わが家の2歳の息子は、おしゃべりができるようになったころから、ママ友の妊娠を当てるなど「第六感がするどい」と思うことがありました。そんな息子と家にいたときに鳴ったインターホン。この後、息子の言葉にゾッとしてしまう出来事がありました。 息子の身の毛がよだつ発言息子と家で2人でいたとき、インターホンが鳴りました。玄関に向かうと、息子が「だれー?」と言いながら後から着いてきました。しかし、玄関を開けてもそこには誰もおらず……。 不思議に思いつつ、見渡しても誰もいないのでそのまま扉を閉めました。「なんだろうね」と言いながら振り返ると、息子は天井を見ていました。「どうしたの?」と聞きましたが、息子は何も言わずに部屋の中へ走っていくのです。その後息子が遊んでいる傍らで家事をしていると、息子に「ねぇ、ママ」と呼ばれました。「なーに?」と聞くと、「さっきのはだーれ?」と聞かれたので、「さっき? どの人?」と尋ねると……。 「さっき、玄関あけたでしょ。入ってきて、いま窓からでてったでしょ?」と息子が開いていない窓を指したのです。 息子の言葉が呑み込めず、しかし何となく息子の言葉の怖い意味が伝わってきて、「え? え?」と思わず聞き返す私。すると息子は「さっきのー、あのー、おばあちゃんみたいな人」と言いました。その言葉を聞いて一瞬で鳥肌が。「え、おばあちゃんが入ってきたの? もういないの?」と聞くと、「うん。どっか行っちゃったのかなぁ」と言うのです。 その後、息子にすべての部屋でおばあちゃんがいないことを確認。いないようだとわかると、息子は何事もなかったかのように遊び始めました。 息子の言うおばあちゃんが誰なのかはわかりません。とりあえず家の中には誰もいなくなったようですが、息子の言葉にゾッとした出来事でした。ときどきあらぬ方向を見ている息子を見ると、また何かいるのでは?!とドキドキしてしまいます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ著者:山口花
2024年02月14日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術をするために、設備の整ったA育病院を受診しました。不安でいっぱいだった河野りぬさんでしたが、A育病院のY先生はどんな質問にも丁寧に答えてくれました。おかげで落ち着いて手術に臨めそうです。手術中はトイレにこもりきり… ※誤:搾乳機正:搾乳器 ※誤:ベット 正:ベッド ※術後最初の飲水は、病棟スタッフに確認してからおこないます 手術当日、小さなわが子を祈るような気持ちで送り出した河野りぬさん。手術中は、搾乳機を持っていかなかったことを後悔したそう。 ピー太くんの手術の経過も気になりつつも、長時間の断乳によってカチカチに張った胸の痛みと戦っていたのでした。 授乳中の赤ちゃんが手術をする際は、搾乳器がマストアイテムだったようです。これから子どもが手術を受けるママに、ぜひ伝わってほしいアドバイスですね。 >>次の話河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年02月12日ある日のこと、緊急事態が発生したため、私は夫が仕事中であることを知りながらも電話をしました。繋がらないのでメッセージを送ると、しばらくして夫がかけ直してきたのですが……。そのときの夫の言葉に私はイラッとしてしまったのです。緊急事態! 長男がけいれん私は当時、3歳の次女・2歳の長男・0歳の三女と児童センターを訪れていました。遊んでいるときはとても元気な長男でしたが、帰る時間が近づくころにぼーっとし始めて、抱っこを求めてきたので抱っこをすると、けいれんをし始めたのです。長男は熱性けいれんを何度か経験したことがあったのですが、けいれんを目の当たりにすると不安でいっぱいになります。児童センターの先生が救急車を呼んでくれて、長男と私、次女、三女は救急車で病院に向かうことになりました。 夫からの電話にイラッ…!救急車に乗り、救急隊員に必要事項(名前、年齢、体重、熱性けいれんが過去にあったか、けいれんの時間、けいれんの様子など)を伝えたあと、夫に電話をかけました。長男をベッドに寝かせることはできましたが、三女を抱っこしている状態なので電話をかけるのもひと苦労でした。しかし、夫は仕事中ということもあり、電話に出なかったのです。私は電話をあきらめ、長男が熱性けいれんを起こして救急車で運ばれていること、あとでまた連絡することをメッセージで送り、スマホをバッグにしまいました。 すると、病院に着く手前で夫から着信があったので出てみると、「ねえ! どうしたの?」との言葉が……。私は「伝えたいことは全部メッセージに書いてあるやろ!」と心の中で叫びながら「今、説明する余裕ないから」と電話を切りました。 