2016年5月8日 10:00
PMSの症状がひどすぎる! そんなあなたはPMDDかも?
「イライラする」「肌荒れが目立つ」「胸が張る」……。病気というほどではないけれど、何となく感じる不調。それが決まって月経前に起きるようなら、それはPMS(Premenstrual Syndrome: 月経前症候群)と考えていいかもしれない。
AACクリニック銀座の浜中聡子院長に今回、PMSの症状とその対策について話を聞いてみた。
○排卵期から月経前の間に起こるPMS
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がある。下の表にあるように排卵期から月経までの間、すなわちエストロゲンよりプロゲステロンが優位になる期間にPMSの症状は現れる。女性ならば多かれ少なかれ、思い当たることがあるのではないだろうか。
先ほども話したとおり、PMSになると心と身体に症状が現れてくることも。
PMSの代表的な症状は以下の通りだ。
心
「イライラする」「気分が落ち込む」「涙もろくなる」「どんよりする」「集中できない」「張りつめた緊張感が続く」「気分のアップダウンが激しい」など。
肌・体
「肌荒れ」「ニキビ」「むくみ」「胸が張る」「体がだるい」「食欲が旺盛になる」