフボードなどに交じって、ベースを収納した楽器ケースもあったのだ。当時、本誌が取材した依存症治療の専門家は、「アルコール依存症の治療で大切なことは、自身の安全地帯を増やしていくことで、彼がサーフィンや楽器の趣味を継続することは治療として有効。しかし、もし趣味の仲間達と一緒にいることが、逆に飲酒の機会を増やしてしまうのなら、主治医がいったんその趣味を棚上げするよう指示した可能性はある」と、“断捨離”が“治療”の一環であった可能性を指摘していた。株式会社山口達也のホームページでは、2022年以降に飲酒運転防止インストラクター資格や、メンタル心理カウンセラー資格、依存症予防教育アドバイザー資格を取得していることを明らかにした山口氏。その覚悟に注目が集まるーー。
2023年03月24日東京・渋谷のライブハウスTOKIO TOKYOのオープン2周年を記念しライブハウス連動型フェス『ONE WEEK WONDER’23』が開催された。3月1日から6日は渋谷TOKIO TOKYOで、そして今回レポートする3月8日のファイナル公演は会場をKT Zepp Yokohamaに移し、鋭児、BREIMEN、PEOPLE 1、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの4アーティストがTOKIO TOKYOの2周年を祝した。平日にも関わらずフロアは多くの人で溢れ、会場には終始、音楽と観客とがうみだす熱気が渦巻く一夜となった。まず登場したのは、2019年に御厨響一(Vo)、及川千春(Gt)、菅原寛人(Ba)、藤田聖史(Key)、市原太郎(Ds)により結成された鋭児。「よろしくお願いします、鋭児です」(御厨)という挨拶にドラムがスタートし、各楽器が音を重ねていく。互いの呼吸と駆け引きとで練り上げていく緩急のあるアンサンブルが、会場の空気までもスリリングに揺らし、そこに御厨が即興的に言葉を置いていく。鋭児怒涛のインプロヴィゼーションに会場があっけなく飲み込まれる。そこからは鋭児のペースだ。「R.I.P」のダンサブルで、トランス感のあるビートで観客を揺らしたかと思えば、歪んだベースと重厚なギターリフや鍵盤、ずっしりと重量感のあるドラムが濃厚に絡み合って爆発する「Fire」へと突入する。御厨だけでなく、それぞれの音も灼熱の咆哮を聴かせるプレイに、観客も興奮と歓喜の叫びをあげた。「楽しんでますか」と問う御厨の言葉を歓声が追い越していく、会場に満ちる熱量の高さが気持ちいい。ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップからエレクトロなど、ジャンルを軽々と横断してできあがる、自由にして最高に乗れるサウンドが鋭児の武器だ。ステージは30分ほどと短い時間だったが、その中で最大限にインパクトを残す術も数々のライブハウスやストリートでの経験で心得ている。今年リリースした「PANORAMA WORLD」のようなメロウな曲も、また爆音で土煙を巻き上げるようなアンサンブルで駆け上がっていく「$uper $onic」でも、つねに観客をその音に乗せてともに加速するタフさがある。音に陶酔している間に御厨が上半身裸となっていて、いつの間に!と驚かせたが、痺れるような音を残しステージを去る5人には盛大な拍手が送られ、方々から「ヤバい」の声が上がった。この最高の出会いで『ONE WEEK WONDER’23』のファイナル公演が幕を開けた。続いて登場したのは、TOKIO TOKYOのオーナーである橋本TOKIO氏ともゆかりが深いBREIMEN。高木祥太(Ba/Vo)は、「TOKIOは、BREIMENのセカンドマネージャーをしてて、今年も出演させてもらいました」とMCで語る。2周年を祝うにふさわしいバンドだ。このイベントでは各バンドの登場前にジングルが流れるのだが、そのモチーフをメンバーが何気なく弾きはじめて楽しげなセッションがスタートする感じもまた自由でいい。