2021年1月13日 12:00
ダイエットを成功させるために知っておきたい「ダイエットの基本」
ではなく「血糖値」に着目するようにしましょう。血糖値が急激に上昇してしまうと、血糖下降ホルモンである「インスリン」が分泌されるようになります。このインスリンは、血糖値を下げる働きの他、脂肪合成を促進するという働きも持っているのです。
そのため余ってエネルギーとして使われない糖は、インスリンによって中性脂肪というかたちで、脂肪細胞に蓄えられてしまうことになります。「甘い食べ物や飲み物を摂ると太りやすい」と言われるのは、血糖値の急上昇によって分泌されたインスリンが、余分な糖を中性脂肪として脂肪細胞に蓄えてしまうからです。
甘いモノに含まれる単糖類や二糖類は体内に素早く吸収されるため、血糖値が急激に上昇してしまうのです。それに対して、食物繊維は血糖値の上昇が緩やかで、その上満腹感ももたらします。そのため、体脂肪を増やさないようにするには、海藻類やこんにゃく類、野菜などに含まれる食物繊維を積極的に摂るとよいでしょう。
出典:byBirth
また、血糖値が下がり過ぎてしまってもダイエットにマイナスです。
血糖値が低下すると、血糖上昇ホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。すると、コルチゾールは筋タンパクを分解させてまでエネルギーを作り出そうとします。