鎌倉市出身。英国での美術留学を経て、帰国後 株式会社ギャップ出版に入社。ファッション業界誌、ライフスタイル誌『gap』の立ち上げ、書籍の企画・編集など計7年間携わり、2003年 フリーランスのエディター・ライターとして独立。以降「食とデザイン、ライフスタイル」をテーマに雑誌、ウェブメディア、企業のフリーメディアの企画・編集、執筆、コピーライティングなどを手がけている。2018年~ 沖縄・東京の2拠点リモートワーク。
赤ちゃんや小さな子どもと一緒でも、おいしいレストランや素敵なカフェにお出かけしたい! そんなママたちの声に応えて、キッズフレンドリーなおすすめレストラン&カフェ/ショップをご紹介します。
突然ですが、みなさんは普段の食卓でどんな器(うつわ)を使っていますか?家ごはんの比重が多いアラフォー世代は特に、ハレの日のためだけではない「普段使いの器」に、もっと気を配りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、日常づかいに活躍する器類、食卓を心地よく演出してくれるクラフトアイテムの数々をピックアップ。 若手作家の作品を中心にキュレーションしたクラフトアイテムを販売する「folk_(フォルク)」と、同じく作家ものを中心としたプロダクトやアート&クラフトをオリジナルの企画を絡めながら販売する「PUNTO(プント)」のセレクトのなかから、リーズナブルで使い勝手のよさでも評判の4人の作陶家によるうつわの数々をご紹介します。 毎日でも使いたい、食卓まわりのクラフトアイテム <陶器編> Modern&Rotten / 食卓に独特のニュアンスを生むプレーンな器 船串篤司 見た目はプレーンでありながら、テクスチャーや釉薬の塗り方、縁の仕上げなどでニュアンスのあるフォルムを特徴とする船串篤司さんの器。モダンな印象と使い込んで朽ちた(rotten)ような味わいを得意とする船串さんの器は、プレート1枚でも食卓に独特なニュアンスを生み出してくれます。それでいてどの器も主張し過ぎない、絶妙なバランス感覚も魅力。料理の種類を選ばずさまざまなシーンで活躍してくれます。 エスプレッソ Espressoと名付けられたこちらのシリーズは、素焼きしたマットなテクスチャーの地の、縁のみ鉄を塗って焼きあげることでコーヒー色の絶妙なニュアンスに仕上げたもの。眺めているだけで美味しいコーヒーを淹れたくなる、コーヒー好きに手にして欲しいシリーズです。型や大きさ違いで計6種類あり、ビーカータイプはクリーマーや花器など、様々なシーンで活躍してくれます。 レクタングルプレート(銀彩 ) 釉薬の上に“銀”をあえてラフに塗り、焼き付ける作業を3~4回繰り返して完成する銀彩のレクタングルプレート。フォルムはモダンでありながら、アンティークのように程良く朽ちた感のある独特のニュアンスが魅力です。端にカップを置いて、その小脇に焼き菓子を添えて、というのが私のお気に入りの使い方。他にも、コンフィチュールとスコーン、ボンボンショコラ、なんでも映えます。アクセサリー置きにしても素敵ですよね。 レリーフプレート 冒頭でもお話した、食卓に独特なニュアンスを生み出すプレート。縁の造形はひとつひとつ手で削り出しているため、手間をかけて仕上げているのですが、その分、使えば使う程愛着が湧き、様々なシーンで活躍してくれる魅力的なプレートです。釉薬は4種類、削りのパターンは現在3パターンの展開です。 Earthy / 土の温かみを食卓に Keicondo “土”そのものをイメージさせるKeicondoさんの器は、野菜、肉、魚、いずれも火を入れた料理との相性が抜群。あえて釉薬を塗らずに素焼きしたテクスチャーも魅力的で、特に8寸(25cm)以上の大皿は、野菜やお肉のローストなどダイナミックな料理を盛りつける際に威力を発揮します。 その他にも、カレー好きな人の依頼で生まれたカレー皿や、料理店の依頼がきっかけで定番化したピザ皿など、使い込むことを前提に買い占めていくファンも多いCondoさんの器。1枚あると、驚くほど様々な食卓シーンで活躍します。 ピザ皿 (25.5cm) 古民家を改装したカフェ「cafe清ら」の依頼で生まれたピザ皿。