高木祥太(BREIMEN)そこからグルーヴィーに高揚感たっぷりに「IWBYL」に突入して、らせん状に上昇していく甘いメロディに、エフェクティヴなベースとジョージ林のサックスが気持ちよく絡み、フロアに手拍子を起こしていく。さらに多幸感が溢れフロアにカラフルなメロディ&コーラスを氾濫させていく「MUSICA」へと続くと、観客も大きく手を叩き、またコブシをあげる。ソウルフルで、スペクタクルなロックオペラから「脱げぱんつ」では大気圏を突破してスペイシーな旅に出るように、浮遊感のあるエレクトロな音響を響かせ、かと思えばカオスなインプロを巻き起こす。予定調和に陥らない。常に誰かが仕掛けてくるような緊張感と、そこに全力で乗ってユーモアも交えるように返していくバンド感の塩梅が絶妙だ。若いバンドながら、各メンバーともに様々なバンドやプロジェクトでも名をはせる手練れ揃いのBREIMEN。それでいてMCで喋りはじめるとわちゃわちゃとしながら脱線してしまう、そんなユルさがフレンドリーだったりする。バンドの醸す空気感がステージからフロアに漏れ出して、会場もまた心地よいムードだ。そこに響かせたのが、エフェクティヴな多重ボーカルと隙間を生かした詩的なアンサンブルが魅力の「noise」。いけだゆうだによるジェントルなピアノと繊細なサトウカツシロのギター、ジョージ林によるフルートやサックスが歌に寄り添い、ゆったりと時を編み上げていく曲に会場も静かに聞き入る。その余韻から、ドラマティックにボリュームをあげていったのは「チャプター」。ヒリヒリとした低温の空気から、So Kannoのドラムが躍動してシーンを動かしていく。うねりのあるアンサンブルと、明滅するライティングとが呼ぶ恍惚感が会場を駆け抜けていく間にメンバーは去り、興奮と残響が残った。マジカルなステージに、歓声が沸く。ヒリヒリとした緊張感に痺れ、また爆発的な高揚感で会場を揺さぶっていったのは、PEOPLE 1。Deu(Vo/Gt/Ba/Other)、Takeuchi(Ds)、Ito(Vo/Gt)のメンバーに、Hajime Taguchi(Ba/Gt)、ベントラーカオル(Key/Gt)をサポートに迎えた5ピースによるアンサンブルは、1曲目「DOGLAND」から猛烈だ。縦横無尽なビート、ノイジーなギターの波状攻撃、弾丸のように鋭く、また勢い良く飛び跳ねていくボーカルに、観客の興奮が一気に上がる。PEOPLE 1人気アニメ『チェンソーマン』のエンデイングテーマとしてのキャッチーさもあって、会場の一体感も強い。しかしその予定調和的な流れもまた破壊するように、「怪獣」、そして「スクール!!」と連投してアグレッシヴに跳ね回り、ラジカルでひとひねり、ふたひねりと一筋縄でない音で観客を翻弄しながら、突き進んでいくライブだ。サポートのメンバーも含め、ステージのあちらこちらでなにがしかが巻き起こっている感じで、目が追いつかない。自由で、そしてスリリング。「フロップニク」も「新訳:フロップニク」としてアップデートされ、自在にビートを織り交ぜれらた上に、さらに変則的なリズムで言葉が重なったポリリズムがカオスだ。訳のわからない興奮やテンションを、続く「エッジワース・カイパーベルト」では爽快に開放していく。そんなカタルシスも、観客を惹きつける。MCでは大きく盛り上がる会場を見て最高だと語り、素敵なイベントですと、ここに立った喜びを伝える。短い時間ゆえに言葉少なではあるが、そのぶんを曲で埋めるように、「僕の心」をメロウにスタートさせる。静かに紡ぎはじめたメロディは、サビでは力強いシンガロングになっていく。哀愁を帯びた旋律が、どんどんエモーショナルに自由に解き放たれていく。簡単にはわかってほしくないし、誰も触れられないような心のうちや普段の不器用さを、歌や音楽・メロディだったら素直に伝えられるのではないか。どこか諦めも、希望も混じり合っているからこそ心の芯をつく歌が響く。言葉を一つひとつ受け取っていくように聴く観客に向けて突きつけたラストは、「銃の部品」。