2017年6月13日 10:10
「ダイエット臭」って何!? 糖質制限ダイエットで気を付けたいこと
主食以外なら何をどれだけ食べてもよいと言われているが、タンパク質、脂肪も摂取過多になれば体脂肪になるだけでなく、長期に渡れば病気のリスクを高める可能性があるという。
また、ケトン体がエネルギーとして使われている状態を「ケトーシス」と言うが、その際に現れるデメリットとしては、体がだるくなる、頭がボーッとする、ケトン体特有のダイエット臭(甘酸っぱいツーンとしたにおい)などが挙げられる。このにおいは自覚できるほどなので、そばにいる人にも気付かれることもあるという。
塩分の摂取量にも注意が必要とのこと。胃を満たすために汁物の量を増やしたり、おやつ代わりにチーズや魚肉ソーセージを食べることが重なると塩分過多になる場合があるとのこと。むくみや腎臓への負担など肥満以外の問題も発生することも考えられる。
糖質制限しながら満腹感を得るには、根菜以外の低糖質の野菜やきのこをたっぷり食べるのがよいとのこと。さらに血中のケトン体濃度が上がると、体外へ排出しようとして脱水症状を起こすことがあるため、水分を積極的に摂ることも大切だという。
なお糖質制限ダイエットは、10~20年単位での長期的かつ正しく検証された報告はまだなく、安全性については現在のところよく分かっていないという。