ビューティ情報『コロナ禍で“高温多湿”の空間が温床にーー咳と鼻水は「冬ダニ」のせい!?』

2022年12月2日 11:00

コロナ禍で“高温多湿”の空間が温床にーー咳と鼻水は「冬ダニ」のせい!?

その環境は、ダニにとっても快適なため、冬でもダニが増える要因となるのです」

暖房や加湿器を長時間使用することにより、室内は“高温多湿”状態となる。それが冬ダニの温床になってしまうのだ。

アース製薬によると、家の中で繁殖するのは、主に“ヒョウヒダニ類”と呼ばれているダニで、大きさは0.2~0.4ミリほど。乳白色のため、肉眼では発見しにくい。人間のフケやアカ、汗などを主なエサとし、どんな家にも必ず生息しているという。

「繁殖に最もよい室内環境は室温25~30度、湿度60~80%。“ヒョウヒダニ類”は人間を刺すことはありませんが、数が増えると“ヒョウヒダニ類”を捕食する“ツメダニ類”が現れ、捕まえて体液を吸います。0.3~0.5ミリほどの大きさのため、このダニも肉眼では見えにくいです。
ツメダニは偶発的に人を刺すこともあり、吸血はしませんが、体液を吸います。夜寝ている間に、布団の中で刺されることもあります」(アース製薬)
さらに、秋冬に活動する「イエニクダニ」という耳慣れないダニにも警戒が必要だという。

「室温15度、湿度70%の環境を好むので、秋冬に発生することがあります。0.5ミリほどの大きさのため、大量に発生すると無数の虫がうごめいているように見え、気持ち悪さを感じることも。

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