2020年12月17日 15:50
香りで効果アップ!「臭活」専門家教える「アロママッサージ入門」
2つ目に、のど、気管、肺の粘膜を経由して血液へ。3つ目に、皮膚から浸透し、血液やリンパ液へ。この3つのルートで、全身に信号が送られます。ゆるやかだけれど効果が高いのが、皮膚からの作用なので、なかでもアロマオイルを使ったマッサージはおすすめです」
セルフマッサージでもいいが、マッサージはコミュニケーションツールにもなるという。
「体にさわると、疲れているとか、冷えているとか、相手の状態がよくわかります。コロナ禍で家にいる時間が長くなり、マッサージを覚えたいという人が増えたのですが、『夫の体なんてここ数十年もさわったことがなかったけれど、気持ちよさそうにしている様子を見ると、離れた心も近づいて会話が増えました』という報告も。受ける側だけでなく、ほどこす側にも香りの効果はあるので、ぜひ、家族にも試してみてください」
【マッサージオイルの作り方】
エッセンシャルオイルを直接塗ると刺激が強すぎるため、キャリアオイル(100%天然ホホバオイルがおすすめ)で薄める。保存容器にキャリアオイルを入れ、好みのエッセンシャルオイルを加えて振り混ぜる。
割合はキャリア10ml:エッセンシャル4滴(フェース用は2滴、敏感肌は1滴)。