2016年6月9日 12:00|ウーマンエキサイト

美肌、風邪予防… 花によって味や成分が異なる「はちみつ」の使い方のコツ

はちみつはおいしいだけではなく、美容や健康にいいということは多くの人に知られています。でも、種類によって使い方や効能が違うことをご存知ですか? 身近なはちみつだからこそ、その魅力をもう一度、見直してみましょう。

目次

・抗菌作用に疲労回復、はちみつは働き者
・花の種類ではちみつの個性が変わる
・種類によって成分や効果が変わる


美肌、風邪予防… 花によって味や成分が異なる「はちみつ」の使い方のコツ

© tanchy25 - Fotolia.com


■抗菌作用に疲労回復、はちみつは働き者

はちみつにはミネラル、ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄を多く含みます。これ以上は分解されないという、単糖類である果糖とブドウ糖が主成分。体にすんなりと吸収され、エネルギーを素早く得ることができます。だから疲労回復にいいといわれています。

整腸作用があるので便秘によく、ダイエットにも適しているとか。カリウムは体内の余分な塩分を輩出するため、高血圧にもよいとされています。


また、甘味が強いので、結果として砂糖よりも少ない量で満足感を得ることができます。ダイエットをしているけれど、どうしても甘いものが欲しいときにいいかもしれません。

さらに成分として含まれるグルコン酸には殺菌力があり、咳にもいいそうです。

保湿力もあり、美容用のパックとしてよく利用されますね。軽いピーリング効果もあり、お肌を整えてくれます。

■花の種類ではちみつの個性が変わる

このように、はちみつの魅力はたくさんありますが、実は種類によって、使い方のコツがあるのです。

はちみつの色の濃淡は含まれるミネラル分に関係し、ミネラルが多いほど色も濃くなります。色が薄いはちみつはさっぱりしているので、料理に向いています。
一方、色が濃いものは、クセがある上、味や香りも強いので、そのまま食べるか、はちみつパックなどの美容に利用するといいようです。

そもそも、はちみつに含まれるミネラル量は、蜂が採取する花の種類によって異なります。ラベルにどの花のはちみつか明記されているので、ぜひチェックしてみましょう。

ただ、量産的に出回っているものは、有効成分をろ過して精製してクセをなくしたり、加熱処理をしたものが多いのですが、それらはあくまでも飲み物や料理、お菓子に合うように処理されたものなので、今回のお話とはちょっと別のものとなります。


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