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「相鉄の新築一戸建て」「相鉄の新築マンション」の新時代到来相鉄グループの相鉄不動産㈱(本社・横浜市西区、社長・左藤 誠)では、同社初となる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」(以下、「ZEH(ゼッチ)」)を、2023年4月下旬に竣工(しゅんこう)予定の新築一戸建て「グレーシアライフ横浜三ツ境」(横浜市旭区)として建設。さらに、2024年12月に竣工(しゅんこう)予定の新築マンション「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」(横浜市旭区)も、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション オリエンテッド」(以下、「ZEH-M Oriented(ゼッチマンション オリエンテッド)」)として建設します。「ZEH」および「ZEH-M Oriented」は、「外皮の断熱性能などを大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ、大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーなどを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支を正味でゼロとすることを目指した住宅」として、経済産業省により定量含め、定義されています。脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、重要なテーマの一つになっています。相鉄不動産では、相鉄線沿線や首都圏各地に、家族と環境により優しい住まいを提供するため、「グレーシアライフ横浜三ツ境」を「ZEH」に、「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」を「ZEH-M Oriented」にそれぞれ適合した住宅として建設します。(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画 (外観・イメージ)両住宅では、高効率のハイブリッド給湯器や人感センサー付きLED照明〔「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」のみ〕などを導入することで「省エネ」を実現。さらに、高い断熱性能を有する屋根・外壁・床・窓を採用し、建物全体の基準一次エネルギー消費量の20%以上を削減します。「グレーシアライフ横浜三ツ境」ではさらに、東京電力グループのTEPCOホームテック㈱との協働により「サード・パーティ・オーナーシップ」モデル(以下、「TPO」モデル)「エネカリ」サービスを活用して、居住者に太陽光発電システムの導入を推進し、「創エネ」も実現します。上記取り組みで、「グレーシアライフ横浜三ツ境」はエネルギー収支ゼロを、「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」は一次エネルギー20%削減を達成する環境に優しい住宅を目指します。なお、高い断熱性能は、快適で健康な住宅の実現にもつながります。相鉄グループは、「選ばれる沿線」の創造を柱に、「人生100年時代を"活き活きと"過ごせる沿線」を目指して事業を展開しています。相鉄不動産では、「グレーシア」ブランドの他、賃貸マンションブランド「KNOCKS(ノックス)」による住宅の開発を通じ、魅力的な住まいを提供してまいります。「グレーシアライフ横浜三ツ境」の概要※計画総区画数以外は第1期18区画の概要1.所在地神奈川県横浜市旭区金が谷一丁目829番23外(地番)2.交通相鉄本線 三ツ境駅 徒歩14~16分3.計画総区画数26区画4.用途地域第1種低層住居専用地域(建ぺい率50%・容積率80%)5.面積(第1期販売予定の18戸)敷地面積:125.04㎡(37.82坪)~191.16㎡(57.82坪)建物面積:95.39 ㎡(約28.85坪)~103.50 ㎡(約31.30坪)6.構造・規模木造2階建7.事業主(売主)相鉄不動産株式会社8.設計・施工株式会社エステーホーム9.今後の予定建物竣工時期:2023年4月下旬・5月下旬販売予定時期:2023年6月下旬10.ホームページ[ ]{ }グレーシアライフ横浜三ツ境(外観・イメージ)「グレーシアライフ横浜三ツ境」のZEH【省エネ】○高性能グラスウールの導入○樹脂複合高機能サッシの導入○アルゴンガス入りLow-Eペアガラスの導入○高効率ハイブリッド給湯器「エコワン」の導入 など→これらの施策により、基準一次エネルギー消費量の32~35%を削減します。