2022年3月1日 10:00
コロナ禍で増加中の“口腔内の痛み”を心理療法で改善!内服薬を使わずカウンセリングで辛い痛みを取り除く。2月より3回のカウンセリングを1クールとし効果を実感。
と呼ばれることもありますが、特に舌に発症するケースが多いことから、「舌痛症」という名前で知られています。
患者の多くを占めるのが、40~60歳代の女性です。なぜ発症するのかについてはまだ解明に至っていませんが、要因の1つとして考えられているのが、心理的な側面。そのため、コロナ禍で長期にわたりストレスにさらされている昨今は、症状を訴える人が増加傾向にあります。
■薬剤を使うことなく心理的要因に直接アプローチする治療を、全国の患者に届けたい。
口の中に痛みを感じた場合に患者を悩ませるのが、どこの病院に行けばよいのかという点です。耳鼻咽喉科や内科などで「舌痛症」と診断された場合は、心療内科を紹介されることが少なくありません。しかし心療内科では、抗うつ薬や抗不安薬を処方されることが一般的。
そのため、納得のいかない薬剤の内服をためらい、症状が改善しないまま我慢してしまうというケースも散見されます。そこで、つのだデンタルケアクリニックでは、心理的要因による影響の大きさを考慮し、薬剤を使わない治療を提案。カウンセリングを重視した心理療法を用いて、直接アプローチするという方針を採用しています。
「舌痛症」