ビューティ情報『怪我に消毒薬はNG!?内科医が教える「症状別・薬の新常識」』

2021年12月3日 15:50

怪我に消毒薬はNG!?内科医が教える「症状別・薬の新常識」

おまけに、医学も薬も日進月歩です。かつては有効性が高いとされていた薬も、のちに副作用が発見されたり、危険性が明らかになることもあるため、一概に『昔飲んでいたから大丈夫』とも言えないのです。昔に比べ、格段に薬が手に入りやすくなっているからこそ、使う際には正しい情報をアップデートしていただけたらと思います」(橋本先生・以下同)

あなたの「薬の常識」は、もはや「非常識」になっているかもしれない。そこで、身近な症状ごとの「薬の新常識」を、橋本先生に聞いた。

【風邪】

「風邪薬といえば、つらい諸症状を抑える総合感冒薬。しかし、総合感冒薬に含まれる解熱剤には、多くの場合、胃がムカムカするといった副作用があるほか、鼻水を抑える抗ヒスタミン成分が眠気を引き起こすこともあるのです」

せっかく薬を飲んでも、食欲が減退してしまっては治りが遅くなるうえ、眠気が強くなって作業の効率も下がってしまうようでは、頑張ったかいもないというものだ。「また、もし感染したのが溶連菌や肺結核などの特殊な菌で、初期症状は風邪に似ているが一般的な風邪ではなかった場合は、服薬によって症状が中途半端に落ち着いてしまうことによって、診断が遅れる可能性も否定できません。

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