(※BELS評価結果による)【創エネ】○TEPCOホームテック㈱(以下、TEPCOホームテック)のTPOモデル「エネカリ」の導入「グレーシアライフ横浜三ツ境」では、TEPCOホームテックのTPOモデル「エネカリ」を導入し、同社と住宅購入者、および相鉄不動産が一体となったカーボンニュートラル連携を図ります。TEPCOホームテック 住宅購入者さまに初期費用0円、月々定額で太陽光発電システムの利用サービスを提供。住宅購入者 月々定額の利用料の支払いにより、最新の省エネ機器を使用することで光熱費の抑制と、余剰電力の売電が可能。利用期間満了後、省エネ機器は無償譲受。相鉄不動産 住宅の建設にあたり、あらかじめ太陽光発電システムを設置。→これらの施策により、1戸あたり4,398~5,526kWh(推定)/年の発電が可能となります。(※スギの木 約142~178本分相当)⇒省エネ・創エネを合わせて、エネルギー収支ゼロを目指します。「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」の概要1.所在地神奈川県横浜市旭区南希望が丘一丁目19番2外(地番)2.交通相鉄いずみ野線 南万騎が原駅 徒歩11分相鉄本線 希望ケ丘駅 徒歩14分3.総戸数住戸45戸4.用途地域準住居地域(建ぺい率60%・容積率200%)5.面積敷地面積:1,551.02㎡(469.18坪)総専有面積(住宅):3,308.10㎡(1,000.70坪) ※平均 73.51 ㎡(22.23坪)6.構造・規模RC造 地下1階・地上6階建7.事業主(売主)相鉄不動産株式会社8.設計・施工設計者:株式会社佐藤清建築設計事務所施工者:株式会社川村工営9.今後の予定建物竣工時期:2024年12月販売予定時期:2024年夏「(仮称)横浜市旭区南希望が丘マンション計画」のZEH-M Oriented(省エネ)【省エネ】○断熱材の吹き付けにて、量および範囲を増加○Low-Eペアガラスの導入○高効率ハイブリッド給湯器「エコワン」を導入○LED照明・人感センサーの導入○保温浴槽の導入 など→これらの施策により、基準一次エネルギー消費量の20%以上を削減します。リリース@相鉄不動産初の「ZEH」「ZEH-M Oriented」を建設.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月21日株式会社 浪漫ワークス(所在地:長崎県大村市、代表取締役:福田 綾子)は、令和5年販売分より、全棟ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅を建築、販売いたします。建売モデルの第一弾として、大村市諏訪に2棟、大村市古町に2棟の計4棟のZEH建売住宅を販売開始。県内では、地場企業の住宅ビルダーでZEHの建売住宅を専門に企画、建築、販売する事業所は当社のみとなります。建売モデル 第一弾【現在建築中の大村市諏訪3丁目モデル(1)】●ZEH●太陽光発電出力:5.4KW●断熱性能:HEAT20 G2(当社標準仕様)●省エネ性能:BELS★★★★★(当社標準仕様)●省令準耐火構造(当社標準仕様)EVポート、リビングエアコン、全室オーダーカーテン付きで販売いたします。(当社建売モデル標準仕様)【コンパクトZEHとは】ハウスメーカーや有力ビルダーでZEHを計画した場合、高性能住宅はどうしても建築費が膨らんでしまいますが、当社では、住宅のスケールをコンパクトにまとめつつ、間取りやデザインで狭く感じさせない家づくりを目指します。お手頃な価格で購入でき、極力ランニングコストがかからない住宅。これがコンパクトZEHです。コンパクトZEHで高いライフコストパフォーマンスを実現しています。【ランニングコストを抑える家づくり】ZEHは、必要なエネルギーと創るエネルギーが同じといっても、光熱費がゼロになる訳ではありませんが、場合によってはエネルギー収支の黒字化も期待できます。またEVポートも標準装備ですので、電気自動車を利用すると生活に関わる大半のエネルギー経費を抑えられます。加えて、当社では省令準耐火構造で建築いたします。火災保険料が一般住宅に比べ半分以下となり、大変お得です。【快適で健康な住宅】断熱性能に優れたZEHでは、室内の温度差が小さく夏は涼しく冬は暖かく、特に冬は、効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化でヒートショックによる心筋梗塞や高血圧症の事故を防げます。また結露やカビの発生を抑え健康的な生活を送れます。