ビューティ情報『皮膚に棲む菌って?洗顔と「皮膚常在菌」の関係を解説!』

2019年11月16日 20:00

皮膚に棲む菌って?洗顔と「皮膚常在菌」の関係を解説!

皮膚常在菌のバランスを崩す主な原因5つ
皮膚常在菌のバランスを崩す主な原因5つ
出典:byBirth
先ほど少し触れましたが、皮膚常在菌は安定して生息している分には何も害を持たないばかりか、むしろ美肌を保つ役割を果たしてくれています。しかし、何らかの原因で菌のバランスが崩れてしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

ここからは、皮膚常在菌のバランスを崩す代表的な原因をチェックしたいと思います。

化粧品の合成成分

皮膚常在菌は生きた菌なので、殺菌成分が苦手です。しかし、化粧品には微生物やカビの繁殖を防ぐパラベンやフェノキシエタノールなどの「合成防腐剤」や、洗浄力や吸着性の強い「合成界面活性剤」といった殺菌成分が含まれており、皮膚常在菌のバランスを崩したり、減少させたりしてしまうのです。一説によると、合成成分でできた化粧品を長時間塗りっぱなしの現代女性は、皮膚常在菌の数自体が減少しているのだとか……。


過度な洗顔

通常、洗顔によって皮膚常在菌を洗い流したとしても、毛穴に残った常在菌が繁殖するため15分ほどで元に戻るといわれています。しかし、合成界面活性剤が含まれた洗浄力の強いクレンジングで洗顔したり、1日に何度も洗顔したりすることで皮膚常在菌は減少してしまいます。

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