状況を直接聞いて把握したい夫の気持ちはわかるのですが、私はそのとき本当に余裕がなく、メッセージで状況を想像して、落ち着いてから連絡してきてよと思ってしまったのです。その後、夫には「メッセージであとで連絡すると伝えたよね? 救急車に乗っているという状況を考えてほしかったし、余裕がないときに電話されても困ったよ」と伝えました。 夫が仕事で電話に出ることができなかったことも、心配してすぐにかけ直してくることもしょうがないことだとは思います。しかし、メッセージをちゃんと読まず、何も考えずに電話をかけてきた夫にイラッとした気持ちは、今でもどうしても忘れることができません。私も同じことをしないように気をつけたいと思った出来事でした。 ※ほとんどの熱性けいれんは5分以内に自然におさまるため、けがをしないよう安全な場所に寝かせ、吐いたときに息がつまらないよう体を横向きにしましょう。また、発作が始まった時刻や発作の様子を記録したり、動画で撮影したりすると、受診時に役立ちます。けいれんが5分以上続くようであれば、救急車などで病院に搬送することがすすめられ、また初めての熱性けいれんの場合は、救急外来などの医療機関を受診すると良いでしょう。判断に迷った場合は、かかりつけの小児科、または小児救急電話相談(#8000)に相談しましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:松谷 えりな
2024年02月11日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。不安でいっぱいだった河野りぬさんでしたが、A育病院のY先生と出会ったおかげで、落ち着いて手術に臨めそうです。 ついに、手術のための入院を迎えます。病院での出会い 病院で出会ったのは、河野りぬさん夫婦が恐れていた目のガン、『網膜芽細胞腫』を患った子どもとそのママでした。 入れ違いで退院するというその親子からエールをもらった河野りぬさん。眠れない夜をたくさん乗り越えてきたんだろうと思い、身が引き締まる思いがしたと振り返っていました。 子どもが病気にかかっても、保護者ができることは限られています。それは自分が患うよりもつらく、何もできないことにもどかしさを感じることでしょう。 きっと手術を終えたママもいろんな思いを抱えているはず……。ピー太くんの手術も成功すると良いですね。 >>次の話河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年02月10日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。 後日 、七五三当日に撮影した写真が届きます。アルバムを見た娘は「こんなとこ行ってないよー」と言い出します。不思議に思ったゆる子さんは「神社の建物が眩しいって言ってたでしょ?」と問うとそれも否定するのでした。その後も、鬼がいるからと2階を恐れていたはずの娘が突然上へ行きたいといい始めます。ゆる子さんは娘の変わりように恐怖を覚えるのでした。七五三や恐怖体験の記憶がすっぽりと消えてしまった娘。ゆる子さんは、記憶喪失かもしれないと焦りはじめ……。これでやっと… 娘の言動から、霊に関する記憶だけが抜け落ちていることに気づいたゆる子さん。七五三で行った神社のせい? それとも祈祷がきっかっけなのか?と考えを巡らせます。 同時に、これまでの恐ろしい発言に怯える日々から解放され、やっと「普通の子」になったと胸を撫で下ろすゆる子さん。しかし、記憶が消えてしまった娘を見て本当にこれでよかったのかと急な終わりに心がざわつくのでした。 ◇◇◇ 普通の子になれたと安心するも、本当これでよかったのかと悩むゆる子さん。 親の勘は当たるといいますが、ゆる子さんも親として何かが働いたのかもしれません。何が正解かわからないことだからこそ、ご自身の気持ちと向き合って解決して欲しいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2024年02月10日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。 その後、不思議な発言も落ち着き平穏な日々を過ごしていました。今なら大丈夫かもと思い七五三の予約をとります。七五三の当日、祈祷が始まろうとしたそのとき、突然娘が倒れ込むように寝てしまったのです。祈祷が終わり目覚めた娘に対し、ゆる子さんは何かがおかしいと違和感を覚えるのでした。その後、突然泣き叫んだりイヤということが少なくなった娘。ゆる子さんはイヤイヤ期が終わったのかな? と思うのでしたが……。娘の記憶が…… 後日、七五三当日に撮影した写真が届きます。ゆる子さんは娘に写真を手渡すと「こんなとこ行ってないよー」というのです。祈祷中に寝てしまったからか?と思ったゆる子さんは娘に「神社の建物が眩しいって言ってたでしょ?」