さらに、当社のZEHでは、床暖房不要の無垢材フローリング、優れた調湿効果が期待できるタイル、ダニや花粉などのアレルゲンの働きを抑制する抗アレルゲンクロスで施工し、クリーンで快適な生活空間造りを実現します。また、水回りは、いつまでもクリーンなホーロー製を採用しています。【頑丈な木造住宅建築と地域材の積極的な活用】当社では、住空間としての木造住宅にこだわり、かつ耐震性を確保した構造を追求しています。今回建築する4棟のうち、2棟は耐震等級3相当、2棟は耐震等級3です(今後は全棟耐震等級3)。また、住宅建築・販売を通じて社会貢献することを信条に積極的に九州地域材を活用しています。【国からの補助金も期待】ZEHは、国のエネルギー政策により積極的に推奨されている住宅仕様です。したがって、国からの支援も大いに期待できます。どうしても建築費としての初期費用がかかってしまいますが、国からの支援をうまく利用すると、一般住宅とあまり変わらない金額でZEH取得可能です。当社はZEH化を推進するために経済産業省が導入している登録制度において、ZEHビルダーとして登録認定されています。ZEHビルダー・ロゴ【会社概要】私たちの仕事で、お客様のライフスタイルがより充実したものになれば、この上ない幸せ。私たちはいつもお客様のワクワク感を共有したいと思っています。それはとってもロマンティックな感覚。代表取締役: 福田 綾子所在地 : 〒856-0826 長崎県大村市東三城町7-9 フジビル1F設立 : 1995年1月事業内容 : 建築設計・施工・インテリアコーディネート不動産取引保険・経営・ITコンサルタント資本金 : 300万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月02日積水ハウス株式会社は12月20日、入居者売電方式(後記参照)の賃貸住宅「シャーメゾン ZEH」の普及促進の取り組みで「2022年度 省エネ大賞」(主催:一般財団法人 省エネルギーセンター、後援:経済産業省)省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。本表彰事業は 、事業者や事業所等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰し、国内の省エネ意識の拡大や、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。当社は集合住宅ZEHの内、入居者売電方式にこだわった賃貸住宅ZEHの普及が評価され、ZEB・ZEH分野*1で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。省エネ大賞ロゴ■受賞概要からの抜粋:ZEH化には断熱性能強化とともにPV*2設置も重要。家庭部門のCO2排出量のうち賃貸集合住宅は2割程を占めるが、賃貸物件でZEHを普及させるには入居者にPVのメリットを分かり易く享受してもらうことが重要である。このため同社では住棟一括でのPV売電ではなく、住戸単位の入居者売電方式をもつ賃貸集合住宅を供給している。賃貸ポータルサイトによるPV、ZEHの物件紹介やメリットの広報、設計向けのCAD連携ZEH判定ツールや光熱費計算ツールなどの開発・活用等により、賃貸ZEH集合住宅の普及に努めている点は評価できる。2021年までの4年間累計実績で12,000戸以上の賃貸ZEHを受注し、12,000kLの省エネに貢献した。また、住棟全体を対象としたZEH-Mの建設数は累積で442棟となり、その数は日本全体の36%を占め、ZEH-Mの効果普及が期待できる。第6次エネルギー基本計画では「2030年度以降新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能を確保する」という目標が掲げられています。当社戸建住宅においては、ZEH比率が9割を超えていますが、今後は集合住宅についても普及が求められます。当社は既に賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の累積受注が2万戸以上(2022年10月末時点)で、2022年2月~10月の賃貸住宅受注に占めるZEH住戸割合は63%に上っています。当社の賃貸住宅「シャーメゾンZEH」では、住まい手が太陽光で発電した自然エネルギーを使うメリットを享受できる入居者売電方式を提案しています。建築主と入居者が異なる賃貸住宅では双方にZEH化のメリットを伝える必要がありますが、当社が建築主に、グループ会社の積水ハウス不動産が入居者に訴求するという連携によって実績を伸ばしています。