2021年12月9日 20:30
睡眠のプロが教える! 「自律神経を整えぐっすり眠れる」コツ
特技とも言われる「いつでもどこでも眠れる」状態。前回、この「いつでもどこでも眠れる」状態は、睡眠負債がある状態で、健康面や美容面で課題が生じやすいというお話をいたしました。今回は、その状態を解決するための具体的な対策を眠りとお風呂の専門家・公認心理師、SleepLIVE(株)代表の小林麻利子がお伝えします。
まずは自分に必要な睡眠時間を割り出してみよう!
睡眠負債は、土日に長く寝るだけで返済できるようなものではありません。平日も含め、毎日必要な時間眠ること、そして質の高い眠りを得る必要があります。でもやみくもに長く眠れば良いというわけではありません。毎日の生活に無理のない範囲で実践してみましょう。
1.対策は休前日からスタート。
例えば土日が休みなら、金曜日の夜からスタートさせます。
2.就寝時刻はいつも通り
休前日は翌日ゆっくり眠れるからと夜更かししてしまう方は多いですが、それでは、ソーシャルジェットラグ(社会的時差ぼけ)がひき起こってしまうので、ここはグッとこらえること。まずは返済!
3.アラームはかけずに就寝
アラームはかけずに眠りにつきます。
4.土曜日の朝、起床した時刻をメモする
朝は眠気があるかもしれませんが、睡眠慣性といういわゆる寝ぼけ状態。