まさに窯焼きピザなど、ダイナミックな料理にぴったりです。その反面、縁ぎりぎりまで使えるプレートの特徴を活かして、前菜の盛り合わせなどちょっとしたひと皿としても活躍。1枚持っていると、というおすすめのプレートです。 プレートグレー(25.5cm) 木炭に近い濃いグレーが、鮮やかな色を引き立てるプレートグレー。素焼きしたテクスチャーが魅力のこのお皿は普段使いはもちろん、色鮮やかな野菜料理やカナッペなど、ちょっとしたおもてなしのシーンにも活躍します。 カレー皿(直径 22× 高さ6.5cm) カレー好きのために生まれたカレー皿。縁には、スプーンがカレーの中に沈みこまないためのカトラリーレスト付き。カレー以外にも、炒飯やリゾット、パスタ皿やサラダボウルなど、幅広く活躍。この中でちょっと混ぜたり和えたりもできる深さも魅力です。 Storytelling / 食卓で物語を紡ぐ器 鈴木美汐 バウム(木の年輪)、ハニカム(ハチの巣)、キャンバスなど、自然の中にある形や色などをモチーフに器を創作する鈴木美汐さん。ひとつひとつ手で彫りあげる文様と、釉薬のやさしい色合いの濃淡に深いストーリーを感じさせる器たちは、特に女性に人気です。ドイツ留学を経た美汐さんだからこそ表現できる文様や色味が、食卓で物語を紡ぐようにさまざまな料理と融合します。 ラウルシリーズ(laur series) ケルトの深い森をイメージしたシリーズ。「laur」はケルト語で「緑」を意味し、ローリエの語源にもなっているそうで、文様がローリエのようだったことから名付けたと言います。手で触れるとしっかりと彫りこまれた文様と、見れば見るほど引き込まれる釉薬の色合いが魅力。ローリエの葉の王冠のなかに盛りつけているような感覚で、器と料理の融合を楽しみます。 プレートの他、ボウル(S=9cm ¥1,296、M=12cm ¥1,836、L=15cm ¥2,700)なども展開しています。 キャンバスシリーズ(canvas series) キャンバス地のトートバッグのように、使い込むことで日々馴染んでいくように。そんな思いで焼き上げられた普段使いの白い器たち。料理を選ばず、どんなシーンでも活躍する、常に名脇役ぶりを発揮してくれるシリーズです。 Formative / 豊かな造形力で食卓を演出する器(と動物たち) 中野明彦 器の釉薬の色合いと造形力の豊かさで心を掴む中野明彦さん。私のお気に入りの器は、うろこ文様と個性的なカーブを描く縁の部分(帽子でいうツバの部分)が特徴的。和にも洋にも盛りつける料理にピタッと寄り添って、食卓で不思議な万能さを発揮してくれます。 中野さんの豊かな造形力の真骨頂とも言えるのが、器づくりの合間に始めたという動物シリーズ。余った土を再度手で捏ねあげて、集中力を一気に傾けて生まれた動物たちはどれも愛嬌たっぷり。小さなお子さんのいる食卓には、器だけではなくこんなオブジェを登場させても楽しいですよね。 白×グレー 粉引きウロコ文シリーズ 小鉢 温かみのあるウロコ文様に、淡いグレーが絶妙なアクセントを添える粉引きウロコ文シリーズ。グレーは釉薬の色ではなく(釉薬は透明)、赤土の上にかかった白化粧。白土の薄い部分が白くなりきれずグレーになるのだそう。 小鉢の他、6寸皿もちょっとした取り分け皿におすすめです。 動物シリーズ 別称「中野動物園」とも言われるほどにラインナップが膨らんだ中野さんの動物シリーズ。中でも特に、カピバラやゴリラ、大角鹿などが人気で、食卓にひとつあるだけで豊かな表情を生んでくれます。 今回ご紹介の作品をピックアップした2店は、いずれも日常使いにぴったりな「笠間焼き」の作家さんを中心に取り扱っています。陶器だけでなくクラフト全般をカバーしているので、詳細はぜひ個々のホームページなどでご覧になってみてください。 お問い合わせ先/ ・folk_(フォルク):folk.jpn@gmail.com(無休) ・PUNTO(プント):TEL 029-255-6026(水~日 12:00~19:00)
