上のお子さんが1歳になり、2人目妊娠のタイミングを考えるようになったママさん。夫婦で今後の家事・育児の役割分担ついて話し合い、2人目妊娠に至るまでの体験談を紹介しています。「2人目のタイミング、どうする?」 上の子が1歳になり、2人目を考えるように結婚して夫婦で子どもについて話し合ったときに「できれば子どもは2人欲しいね」とお互い話していました。そんなことから、上の子が1歳になったころには2人目を意識するようになりました。 しかし正直なところ、ちょうど上の子が1歳になったと同時に保育園へ預け始め、仕事復帰も果たしたばかり……。家事・育児と仕事の両立がとても大変ななか、今2人目を妊娠して私はやっていけるのだろうかと、不安がよぎることが多々ありました。 2人目のタイミングは2歳差を計画!2人目のタイミングは少し迷いましたが、1人目の出産がすでに高齢出産だった私。自分の年齢を考えても、2人目妊娠のタイミングを先にするほど余裕はないと思っていました。私自身、4人きょうだいで育ち、大人になってきょうだいの心強さを感じています。だから自分の子どもには将来、親がいなくなっても支え合えるきょうだいを作ってあげたい。 そこで、2歳差を意識して計画を立てました。そのためには夫の協力は必須。家事・育児の分担について、洗濯・お風呂掃除は夫、料理・部屋掃除は私、と話し合いました。 2人目妊娠は計画通りにはいかないものちょうど2歳差になるように計画したものの、理想通りにはいかず……。私は1人目も不妊治療をおこなって妊娠しているので、不妊治療を再開することに。1人目はなんとかタイミング法で妊娠できましたが、私の年齢も上がっているせいか半年経っても妊娠せず……。 先生からステップアップを提案され、体外受精へ踏み切りました。家事・育児、仕事を両立しながらの不妊治療はかなりつらかったですが、最近やっと妊娠を確認することができました! 無事生まれるまで安心はできませんが、ギリギリ計画していた2歳差で生まれてくる予定です。私は子育ても仕事も頑張りたいと思っているタイプなので、夫が家事や育児に協力的でないと2人目は考えられませんでした。夫婦で納得いくまで話し合い、夫が家事育児の分担をすすんでしてくれたからこそ2人目を生み育てようと決心できたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2020年11月09日1人目の子を妊娠していたときは経過が順調で、普通に仕事や生活をしていました。2人目のときも順調かと思っていたら……妊娠32週でいきなりおなかが張り、出血してしまいました。大変だったそのときのことをお話しします。 いつもよりおなかが張る2人目を妊娠したのは上の子が4歳で甘えざかりのころ。何の異常もなく、仕事もフルで働き、上の子のお世話も普通にしながら生活していました。 しかし、妊娠32週のある日のことです。いつもよりおなかの張りがあるなと思い、休憩をしながら夕飯を食べ、上の子と一緒に早く寝ました。 少し時間が経つと、何かが出たような感じがあり、もしかしたら……と思って確認すると、出血が! どんどん流れ出してきたので、急いでかかりつけの産婦人科に連絡をしました。 大きな病院へ緊急搬送、そして入院に…急いでかかりつけの産婦人科に行き、診察してもらった結果、破水はしていなかったものの、「早産の可能性があるので、大きい病院に移ってもらいます」と言われました。そして、生まれて初めて救急車に乗り、大きな病院に搬送されたのです。 転院先での診察の結果、切迫早産という診断がおり、安静ため緊急入院となりました。入院後は、何かあれば緊急帝王切開になるかもしれないと言われ、おなかの張りを抑える点滴を24時間管理でおこない、移動はすべて車椅子の生活に。 とにかく妊娠37週まで私は、妊娠37週まではもってほしいと毎日おなかの子に語りかけていました。そして私の声が届いたのか、状態は安定し、妊娠36週で退院することができ、元の産婦人科にも戻ることができました。 退院後は、いつ産んでもいいから今度は動いてと言われ、動くようにしました。しかし、安静の期間が長かったせいか、筋力も体力も落ちてしまい、すごくしんどかったです。 結局、2人目の子は妊娠38週までおなかの中にいてくれました。陣痛が来てからはあっという間だったのですが、最後に陣痛促進剤を使い、吸引分娩で元気な男の子が生まれました。大変な出産でしたが、何より無事に生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO原案/加藤美紀作画/YUDAI9℃
2020年11月08日私は2人目を妊娠しているときに切迫早産で緊急入院になり、上の子を預かってくれる保育園を探すのに苦労した経緯がありました。そして3人目を妊娠したときも、初期の段階で入院が必要になると診断されたのです。そのときに急きょおこなった保活の体験談についてお伝えします。 ママが専業主婦だと保育園入園は難しい私の住む地域は、ママが専業主婦だと基本的に認可保育園に入園させることはできず、申し込めても出産予定日の前後8週だけでした。もしくは母親が入院するなどで保育ができなくなった場合のみです。2人目を妊娠中のときは親戚が勤める病院の職員用の保育園になんとか預けることができたのですが、決して簡単に入れたわけではありません。そして3人目の妊娠が判明したときは、医師が「初期の段階で入院になる可能性が高い。早めに保活したほうがいい」と、妊娠10週のときに診断書を書いてくれました。 どうしても入園先が見つからない先生にすすめられたこともあり、早めに保活を始めましたが、どこも空きがありませんでした。しかも相談していた自治体の方は、専業主婦と聞いた時点で保活の話を積極的には受け入れてくれず、家族のなかで保育をする人はいないのかという話ばかりで順調に進みませんでした。そうこうしているうちに妊娠13週のころに、医師から「今すぐにでも入院してほしい」と言われてしまい、どうしたらいいのかわからずに落ち込んでしまいました。 認可外保育園も検討した結果… 困り果てていたとき、今まで相談していた自治体の方が「認可外保育園で検討してみてはどうか」と提案してくれました。もちろん視野にはあったものの、金銭的にも厳しかったため候補には入れてなかったのです。しかしそうも言っていられなくなり、いくつか問い合わせましたが、どこの保育園も空きがなく難航……。そんななか、1つの園が事情を察してくれて「空きがあるわけではないけれど、職員の増員も含めて検討させてほしい」と言ってくれたのです。その後、復職予定の保育士さんが早めに復職されることになり、わが家の子どもたちも無事に入園することができました。本当にホッとしました。 子どもを2人を保育園に預けることになり家計的には大打撃ですが、その保育園では子どもたちだけでなく、私の育児に対するフォローもしてくれました。産後の不安定な時期も支えていただき、本当に助かりました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2020年11月07日私が2人目を妊娠したとき、長女はすでに6歳でした。初産であれば高齢出産にあたる年齢に差しかかっていたうえに妊娠・出産のブランクがあることから、妊娠中や産後の生活には大きな不安を感じていました。ところが実際には精神面でも体力面でも驚くほどラクに過ごすことができたのです。 経験豊富なママたちが身近に勢ぞろい大きな助けをくれたのは長女のお友だちのママたち、いわゆる「ママ友」でした。長女の周りはたまたま末っ子が多く、ママ歴10年以上のベテランぞろい。私が妊娠を報告すると歓声をあげ、「早く抱っこしたい!」とはしゃいでくれました。 またそれぞれに妊娠・出産の壮絶エピソードを話してくれ、「いろいろあるかもしれないけれど、大丈夫」と私を力づけ、不安を吹き飛ばしてくれたのです。それ以外にも長女の習い事の送迎をしてくれたり、遊びに連れ出してくれたりして、「うちの子が喜ぶから」とあくまでさりげなくしてくれるサポートに救われました。 おもちゃや服がどんどん集まってくる前回の出産からブランクがあるため、また途中に引っ越しもあったため長女が赤ちゃんのときに使っていた物はほとんど処分していました。「すべて買い直しか……」と思っていたら、実際は大違い。直接の友人でなくても「弟妹がいるお友だちのママが引き取り手を探している」とあちこちからお下がりが集まってきたのです。 おもちゃや服も上の子とは性別が違うので、どういったものが良いか見当もつかなかった私に「これは使いやすいよ」「子どもがすごく喜んだよ」という口コミ付きのお下がりはとてもありがたかったです。 小さなママの心強い成長ひとりっ子期間の長かった長女は、少し甘えん坊になり多少の赤ちゃん返りはあったものの、産後はしっかり戦力になってくれました。