2020年1月30日 22:00|ウーマンエキサイト

【医師監修】ニキビを治す正しい方法は? 食事やケアの仕方を知ろう



■ニキビにならないようにする方法

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▼ニキビを予防する方法1:
保湿重視のスキンケア


ニキビの予防には、1日2回の石けんを使った洗顔に、基礎化粧品で保湿をしていきます。その場合には、やはりノンコメドジェニック、またはハイポコメドジェニックと書かれたものがおすすめです。化粧水のあとの保湿剤も同様で、ニキビができにくいものを使用し、しっとり清潔な肌を保つようにしていきます。

▼ニキビを予防する方法2:
睡眠の質を高める


ニキビにとって睡眠不足は大敵です。ニキビの要因の皮脂分泌はホルモンによってコントロールされています。寝不足や昼夜逆転の生活ではこのホルモンバランスが崩れ、ニキビが悪化しやすくなります。規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

新陳代謝の面でも寝不足はマイナスです。
肌のターンオーバーが乱れて毛穴のつまりを引き起こしてしまうことも。特に、寝始めの2~3時間は質の良い睡眠がとれるように心がけることが大切です。

また、就寝時の衣類や寝具は、清潔で吸湿性が高いものを使用するのもポイントです。直接肌に触れるものなので、肌触りのよい綿素材がおすすめ。菌の繁殖を防ぐために、まめに洗って清潔にすれば、心地よい睡眠が確保できニキビもできにくくなるでしょう。

▼ニキビを予防する方法3:
きちんと食べる


ニキビ予防のためには規則正しい生活と食習慣が重要です。「ニキビを治す正しい方法」の章でもお伝えしましたが、バランスの良い食事を心がけましょう。

ニキビができることと特定の食べ物との因果関係は、今のところ、はっきりとはしていません。
そのため、特別食べてはいけないという食品はありませんが、個人それぞれの体質によるでしょう。

「ケーキやチョコレート、ナッツ類などを食べるとニキビができやすい」など特定の食品を食べることで肌の調子が悪くなると感じる人は控えておくのが無難です。

▼ニキビを予防する方法4:
紫外線などの刺激を避ける


ニキビには刺激が大敵です。ニキビ予防の観点からも、紫外線などの刺激は避けておきたいもの。特に強い日差しは皮ふにとって大きな刺激で、赤くなってしまうことがあります。皮ふ細胞のDNAを傷つけてしまう場合もあり、またニキビにとっても良くありません。

紫外線の刺激を防ぐため、日焼け止めの使用はおすすめです。ニキビの治療後は肌が乾燥しがちになり、紫外線によってさらに乾燥が進む可能性があるため、特に日焼け止めが必要でしょう。


日焼けは皮ふがんの原因になるともいわれているので、特に海や山のアウトドア活動や屋外の作業をする場合は、しっかりと日焼け止めを使いましょう。

参考サイト:環境省「紫外線による健康影響」



▼ニキビを予防する方法5:
ストレスケアも大切


先述したように、ニキビの主な原因の一つに「ストレス」があります。ストレスから睡眠不足や不規則な生活になると、さらにニキビができやすくなるでしょう。

ストレスを感じたら、体を動かしたり、ゆっくり音楽を聴いたり、今の気持ちを紙に書いて整理したりなど、工夫をして発散させましょう。ノンストレスな規則正しい生活を送ることが、ニキビを予防するコツかもしれません。

参考サイト:厚生労働省「こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜」「こころと体のセルフケア」



■まとめ

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今回はニキビを予防し、正しく治す方法を紹介してきました。

思春期ニキビも大人ニキビも、肌を清潔に保ち、正しいスキンケアを行っていけば、改善してくるもの。そして、ストレスを上手に発散し、規則正しい生活や食事をしていくことがきれいな肌を保つ秘けつといえそうです。


「健やかな肌は、健やかな生活からつくられる」と覚えておくといいかもしれませんね。

参考資料:
日本皮膚科学会
東京都福祉保健局
環境省
厚生労働省




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