2015年03月12日ニューヨークで流行のヴィーガン、ローフードがブームの火付け役とも言われる スーパーフード は、いまや美容業界を席巻するトレンドキーワード。 ハワイアンスイーツとともに人気が高まったスーパーフルーツ「アサイー」や、他のオイルと置き換えることでからだの巡りを促す「ココナッツオイル」などを筆頭に、「アーモンドミルク」や「マカ」、「マキベリー」など続々登場しています。 その言葉の定義はいろいろあるのですが、一般的には、「ある特定の有効成分の含有量が飛び抜けて高い食品」や、「(多種の栄養・健康成分を含むため)ごく少量で栄養・健康成分を効率的に摂れる食品」の総称として、おなじみの美のキーワードになっています。 今回は2014年秋以降に登場した、新たなスーパーフードやスーパーフードブランド、毎日の生活に簡単に取り入れられるホットなトピックスを一挙ご紹介しましょう。 野生の花からミツバチが採取するパーフェクトフード 「ビーポレン」 まずは、オーガニックフードブームを引き起こしたとも言われるカリフォルニア発、スーパーフードのパイオニアブランド「Sunfood SUPERFODDS」から間もなく発売される 『wildcrafted BEE POLLEN(ワイルドクラフト ビーポレン)』 です。 ビーポーレンとは、ミツバチが花から花粉を採取する際に、体内から酵素を分泌させて花粉に絡め、後ろ足でお団子状に丸めたもの。女王蜂や、自分たちの 越冬に備えて巣に持ち帰る 、ビタミンA・B・C、マグネシウム、鉄、亜鉛、酵素などを豊富に含む大変貴重な栄養素です。 ミツバチにとって完全なタンパク資源でもあるビーポーレンは、その栄養素の高さから 「パーフェクトフード」「ミラクルフード」 などとも呼ばれているほど。見た目はまさに花の“花粉”を集めて丸めた小さなキューブ状で、香りや風味からも花粉そのもののニュアンスが伝わってきます。 なかでも「Sunfood SUPERFODDS」のビーポーレンは、スペインのカントリーサイドに住む養蜂家が、ミツバチが多種の野生花から採取したものを 丁寧に収穫・低温乾燥した無添加・ワイルドクラフト であるため、さらに複雑な フィトケミカル を含んでいることが特徴です。 ヨーグルトにかけたり、サラダにさっと和えたり、スムージーにブレンドするなど、摂り入れ方は簡単。花のハチミツと相性が良いので、朝食はハチミツを塗ったトーストのトッピングにもおすすめです。 “自然治癒力”を高めるスーパーフルーツ 「マキベリー」 ビーポーレンと同様に話題のスーパーフードが、抗酸化パワーで注目される マキベリー です。同じく「Sunfood SUPERFODDS」から昨秋発売された 『オーガニック マキベリー パウダー』 は、チリ南部に自生するマキベリーのフリーズドライパウダー。 マキベリーは “癒しの力” がある神聖な植物として何世紀にもわたりインディアンに食されてきたフルーツです。アントシアニンによる深紫色が美しく、ブルーベリーの酸味を強くしたような味わいは、ヨーグルトやスムージーなどと相性がぴったり。小腹が空いた時の軽食などに摂り入れると、心身ともにパワーチャージできます。 また、免疫をサポートし自然治癒力を高めてくれるので、風邪の引きはじめなど、なんとなく体調がすぐれない感覚を感じた朝などにおすすめです。からだの巡りを促し自然治癒力を高めて、毎日をいきいきと過ごしたいですね。 中国の秘境が育む神秘のスーパーフード 「火麻の実」 100歳以上の長寿の人々が暮らす村として知られる広西チワン族自治区の巴馬で、その “不老神泉” のパワーの源として注目されているのが 火麻の実 です。 その火麻の実を毎日の食生活に摂り入れやすく加工したのが 『オメガポイント 巴馬火麻ナッツ』 。グローリー・インターナショナルから2014年末に新発売された、アラフォー世代にぜひおすすめしたいスーパーフードのひとつです。見た目はピスタチオのような色合いで食べやすく、どんな料理にも合わせやすいのが特長です。芳ばしい香りや旨みが料理にコクや深みを与えてくれます。 厳選したワイルドクラフト(完全自生)の火麻の実を乾燥後、脱穀・(程良い大きさに)粉砕、日本で真空パックした『オメガポイント 巴馬火麻ナッツ』は、20種類のアミノ酸をすべて含み、食物繊維、亜鉛・銅・鉄・マグネシウムなど現代人に不足しがちな栄養素がすべて含まれている、まさに神秘のスーパーフード。 