入居者が快適性や光熱費メリットを実感することで、次も賃貸ZEHに入居したい、あるいは戸建ZEHを建設したいというように、ZEHのニーズを増やすことにつながり、国が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けて、家庭部門の脱炭素に貢献できると考えています。積水ハウスは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「ESG経営のリーディングカンパニー」を目指しています。分譲マンションも含めた全ての主要な住まいにおいて、ZEHを積極的に推進することで、住まいの脱炭素化に貢献してまいります。*1 ZEB・ZEH分野:建築物のZEB化や住宅のZEH化により省エネを達成した活動で、今後のZEB・ZEHの普及につながることが期待される案件が対象。このうち、ZEHに関しては、全国規模でのZEHの大量供給や、自社建築実績において高いZEH比率を達成した取り組みにより、省エネ成果を上げた活動が対象*2 太陽光発電■賃貸住宅ZEHにおける太陽光発電の接続タイプの違い賃貸住宅ZEH 太陽光発電の接続タイプの違い一覧■積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン ZEH」実例写真「シャーメゾン ZEH」実例 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月21日積水ハウス株式会社は、2021年度の新築戸建住宅におけるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス*1(以下、ZEH)の比率が92%*2と、過去最高となりました。累積は2022年3月末時点で69,163戸となりました。また、当社は賃貸住宅や分譲マンションなど全ての集合住宅においてZEHを推進しており、ゼロエネルギーの賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の2021年度受注戸数は、前年比約3倍の8,501戸、累積では12,307戸となりました。これらの取り組みにより、当社が2021年度に供給した住宅の年間CO2削減実績は2013年比で55%に達しました*3。分譲マンション「グランドメゾン」のZEH戸数は2021年度竣工ベースで160戸、累積で192戸になりました。(左)戸建住宅におけるZEH比率の推移/(右)シャーメゾンZEHの受注戸数の推移※(一社)環境共創イニシアチブ ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業 調査発表会 2021他昨年、閣議決定された第6次エネルギー基本計画において「2030年度以降に新築される住宅についてZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」という目標が設定され、続いて住宅性能表示制度の「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量等級」にZEH基準相当の新たな最上位等級が新設されました。当社は2022年4月1日より戸建住宅と賃貸住宅においてこれらの最上位等級を標準仕様として採用しています。分譲マンションは2023年度には販売する全ての住戸をZEH仕様*4とする目標を設定していることから、当社は全ての主要な住まいにおいて、国が2030年度以降に目指す目標を先行して標準化したことになります。また、当社では太陽電池・燃料電池・蓄電池の組み合わせによって、停電時でも一定レベルの暮らしができる住宅の販売など、災害時のレジリエンス性にも注力しています。2022年4月1日より、新築戸建住宅で新たに創エネシステムのレジリエンス性強化と床下浸水への対策強化を行いました。温暖化対策には温暖化を抑制する「緩和策」と温暖化が進行した時の「適応策」という考え方があります。積水ハウスは国の新たなZEH目標の達成に貢献することによる温暖化への緩和策に加えて、レジリエンス性強化による適応策も講じることで、これからも業界をリードし、住まいの脱炭素化を推進してまいります。【創エネシステムのレジリエンス性強化について】停電時でも太陽電池・燃料電池・蓄電池の3電池連携システムであれば、日常に近い形で生活ができます。しかし、太陽電池と燃料電池のみの場合、従来は停電時に非常用コンセントしか使うことができず、機器の移動や延長コードが必要でした。今回新設した停電時電力供給盤を介することによって、蓄電池がなくてもあらかじめ設計した機器(冷蔵庫、テレビ、電子レンジなど)が普段のコンセントのまま使用可能になります。また、一部の天井照明も使用可能です。