ItoとDeuによる前のめりでまくし立てるようなボーカルと、スピード感のあるストレートなバンドサウンドを一息で加速させると、フロアからは一斉に歓声が上がった。翻弄されっぱなしのステージだ。そしてこの日トリを飾ったのは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONだ。そのステージを前に、TOKIO TOKYOのオーナーであるTOKIO氏がステージに登場して、今回TOKIO TOKYOの2周年を迎えゆかりあるアーティストが『ONE WEEK WONDER’23』に出演してくれたこと、そして今日のライブが楽しかったら、友人や家族に話をして、また友人を連れてライブに足を運んでほしいという思いを告げた。「僕らは、その場所を作っていくので」と力強く宣言。そして迎えるアジカンについては、長年のファンであることを打ち明けた。熱い思いに応えてのアジカンのステージは「ブルートレイン」でスタートし、新旧の曲を織り交ぜ、それを現在のモード全開でかき鳴らすセットリストとなった。疾走感のあるビートのなかに、遊びをたっぷりと含んだフレーズを練りこんだアンサンブル。思い起こせばリリースから20年近く経っている曲だが、それが褪せることなく、むしろ丹念に磨き上げてキラキラとした輝きが増した美しい伸びやかさがある。キャリアを重ねたそれぞれの洗練があると同時に、バンドならではのその日、その時の呼吸が冴えて、エネルギッシュだ。そこから、後藤正文(Vo/G)がギターを爪引きながら「荒野を歩け」へと突入。重厚感のあるパワーポップサンドに、観客の手が高く上がり、手拍子が起こる。ビートとともに上がっていくコード感の気持ち良さに歓声が上がって、序盤にして会場の盛り上がりが凄まじい。後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)後藤はMCで、イベントに呼んでもらった喜びと、またこの記念すべきイベントの会場がアジカンにとって地元横浜であることで楽しみにしてきたことを語った。3バンドともに音楽的にもかっこよかったと感想を述べると、今日という日をみんなでシェアして、いい夜だったなと思って帰ってもらえたら幸せだという。そして中盤で演奏したのは、2月にリリースしたばかりの新曲「宿縁」で、感情を静かに、確かにバーストさせていく。シンプルでいて馬力のあるビートと、曲が進むに連れて激しい色味を増していくギターサウンドが、観客の体をとらえていく。じっと聴き入っていたのもつかの間、次のギターの1ストロークでフロアが沸き立って、後方まで一斉に手が上がっていく。続いたのは「ソラニン」だ。そこから「転がる岩、君に朝が降る」を連投すると、振り上げられるコブシに一段と力が加わっていった。結成から四半世紀を迎えたアジカンだが、勢いのある若手が揃った今回のイベントでも大きなうねりを巻き起こす。エバーグリーンな曲の威力と、エネルギーの高いバンドの力を思わせるシーンだ。ラストに「今を生きて」を据えて、ダイナミックなドラミングから会場一体となった手拍子や、シンガロングを起こし多幸感で包んでいったアジカン。大団円でステージを後にするも拍手喝采は止まず、アンコールに応えて再登場。悲しいニュースがあるけれど、しんどくなったらアジカンのみならず、鋭児やBREIMEN、PEOPLE 1のライブにきてほしいと後藤は語り、「音楽の現場でまた会いましょう」という。最後に演奏したのは、まさにいまとこれからへのアンセムとなる「Be Alright」。高らかな合唱感が会場に響きわたって、この1日と、『ONE WEEK WONDER’23』を晴れやかに締めくくるステージとなった。Text:吉羽さおり<公演情報>『ONE WEEK WONDER’23』3月8日(水) KT Zepp Yokohama出演:ASIAN KUNG-FU GENERATION/PEOPLE 1/BREIMEN/鋭児セットリスト■鋭児1. JAM SESSION2. R.I.P.3. Fire4. Panorama World5. $uper $onic6. HUMAN■BREIMEN1. SSSION2. IWBYL3. MUSICA(no intro outrointro)4. 