ビューティ情報『突然襲う“原因不明”の顔の激痛…「三叉神経痛」疑いも視野に』

2019年11月21日 11:00

突然襲う“原因不明”の顔の激痛…「三叉神経痛」疑いも視野に

「顔に触れる、口を動かす、食事をするなど、わずかな刺激が、痛みの引き金となることもあります。歯茎が痛くて歯科医をたずねたところ、『虫歯……ですかね』とあいまいな感じで言われた。あるいは、鼻の横に激痛を感じ耳鼻咽喉科に行っても、『副鼻腔炎ではなさそう』との診断だった。そんな“原因不明”の顔の痛みに悩んでいる人は、三叉神経痛を発症している可能性が高いのです」

虫歯や親知らずが原因と診断され、抜歯したにもかかわらず、痛みがとれない人も多いと工藤先生。

「10年前に日本神経治療学会が発表した年間発症率は10万人に4人。しかし、私が診察に当たる中で、三叉神経痛にあてはまる50代の女性は確実に増えています。とくに11月からの寒い時期は、体温を逃がさないように血管が収縮し、血圧が上がるため、よけいに神経が圧迫され、痛みがひどくなる人も増えるのです」

なぜ、三叉神経を圧迫してしまうほどに血管がうねってしまうのか。この状態を工藤先生は“血管内中年太り”と呼んでいる。


「これは、中に悪玉コレステロール(LDL)が増加し、血管の内側の壁に“ゴミ”となって張りつき、硬化してしまっている血管の状態をいいます。

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