2020年5月13日 16:00
外出自粛で化粧品の消費動向に変化、こだわりの化粧品成分に注目
新型コロナウイルス対策の影響により、緊急事態宣言が5月31日まで延長された。
外出自粛を続ける人も多く、テレワークに移行する人も多い。
こうした外出自粛やテレワーク移行により、化粧品の消費動向に変化が見られた。
化粧品の販売が前年度2割減株式会社パーソル総合研究所の調査によると、正社員のテレワーク実施率は緊急事態宣言地域の7都府県で38.8%、それ以外の地域で13.8%(東京都に限れば49.1%(3月半ばは23.1%)だという。
日本経済新聞によると、3月末のドラッグストアの化粧品販売額は前年比20.7%減。外出自粛により女性がメイクをする機会が減り、主にメイクアップアイテムの売上が落ちているようだ。
一方で、テレワーク中はじっくりとスキンケアにかける時間がとれることから、こだわりの成分が入った基礎化粧品や、シートマスクなどのスペシャルケアアイテムを試す人も多い。
高まるスキンケア需要、機能性化粧品が好調
昨今、スキンケアのジャンルではホワイトニングやエイジングケアなどの機能性化粧品への注目が高まっている。
資生堂のパーソナライズされたスキンケア商品「Optune」や、大正製薬のホワイトニングに特化した「AdryS」