ビューティ情報『女医50人に聞いた「すい臓がん早期発見は“尾道方式”が最適」』

2018年12月21日 16:00

女医50人に聞いた「すい臓がん早期発見は“尾道方式”が最適」

早期発見すれば完治するがんなのに、死亡数が減らないのは、「検査が受けづらい部位」という事情も。実際に、女性の大腸がん検査の受診率は、乳がんの44.9%に比べても、38.5%と低い(平成28年国民生活基礎調査)。

大腸がん検査といえば、大腸内視鏡検査が一般的になっているが、アンケートでは、自治体でも受けられる便潜血検査(検便)を重視する声が目立った。

大腸肛門が専門のマリーゴールドクリニック(東京都)、院長の山口トキコ先生は、理由をこう説明する。

「便潜血検査は自治体の検査で手軽に受けられます。ただ、便潜血検査では5ミリ~1センチくらいの小さながんがあっても陰性になることが多い。しかし、早期がんが1年で進行がんになることは少なく、毎年受けていれば手遅れになる前に発見できる率が高まります」

ただし、家族に大腸がんの人がいる場合は注意が必要だ。

「家族歴がある方は、毎年の便潜血検査に加え、3年に1度は大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。
大腸内視鏡の場合は、ポリープがあれば、その場で切除できますからね」(山口先生)

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