火麻の実が細かく砕かれているので、サラダや玄米、お豆腐やピザ、パスタ料理などのトッピングにも。さまざまな料理に調味料のような感覚で気軽に摂り入れてみてください。 コスメブランド発 自然のパワーが育む日本古来のスーパーフード 日本が誇るスーパーフードといえば、味噌、醤油、醸造酢など、微生物や自然の恵みをたっぷり摂り込みながら時間をかけて作られる調味料や伝統食材の数々です。コスメブランドとして知られる「アムリターラ」が昨秋立ち上げた食品ブランド 「アムリターラフーズ」 では、こうした伝統食材を中心に、太陽・土・水・微生物、ありとあらゆる自然界のパワーを活かしながら作る “食べる人が健康になり、美しくなれると考えた食品” を約30アイテムをラインナップ。 天然の麹菌や酵母菌、乳酸菌がびっしり棲みついているもろみ蔵や杉樽の中で長期熟成させた生醤油や、クエン酸やミネラル、酵素をたっぷり含んだ熟成梅酢など、いずれも日々の食卓にすぐにでも取り入れたくなる魅力的なアイテムばかり。もはやサプリメントと言えるほどの栄養価を秘めた食品の数々は、どれも旨みあふれる豊かな味わいが特徴的です。 「健康のためなら少しくらいまずくてもがんばらなきゃ!」という引き算のアプローチではなく、「美味しくてきれいになれるって本当にお得!」という足し算のアプローチで、嬉しい驚きを毎日の食卓で実感させてくれる「アムリターラフーズ」。まずは手始めに、超日常的な食品ともいえる調味料各種から取り入れてみては? ▼アムリターラ農園 自然栽培味噌 蔵付き麹菌仕込み 福岡県うきは市のアムリターラ農園で、大切に育てた自然栽培の玄米と大豆を、福井県の創業100年の味噌蔵で、蔵にすむ 4種の天然麹菌 の力で天然醸造した極上味噌。大豆の甘みと米の旨みがしっかりと感じられ、香りが高く、まろやかでフルーティな味わいが特徴です。イソフラボンと乳酸菌、抗酸化力が注目される発酵の力を、毎日の料理に美味しく摂り込んで。 ▼生搾り 杉樽仕込み醤油 香川県小豆島の蔵で、農薬や化学肥料不使用の国産原料を天然醸造した醤油。杉の大樽で琴の音色を聴かせながらじっくり1年以上発酵させたもろみを搾り、火入れせず 酵素が活きたまま瓶詰めした生醤油 。コクととろみ、旨みや香りが素晴らしく印象的です。 ▼薩摩かめ壷仕込み 玄米黒酢 2年熟成 農薬不使用の 玄米を精米せずに蒸し て、かめ壷で 2年間熟成 させた玄米黒酢。アミノ酸、酢酸、クエン酸、コハク酸、ビタミン、ミネラルもたっぷり。長期熟成の黒酢は味がまろやかで酸味がやさしいクセのない味わいなので、生使いだけでなく煮込みの隠し味など、様々な料理に役立ちます。 ▼鹿北製油 × ameitara foods 九州産なたね油 PREMIUM ビタミンEやオレイン酸が豊富なことで知られるなたね油。農薬・化学肥料不使用の九州産のなたねを使用したアムリターラのなたね油は、昔ながらの 低温圧搾法 を採用。九州産の材料で作った手漉き和紙と綿の布でろ過するだけ、なたねが持つ香ばしさや苦み・まろやかさが活きたプレミアムななたね油。 ▼アムリターラ厳選 美膳雑穀 熊本県で農薬や除草剤、化学肥料を使用せずに栽培されたあわ・きび・ひえ・押し麦・丸麦・はと麦・たかきび・緑米・赤米・もち玄米の十穀をベースに、北米のネイティブアメリカンが収穫した 野生の草の実「ワイルドライス」 をブレンド。お米に少し混ぜて炊くだけ栄養満点のスーパーフードにパワーアップしてくれるアムリターラの雑穀は、炊きあがりの美しさや豊かな食感も特徴的。 他にも無酸処理の風味・食感豊かな鹿児島産の焼き海苔や、滋養深く栄養価に優れた宮崎県産在来種梅干しなどなど、美しさをコツコツ築き上げるため、毎日の食生活に欠かせない日本の伝統食材に今こそ注目です。 やせる、若返る、美肌になる 話題の「アーモンドミルク」を攻略 最後にご紹介したいのが、“アー乳”とも呼ばれ話題の アーモンドミルク 。アーモンドミルクとは、アーモンドと水で作るシンプルな飲み物で、アンチエイジング、美肌、ダイエットなどの美容面や、食物繊維、ミネラルなど栄養面でもいま脚光を浴びている食材です。