ビューティ情報『治療法の進歩で短く…医師が解説「病気の入院日数と治療費」』

2022年3月23日 11:00

治療法の進歩で短く…医師が解説「病気の入院日数と治療費」

早い人ならば1週間、長い人で1カ月ほどの入院期間です。高齢になるほど、長くなるでしょう。目のレンズの役割となる水晶体が白く濁る白内障の手術は、難しいものではありません。術前術後の時間を合わせても30分ほど。そのため外来による日帰り手術をしているクリニックもあります」(上さん)

■月9万円超の医療費には公的補助もある

「骨折は、ギプスで固定したり、重傷の場合はボルトで固定するなどします。リハビリを行う場合は入院日数も増えます。圧迫骨折などを起こしやすい骨粗しょう症の人は要注意。コルセットなどをしてしばらく安静にしますが、そのまま寝たきりになってしまうこともあります」(上さん)

日数が長引けば、その分、医療費もかさむことになるが、忘れてならないのは高額療養費制度。
「同一月に、高額の医療費が発生した場合、限度額(一般的な収入の家庭であれば約9万円)を超えた医療費が返金される制度です。ただし、月をまたいでしまったら、返金されるお金が少なくなったり、高額療養費制度が利用できない場合も。また、差額ベッド代や食事代がかかるので、少し多めに医療費は見積もっておいたほうがいいかもしれません」(上さん)

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