2月2日から、カタールのドーハで水泳の世界選手権が開催される。まずは、飛込やアーティスティックスイミングから始まり、競泳は11日からとなっている。競泳の日本代表は、男女合わせて12人が個人種目での出場を予定している。五輪代表選考会の直前開催となった大会に、果敢に挑む選手にエールを!出場選手が少ないのは、3月17日~24日にパリ五輪日本代表選考会が控えているためだ。パリ五輪に出場できるかどうかは、選考会での一発勝負にかかっている。世界水連が定める参加標準記録よりさらに速いタイムが設定された、日本独自の派遣標準記録を決勝で突破し、2位までに入らないといけない。そのため、池江璃花子(横浜ゴム・ルネサンス)はじめ、大橋悠依、入江陵介(共にイトマン東進)ら主力選手の多くが、選考会と時期が近い今回の世界選手権の出場を見送ったのだ。もともと世界選手権は五輪の前年と翌年に開催されていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021年開催予定だった前回の福岡大会が’23年の7月に延期となったため、今大会はそこから半年後(しかも五輪と同じ年!)というかなりイレギュラーな開催に。そんな変則的な条件のなか、自ら出場を希望し大会に挑む日本人選手の奮闘に期待したい。なかでも、現時点で最も世界と真っ向勝負ができそうなのは、男子の本多灯。世界選手権2大会連続で銅メダルに輝いた200mバタフライと、100mバタフライ、400m個人メドレーの計3種目にエントリーしている。400m個人メドレーには、福岡大会でもメダルを獲得している第一人者の瀬戸大也も出場。200m個人メドレーとの2種目での出場を予定している。また、自由形のエース・松元克央は200m自由形と、’23年秋の杭州アジア大会で金メダルの100mバタフライに登録。パリ五輪本番でのメダル獲得にも期待がかかる3人のほかでは、自己ベスト更新を続ける高校生の新星・阿部力樹(セントラル横浜・日大藤沢高校)や、女子では池江のライバルとなる飯塚千遥(NOK)にも注目。ここで好タイムを出し、そのままの勢いで代表選考会での派遣標準記録突破を狙いたいところだ。本多 灯(ほんだ・ともる)選手東京五輪200mバタフライ銀メダリスト。昨秋のアジア大会では男子の新キャプテンに。イトマン東京所属。松元克央(まつもと・かつひろ)選手100m自由形、200m自由形の日本記録保持者。東京五輪に出場。愛称はカツオ。ミツウロコ所属。瀬戸大也(せと・だいや)選手リオ五輪銅メダル、世界選手権金メダル4個をはじめ、これまで数々の大会でメダルを獲得。CHARIS&Co.所属。日本代表選手・男子塩浦慎理自由形松元克央自由形・バタフライ竹田渉瑚自由形加藤 理背泳ぎ本多 灯バタフライ・個人メドレー廣島偉来平泳ぎ幌村 尚バタフライ瀬戸大也個人メドレー阿部力樹個人メドレー日本代表選手・女子池本凪沙自由形梶本一花自由形飯塚千遥バタフライ世界水泳選手権大会2024期間:2/2(金)~2/18(日)競泳は2/11~会場:カタール・ドーハテレビ朝日系にて放送予定※『anan』2024年2月7日号より。写真・長田洋平YUTAKA/アフロスポーツ(by anan編集部)
2024年02月02日東京都小笠原村の父島で漁師をしている、Yutaka.K(@yutaka_kosugi)さん。ある日、漁に出たところ、奇跡の遭遇を果たし、その様子をTwitterに投稿しました。『イカバケ』と呼ばれる、エサの形をした釣り具にかかっていたのは、なんと…!こんなに綺麗に上がってきたダイオウイカ初めてなんじゃね?!漁師になって10年、まだまだ面白い景色見せてくれよなぁぁ#小笠原諸島 #漁師 #ダイオウイカ #漁師募集中 pic.twitter.com/7BWJSWYzDA— Yutaka.K【第八大勝丸】漁師募集中!!! (@yutaka_kosugi) April 16, 2023 世界最大級の無脊椎動物であるダイオウイカが、ほぼ完全な状態で釣れたのでした。主に深海に生息しており、身体がもろいため、綺麗な状態で見つかるのは珍しいそうです。また、投稿者さんは、足の部分を除いた身体だけで、4メートルほどあったのではないかと推測しています。【ネットの声】・これは素晴らしい。生きたものを見られるとは…貴重な映像ですね。・ダイオウイカって、赤いんだ。イカの駄菓子の『よっちゃん』っぽい色してる。・映画のワンシーンのような迫力を感じる…!!ちなみに、投稿者さんは、動画を撮影した後、イカバケを外して逃がしたそうです。なお、今回ダイオウイカが見つかった小笠原諸島の父島では、漁師を募集しているとのこと。海の神秘にロマンを感じる人は、検討してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年04月18日