SOY MILK(豆乳)好きの米国では、すでに豆乳より市場規模が拡大しているというのだから相当なものですよね。 昨年末、料理研究家・長谷川智永子さんが上梓した『アーモンドミルク 完全レシピ』(世界文化社)には、アーモンドミルクの選び方・作り方をはじめ、スムージーや鍋、洋食、デザートまで、家庭で作りやすく美味しく楽しめるアーモンドミルクのレシピが紹介されています。スーパーフードに夢中!という方はこちらもぜひご一読あれ。 お問い合わせ先/ ■Sunfood SUPERFODDS 総販売代理店/株式会社アリエルトレーディング TEL 0120-201-790(月~金 10:00~17:00) 公式サイト: ■火麻の実 株式会社グローリーインターナショナル TEL 0120-195-878 公式サイト: ■アムリターラフーズ 株式会社AMRITARA TEL 0120-980-092(土日祝・社指定休暇日を除く10:00〜17:00) 公式サイト:
2015年02月02日日本の年間チョコレート消費量のうちなんと約2割が消費されるというバレンタインデー。世界中からどれだけのチョコレートブランドが日本に集結しているのかを想像するだけでもわくわくするこのシーズンは、普段なかなか味わえない希少なショコラティエ&ショコラトリーが体験できるまたとないチャンスとも言えます。 日頃から多忙なアラフォー女子的には、自分ための “ご褒美チョコレート”も気になるところ。そこで、いまチョコレートを選ぶなら押さえておきたい 3つのトレンド に分けて、2015年のおすすめ商品をご紹介いたしましょう。 キーワード その1 “Bean to Bar” (ビーントゥバー)とは 昨年末あたりからチョコレート業界を席巻するトレンドキーワードのひとつが “Bean to Bar“(ビーントゥバー) です。 “Bean to Bar”(ビーントゥバー)とは、ショコラティエまたはショコラトリーが カカオ豆からチョコレートに仕上げるまでの様々な工程を一貫して行う ことを意味し、その注目度の高さは日本の大手菓子メーカーが“Bean to Bar”を謳った商品を発売するほど。 伊勢丹新宿店、銀座三越、日本橋三越本店、松屋銀座など、バレンタイン商戦に名乗りを上げる大手百貨店各社も、今年は特にこのBean to Barのテーマに力を入れていて、国内外問わずよりマニアックなアイテムが豊富にラインナップされているのが2015年バレンタインの特徴です。 今年、このテーマにおいて注目したいブランドのひとつが、開業10周年を迎えた「ショコラティエ パレ ド オール」が立ち上げた新ブランド 「アルチザン パレ ド オール」 。 同店はショコラティエの三枝俊介さんが、世界中から選び抜いたカカオ豆をベストな状態で焙煎し、チョコレートに仕上げるまでの全工程を手がけるためのBean to Bar工房として昨年末オープンしたもの。 チョコレート製造に最適な八ヶ岳を望む冷涼な気候のもとに、カカオの保管やエイジングまでの工程を徹底した管理のもとに実現しています。 三枝さんの38年におよぶキャリアの集大成ともいえるチョコレートは、清里高原にある工房隣接のショップでフルライン購入が可能。都内では松屋銀座でも展開の予定です。 “ピュアカカオの芳醇な味わい” で、 本物志向の男性やお酒好きの友人へのギフト にもおすすめのアイテムです。 キーワード その2 “チョコレート&ビューティ” ふたつめのキーワードは、 “チョコレート&ビューティ”(食べて美しくなれるチョコレート) 。 すでに数年前から、ハイカカオチョコレートの 抗酸化作用 や、日本人女性が不足しがちな 鉄・亜鉛などのミネラル分や食物繊維 が補える等の美容効果がうたわれていますが、今年はこのテーマをもっと立体的に進化させた、見た目の美しさでもアピールしながら、 内側にも“美”でアプローチ するあらたなチョコレートブランドに注目です。 そのひとつが緑豊かな国 “もうひとつの北欧” とも言われる ラトビア の首都リガで生まれたハンドメイド・チョコレートブランド 「エミルス・グスタフス」 。