(左)新設した停電時電力供給盤を介する場合*5/(右)従来システム(太陽電池、燃料電池のみの場合)【床下浸水への対策強化について】地球規模の気候変動により、突発的な豪雨や長時間に及ぶ降雨、台風の大型化などが進み、浸水被害が年々増加しています。その中で最も多いのが床下浸水です。当社では「(1) 設備機器の設置高さを上げる」「(2) 浸水危機時に玄関ドアに止水板を設置」「(3) 補強土間コンクリートの採用」「(4) 下水道からの空気圧を逃す開放蓋の採用」「(5) 基礎の高さを上げる」という5つの対策を組み合わせて床下浸水への対策を強化しました。床下浸水への対策強化詳細(1) 設備機器の設置高さを上げる補修費用が高価な設備機器の水没対策(2) 浸水危機時に玄関ドアに止水板を設置玄関ドアからの浸水を抑制(3) 補強土間コンクリートの採用基礎下からの水の侵入を抑制(4) 下水道からの空気圧を逃す開放蓋の採用短時間のゲリラ豪雨時などのトイレの水の飛散対策(5) 基礎の高さを上げる基礎上からの水の侵入対策*1 外皮の断熱性能等の向上や、高効率な空調・給湯・照明器具等の導入による省エネで使用エネルギーを減らしながら、太陽光発電パネル等の再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロ以下とすることを目指した住宅のこと*2 2021年4月から2022年3月、北海道/A 登録:実績65%。北海道以外/B 登録:実績92%*3 戸建住宅、賃貸住宅シャーメゾンの居住時におけるエネルギー消費に伴うCO2削減率の推計値*4 ZEH Oriented以上*5 同時使用できる機器の数には限りがあります。また、機種や使用環境によってお使いいただけない場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日積水ハウス株式会社は、2023年以降に販売する分譲マンション「グランドメゾン」の全住戸をZEHに、また全棟をZEH-M(ゼッチ・マンション)にします(※1)。すでに2021年度の新規着工案件はすべてZEH、ZEH-M基準をクリアする仕様としており、目標達成に向けて着実に取り組みを進めています。今後販売する物件のZEHおよびZEH-M比率は、2021年度が35%、2022年度が85%、そして2023年度には100%を達成する計画です。戸建住宅や賃貸住宅でZEHを推進してきた当社ですが、今後は分譲マンションも含めた全ての主要な建て方においてZEHを積極的に推進することで、家庭部門の脱炭素化に貢献いたします。平成31年度 超高層ZEH-M実証事業に初採択されたグランドメゾン上町一丁目タワー(大阪市)集合住宅では住戸単位で基準を満たす住戸ZEHと、住棟単位で基準を満たすZEH-Mの2種類の定義があります。積水ハウスは、住まい手のメリットが明確な住戸におけるZEH Orientedと、住棟におけるZEH-M Oriented以上の基準(※2)を満たす集合住宅の普及を目指しています。そして、家庭用燃料電池「エネファーム」の標準採用や太陽光発電パネルの設置が可能な低層分譲マンションにおける太陽光発電の積極的搭載、超高層マンションの大開口からの眺望確保と高い断熱性能を両立する真空複層ガラスの導入など、快適に暮らせる住まいを実現させています。これまで、分譲マンションにおいては、一次エネルギー収支で100%以上削減する『ZEH』基準を全住戸で満たす日本初の低層分譲マンション「グランドメゾン覚王山菊坂町」を2019年に名古屋市で建設しました。超高層分譲マンションについても、2019年に「グランドメゾン上町一丁目タワー」(大阪市)が経済産業省「平成31年度 超高層ZEH-M実証事業」に採択されています。また、賃貸住宅においても、『ZEH』基準を全住戸で満たす日本初の賃貸住宅を2018年に金沢市で建築。ZEHの賃貸住宅は累積で7,292戸を超えました(2021年8月1日時点)。新築戸建住宅のZEH「グリーンファースト ゼロ」においては、2020年度に採用率91%となっています。なお、積水ハウスは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局によるカーボンニュートラルを目指す国際キャンペーン「Race to Zero」にも参加しました。ZEHを始めとした事業全体の脱炭素化への取り組みを加速し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。(※1)一次エネルギー削減率に応じて分けられた『ZEH』、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedの4区分(次ページ表)を含めた広い概念を表す場合はZEH、一次エネルギー削減率100%以上ということを限定的に示す場合は『ZEH』と表現しています。