小さなママとして赤ちゃんのお風呂上がりに合わせてタオルとおむつをセットしておいてくれたり、赤ちゃんが泣き止まないときは変顔をしたり歌ったりして全力であやしてくれたりもしました。 おかげで第1子である長女の乳児期に感じた、「赤ちゃんと2人っきりの閉塞感」を感じることは一切ありませんでした。 7年のブランクがある妊娠・出産に対して、「今さら自分にできるだろうか」という不安が大きくあった私を力強く支えてくれたのは、身近にいる経験豊富なママ友たちと成長した長女でした。「きょうだいは何歳差がベストか」という問いに答えはありませんが、わが家にとっては7歳の差がちょうどよかったように今は感じています。 監修/助産師REIKO著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。イラスト制作者:イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2020年11月05日1人目を妊娠しているときから、「子どもは2人欲しいよね」と夫婦の意見は一致。ですが1人目を不妊治療で授かったので、「2人目不妊になるのでは?」と心配に……。なぜなら1人目ができるまでに、3年かかっていたからです。1人目が落ち着いたら……と、そのときの私はのんびり考えていられませんでした。そのような状況で2人目を授かり、私が感じたことをお伝えします。 2人目不妊を想定して早めに妊活を開始1人目は不妊専門の病院に3年通い続けて、妊娠した経験があります。そのため、子ども同士の年の差を気にしていられませんでした。2人目も不妊となると、1人目を連れて頻回に病院に通わなければいけません。薬の副作用で思うように体が動かないことも……。万が一の事を考えると、私は1日でも早く妊娠できる体に整える必要があると考え、30歳で2人目の妊活をスタート。産後6カ月目のとき生理が再開したので基礎体温の測定を開始して、安定するのを待ちました。そして1人目が生後10カ月のころに断乳をして、葉酸摂取を開始したのです。 予想に反して2人目はすぐに妊娠!結果、1人目を妊娠するまでに3年かかったのですが、2人目は妊活を開始して2カ月で妊娠しました。一番心配していた不妊問題もあっさり解決して、私たち夫婦は晴れて年子を授かることができました。年子は大変だな……と思いましたが、子育てが落ち着いたら早めに再就職をしなければいけなかったので、早々に子宝に恵まれてよかったと一安心! 不妊治療には高額な治療費がかかるため、その分を教育費に回せられると考えると安心できました。 1人目に対してフォローしたこと 子育てはひとりだけでも十分大変ですが、子ども同士の年齢が近ければより手がかかるかもしれないと感じていた私。早々に2人目を考えていたこともあり、1人目には自分でできることはなるべく自分でさせるようにしていました。 自分でごはんを食べる・簡単な脱ぎ着はもちろん、外では抱っこを極力せず「赤いボールまで歩こう!」「あっちにワンワンがいるよ! 見に行こう!」と声掛けをして、歩くことの楽しさを子どもに感じてもらえるよう工夫をしました。しかし1人目も1歳6カ月で、まだまだ甘えたい時期だったと思います。寂しい思いをさせないために、2人目の授乳中も1人目を一緒に抱っこをしたり、2人目が寝ているときは1人目との時間をたっぷりつくるよう意識しました。 私の場合は「不妊」の可能性があったため、2人目はかなり焦って妊活をしました。そのため子ども同士の年齢差も考慮できず、1歳6カ月差に……。ですが常にライバルであり心強い仲間になった子どもたちを見て、今は年子で本当によかったなと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:太田 いこ岡山県在住、年子姉妹の母。フルタイムで働きながらライターとしても活動中。主に、不妊・育児・ママ友などのテーマで記事を執筆している。
2020年11月04日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。赤ちゃんがぎゅっと握る宝物編集後記今回は、なんと秋色で描いてくださいました!新たなつぶみさんのイラストの魅力が見られた回ですね。赤ちゃんはぎゅっと手を握ったり足の指を曲げたり、一つひとつの仕草がとてもかわいらしいですよね。しかし、ママやパパが知らないうちに、思わぬものを握っていることもあります。つぶみさんの赤ちゃん、ねむちゃんがホコリを握っているシーンに「あるある」と共感された方も多いのではないでしょうか。握っているほこりを「たからもの」と称している、つぶみさんの感性も素敵ですね。つぶみさんがせっせとお掃除するシーンは、おまけで描いてくださいましたよ。かわいらしく楽しいエピソードをありがとうございました!ままのて編集部授乳に関する記事はこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年11月04日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。二人目育児ほんわか授乳シーン!でも気分じゃない?編集後記赤ちゃんが、一生懸命おっぱいやミルクを飲む姿はとても愛らしいですよね。たくさん飲んで、すくすく成長してほしいものです。つぶみさんも二人目育児に励んでいます。二人目、ねむちゃんのほんわか授乳シーン…と思いきや、気分ではなかったのでしょうか。「ブンっ」と振り払う姿は、お兄ちゃん・ほにゅくんにも負けない貫禄がありますね。今後のきょうだいの関わりが楽しみになるエピソードです。ままのて編集部授乳に関する記事はこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年10月28日2015年、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、夫婦にたずねた理想的な子ども数は2.32人だったそうです。私も子どもが2人欲しいと思っていましたが、いろいろと悩みました。今回、当時の私が妊娠・出産に前向きになれるようにおこなったことをお伝えします。 2人目が欲しいと考えたときに悩んだこと漠然と2人目が欲しいと感じていた私ですが、真剣に考えていくと巷でも聞かれる「2人目の壁」にぶつかりました。私の壁は、育児への不安と経済的な不安の2つ。夫は転勤がある職種なので、何か困ったときなどに両親に頼れる環境ではありません。私や夫が何らかのトラブルに見舞われたとき、2人の子育てがしっかりできるのか不安でした。 さらに夫は私より7歳年上で、2人目を欲しいと考えていたころは30代後半。これから子ども2人を育てながら教育を受けさせ、先々は自分たちの老後資金も確保しなくてはならないため、経済的に大丈夫なのかととても悩みました。 2人目計画を立てる前におこなったことひとりで考えすぎて、勝手にいっぱいいっぱいになっていた私。これではいけないと思い、悩みを解消するために夫に相談してみました。すると、夫も2人目を望んでいたようで「言い出すタイミングがなかったから話してもらってよかった!」とのことで、びっくり! このひと言で、育児が大変になっても頑張れると感じました。ただ、もっと早く相談しておけばこんなに悩まずに済んだのにと少し後悔しました。 2人目計画を実行するタイミング次に、具体的にいつごろに出産したいのかを話し合いました。わが家の場合、夫の仕事が忙しく、専業主婦の私が育児をほぼひとりでおこなっていたので、引き続き私が子育てに専念しながら上の子を幼稚園に通わせる予定でした。ですから、上の子を入園させる前に出産できたらベストということになりました。その理由は下記の4点です。 ●入園前のほうが幼稚園の行事などに縛られず、出産や子ども2人のお世話に専念できるから●3学年差だと幼稚園や学校の卒業と入学が重なるので、それを避けるためには2学年差がよいと感じたから●出産も子育ても感覚が残っている早めのほうが安心だと思ったから●年が近いほうが子ども同士が仲良くなると思ったから それはまさに、上の子が2歳のそのときでした。そのため、2人目計画を立てたと同時に妊活を進め、3カ月目で妊娠し、無事2歳差で2人目を出産することができました。 子どもが1人から2人になると、やはり何かと大変です。でも、喜ぶ夫や上の子が下の子をかわいがる姿を見られたこともあり、育児の負担はそこまで感じませんでした。上の子の成長を感じられましたし、1人目の育児よりもずっとラクに思えます。神様からの贈り物とも言える妊娠は自分たちの思い通りにいかないものですが、2人目を真剣に望み、そして行動してよかったなと思います。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:大鹿恵美9歳、7歳、4歳の三姉妹の母。これまでの育児を生かした体験談を主に執筆中。365日育児と家事と仕事でフル活動だが、夫との毎晩の晩酌とたまのママ友との交流が原動力となっている。