と問うと下を向き不機嫌そうな顔をし「言ってない」というのでした。 ある日、娘が2階へ登る階段を指差し行ってもいいかゆる子さんに確認をしてきます。しかし、2階には鬼がいると言い絶対に近づこうとしなかった娘。あんなにも2階を恐れていたはずなのにと思い「鬼は大丈夫なの?」と娘に聞くと「なにそれー」とあっけらかんとした様子で答えるのです。ゆる子さんは娘の変わりように恐怖を覚えるのでした。 ◇◇◇ 不思議な体験をした記憶だけがすっぽりと消えてしまった娘さん。人が変わったかのような言動にゆる子さんが戸惑ってしまうのも無理はないですよね。本当に記憶がなくなってしまったのか真実は娘さんにしかわかりません。まずは子どもの言葉を受け止めて冷静に対応していけると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2024年02月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこ紐赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこ紐は、通常のママと対面している抱っこ紐に比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のぐずりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかずに抱っこしている大人の動きで揺らされるので体勢によっては、赤ちゃんの身体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこ紐を使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けた方が良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りをする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りに出来るだけものをおかないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすときに、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているママやパパも多いかと思います。 しかし、少しの間と思ってベルト固定をしていないと、寝返りができていない時期であっても、からだを元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、上手に活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2024年02月09日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。 娘の話に興味津々のゆる子さんは、どうやってお空でママを選んだのか気になり尋ねます。すると娘は、タブレットのような物を使いママを探し出したと言います。続けて「ママはすごく可愛くて、でも…とってもさびしそうだった」とポツリ。その言葉を聞き、空の上にいるときからゆる子さんの全てを受け入れ来てくれた娘に対し愛おしさが込み上げるのでした。その一方で、なぜこんなにも不思議な記憶を持っているのか疑問に思うのでした。その後、不思議な発言も落ち着き平穏な日々を過ごしていました。ある日、ゆる子さんが母と会話をしていると七五三の話題になり……。突然倒れ込む娘に呆然 神社に何かいそうだからという理由で娘の七五三を先延ばしにしていたゆる子さん。最近の娘の落ち着いている様子から、今なら大丈夫かもと思い七五三の思い予約をとります。 当日、神社を見た娘が「まぶしい!!」と震えながらゆる子さんにしがみつきます。目隠しのため帽子を被せ、なんとか娘を落ち着かせることに。そして、祈祷が始まろうとしたその時、突然娘が倒れてしまいます。慌てて声をかけるゆる子さん。しかし、娘を見ると倒れ込むようにして寝ていたのです。 娘を寝かせたまま祈祷は無事に終了。終わりと同時に目覚めた娘が「なんでここにいるの?」と不思議そうに尋ねるのです。なんだか娘の様子がおかしいと思うゆる子さん。あんなにも眩しがっていた境内を見ても、なにも反応を示さないので違和感を覚えるのでした。 ◇◇◇ 祈祷の最中に倒れてしまった娘さん。神社にきてから「眩しい」と不思議な発言をする娘さんは、やはり、特別な何かを持っているのかもしれませんね。不思議な力を持つから何かと影響を受けてしまうのではないかと不安に思う気持ちもあるかも知れませんが、どうか優しい気持ちで見守って欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2024年02月08日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。