2024年4月23日 17:30
子ども・夫の世話、母の介護に追われ…65歳からダイエットを決意し”27kgの減量”「自分の人生の主人公になりたい」
健康診断でも「脂肪肝」と判定されるようになり、痺れて曲がったままの脂肪肝の体で生きていくのかと感じたときに、「これは痩せなくては」と真剣に決意しました。
■体の栄養が整うと味覚も変わる栄養の摂り方をきちんと学んだことで得たもの
――これまでにどのようなダイエット方法を実践されてきたのでしょうか?
【丸山】昔は「健康優良児」といって大きい子が褒められ、うちの両親も私が太っていくと喜び、頬が少しでもこけてくると夫婦喧嘩をするほどでした。だから、子どもの頃は痩せるなんてとんでもないことだったので、ダイエットを意識したことはありませんでした。
――大人になってからは?
【丸山】出産後は女性は太って緩んでいくものと思っていましたし、中年になると太るのが普通で、細い人は体質だろうとしか思っていませんでした。周りも体格の良い人が多かったのでダイエットは考えませんでしたし、趣味で声楽をしていたので「体が大きいほうが響きがいい」などと言って自分を納得させていましたね。
――最終的に「これでいける!」と転機になったダイエット法は何だったのですか?
【丸山】64歳の頃にダイエットを考え始め、食べないダイエットやファスティングは何度か行ったのですが、食べない生活を長く続けることはできないと思いました。