2020年10月24日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。イヤイヤ期が加速した上の子への対応は?編集後記子どもが2歳頃になると、イヤイヤ期に悩まされるという方も少なくありません。子どもをなだめたりあやしたりと、親もヘトヘトになることもありますよね。二人目が生まれてお兄ちゃんになったほにゅくん。イヤイヤ期が加速したようで「ドンしないー」と否定形も上手になりました。少し大変な時期ですが、心も身体も成長しているのですね。そして、そんなほにゅくんを正座して見守るつぶみさんご夫婦…なんともほっこりさせられるエピソードをありがとうございました!ままのて編集部イヤイヤ期の記事はこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年10月21日私は、1人目を産むときには出産時のうんち事情についてよく知らず、恥ずかしい思いをしました。出産時は気にする間もありませんでしたが、あとになって事前に気にしておけばよかったと後悔の嵐でした。私の1人目の出産時の経験と、それをふまえて2人目の出産時に対策したこと、その結果について紹介したいと思います。 1人目を出産した際の大失態陣痛が10分間隔になったのは夕方のことでした。産院にかけつけると入院に向けて簡単な検査が始まり、そのなかで「うんちは出た?」と聞かれたので、朝のうちに少し出たことを伝えると、「それなら大丈夫ね」と助産師さんに言われ、安心して出産に臨むことに。 陣痛の間隔が短くなると同時に便意がやってきましたが、私は「これがいきみたくなるということだ」と思いました。さらに実際陣痛がつらくてトイレへ行くことができず、結局ベッドの上で……。 幸い助産師さんが近くにおり、すぐに立ち会いの夫を外へ出してシーツ交換してくださったので夫はよくわからなかったようですが、今思い返してもしバレていたらと思うと恥ずかしくてたまりません。 2人目出産のとき、事前に準備したこと1人目の出産を終えてから、妊娠中は便秘気味な私の場合は出産前に浣腸して出してもらうべきだったということがわかりました。入院中に浣腸を経験し、浣腸が思ったよりも恥ずかしくないということも。 2人目の出産は別の産院だったのですが、「バースプラン」に出産時の希望を書いて産院に伝えておくシステムだったので、そのなかに「便秘なので出産の前に便を出しておきたい」と書いておきました。 2人目のときはこうなった出産時のうんちについてバースプランに記載したうえで臨んだ2人目の出産。助産師さんも事前情報から準備してくれていたため、産院についてすぐ浣腸をしてもらい、すっきりした状態で出産に向かうことができました。 陣痛とのかなりきつい戦いのなか、いきみたくなるのが生まれそうなのか、うんちが出そうなのか……なんていう変な心配もいらず出産に集中できたので、恥ずかしがらずに伝えておいてよかったです。 1人目の出産を経験するまでは考えもしなかったし、誰も教えてくれなかったうんちについて。1人目のときは恥ずかしい経験となりましたが、おかげで2人目のときには対策を講じることができました。出産直前に浣腸してもらえば安心なこと、浣腸希望を事前に産院に伝えておくこと、この2点は3人目の出産時にも忘れず実践したいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:仲田みいま2人の男の子を育てつつ、作業療法士として働くワーキングマザー。生活関連の情報をまとめたブログも運営。子育て、ラク家事に関する内容を中心にライターとしても活動中。
2020年10月18日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。産後つらかった出来事…編集後記産後は、気分が落ち込んだり涙もろくなったりする方も少なくありません。育児で忙しい中、赤ちゃんのお世話などでなかなかゆっくり眠れないことも多いですよね。出産を経て退院されたつぶみさんも、お辛いことがあったのですね。二人目育児となると上の子の気持ちも気にかけてあげたいところです。しかし、子どもに拒絶されてしまうと、思わず涙が流れてしまうこともあるでしょう。(現在はほにゅくんとの関係も良好とのことですよ…!)つぶみさんが最後につづっているように、「心が折れそうな時は、素直に大好きな人達に頼る」ということはとても大切なことです。ひとりで我慢したり頑張ろうとしたりせず、祖父母や夫、サポート事業などに頼りながら、ママの休める時間を少しでも作って育児をしていきたいですね。ままのて編集部産後の記事はこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年10月14日2人目の妊活中、マタニティ用品や育児グッズは1人目のときのものをまた使えばいいので、妊娠・出産に向けて特に何か準備が必要だとは考えていませんでした。しかし、実際に2人目を授かってみると、予想しなかった問題が生じたのです。 つわりがつらい!1人目のときはつわりがほとんどなかったのですが、2人目を妊娠すると、つわりがつらく、ひどい船酔いのような状態が何週間も続きました。 そのころ、上の子はまだ幼稚園入園前。一日中遊びの相手をするのが大変で、一時保育を利用してみたいと考えました。ところが、それまでに一時保育の利用経験がなく、預けられる施設を探すところからのスタートになってしまいました。 一時保育の予約がとれない!?近所で見つけた施設は、事前に利用登録が必要でした。なんとか登録手続きを済ませたものの、いざ利用の予約を入れようとすると「すみません、その日は一時保育の枠はいっぱいです」と、思いがけない回答が……。 つわりの具合を見ながら、どうしてもつらいときだけ預けようと思っていたのですが、予約は早めに入れておかないとすぐいっぱいになってしまうようです。結局、思ったようには利用することができませんでした。 早めの情報収集と利用登録を!当時住んでいた地域は子どもが多く、保育園や幼稚園の入園は激戦状態。一時保育も例外ではなく、「使いたいときに使うためには、複数の施設に利用登録しておいたほうがいいよ」と、あとになってママ友から教わりました。 妊娠前は特に一時保育の必要性は感じていなかったのですが、何かあったときのためにもっと早くから情報収集をして利用登録を済ませておけばよかったです。 1人目のときは妊娠経過が順調だった人も、2人目以降も同様とは限りません。実家が遠方など頼れる人が近くにいない場合は、不測の事態に備え一時保育等を利用できるよう準備しておくことをおすすめします。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年10月13日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。二人目出産は上の子が気になる!でも今は…編集後記二人目を出産すると、上の子が急に赤ちゃん返りをしたり甘えてきたりということがあります。先輩ママからは、上の子の心のケアをしてあげてとアドバイスを受けた方もいることでしょう。上の子の年齢にもよりますが、まだまだ甘えたい盛りということも多いですよね。特に出産直後は、ママと赤ちゃんは産院に入院しています。祖父母や夫のサポートがあるとはいえ、どうしても上の子の存在が気になります。しかし、入院中は生まれたての赤ちゃんとゆっくり過ごせるかけがえのない時間です。「ふたりとも同じくらいかわいがったっていいじゃない」というつぶみさんの言葉に、ジンと心が温かくなりました。つぶみさんの優しさが伝わる、貴重なエピソードですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年10月07日わが家の長女は障害を持っています。そのため私自身、その後の妊娠や出産に対して恐怖心を持っていました。それでも、2人目を産みたいと決意。次女が生まれた日、長女の姿を見て、産んでよかったと心底感じたときの話をお伝えします。 2人目を産むかどうか悩む日々1人目出産時は33時間におよぶ難産で、母子ともに危険な状態に陥りました。なんとか命は取り留めたものの、長女には障害が残り、私も自律神経失調症や原田病などを患いました。 そのため、妊娠や出産に対する恐怖心があり、なかなか2人目を授かりたいという思いになれないまま、日々が過ぎていきました。