2017年10月1日 09:30
乳がん検診を受けない理由は? - 「検査が痛そう」「費用が不安」の声も
エムティーアイはこのほど、「経験者の声から知る乳がん」の結果を明らかにした。同調査は9月11日~13日、20代~50代以上の1万1,418人を対象にインターネットで実施したもの。
乳がんを経験したことがあるか尋ねたところ、91人が「ある」と回答した。乳がん経験者に乳がん発覚のきっかけを尋ねたところ、「セルフチェックで違和感を覚えて自ら行った検診」(46.0%)が最も多かった。次いで「人間ドックなど自ら行っている定期検診」(15.0%)、「職場での定期検診」(11.5%)となっている。
乳がんがわかったときに最も不安・心配だったことを聞くと、「自分の余命」(57.0%)、「家族や周囲にかかる負担」(44.2%)、「仕事もしくは学業と治療の両立」(41.9%)が上位を占めた。
身近に乳がん経験者がいるか尋ねたところ、35.2%が「いる」と回答した。自身との関係は「友人・知人」(51.4%)が最も多く、「親せき」(37.0%)、「親・兄弟姉妹」(21.0%)となっている。
乳がん検診の受診状況について聞いてみたところ、「受診したことがない」と回答した人のうち、身近に経験者が「いる」と答えた人は37.7%だった。