ZEH-Mについても同様です。(※2)基準の詳細は以下URLよりご参照ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日環境問題への社会の関心を高め、環境保全活動・事業の推進を図ることを目的としたコンテスト「地球環境大賞」(主催/フジサンケイグループ)。先日、第28回が開催され、受賞者が発表されました!受賞したのは、企業や学校など8つの団体。その中には「エネルギー自給自足型住宅」を開発したハウスメーカーもありました。100%再生可能エネルギーだけで暮らせる家が、ついに実現!?環境技術の最先端が分かる「地球環境大賞」について、詳しくご紹介します!■ 大賞受賞は印刷技術を応用した“魔法瓶”みたいなボックス地球温暖化や、環境汚染、エネルギー資源の枯渇など、環境問題は私たちの暮らしのすぐ近くで起こっています。節電やマイバッグの使用、食品廃棄をできるだけ減らすなど、家庭でもさまざまな形で環境に貢献できることがありますね。「地球環境大賞」は、「産業の発展と地球環境の共生」をテーマに1992年から始まり、環境問題に取り組む企業や自治体、学校、市民グループなどの活動を対象にしています。今年の大賞に選ばれたのは、大日本印刷の「DNP多機能断熱ボックス」。印刷のコーティング技術を生かして作られた高断熱性能の輸送用ボックスで、いわば魔法瓶のような機能を持ち、外部の温度変化に左右されずに中身を運ぶことができます。海外への長距離輸送にも使えて、温室効果ガスの削減や、食品ロスの削減につながり、これからの物流業界で大活躍しそうです。■ 積水化学工業の「エネルギー自給自足型住宅」は国土交通大臣賞を受賞!今回の受賞の中でも気になるのが、100%エネルギー自給自足ができる住宅です。開発したのは、積水化学工業。高気密・高断熱で、省エネ性能が高いといわれるセキスイハイムの会社です。国が推進する“環境にやさしい住宅”の指標、「ZEH+(ゼッチプラス)」というものをご存じでしょうか。「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。高断熱でエネルギーを極力必要としない高性能設備でエネルギーを効率よく使い、消費量をさらに削減再生可能エネルギーで自らエネルギーを作り出すこの3つの条件のもと、住宅のエネルギー消費量ゼロを目指します。今年度の地球環境大賞の国土交通大臣賞に輝いたセキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、「ZEH+」の性能を備えています。従来の高気密・高断熱に加えて、大容量の太陽光発電システム(PV)と蓄電池、電気自動車の組み合わせで、暮らしに必要なエネルギーのすべてを自給自足でまかないます。電気もガソリンも購入することがなく、必要なエネルギーはすべて“家”が作り出してくれる。まるで、夢のようなシステムなのです!■ セキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、蓄電エネルギーで災害にも強い家最近は、地震や大雨、洪水など、自然災害の発生が増えて、災害時に強い住まいへの見直しが求められています。家に蓄電池があると、停電になってしまったときでも電気を確保できるので、いざというときに安心です。これからの住宅は、“電力の自立”がキーワードになるのかもしれません。セキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、「スマートパワーステーション 100% Edition」シリーズで、すでに2017年から発売されています。2018年11月には、集合住宅の「レトアAZ」、2019年1月には木質系住宅「グランツーユーV-ZEHモデル」の販売も開始。新築住宅だけでなくリフォームや、高齢者向け住宅、介護施設でも「エネルギー自給自足型住宅」の普及に取り組んでいるそうです。環境問題というと小難しいイメージもありますが、「エネルギー自給自足型住宅」は家そのものが環境への取り組みとなり、普段の何気ない暮らしの中でエコに貢献することができます。次世代を担う子どもたちに、自分の家のエネルギーの仕組みを教えると、教育面にもプラスになりそうですね。このほか、地球環境大賞の受賞団体の情報は、地球環境大賞のサイトでご覧いただけます。身近な企業の環境への取り組みが分かりますよ。興味のある方はぜひ覗いてみてください!【参考】※地球環境大賞