日本小児眼科学会からすすめられたA育病院でY先生に出会った河野りぬさん。Y先生は、目の異常に早々に気づいてすぐに眼科を受診したことを「グッジョブです!」と褒め、手術の説明を始めました。手術の内容や術後の生活について説明を受けると、さまざまな心配事が浮かんできますが、河野りぬさんは思いの外落ち着いていることに気づきます。 これは、暗中模索だった状態から病名がわかり手術が受けられるようになった安心と、Y先生への信頼があってのことだったようです。Y先生は、退院後についての説明を続けます。小児用コンタクトレンズが抱える課題 ※10歳まで1日6時間のアイパッチ訓練について…最初のころは1時間からスタートし、徐々に時間を増やして半年かけて6時間装着させ、以降は毎日6時間のアイパッチ訓練を10歳まで維持します。 ※価格はメーカーによって異なります。 術後、ピー太くんはハードコンタクトをつけることになります。しかし子どもは失くしてしまいがち。その都度購入するとなると大きな出費です。 昨今、ハードコンタクト購入に際し補助金をもらえるようですが、それも昔はなかったそう。少しずつ患者に寄り添う制度ができているといえど、まだまだ足りていないと感じてしまうのでした。 幼少期からコンタクトレンズをつけざるをえない子どもがいるけれど、それは決して多い人数ではないため、価格が高かったり認知が低かったりし、苦労することが多いようですね。少しずつ理解が深めるために、河野りぬさんはこのマンガを描いていると言います。ベビーカレンダーの記事も、認知を広げる一助になることを願います。 >>次の話河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年02月08日生後10日ほどで高熱を出してしまった息子。念のため総合病院で検査をすることになり、近くに住んでいる義母が付き添ってくれました。付き添ってくれたのはうれしかったのですが、そこで耳を疑うひと言を聞いたのです……。生後10日で高熱!第三子となる息子が生まれ、無事退院したのも束の間。39度近い高熱が出て、口内炎のようなものがたくさんできてしまい、哺乳もままならない状態に。かかりつけの小児科に行ったものの、まだ生まれて10日ほどしか経っていなかったため、念のため総合病院で検査してもらうよう言われました。3人目の子どもとはいえ、生後10日で高熱を出すことは初めてだったので、さすがに不安になりました。 義母が付き添ってくれることに……そのことを義母に話すと、心配だからと付き添ってくれることに。不安も募っていたため、付き添ってくれるのはとてもありがたいし、心強く感じました。そして総合病院の小児科で検査をするべく待合室に座って待っていると、診察の順番がきたことを知らせる画面に息子の名前が表示されました。 そのとき、義母が信じられないひと言を放ったのです。 それ、今言う必要ある!?画面に表示された息子の名前を見て義母が言い放ったのは、 「やっぱり、なんか格好悪い名前よね〜」 ……一瞬、何を言っているのか理解できないほど衝撃的なひと言でした。 診察を受けながら少しずつ怒りが込み上げてきて、「そう思っていたとしても、今この状況で言う必要ある!?」と、心のなかでイライラが募りました。 検査は無事終わりましたがその日に結果は出ず、なんだかモヤモヤした1日でした。 その後、検査結果をひとりで聞きに行き、その後、息子の体調もよくなりました。 病院での一件以来も、義母はまったく悪びれた様子もなく接してきますし、孫のこともかわいがってくれています。義母の好みの名前ではないという本音が、とっさにポロっと出てしまったのでしょう。名づけたばかりでその名前を否定されるのは正直悲しいものがありましたが、状況的に私も少し気にしすぎてしまった部分があったと思います。今後はあまり細かい発言は気にせず、義母とは良い関係を保ちたいと思います。 著者:松本寛子結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年02月07日1歳の息子と公園に遊びに行ったときのことです。私たちが遊んでいるところに現れたのは、子どもを2人連れたパパ。その見た目が、まるでギャル男! 思わず「うわぁ、すごい格好だ……」と目で追っていたのですが、まさかのギャル男パパのギャップにとても驚いた体験談です。 公園で遊んでいると、現れたのは!?息子と出かけた、少し大きな公園。息子と同い年くらいの子どもを連れた親子が数組遊んでいて、私と息子も楽しく遊んでいました。そのとき、駐車場に車が止まり、新しい親子連れが公園に入ってきました。なんとなく、顔を上げて公園に入ってきた親子を見ると衝撃! 1歳くらいと3歳くらいの男の子を連れたパパなのですが、その格好がとても特徴的でした。