脱げぱんつ5. noise(soul)6. チャプター■PEOPLE 11. DOGLAND2. 怪獣3. スクール!!4. 新訳:フロップニク5. エッジワース・カイパーベルト6. 僕の心7. 銃の部品■ASIAN KUNG-FU GENERATION1. ブルートレイン2. 荒野を歩け3. 宿縁4. ソラニン5. 転がる岩、君に朝が降る6. 今を生きてEn. Be Alright関連リンクASIAN KUNG-FU GENERATION 公式サイト: 1 公式サイト: 公式サイト:鋭児 公式サイト:
2023年03月20日TOKIOの城島茂が出演する、アートネイチャー・増毛の聖地シリーズの新CM「アートネイチャーだけ」編が、17日から放送される。増毛の聖地シリーズの第2弾となる新CM。地名表記から“増毛の聖地”と称される北海道・増毛町を舞台とした前作に続き、新CMでも、“髪多い”という言葉を連想させる神奈川・上大井のキャンプ場を城島が訪れる。上大井という地名に感心するシーンを撮影した城島。カメラが止まったあとも「前回は北海道の増毛町でしたけど、今回の上大井は神奈川県ですか?」と興味津々の様子で、「いろんな地名が出てきますね。前向きなイメージがいいです。ほかにも出てくるのかな~(笑)」と次回作に期待を寄せた。また、モデルと並んで歩くラストシーンでは、「足並みがそろってないと気になるからな~」と念入りに調整。「全員がジャニーズだったら、わざとバラバラに歩いて“味”ってことにできるけど(笑)」とジョークを飛ばす場面も見られたが、本番では見事なウォーキングを披露した。■城島茂インタビュー――撮影を終えた感想をお聞かせください。現場はテンポがよくてチームワークもばっちりで、楽しく撮影できました。――前回は増毛の聖地と呼ばれる北海道・増毛町が舞台でしたが、新CMの舞台となった上大井という地名はご存じでしたか?実は私、この上大井という地名を初めて知りまして……。前回の増毛町も本当にあるのかな? って思ったら本当にあるということで、実際に駅もあって。今回は上大井、申し訳ないんですけど初めて聞いて、全国にいろんな地名があるんだなって勉強になった次第です。――「かみおおい」の地名にちなんで、多くなったら嬉しいものを教えてください。やっぱり「More Hair More Smile」ということで、“笑顔”がたくさん欲しいですね。よくダジャレを言うんですけど、あんまり笑顔をもらえないというか……笑いが起きないので(笑)。「More Smile」ということで(笑顔が)欲しいと思っております。「ダジャレを言うのは誰じゃ!?」……すみません(笑)。――城島さんが親“密度”をアップしたいと思っている人はいますか?TOKIOがCDデビューしたのは1994年なんですけど……来年は2024年で30周年になるんだなって。ということは30周年に向けてメンバー同士、全員で親密度をアップして、いい30年を迎えようと。普段から仲良くしておかなきゃなって思いましたね。――「自分だけができる!」という特技があれば教えてください。(TOKIOの)松岡ですとモノマネとかあるんですけど僕はモノマネもできないので、これといった特技っていうものがないんです。子どもの頃、皆さんできるのかな? と思っていたんですけど……頭皮の自由度が高いといいますか、ジャニーズの中で多分僕だけかと思うんですけど、“手を動かさずに髪が動く”っていう(笑)。(頭皮を動かして髪を揺らす特技を披露しながら)この特技でこの(CMの)仕事をいただいたというわけじゃないんですけども(笑)。お笑い芸人のコロッケさんもこの技できるんですけど、コロッケさん本人に見せたら、「オレ以外にできる人、初めて見た」って言われたので、ジャニーズでは僕だけなのかな?って(笑)。
2023年03月17日