2019年03月08日政府は「エネルギー基本計画」において、「住宅について、2020年までに、標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」と2014年4月、閣議決定しました。「ZEH住宅」とはどんなものなのでしょうか。■ 「ZEH住宅」とはどんな家?経済産業省・資源エネルギー庁によれば、ZEH住宅とは「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅のことを指します。pixelcat / PIXTA(ピクスタ)1. ZEH住宅を満たす条件「快適な室内環境でありつつ、年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」とは、具体的に以下の3つを指します。高断熱で、エネルギーを極力必要としない高性能設備でエネルギーを上手に使うエネルギーを創り出す3つの要素を組み合わせ、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にするのがZEH住宅。つまり「断熱」「省エネ」「創エネ」の3点を備えた住宅です。クリーンなエネルギーを効率的に生活に活かすことができます。Photonn / PIXTA(ピクスタ)2. 国が業者に対し行っている補助事業経済産業省では、ZEH住宅を増やそうと、建設を行うための「ZEHビルダー」「ZEHプランナー」を募っています。対象となるのは、ハウスメーカーや工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売り住宅販売者など。同プランナー、ビルダーは2020年までにZEH住宅を50%以上とする目標を掲げなくてはなりませんが、それに対し、国は評価を実施するとともに、補助金制度も行っています。平成30年1月現在、全国のハウスメーカー、工務店を中心に6,303社が登録を行っています。■ ZEH住宅の入居者メリットは?ZEH住宅は、快適であるうえ、次のようなメリットがあります。1. ランニングコストが抑えられる省エネ性能が高く、光熱費が抑えられます。太陽光発電の自家消費により、買電量を減らせます。電気料金が年々高額になる傾向です。買電量を減らすことは、家計の負担を抑えることにつながります。はる / PIXTA(ピクスタ)2. 補助金がもらえる一般社団法人・環境共創イニシアチブによると、平成30年度のZEH補助金は主に以下の通りです。ZEH支援事業として、要件を満たせば1戸につき70万円ZEH+実証事業業として115万円+蓄電システム補助・最大45万円どちらかの補助事業の交付決定を受けている人を対象に、先進的再エネ熱等導入支援事業として90万円KazuA / PIXTA(ピクスタ)それぞれ要件があり、標記の補助金に金額が加算されるケースもあります。また、申請時期も限定され、数種類の書類提出も求められます。自分が建てようとする住宅がどれに該当するのか、補助金をもらうためにはどうしたらよいのかは、都度確認してください。■ ZEH住宅の入居者デメリットは?デメリットは、おもに次の3つになります。1. イニシャルコストが高くなる補助金を活用できるとはいえ、断熱性能を高め、省エネに優れた設備や創エネ設備を導入するには、普通の家を建てるよりも金額が高くなります。また、気密性、断熱性を重視していることから窓などの開口部は構造上多く設けられない可能性も出てきます。freeangle / PIXTA(ピクスタ)2. ZEHの施工方法を熟知した業者が少ないZEH住宅は、高度な設備を導入するために、施工技術も高度になります。現在のところ、どこの業者に頼んでも建てられるわけではありませんので、ノウハウを持っているZEHビルダーまたはプランナーに依頼しましょう。KY / PIXTA(ピクスタ)■ 賃貸のZEH住宅が登場!賃貸住宅は、持ち家一戸建て住宅に比べ、省エネ対策に関して普及が遅れていました。しかし近年、ZEH賃貸が建設されはじめています。ABC / PIXTA(ピクスタ)入居者の快適性はもちろんですが、資産価値の向上、入居率の安定などの理由でオーナーにもメリットがあることが、普及の理由です。現在は、株式会社一条工務店、積水ハウス株式会社、大東建託株式会社など、大手住宅メーカーによる建設が目立っています。■ まとめ「省エネによって消費するエネルギー量を減らすこと」「消費したエネルギーと同等のエネルギーを作り出すこと」がZEH住宅の核となります。クリーンエネルギーを多用した住宅は、今後、増加するでしょう。住宅を購入する人も賃貸住宅を借りようとする人も、メリット、デメリットを理解したうえで、前向きにZEHを検討しましょう。【参考】※経済産業省資源エネルギー庁ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について※一般社団法人・環境共創イニシアチブ平成30年度のZEH補助金について※一般社団法人・環境共創イニシアチブ