ギフトにふさわしいスタイリッシュなチョコレートとして現地でも高く評価されています。 現在30代前半という若さの社長ラウラ・セブレ、ショコラティエのリエネ・トムソネをはじめとする、約30人の社員のほとんどが女性というユニークなブランドです。 なかでも、北欧の森の恵み、ベリー類をはじめとする各種の天然素材を大粒のまま大胆に配合したチョコレートタブレット各種は、それぞれ 食べて美しくなれる ヒントがふんだんに盛り込まれている要注目のアイテム。 タブレットそのものやパッケージもスタイリッシュで美しく、自分へのご褒美としてはもちろん、女友達へのサプライズギフトにもおすすめです。 ・ベリーラブ ラズベリー ダーク/ ホワイト また、この「エミルス・グスタフス」が展開するプレミアムブランド 「ネレウラ」 (「エミルス・グスタフス」のショコラティエ、リエネが作秋リガに第1号店をオープンしたばかり。日本初登場ブランド)も、同じく注目したいブランドのひとつ。 ラトビア産のベリー類など、からだが歓ぶフルーツをふんだんに使った「ベリー・デライト」は、 果実のみずみずしさをそのままゼリー状に封じ込めて チョコレートでコーティングしたネレウラの代表作。 その抗酸化作用からスーパーフルーツとも称される“ シーバックソーン ”や、食物繊維が非常に豊富な“ マルメロ ”など、美を誘発するフルーツがたっぷり入った 食べて美しく が体現できるチョコレートです。 キーワード その3 “ご褒美チョコ” 最後のキーワードは、ここ数年大手百貨店が力を入れる “ご褒美チョコ” そのものです。頑張る自分へのご褒美として購入する女性たちの数は、年々右肩上がり。特に高額なものほどその需要が高いというから、この時期“ご褒美にチョコレートを買う”ことがトレンドになりつつあるのかもしれません。 そんな女性たちのニーズに応えるかのように登場するプレミアムブランドのバレンタイン限定チョコレートや、この時期だからこそ実現する高級メゾン同士のスペシャルなコラボ商品、厳選素材を使用した隠れた逸品など、今年はマニアならずとも気になる“ご褒美チョコ”が目白押しです。 ・ヴェルディエ 「レザンドレ・オ・ソーテルヌ“貴腐” ヴェール・グランド」 ・メサージュ・ド・ローズ 「グランバリヤシオン・エトワール」 ・ショコラトリー・ドゥ・モナコ 「シルバービジューモナコ」 ・ガロタイ 「ベンジャロンチョコレート」 ・フレデリック・カッセル×能作 「パルファン・ド・サンショウ × 能作 限定コフレ 」 ご褒美チョコレートを手に入れたら、お気に入りのシャンパンやワインと一緒に独り占めして味わってみてはいかがでしょう。きっと、ちょっと贅沢な気分になれますよ。 お問い合わせ先/ ・アルチザン パレ ド オール:TEL 0551-48-5381 ・合同会社サンタルミナ:TEL 050-5806-5010(エミルス・グスタフス、ネレウラ共に) ・エミルス・グスタフス : www.emilsgustavs.jp *1/21~25伊勢丹新宿店「サロン・デュ・ショコラ東京」(新宿NSビル地下1階イベントホール)に出店。以降、1/27~2/14 プランタン銀座、1/31~2/14 丸井今井札幌本店に出店。 *ネレウラは、1/28に松屋銀座とそごう横浜店で同時に日本デビュー。松屋銀座は2/14、そごう横浜店は2/15まで。西武・そごう全店でも一部商品の取り扱いを予定。 ・日本橋三越本店(大代表)TEL 03-3241-3311(10:00~19:00) ・銀座三越(大代表)TEL 03-3562-1111(10:30~20:00)