しかし、自分の年齢的なことや、長女がひとりっ子のままでいいのかと考えたとき、徐々に2人目出産に向けた気持ちが沸いてきました。 赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ長女「今度出産するときは、命を落とすかもしれない。また障害を持つ子が生まれるかもしれない」という不安を抱きつつも、長女にきょうだいを産んであげたいという気持ちが強くなり、2人目の出産を決意しました。 そして、すぐに妊娠。先生とよく相談し、家族にも産後のフォローをお願いしました。そのころ、長女は2歳。「お姉ちゃんになるんだよ」と何度も伝えると、私のおなかを触ったり声をかけたりして、赤ちゃんの出産をとても楽しみにしていました。 2人目を産んでよかった!妊娠後期、長女は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、人形で赤ちゃんのお世話の練習をしていました。出産当日、家族と一緒に長女も産院へ。「もうすぐお姉ちゃんになるね」と話すと、ニコニコとしてうれしそうにはしゃいでいました。私自身も「2人の子どものために頑張ろう」と勇気が出ました。 そして出産。待ちに待った赤ちゃんとのご対面。不思議そうな表情で、赤ちゃんを見つめる長女。 長女は赤ちゃん返りをするときもありましたが、ぐんとお姉さんらしくなって、赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれました。やさしく赤ちゃんの頭をなでたり、妹を思いやる姿はほほえましく、きょうだいを産んでよかったと心底感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年10月02日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。帝王切開で無事出産!第1子と第2子の出産時の違い編集後記つぶみさん、二人目のご出産おめでとうございます!コロナ禍でのご出産…ままのて編集部一同つぶみさんの無事のご出産を心よりお祈りしていました。元気なねむちゃんに会えて、大変嬉しく思います!さて、つぶみさんの出産エピソードを見ると、第1子と第2子では ママの産後の様子や心の持ちようが少し違うようですね。やはり、出産・育児を経験していると少し心に余裕が生まれているシーンも見られました。無事に生まれたねむちゃんは、よく眠る赤ちゃんとのこと。寝顔が息子・ほにゅくんとそっくりなのも、なんとも愛らしい一面ですね。つぶみさんの息子・ほにゅくん、娘・ねむちゃん、これからさまざまなエピソードをままのて編集部一同もとても楽しみにしています!ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年09月30日私は上の子が2歳4カ月のときに下の子を出産しました。想像以上にハードだった2人目の妊娠生活。もう少し頑張ればよかった、やっておけばよかった……と後悔したことがいくつかありました。 完全にタイミングを逃したトイレトレーニング長男が4月で2歳になり、その夏に2人目を出産しました。今思えば、2歳の春~夏と言えば、まさにトイレトレーニングにもってこいの時期。ところが、最近は3歳半ごろがおむつはずれの平均と聞いたこともあり、当時はあまり積極的に進めていませんでした。 その結果、産後は赤ちゃん返りでトイレどころではなく、3歳を過ぎた今もおむつははずれていません。あのときトイレトレーニングしておけば……と、毎日のように後悔しています。 小さな赤ちゃんを長男の病院通いに付き合わせるハメに…妊娠後期、長男の便秘が悪化して市販の整腸剤を飲むなどしていました。しかし、小児科にかかる直前に下の子を出産。入院中、ママがいないさみしさもあってか、長男はいつも通り食事ができず、さらに便秘の症状が悪化しました。 その結果、産後1カ月を待たずに小児科へ。まだ生活リズムの整わない乳児を連れて通院することになりました。下の子はもちろん、もっと早く行っていれば……という長男への申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 産後9カ月経ってやっと2人で外出もう1つ後悔したことは、妊娠後期に切迫早産気味だったということもあって、長男と2人でお出かけができなかったことです。 当時、私は仕事もしていて、休みの日は夫に連れ出してもらっていました。仕方のないことだとは思っても、やっぱりママをひとり占めできる最後の時期にしては一緒に過ごす時間が少なかったように思います。また、下の子は人見知りが激しい性格でなかなか人に預けられず、産後初めて長男と2人きりで外出したのは産後から9カ月が経ってからでした。 このように、2人目育児では上の子のケアが大切とわかっていながら、対応できなかったことが産後の後悔に繋がったと思います。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:小林由希二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は漫画や音楽鑑賞にインテリア雑誌を読むこと。
2020年09月14日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月13日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活のなかでの子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子健康手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、1人目とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年09月05日「君が甘えん坊なこと、忘れないからね」ママが心にきざんだ瞬間今回は、yukko(@yukko_96)さんが感じた「忘れたくない瞬間」をご紹介します。みずみずしくやわらかなタッチが心を和ませてくれる、yukkoさんの描く繊細なストーリーをぜひご覧ください。yukkoさんから素敵なお知らせもありますよ。現在、二人目を妊娠中のyukkoさん。本当におめでとうございます!9回目のコラムでは、ままのてのコラムを通してご自身の状況と心境を語ってくださいました。二人目や三人目を妊娠・出産すると、どうしても上の子は「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」となり、頼ることが増えますよね。でも、上の子もまだまだ甘えたい盛り…というケースも少なくありません。そのような中、yukkoさんが「君は、まだまだ小さくて甘えん坊なこと、忘れないからね」と子どもの気持ちに寄り添っているシーンに、ジンと心が温かくなりました。二人目妊娠中は、体調管理や育児、家事、仕事などで、上の子の気持ちを忘れてしまうこともあるでしょう。そんなときこそ、yukkoさんの作品で、ホッと心にゆとりを与えたいですね。(ままのて編集部)どれをとっても心温まる優しさが伝わってくる、yukkoさんの作品。ぜひ過去の回もご覧くださいね。二人目に関する記事はコチラyukkoさんの作品は動画も大人気ままのてで人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後も「泣ける」と話題のyukkoさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他育児に関するお役立ち情報がたくさんありますよ。字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報2018年1月生まれの男の子を育てる1児の母。「子育ての中で見つけた、瑞々しい気持ちを表現したい」という思いから水彩画を描いています。子どもとの何気ない時間を大切にしたいという気持ちを込めた「#忘れたくない瞬間」シリーズのほか、離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」もTwitterで人気を集めています。