2018年12月10日住宅の雑誌やテレビのCMを見ていると、どこのメーカーさんも「ZEH(ゼッチ)」という言葉を使っていますよね。おそらく実際に見学に行くと、ほとんどの営業マンに「ZEHはご存知ですか?」と聞かれるのではないでしょうか?なぜオススメするのかというと、消費者にとってメリットが大きいからです。ただ、このメリットにとらわれすぎて、本来の家づくりの目的が本末転倒になってしまう事例もあります。今回はハウスメーカーに5年勤めた筆者だから分かるZEH住宅にする注意点をご紹介します。■ ZEHはメリットだらけ!でも苦労するのが補助金申請!ZEH住宅は毎月の光熱費をゼロにすることができます。ですが、何もしなくてもゼロになるわけではなく、条件が3つあります。ABC / PIXTA(ピクスタ)気密性の高い住宅にすること(断熱性)空調・照明・給湯・換気をあまり使わず省エネ効果の高い設備を導入すること(省エネ)太陽光発電などで、自宅で電気をつくる住宅(創エネ)これらの条件を満たすことで、光熱費のかからない家を実現させます。KazuA / PIXTA(ピクスタ)これだけでもメリットは充分ありますが、さらには国からの補助金がもらえることもメリットです。ただし、この補助金は申請した人がすべて適用されるわけでなく、先着順です。さらには、ZEH基準を満たしているかの審査や、補助金申請の期限もあります。これが足かせとなってしまうことがありますので、気を付ける点をご紹介していきます。■ 補助金申請に急ぎすぎて、間取りに納得いかないまま進んでしまう国からもらえる補助金は、その年によって異なり、平成30年度は70万円、さらに「ZEH+」にすると115万円です。そして公募期間は、5月28~6月29日、7月17日~8月10日、8月23日~10月5日となっています。一見余裕がありそうですが、この公募期間までに間取りから設備まで、ほとんどのことを決めなければいけません。cba / PIXTA(ピクスタ)なぜならば、条件に断熱性だけでなく、空調や照明、太陽光などの設備も必須になるからです。公募期間に間に合わせるため、ハウスメーカーや工務店との契約後、充分な打ち合わせができず、中には仕事の合間を縫って毎日深夜まで間取りや設備を検討する、なんてことも……!■ 天井が高くて窓の大きい家にしたかったのに、ZEHの影響で叶えられず!ZEHの条件として、高い断熱性能を保つことが必須となります。補助金の申請をしたあと、家の大きさや、窓や扉などの開口部すべて細かく計算されます。freeangle / PIXTA(ピクスタ)その数値が満たされないために、窓の数を減らす、または小さくするなど対策をしなければいけません。天井の高さなども見られてしまうので、注意が必要です。「窓の大きい家にしたい」といった夢を、ZEHのために諦めてしまうというケースもあります。■ こんなはずじゃ!と後悔しないためにはどうすればいい?こう見てみると、ZEH仕様にしたり、補助金申請するのって何だかデメリットの方が多いんじゃないか……と思いますよね。でも、あらかじめ準備しておけば大丈夫です!まずは、あまりハウスメーカー選びに悩みすぎないことです。mits / PIXTA(ピクスタ)この時点で悩みすぎてしまうと、そのあとの肝心な打合せがタイトになってしまいます。ハウスメーカーに相談する前に、家族で話し合うだけでなく、優先順位をどうつけるのか、どんなことを叶えたいのかメモを取っておきましょう。なので、「ZEH出来ますよ」という言葉だけでなく、「天井を高くしても、ZEH仕様にできます」と言っていくれるメーカーさんを探しましょう。そのメーカーが断熱性能にどれだけ自信を持っているかによって、家づくりの満足度も左右されます。■ 決められた期間の中で、無駄なく計画しよう!申請期間は時間が限られています。その限られた時間の中で、間取りや設備を決めなくてはいけません。後から「窓が小さくなってしまいます」なんて言われたら、ショックですよね?Taka / PIXTA(ピクスタ)ですから、あらじめしっかりと要望を伝えておけば、ほとんどの営業マンは素直に答えてくれます。ZEH住宅は、これから2020年に向けて標準化していきます。メリットがたくさんあるので、ぜひこの機会に補助金をもらいながらZEH住宅にしてみてはいかがでしょうか?【参考】※国交省平成30年度のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅関連事業(補助金)について※一般社団法人環境共創イニシアチブ
2018年06月01日