2015年01月13日1年のしめくくりや始まりに、お世話になっている大切な人たちに向けて贈り物をしてみませんか。年末年始のホリデーシーズンに、重くなりすぎないようスマートに日頃の感謝の気持ちを贈りたい、ちょっと特別なギフトアイテムをご紹介します。 やさしい時間を贈る「あとあとかとか。」の焼き菓子 「檸檬ケーキほろほろ」「ほんわかケーキ」と、なんとも魅力的な名前のやさしいお菓子を焼き上げるのは、山梨県の北西部・八ヶ岳の麓、小淵沢に工房を構える 「あとあとかとか。」 の川村あゆみさん。都内近郊から自然いっぱいの小渕沢に移転したばかりの工房で、川村さんがひとつひとつ丁寧に焼き上げるお菓子はどれも甘さも控えめで心に響くやさしい味わいが評判です。 大人向けの味わいが人気の「ショコラテリーヌ」は、冷やしていただくと、ショコラフレ(生チョコレート)と焼きチョコレートを併せたような不思議な食感と口どけが印象的。コーヒーはもちろん、赤ワインやヴァンショー(ホットワイン)のお供にもおすすめです。 ドイツのお菓子“ザントクーヘン”を無農薬檸檬、国産てん菜糖、国産きび砂糖などで「あとあとかとか。」風にアレンジした「檸檬ケーキほろほろ」は、独特のほろほろとした食感が、家の中で過ごすことの多い冬のお茶請けにぴったり。1アイテムでももちろん、希望に沿って詰め合わせも可能なので、やさしい気持ちを贈りたい大切なあの人に選んでみては? 「楽しく健やかに!」の想いをこめて 「BEE my HONEY」のはちみつギフト 年末年始、日に日に寒さが増すこんな季節は、特に相手の健康を気遣うギフトを選びたいもの。そこでおすすめしたいのが、日本独自の伝統的な転地養蜂のもと大分県で105年の歴史を刻む近藤養蜂場の新ブランド 「BEE my HONEY」 です。 昔から「医者いらず」の健康食品として知られる「はちみつ」をベースに新しいはちみつの楽しみ方を提案する「BEE my HONEY」は、年々希少になる国産はちみつをベースにしたオリジナルアイテムをバリエーション豊かにラインナップ。 「塩はちみつ」や「胡椒はちみつ」など “調味料”として使える第3のはちみつ をはじめ、様々な花の蜜がつまった国産の百花はちみつをベースに、飯尾醸造の富士酢を合わせた「HONEY VINEGAR」、大分産のディルやレモングラス、ミントを漬け込んだ「HONEY HERB」、国産レモンと数種類のスパイスを漬け込み風味付けした大人のレモネード「HONEY SPICE LEMONADE」など、とにかく好奇心をぎゅっと掴むアイテムがずらり。それがあるだけで、毎日ちょっと嬉しくなる「BEE my HONEY」のはちみつ。心と身体を思いやったギフトを贈りたいあの人に選んでみては? “贈る時間”を愉しみながら選ぶ 「FRESCA」厳選のギフトアイテム 「本当に美味しいものを作り出すクラフトマン」と、「美味しいものを選び抜くエキスパート」に焦点をあてた厳選食料品専門の会員制オンラインマーケットプレイス 「FRESCA(フレスカ)」 には、 “ここぞ” という時に選びたいギフトアイテムが満載です。 生産者のもとに直接足を運び厳選した“確かなキュレーション”を誇る「FRESCA」のオンラインブティックでは、生鮮の肉、魚介、野菜果物から、惣菜、チーズ、食料品雑貨からテーブルウェアなど55ブランド(約500アイテム)を計11の部門に分類してラインナップ。 米シカゴのコーヒーロースター「インテリジェンシアコーヒー」や、ブルックリン発のナチュラル洗剤ブランド「コモングッド」など日本初上陸のアイテムもあれば、京都祇園「侘屋古暦堂」や、代々木上原のフレンチ「ラ ファソン コガ」など名店の味が楽しめる商品などにも目を奪われる。そんなバリエーションの豊かさや、ブティック内を回遊する愉しさも同サイトの魅力です。 誰もが忙しく過ごす年末年始だからこそ、お世話になったあの人や、大切なあの人の顔をひとりひとり思い浮かべながら、“贈る時間”そのものも愉しんでみては? お問い合わせ先/ あとあとかとか。 TEL: 080-4094-6833 e-mail: info@atoatokatoka.com オンラインショップ 株式会社スティルウォーター TEL: 03-6427-9587 近藤養蜂場 公式サイト www.beemyhoney.jp FRESCA TEL:03-5549-1057 公式サイト www.fresca.jp *2014年12月12日、湘南T-SITEにカフェカウンター併設のリアルショップもオープン(FRESCA 湘南T-SITE tel.0466-53-8975)