前髪はちょんまげのように上に縛っていて、トップスは蛍光ピンクのパーカー。ボトムスはよれよれのスウェットで、その足元はキャラクターもののサンダルを履き、下の子を抱っこしながらスマホをいじりつつ公園に入ってきました。 思わず目で追ってしまう…「すごい個性的な人がきた!」と思ってしまった私。その日遊んでいたのはよく利用する公園なのですが、ほとんどの保護者は落ち着いた色の服装です。その中で蛍光ピンクの服のパパはどうしても目立っていました。そんなパパに気をとられていたとき、走っていた息子が派手に転倒! 「大丈夫!?」と慌てて駆け寄りましたが、息子は大泣きで、手からは血が出ていました。「痛かったね、ごめんね」と息子を抱っこしあやしていると、「ばんそうこう使いますか?」と話しかけてきた人が。見るとそこには、さっきのギャル男パパが、ばんそうこうを手に持ち立っていました。 とてもステキなパパだった!ありがたく頂戴すると、ギャル男パパは息子に「痛かったね。これ貼ったら、すぐ痛いのなくなっていっぱい遊べるよ!」とやさしく声をかけてくれました。その後、ギャル男パパは自分の子ども2人と遊んでいたのですが、下の子を抱っこひもで抱っこしながら、上の子と追いかけっこしたりブランコを押してあげたり。終始笑顔で遊ぶ姿は、夫に見習ってほしいくらいステキなパパでした。帰るときにギャル男パパのところに行って「さっきはばんそうこう、ありがとうございました」と言うと、「とんでもない! ニコニコになってよかったね! バイバイ!」と手を振って、最後までステキな笑顔で子どもに接してくれました。 その公園では、子どもを放置しておしゃべりばかりしている保護者がいて困ったことや、嫌な経験をしたことも多くあった私。今回出会ったパパは、見た目が個性的で最初はびっくりしましたが、子ども思いなとてもステキなパパで、そのギャップにいい意味で驚きました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年02月06日「スピリチュアルな娘を受け入れるまで」第17話。ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。 ある日の夜、布団に入った娘が電球を指差して「あたち。あそこから生まれたの」と言い始めます。続けて、トンネルみたいな暗い道があって、おでこがあたって動けなくなったと言います。なんと、出産のときに助産師さんから言われたことと合致していて驚くゆる子さん。さらに、娘は空の上でママを選んだと言い早く会いたかったとゆる子さんに笑顔を向けたのでした。娘の話に興味津々のゆる子さんは、どうやってお空でママを選んだのか気になり娘に尋ねると……。娘の衝撃発言に感動 タブレットのような物を使ってママを探し出したという娘。続けて 「ママはすごく可愛くて、でも…とってもさびしそうだった。」と俯きながら言うのでした。その言葉にハッとするゆる子さん。当時、なかなか子どもを授かることができず苦しい思いをしていたことを思い出します。 空の上にいるときからゆる子さんの全てを受け入れ、大切に思ってくれていた愛情深い娘。ゆる子さんは娘に対し愛おしさが込み上げます。その一方で、なぜこんなにも不思議な記憶を持っているのか不思議に思うのでした。 ◇◇◇ 娘さんの「ママはすごく可愛くて、でも…とってもさびしそうだった。」という言葉に驚くゆる子さん。寂しそうだったママを選ぶ娘さんの優しさに胸が締め付けられますよね。みなさんのお子さんの中にも、胎内記憶を持っているということもあり得ますよね。気になるという方は、お子さまが上手に話せるようになったときに聞いてみてもいいかも知れませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2024年02月06日このお話は、片方の手の指が3本で生まれてきたお子さんのお話です。なぜ手の指が3本なのかというと、先天性の手足の欠指症だから。手足の欠指症とは、手や足の指の数が1本や2本、3本または4本だったりと、一人ひとり手や足のかたちはさまざまです。出産後、医師から告げられ、生まれてきた子どもが欠指症だとわかったママ。その事実にとても驚き、悲しんでいました……。 3本の指で生まれてきた赤ちゃん。 ※親が子どもの障害を受容するまでの過程として有名なDrotar,et al.(1975)の段階説。「ショック」「否認」「悲しみと怒り」「適応」「再起」という5つの段階の心理的プロセスを踏むとされている。 「泣いてしまう」「他の人の手ばかり見てしまう」「こんなふうに思うなんて子どもに申し訳ない」 ……当法人によく寄せられる声です。 悩まないはずはないし、落ち込まないはずもありません。でも、未来はちゃんと笑えます! 絶対大丈夫!! ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター NPO法人Hand&Foot