2020年09月03日長男の育児が落ち着いてきたとき、夫婦の間で2人目はどうしようかという話になりました。長男のときは「夫婦2人の子どもが欲しい」と素直に思えたのに、2人目のときはすぐにそうとは思えませんでした。その理由と実際に2人目を産んで感じたことをお伝えします。 「次は女の子!」勝手な言い分に唖然長男が生まれたとき、近所のおばさんがお祝いを持って訪ねてきてくださいました。「元気な赤ちゃんね」と言ったあとで、「次は女の子がいいわね。女の子はいいわよ」と自分の子育ての話を始めたので、私は唖然としてしまいました。なぜなら、私を産んだ母が「男の子を産めなかった」と祖母から責められているのを何度も見てきたからです。母の代わりに男の子を産めたとまでは思っていませんが、男の子だったからそういうことを言われずにすむだろうとは思っていたのです。ですが、勝手な他人の言い分に私は2人目に対するプレッシャーを感じてしまい、素直に産みたい!とは思えなくなってしまいました。 2人目を同じようにかわいがれるのか?初めての育児で、思った通りにならない息子にイライラしてしまうこともありながら、すくすくと成長して笑顔を見せてくれるようになった息子に、私たち夫婦はもうメロメロ。 この子にきょうだいがいたら、一緒に遊べるだろうなぁとは思うものの、「遊び相手」として生まれてくる2人目のことを思うと、なんだかかわいそうになってしまい、2人目を産むということがさらにハードルが高いものとなってしまいました。 そんな葛藤の末に生まれた第2子は…!私がきょうだいと年齢が離れていることもあり、年齢の近いきょうだいがいいと思っていたので、悩みながらも2人目を計画し、すぐに妊娠しました。生まれたのは次男。女の子ではありませんでした。でも……信じられないぐらいにかわいかったです。大きく生まれた長男に比べて小さな次男は、まるでぬいぐるみを抱っこしているような重さで、その次男を抱っこしたり、ほっぺたをツンツンしたりする長男もまたかわいい……! 感覚としては別の生き物のようでした。 「案ずるより産むが易し」という言葉がありますが、産んでからも悩みは尽きません。とはいえ、私たち夫婦のところにやってきた赤ちゃんをかわいいと思えるかどうかというのはいらぬ心配でした。2人の子どもが元気に育ってくれていることを自信に変えて、堂々と男の子のママに勤しんでいきたいと思っています! 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月24日妊娠中の性生活について気になる人もいるのではないでしょうか。。みなさんにお伝えするのはちょっと恥ずかしいですが、わが家の妊娠中の性生活についてお伝えしたいと思います。 1人目妊娠中、妊娠中期は性生活あり1人目の子どもを妊娠したときは、とにかく幸せでお互いに性行為をしたい気持ちはありましたが、安定期に入るまでは我慢しようと決めていました。 そして妊娠中期、つわりもおさまって体調がよくなってきたころに自然と性行為をするように。そのときに気を付けたのは、おなかに負担がかからないようにすること、おなかが張ってきたらすぐにやめるということ。無理のないように気を付けました。 だんだんと性行為が負担になる妊娠7カ月を過ぎておなかがだんだん大きくなってくると、赤ちゃんを守りたいという思いが強くなってきて、性欲もなくなり、性行為が負担になってきました。 そこで、夫から誘いがあっても「おなかも大きくなってきてつらいから、赤ちゃんのために一緒にくっついて寝るだけにしよう」と話をして理解を得ていました。産後は産後で体調が悪かったので、しばらくは「体調が悪くてごめんね」と理由を伝えて断っていました。 2人目妊娠中は性行為なし産後、しばらくは性欲がわかず、赤ちゃんのお世話で精一杯だったのですが、産後1年半くらいしてからまた自然と性行為をするようになり、2人目を妊娠。ただ、今度は1人目のときと違い、上の子のお世話に追われ、疲れ果てて上の子とぐっすり寝てしまうことが多く、妊娠中は性行為一切なしで過ごしました。 時折、夫から誘いがあったのですが、正直に「疲れているし、性欲がわかなくてごめんね」と伝えると理解してくれました。 妊娠中は、ホルモンの関係で性欲がなくなる女性も多いのだそうです。赤ちゃん第一と考えて、夫にも理解してもらい、妊娠中は無理のない性生活を送れたらいいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年08月21日■我が家は1人っ子、と思っていたけれど…息子を産んでから2年、私はある事に悩んでいました。それは第2子問題。私たち夫婦は年齢が割と離れています。結婚した時の夫の年齢は、一般的には晩婚にカテゴライズされると思います。そんな私達は、結婚をした翌年に子どもをもうけました。詳しい年齢は明記しませんが、言うならば私の母が3人目(末っ子)を産んだ歳より、第一子を産んだ私の歳の方が遅いのです。それでいて夫は私より割と上。兄弟を作るなら、急ぐに越したことはないのです。そして、夫は子だくさん希望。私の実家に結婚の挨拶に行った際も、夫は父に向かって声高々に「子どもはできるだけたくさん欲しいです!」と言いました。20代前半でそう言うならまだしも、もう良い年齢の夫が言った言葉に、私も両親も冗談かと思っていたのですが、本人はいたって本気。まぁ個人的には、子どもいらない!って言われるよりかは断然嬉しいお言葉ではあるのですが、それにしてもたくさんって言ったってさ…、年齢考えて…とも思っていました。■私に現れた心境の変化息子がすくすく育ち、2歳児とは思えない体力に翻弄されている日々を考えれば、ここから数人増やすという考えは消え去るだろうと思っていたのですが、夫の子どもへの考えは変わっていませんでした。正直、妊娠するのも産むのも夜中の授乳対応も全部私がやる訳で、大変なことは私の方が圧倒的に多い。息子の時の出産の恐怖も忘れた日はない。さらに産めば産むほど、キャリアにブランクが発生する。私にとって第2子を作るという事は、消極的になってしまう理由がいくつもあったのでした。では、なぜ2人目を産む気になったのか?それは…答えは「夫に恩返しがしたかったから」です。夫という人は普段はこだわりがほとんどなく、逆にこだわりが強い私があれをやりたい! これをやりたい! ということに対して、ハイハイと全て付き合ってくれていました。面倒くさがりで何事も忘れっぽい夫からすると、私のように何でもあっという間に決めてこなすタイプは、助かる部分もあったと思いますが、「俺の意見は無視かよ!? 」と思ってきた部分もあると思います。思いますというか、実際絶対あります。はい。やりたいようにやれて嬉しー! と思う反面、夫にはいろいろ我慢をさせている…、とふとした時に後ろめたさを感じていた私。そういった私が夫に返してやれる事と言ったら、「命を張って子どもを産む事だ」と常々思ってはいたのでした。何度も言うけど息子の時に体験した、出産の怖さを忘れた事はない。(痛みは忘れるという人はいるけど、私は忘れなかった)だから私は子どもは1人でも十分。でも夫の希望に応えたいという気持ちもある。そして育てている子どもは予想を遥かに上回る可愛さ。そんな可愛い息子が小さな弟か妹と戯れているところを見てみたい。←(自分にも欲がしっかり出てきた)息子が1歳になった頃から、ずっと悩み続けたこの問題。1年間悩んだ末「よし産もう!」と決意しました。■「痛くない出産」を調べまくる日々決意をしたなら、まだ妊娠もしていない段階ですが、次の出産に向けて徹底リサーチを始めました。まず2人目の出産は「痛くない方法で産む」と心に決めていたので、当然のごとく痛くない出産方法をネットで探しまくります。【経産婦 出産 痛くない】で検索すると、出てくる出てくる情報の嵐。痛みが少なくなる分娩法だの、経産婦は痛くないだの、腹式呼吸だの様々な情報があるけれど、どれもこれもイマイチ説得性にかける…! だって個人差による感じがすごい…!私は絶対痛くない方法じゃなければ嫌…!! どんなに譲っても子宮口3cmくらいまでの痛み(痛いがまだ話せるレベル)までしかもうイ…ヤ…!!そうなると、無痛分娩しかないと料金やリスクなどを調べ始めたのでした。調べ尽くした結果、無痛分娩も完全に痛くないというわけではなく、あくまで和痛(痛みを和らげる)が一般的なんだそうで、これまた個人差によるとのこと。無痛分娩を予定していたけど分娩中に先生の判断で自然分娩になったとか、麻酔が効かなくて自然分娩と同じくらい痛かったとか、逆に麻酔が効きすぎてイキめなかったとか、【絶対に痛みを感じず産める】という事は不可能だと知って軽く絶望。悩みに悩んだ挙句、痛みを和らげる可能性が一番高い【無痛分娩】で出産しよう! と思ったタイミングで運良く第2子を妊娠。よーし! 前回の反省を生かして第2子は軽快に産んでやるぞ~!と意気揚々とする私なのでした。続く
