2020年9月10日 20:00
その「スクワット」、太ももを太くしてしまうかも!スクワットでよくある間違いと改善法
股関節を曲げる動作を制限している筋肉は、股関節を伸ばす働きをする筋肉である「大殿筋」であることが考えられます。そのため股関節の動きを高めるストレッチとして、股関節を曲げる動作の制限をクリアにする「大殿筋への静的ストレッチ」と、「股関節を曲げる動作を高める動的ストレッチ」を行います。
(1)大殿筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
仰向けの体勢から脚で「4の字」を作り、下になっている膝を立てます。両手をその膝裏に回し、脚を胸に向かって引きつけることでお尻の筋肉である大殿筋がストレッチされます。左右それぞれ、お尻の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにしましょう。
もし余裕があれば、下の写真のように膝裏に回している両手を膝下に移してみましょう。
出典:byBirth
(2)股関節を曲げる動作を高める動的ストレッチ
出典:byBirth
四つん這いの体勢から背中を反らし(写真上)、そのままお尻をカカトの上までスライドさせていく動作(写真下)を10回繰り返します。
お尻がカカトに近づくと腰部が丸まりやすくなりますが、動作中は腰部が丸まらないように注意しましょう。