アロマスタイリスト田仲千春さんにきく アロマオイルで「手浴」のすすめ
症状別の「手浴」と精油の組み合わせ
また手浴によって血行が促されると、肩周りの緊張が解け、
肩のコリもほぐれるのだそう。精油の成分を取り入れやすく、肩こりも改善してくれると、一石二鳥な効果が期待できる手浴。おすすめの精油の組み合わせも教えていただいたので、ぜひ試してみてください。
「アロマは日常に取り入れやすく、お茶を飲むのと同じ感覚でちょっと一息ついたり、気持ちを切り替えたりするのに使えます。自分が好きだと思う香りで、心地よい時間を過ごしてくださいね」
【手浴の方法】
1.約42度のお湯をタライに入れ、天然塩(大さじ1)に2種類の精油を各1滴ずつ混ぜ、お湯に溶かす。
2.差し湯を用意して、冷めてきたら差し湯をしながら、15分間ほど手首まで浸す。

※精油使用の際には禁忌事項があります(特に妊婦の方)。必ず確認してからご使用ください。
※柑橘系の精油は皮脂を分解するため、手浴で使う場合は天然塩ではなく、コーヒーフレッシュと精油を混ぜて、乳化させてからお湯に入れてください。
※火傷にご注意ください。
症状別アロマの組み合わせ
▼花粉症
ティートリー:呼吸器系の不調にアプローチ。免疫力アップ。
ジュニパー:デトッスク作用。ネガティブな感情を手放す。

寝る前や朝出かける前など、時間を問わずおすすめ。鼻から額にかけてスッと呼吸が通るようになります。
▼寒暖差アレルギー(自律神経のバランスを整える)
クラリセージ:緊張から解きほぐし心を緩める。
ラベンダー:ストレスを洗い流し、心のバランスを整える。

就寝前におすすめ。自分にゆるしを与えるようなブレンドです。
▼リラックス
イランイラン:花の精油。蕾がひらくように、気持ちを解放する。
マージョラム:不安や緊張を和らげる。

就寝前や休みの日に。花の精油は心を開くといわれます。心を解放したい時におすすめです。
▼保湿
ゼラニウム:皮脂のバランスを調整する。
サンダルウッド:肌を柔らかくする。

手浴の際、タライから頭にかけてタオルをかぶせ、顔に蒸気を当てると、微量ですが肌に成分が取り込まれ、しっとり柔らかくなります。(蒸気の吸い込みすぎにご注意ください)
【information】
sous le nez ワークショップ
「星と香りワークショップ:番外編」
星座別 花粉症対策 マスクミストクラフトレシピ
2015年3月21日(月・祝)に、ホロスコープから花粉症対策の精油を選び、オリジナルのマスクミスト作るワークショップを開催予定。詳細は、
https://facebook.com/sous.le.nez/
まで。
※イベントは終了しました
取材協力:/「sous le nez(スールネ)」
http://www.souslenez.net