2020年08月17日2人目の妊娠・出産後の生活は、1人目のときと違ってくることが多く、いろいろな場面を想定して準備しておくことが必要です。今回は、2人目の妊娠中だけでなく、出産時や産後に向けて準備しておいてほしいことについてお話しします。 2人目妊娠中の生活で準備しておくことは?2人目の妊娠中で大変なのは、初期と後期かと思います。どうしても、1人目のときより無理してしまうママが多く、流早産につながることもあり、状態によっては安静や入院になることもあります。 初期はつわりが原因で、自分の食事や生活だけでなく上のお子さんの育児がつらくなる方が多いです。つわりの時期に食事が上手く作れず、上のお子さんの栄養状態を気にされる方が多いですが、短期間のことなのでそれほど気にしなくても大丈夫です。市販のものやお惣菜などを上手に使ってのりきってください。また、後期はおなかが大きくなって腰痛など体に負担が出てくる中で、お子さんの年齢によっては抱っこなどをされることもあると思います。短時間にしたり、座ってぎゅーっとしてあげたりして、上のお子さんの精神的なフォローもしながら、なるべく無理しないようにしましょう。どうしてもつらい時期だけでも、一時保育やベビーシッターなどの利用も検討されてもいいかと思います。 また、万が一の突然の入院に備えて家族のフォロー体制や保育園なども調べておくことが大切です。 2人目出産までの入院時に備えて出産はいつ来るかわかりません。予定日はあくまでも予定であって、陣痛がなくても破水で始まることもあります。どんな時間帯にくるかシミュレーションをして、準備をしておきましょう。 1番困るのが、上のお子さんと2人きりでいたときに陣痛や破水が来てしまったパターンです。上のお子さんを連れて行けずに、預け場所を探しているうちにどんどん陣痛が強くなり……ということもあります。旦那さん以外に、両親や義両親、兄弟、ママ友などにもしものときに連絡できるようにお願いしておくと安心です。荷物などは、妊娠34〜35週に入った時期には準備しておきましょう。1人やお子さん連れで病院に行くときには身軽で移動できるように必要最低限のものだけ持参し、大きな荷物は後で届けてもらえるようにするといいです。複数のタクシーの連絡先を調べておいたり、タクシー呼び出しアプリ、陣痛タクシーの登録などもされるといいかと思います。予定の帝王切開、無痛分娩などで予定入院の場合でも、破水や陣痛が予定より早く来たりして突然入院になることもありますので、想定しておくことが大切です。 産後入院中〜産後1カ月ごろまで上のお子さんの預け先を決める上で、慣れない相手だとお子さんだけでなく預け先も大変なことがあります。パパが育休をとる場合には、事前にお子さんとパパだけの2人の時間をつくって、寝かしつけやごはんをあげる機会などを積極的に設けるようにしましょう。両親や義両親の場合は、できるだけ会う時間をつくったり、ママがいない状態で何回か過ごしてもらったりして慣れていくようにしましょう。サポートが少ない場合は、妊娠中〜産後に一時的に保育園に預けられることもできますので自治体に相談してみましょう。産後は、体調の回復が思うようにいかないこともあります。一人で頑張ろうとせずに、できるだけサポートをしてもらうように準備して、産後の体調を見ながら再度調整されると安心です。妊娠経過や産後の回復などは、1人目と同じではないこともありイメージしていたよりも大変になることもあります。また、上のお子さんも赤ちゃん返りなどでいつもより手がかかることもあり、その中での新生児の育児は身体的だけではなく、精神的にも負担があるかもしれません。妊娠中から、新しい家族を迎える準備を家族みんなでできるといいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年08月11日3人目の長女が生まれてお兄ちゃんになった2歳の次男。育児に忙しく、抱っこをしたり泣いているのをあやしてあげたりするのも長女が優先。次男は「兄ちゃんはね……」と長女に話しかけており、私たち両親は、「きっと次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思っている」と感じ、お兄ちゃん扱いしていました。ところが……。 甘えん坊のわが家の次男わが家は4歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の5人家族です。長女が生まれるまでは、次男はまだ2歳ということもあって甘えん坊でした。保育園では自分で着替えたり、ごはんを食べたりしていましたが、家に帰ってくると「着替えさせて」「食べさせて」「抱っこして」と甘えてきていました。 もちろんまだ2歳だからそのようなことをする場合もあるかもしれませんが、他の家庭の話を聞くと、わが家の次男はかなりの甘えん坊な気がします。 お兄ちゃんになった次男そんな甘えん坊な次男が、長女が生まれたことで急にお兄ちゃんになりました。家でも自分で着替えをしたり、ごはんを食べたりするだけではなく、「抱っこさせて」「お兄ちゃんするね」と長女に話かけている様子をよく見るように。 そんな様子を見て、次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思い、甘えん坊ではなくお兄ちゃん扱いすることでより成長してくれるのではないか?と考えました。そのため、お手伝いをお願いしたり、できることはなるべく自分でさせたりするようにしました。 まだまだ甘えたい次男私たち親が次男をお兄ちゃんとして接してすぐに、次男は急に泣き出しました。理由を聞くと「お兄ちゃんもういや」「赤ちゃんがいい」と泣きながらの訴え。振り返ると次男を抱っこする機会が減り、お手伝いばかりをお願いしていました。 ただでさえ長女の育児が大変で次男に構ってあげることができていないのに、さらに甘えさせてあげることができなくなっていて、そんな次男に「ごめんね……まだ甘えたいんだね」と感じました。 長女が生まれ、お兄ちゃんになったわが家の2歳の次男。今回の体験を通して、次男がお兄ちゃんをしたいという気持ちと、まだまだ甘えたいという気持ち、両方を持っているということがわかりました。今後は次男の気持ちや様子を見ながら接していきたいと思います。 監修/助産師REIKO 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年08月10日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。当時は共働きだったため、長男が1歳のときに仕事に復帰しました。保育園に預けて働いていたとき、上司が言ったひと言で非常にショックを受けました。子どもがいて働くことの難しさを実感した出来事です。 産休と育休を取得私は働くことが大好きで、長男の妊娠がわかったときも迷いなく産休・育休を取って復職することを決意。上司も快諾してくれました。 無事に育休も明け、時短勤務で復帰。以前と同じようにとはいかないまでも、家に仕事を持ち帰って処理したり、自分なりに工夫して一生懸命働いていたつもりでした。 先に帰宅する際も、部署の人たちには「お先に失礼します」「何かありましたらメールしてください」など声をかけるように意識していました。幸い、在宅でも仕事が可能だった環境だったため、復帰前とあまり変わらない仕事量を処理することができたのです。 上司の本音復職して2年後。子どもも保育園に慣れ、私も子育てと家事の両立が軌道に乗ったと思い一安心。そんなある日の昼休み、部署の人たちと雑談をしていると「2人目は考えていないの?」と聞かれました。 特に深く考えずに「できれば欲しいですねー」と答えると、横で聞いていた上司が驚いた声で「えー! 2人目って……!? また休むの?」と言ったのです。ショックで何も言えず黙ってしまうと、上司は慌てたように謝りました。 大変だった育休実は上司がそんなひと言を言ってしまったのには、訳があります。私の育休中に、引継ぎをした人が体調不良のため、途中で辞めてしまったのです。次の人もなかなか決まらず、私も育休中で不在のため、上司には大変な負担をかけてしまいました。 そのため、私が何も考えずに言った「2人目」の言葉に驚いてしまったのだと思います。簡単に「2人目が欲しい」と言ってしまったことに大変後悔。同時に、働きながら職場に迷惑を掛けずに産休・育休を取ることの難しさも感じました。 その後、次男を妊娠し、家庭の事情もあり退職することになりました。上司のひと言は大変ショックでしたが、今考えればそれだけ「休まれては困る人材」と思われていたことに感謝をしています。また、軽はずみな言葉を言うべきではなかったと、大変反省しました。働きながらの2人目のタイミングは本当に難しいなと実感した体験でした。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年08月03日私が海外で結婚し、出産・育児をしていくなかで、心と体の支えになってくれていたのは母でした。