2014年12月18日2014年も残すところあとわずか。クリスマス、忘年会、新年会と、家族や親しい友人、日頃お世話になっている人々と集う(ギャザリング)機会の多いホリデーシーズンの到来です。こんな時期頭を悩ますのが、お呼ばれしたホームパーティーのおもたせや、挨拶代わりに持参する手みやげ。 相手に歓んでもらいたいシーンでのおもたせや手みやげ・贈りものは、相手やシーンごとに「あの人にはこれ」「こんな集まりにはあれ」と、引き出しの数が多ければ多いほど女を上げられるもの。今回は、1年の終わりと始まりを刻む大切な年末年始だからこそ、ちょっと手間をかけても選びたいおもたせ・手みやげ、贈りもの(ギフトアイテム)をご紹介します。 ハイブリット和スイーツのパイオニア パティスリー キハチの「どらクリームサンド」 1992年の創業当時から、洋菓子に和素材を取り入れてきたハイブリット和スイーツのパイオニアとも言える パティスリー キハチ 。ブランドの強みである“パティシエの技”に焦点をあてながら、日本の「素材」「伝統」「製法」の良さをあらためて見つめ直して完成させたオリジナルスイーツが今秋登場した「どらクリームサンド」です。 パティシエの技を取り入れて焼き上げるどらやき生地は、ほんのりとバターが香るしっとりふんわりの食感が印象的。豊かな風味がパンケーキを思わせる自慢の生地の間には、カスタードクリームと生クリーム、相性のよい餡、栗、塩キャラメルなどをサンド。絶妙な黄金比で完成させたパティシエの自信作ともいえる逸品。 伊勢丹新宿店限定での販売になるため「あそこに行かないと買えない」希少さが話題作りにもひと役買いそうなハイブリット系和スイーツは、親しい仲間たちとのギャザリングやティーパーティなどで皆の注目を集めることうけあいです。 お酒好きのギャザリングに持ち寄りたい あおざしからり「プレミアムからり 黒トリュフ」 「からりと揚げた、あたらしいお菓子」をコンセプトに2011年に誕生した菓子ブランド 「あおざしからり」 。選りすぐりの原料米で丹念につくった生地と、こだわりの“揚げ”製法で追求した軽い食感が特徴で、現在その種類は全15種類。 その新シリーズ第一弾として登場したのが、世界三大珍味、高級食材としても名高い 黒トリュフを使用 した「プレミアムからり 黒トリュフ」です。さっくりとした歯ごたえと同時に広がる黒トリュフの豊かな香りが、ワインやシャンパンとの相性もバツグンで、ワイン好きが集まるホームパーティでも重宝がられる存在に。 エイトブランディングデザインによるパッケージも華やかなので、人気の「ショコラからり」と組み合わせた2個入りや、4個入り、大勢の場合は6個入り、9個入りなどボックスでの詰め合わせも様々なシーンで活躍しそう。 サプライズ演出に活躍 「ジェラテリア マルゲラ」のフィンガードルチェ ミラノ生まれの老舗ジェラート専門店「 Gelateria Marghera(ジェラテリア マルゲラ) 」からこの冬登場した新メニュー「プラリネ」は、作り立てのジェラートを半円形に成形してひとつひとつチョコレートコーティングしたフィンガーサイズのジェラートドルチェ。 5種類の人気フレーバーを3種類(ビター、ホワイト、ミルク)の中からベストマッチするチョコレートでコーティングしているので、普段店頭に並ぶジェラートとはまた違った味わいが楽しめるのも嬉しいアイテムです。 今年は冬のアイスドルチェがさまざまなブランドから登場しているので、ちょっとしたサプライズ演出を考えている仲間同士のギャザリングや、スイーツ好きな友人たちとのスイーツパーティ、そしてもちろんクリスマスなどなどさまざまなシーンにおすすめの1品。華やかに盛り上げたいギャザリングへスマートに持ち寄りたいイットなアイテムです。 どんなギャザリングシーンでも相手が思わず顔がほころぶような贈りものをセレクトして、「おいしそう!」「なになにこれ、食べたことない!」と皆を盛り上げてみてはいかがですか? お問い合わせ先/ ・パティスリー キハチ 伊勢丹新宿店 TEL:03-3352-1111(大代表) 公式サイト ・菓匠三全 あおざしからり TEL:06-6485-7771 公式サイト ・ジェラテリア マルゲラ 麻布十番店 TEL:03-5772-3283 公式サイト
2014年12月15日