その母が他界したのは、私が2人目の子を産んで2カ月後のことだったのです。 ※コロナ禍前の体験談です。 産後のお世話にきてくれた母海外に住んでいることもあり、2人目の出産後は母が日本からきて1カ月間滞在し、生まれた子どものお風呂や食事作り、洗濯、上の子のお世話までしてくれました。 なかでも1番うれしかったのは、上の子が短期間でもおばあちゃんと一緒に過ごせたことです。また、私自身も母親と久しぶりにゆっくり過ごせて、いろいろな話もでき、とても良い時間でした。 突然の他界母が日本に帰国して1カ月、突然その時は訪れました。母はくも膜下出血で倒れて病院に運ばれ、1日もたずにそのまま他界してしまったのです。 突然の訃報を受け入れられずボロボロと泣いている私を見て、上の子が不思議そうにしていました。母の葬儀のために帰国するにも、まだ生まれたばかりの2人目はパスポート申請も間に合わず、夫の実家に預けることに。落ち込んで泣いている時間もなく飛行機のチケットの手続きをし、慌てて日本に帰国し母と最期の別れをしました。上の子は亡くなった母に触れて「おばあちゃん冷たい……」と寂しそうにつぶやいていました。 母の存在の大きさ2人目の子どもが生後100日になるころ、49日法要のために2人の子どもを連れてまた帰国。夫は仕事で都合がつかず私ひとりでの帰国だったため、2人目をおんぶして上の子と手をつないでの飛行機や電車の乗り換え移動となり、緊張し過ぎて、実家に到着したら体調を崩してしまうほどでした。 近所に兄夫婦が住んでいるものの、実家には父ひとりなので、滞在中は食事作り、掃除洗濯、買い物まで私がひとりでしました。子どもを見ながらだったので、いなくなった母の存在がいかに大きかったかをより実感しました。 母への想いは時が過ぎても...3年過ぎて上の子が6歳になったとき、幼稚園で「おばあちゃん、家にきてほしい」と手紙を書いてきました。おばあちゃんを覚えていることにも驚きましたが、何よりも「家にきてほしい」とおばあちゃんを慕っている子どもの想いに切なくなり、「おばあちゃんはこられないんだよ」と言いながら、成長した子どもを母に見せてあげたかった……と泣きました。 そして母にしてあげられなかったこと、もっとしてあげたかったこと、いろいろな想いが数年経ってもまだあるのだとわかりました。 1人目、2人目が男の子だったため、母は「3人目が女の子だったら良いね」と話していました。不思議とその言葉どおりに3人目に女の子が誕生しました。子どもたちが元気に成長しているのも、母が見守ってくれているからのように感じます。母に感謝をしながら、家族をもっと大切にしていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:鈴木そうこ6歳3歳0歳の兄妹を育児中。韓国人の夫と結婚し、韓国の田舎で専業主婦をしている。韓国語と日本語の二重言語教育や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月02日「3人目の壁」という言葉をご存じですか?私はこの言葉を第3子を妊娠してから知りました。というのも、私自身がまさかの3人目を妊娠。発覚してからかなり動揺して、「3人目」についてネットで検索して知ったのです。そんな私が3人目の妊娠から出産で感じたこと、実際の状況を赤裸々にお伝えしたいと思います。妊娠した事実を受け止められない日々私の場合、本当に3人目の希望はありませんでした。長女が幼稚園に入園して夏休み前の7月ころ、2歳差育児が少しラクになりつつあった時でした。なんとなく体調がおかしいかな?と思う日が続いていた時に、毎月くる女性の日が遅れていることに気づきました。毎月周期は順調なタイプで、3日以上予定より遅れることはほぼなかったので、かなり焦りました。検査薬の説明書には、1週間遅れたら使用可とあったところを、気が急いて5日目に使用することに。失敗しても大丈夫なように2本セットを購入して、まず1本使用しました。結果は、陽性…。1週間経っていない状態で検査したのにも関わらず、陽性が出たことに驚きとショックを受けました。正直にいうと、罰当たりですがまったく喜べませんでした。夫婦そろって、「え…どうしよう」という感じです。自分がまさか3人目を妊娠する日が来るなんて、想像をしたこともなかったのです。気づけば3人のママがまわりにたくさん何事においても、自分がその立場になってみて初めて目についたり、気づくことってありますよね。まさに、今回の私がそう。第3子の妊娠がわかって改めてまわりを見たら、知り合いや友達に3人目を妊娠・子育て中のママがたくさんいることに気づいたのです街を歩いていても、子どもを3人連れているママをよく見かけるようになったり、芸能界では藤本美貴さんが3人目妊娠している時期でした。自分のまわりに同じ状況のママがいると分かると、不思議と少しづつ前向きに考えられるようになっていきました。とはいえ、完全に前向きになれて「よーし!出産して3人子育てがんばるぞ」というわけではありません。妊娠した事実を否定的にしか見られなかったのが、出産したらどうなるのか?と前向きに未来について考えられるスタート地点に立った感じです。私より先に3人目を妊娠して、すでに出産しているママ友に相談してみたら、「まさかの妊娠で悩んだけど産んでよかった」という話が聞けたり、私より少し先に3人目の妊娠がわかったママ友も「やっと前向きに出産しようと思える」と話してくれたことも、スタート地点に立てた一因だったと思います。すでに2人のママだから悩む3人目の壁3人目妊娠で悩む人に共通しているのは、不謹慎ですが中絶手術をしようか悩んだという点だと思います。かわいいわが子2人、家族4人で笑って暮らしているこの幸せな日々が、3人目を妊娠して出産したら崩れてしまうのではないかとすごく不安で、私は毎日泣いていました。2回の妊娠生活を経験しているので、妊娠中も自分の身体は変化して、悪阻やマイナートラブルなど今まで通りの生活は難しくなっていくのがよくわかっています。出産しても産後の入院生活で、上の子にガマンと寂しい思いをさせてしまうのも、2人目の時に経験しているからなおさら心配です。長女は次女の出産のときはまだ2歳半でした。でも出産で入院していた日々は寂しかったと覚えていました。長女は、退院した私が思うように身体を動かせないのと、自分自身の不安定な気持ちが相まって、とてもナイーブになってしまった時期がありました。そんな寂しい思いを、今度は長女と次女の2人にさせてしまうのかと考えると、2人に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。産後も赤ちゃんのお世話で手が離せない状態が続くと、2人に寂しい思いをさせてしまうなとか、2人の子どもとの生活が完成形だと思って、家の間取りも車選びもしてしまった現実をどうしようか?と、この生活に慣れているからこその悩みが次から次に出てきました。前向きになれたのは子どものおかげその後も、母としてダメだなと思いますが、私は子どもたちが遊んでいる姿を見ながら泣いてしまうことがよくありました。子どもたちには、妊娠についてまだ話せないでいたのですが、ある日、長女が赤ちゃんがほしいと話をしてきたのです。理由を聞いたら「一緒に遊びたいから」と言ってくれて。「たくさんいた方が楽しいもん」と前向きな発言が聞けた瞬間に、私の気持ちがふっと軽くなりました。そのタイミングで子どもにも妊娠をしていることを話すことができました。現実的な事をいろいろ考えていると悩みは尽きませんが、妊娠をしたということは、私たち家族に必要なタイミングなんだと長女のおかげで思うことができました。4歳になった長女は妊娠中も産後も含めて、いつでも私の味方として、かなり心強いサポートをしてくれています。本人も赤ちゃんがお腹にやってきたことが嬉しかったようで、幼稚園でもすぐに先生やお友達に話をしていましたし、「もっとお姉ちゃんにならなくっちゃ~」と張り切るようになりました。実際に妊娠中、私は切迫早産の危険性があるため自宅での安静生活を余儀なくされ、まわりの家族や友達にたくさん助けてもらったのですが、その中の心強いサポーターの筆頭はもちろん長女でした。大変なことがあっても、幸せは3倍3人目を無事出産して、4歳・2歳・0歳という3人の育児がスタートしました。今現在、目の回るような忙しさです(笑)。でも、今思うのは、ありきたりなことですが、子どもが3人に増えたことで幸せを感じる瞬間も増えたということ。長女と次女が三女の相手をしてくれていたり、3人が集まっている姿を見るとそれだけで幸せです。現実的なことを考えれば、これからの養育費や子ども部屋問題、収納…と問題は山積みなんですが、それらは実際その状況になってみたら案外どうにか解決策を見つけて乗り越えてしまうように感じています。妊娠発覚当時はネットで、「3人育児」や「3人目出産」などと調べて、いろいろな人の投稿を見ていました。中絶についての意見もたくさん読み、悩んだり泣いたりしながら過ごしました。今は心の底から、3人目を産まないという決断をしなくて本当によかったと思っています。3人目は孫のようにかわいいは本当だった!3人目のママになるということは、3回目の育児なので、いわばベテランママですね。特にわが家の場合は2歳差ということで、少し前にやった慣れている育児ばかりなので戸惑うことも、育児グッズが足りないということもなく、自然と3人育児に慣れることができています。よく「3人目は孫のようにかわいい」と聞きますが、産んで育ててみると分かります。本当にもう、何をしていてもかわいい(笑)。子どもが3人になってから、自分の育児に対する考え方が変わったことも感じています。今までよりも「もっと子どものために」「子ども一人ひとりとの時間を大切に」と思うようになりました。子どもが1人増えたことで、上の子たちにガマンをさせてしまう場面が増えたのは間違いないので、「その分ちゃんとケアしてあげよう」と思うと、自然と子どもの様子を今までよりもしっかりと観察するようになりました。その結果、私が幸せを感じる瞬間が増えたと感じているんだと思います。妊娠出産に関しては、それぞれの家庭の事情があると思います。あくまでもこれは私個人の体験記ですが、私自身がとても悩んで泣いて考えて、今があります。同じような気持ちを抱えるママの気持ちが少しでも軽くなったら嬉しいです。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年07月31日私が2人目を妊娠したのは、まだ長男が生後8カ月の育休中のことでした。 そのタイミングで夫が地方へ転勤になり、 実家などに頼れない状況に……。里帰りしない出産を選んだ私がやっておいてよかったと思ったことをご紹介します。 男性の育児休業取得の下調べ夫の会社では男性も育休取得が可能でした。しかし業務量が減るわけではないため休暇後に激務になったり、育休を取得していると多少肩身の狭い思いをするというのが現状のようでした。 そのため夫は出産前後2週間を有休と半休を駆使して協力してくれることに。会社の特徴や雰囲気、仕事量を鑑みて育休に関する下調べをすることで不安も減り、安心して出産に挑めました。 気合いを入れた保活妊娠後期に入ってから、私は地域の保育園に片っ端から電話し見学に出向きました。気に入った所は何度も見学に行って情報を得るなどしたおかげで、出産予定日の3カ月ほど前に1歳2カ月になる上の子を保育園に預けることができたのです。 上の子を預けるとき、夫がどうしても仕事を休めなかったとしても保育園の送迎だけお願いし、入院中や産後外出できない1カ月を乗り切ることができました。 夫にやってほしいことリストを作る 保育園の持ち物や連絡帳の書き方、息子の1日のタイムスケジュールを大きめの画用紙に見やすくまとめてリビングの目立つところに貼りました。 仕事で忙しい夫は入院前に口頭で説明しても聞いていないことが多く、入院中はメールでいろいろと質問されたものです。そんなときも「画用紙に詳しく書いてあるよ」の一言で伝わり、リストはとても役立ちました。 上の子のごはんの下ごしらえをする上の子のごはんは入院前に毎食分、ご飯とおかずを小分けにしてメニュー名を書いて冷凍。解凍するだけでサッとあげられるものを数種類用意しておきました。解凍時間の目安や組み合わせは紙にまとめて冷蔵庫に貼っておいたので、ママの入院中におやつばかりあげていた……なんてこともなかったようです。 パパは忙しいなかでもやるべきことをしっかりでき、自信がついたと喜んでいました。特にホットケーキは解凍時間も短く、そのまま出せて上の子も大好きなので、大好評だったようです。 何よりも上の子が寂しくならないようにすることが大切だと思い、保育園に慣れさせるために早めに行動したり、上の子の好きな遊び、歌、食べ物のブームを夫にも伝えておきました。これらの準備をして里帰りしない出産をしたことで家族の絆がより深まったと感じています。 イラスト:sawawa著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月28日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、出産予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものでした。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、出産予定日より早く生まれる!など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛はきているのに子宮口が開かない!陣痛がきたのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口が4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変人工破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:sawawa監修/助産師REIKO著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年07月12日現在4歳と1歳の子どもを育てている2児のママですが、新型コロナウイルスの影響で4月から保育園への登園を自粛する運びとなりました。私は自営業を営んでおり、平日は子どもを預けて仕事ができていたはずだったのに、まさかこんな事態になるとは予想できませんでした。また、私自身が下の子を産んだあとに抑うつ状態となり、今現在も精神薬などの服用も欠かせないといった経緯があり、日々イライラが募るばかりでした。 登園自粛から3日目でイライラがピークに子どもの登園を自粛した3日目から、私のイライラはピークに達しそうでした。元から感情の起伏が激しくイライラしやすいということもあったのですが、ワーママということもあり、ママ友同士のつながりに乏しかった私。 「今、周りのお友だちや子どものクラスメイトたちはどこで何をしているのか? 」といったことがまったくわからず、孤立を感じやすかったからだと分析しています。 リスクを下げるための行為にモヤモヤまた、人恋しくなって公園など限られた施設で子どもたちと遊んでいると、上の子や下の子と同年代の子どもたちもわりとたくさん遊んでいました。その姿には、なんとなくほっとした気持ちもあったのですが、上の子が知らない子どもに近付こうとすると、その子どもの親は「近付いちゃだめだよ」と子ども同士を引き離したのです。 もちろん新型コロナウイルスの影響で、感染リスクを下げるためにむやみに人には近付かないほうが良いという判断のうえだということはわかっていました。しかし、頭では理解していても、感情は孤立感でいっぱいで「人恋しいけど、誰も私たちに近付いてくれない、寂しい」といった気持ちがあったのも正直なところです。 新しいコミュニケーションを思い付きそんな心のよりどころを失いつつあった私が思い付いた孤立感の対処法は、「メンタルヘルスの電話カウンセリングを積極的に受けてみる」という方法でした。 具体的には、夫が加入している健康保険組合や家族が加入する生命保険の福利厚生として、心理士など心の専門家によるカウンセリングが電話で受けられるというものです。 自分が話したいときに気軽に話せる喜びメンタルヘルスの電話カウンセリングの通話はフリーダイヤルで、電話代も気にしなくていいですし、かつ新型コロナウイルスの感染リスクもまったく気にしなくても大丈夫です。 また、リアルの友人たちに連絡を取るとしても、電話をするということはお互い時間をすり合わせないといけないため、私にとってはハードルが高かったです。しかし、電話カウンセリングであれば、自分が誰かに話を聞いて欲しいときに話すことができます。そのため、私自身の気持ちがラクになり、かなり助けられました。 この一件で私が感じたことは、「やはり人同士のコミュニケーションがなければストレス過多になりやすい」ということ。自分の置かれている状況や今の自分の気持ちを話すことの大切さを知りました。電話したあとは毎回、自身の気持ちが整理されて「今日は子どもに怒りすぎたな……」など自身の反省点も振り返りができました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月03日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~