2024年02月01日2月3日は節分です。赤ちゃんと迎える初めての節分をどうやって過ごそうか考えている人も多いのではないでしょうか。だけれど、節分ではおなじみの豆まきに、赤ちゃんの「ある危険」が潜んでいるって知っていましたか?豆をのどに詰まらせる事故に要注意!地域にもよりますが、節分の豆まきには「節分豆」として売られている大豆を使うのが一般的です。この節分豆を部屋や玄関などにまくわけですが、乳幼児がいる家庭では注意しなければいけないことがあります。それは、豆をのどに詰まらせる事故です。 乳幼児に硬い豆やナッツ類等を食べさせるのは実はとても危険で、消費者庁が「5歳以下の子どもには食べさせないで」と注意を呼びかけるほど。窒息の危険性があるのはもちろんのこと、豆やピーナッツなどの小さな破片が気道に入ってしまうと、気管支炎や肺炎などを起こすケースもあります。いずれも最悪の場合は死に至ることも。 節分といえば年の数だけ豆を食べるのがしきたりですが、5歳以下の小さな子どもに食べさせるのはNGです。さらに、部屋にまいた豆を赤ちゃんが拾って飲み込んでしまわないように、赤ちゃんがいる部屋では豆を投げない、落ちた豆はしっかりと後片づけをするなど、豆の扱いには注意しましょう。 ※2018年に消費者庁が公表した資料において、「豆やナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう!」と注意喚起されていましたが、2021年に公表された資料では「硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで」と年齢を引き上げて注意喚起されています。 参考:消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで―」 赤ちゃんがいる家庭では「豆まき」をどうやって楽しむ?では、赤ちゃんのいる家庭ではどうやって豆まきを楽しんでいるのでしょうか? 先輩ママたちに聞いてみました。 「小分けにした節分豆を袋ごと投げました。もちろん投げたあとはすぐに回収。お掃除もラクでよかったです」 「赤ちゃんにも節分の雰囲気を体験させてあげたかったので、豆の代わりに『たまごボーロ』を投げました。鬼の格好をしたパパを見て大泣きしてしまったので、投げるどころじゃありませんでしたが(笑)」 「私の育ったところでは、真っ暗な部屋でお菓子をまいて、それを子どもたちが拾う風習があるので、子どもが小さいうちは、わが家でもお菓子をまいていました。子どもたちも『普通の節分より楽しい』と喜んでいました」 子どもが小さいうちは豆まきを控えて、代わりにお菓子を使ったという声が多かったです。普通の豆まきは6歳を過ぎてからでも遅くないので、小さいうちは子どもの安全を第一に考えてあげたいですね。家族みんなで節分を楽しめますように!著者:ライター 妹尾香雪
2024年02月01日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。しかし、病院の都合で手術は1カ月後になると言われてしまいます。そこでパパは、少しでも早く手術を受けられる病院を紹介してほしいと頼みました。日本小児眼科学会からすすめられたA育病院の紹介状をもらった河野りぬさん。その病院で出会ったY先生は、目の異常に早々に気づき、悩みながらもすぐに眼科を受診した河野りぬさんを「グッジョブです!」と褒めてくれました。そして手術の説明が始まりーー。手術・術後の説明を受け… ※強制力の強いコンタクトレンズ→正しくは、不等像視(ものの見える大きさが左右で違う)を引き起こさないためのコンタクトレンズ 手術に関する説明が始まり、退院後はコンタクトレンズをつけることになると説明され、戸惑う河野りぬさん。小さいうちはメガネではダメなのか、コンタクトレンズは一生つけるのかと気になったことを質問すると、Y先生は丁寧に説明してくれました。 「いろいろ心配ですよね! 何でも聞いてください! 説明しますから!」そう言ってくれる先生に心から信頼を寄せる河野りぬさんなのでした。 一方的に病気や手術のことを説明して終わりにせず、保護者の質問に対して丁寧に答えてくれる医師なら安心して子どもの治療を任せられます。良い担当医が見つかってよかったですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。河野りぬさんのマンガはInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね! 監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月31日私が長男を産んだ夫の転勤先のイギリスでは、育児の悩みを気軽に相談できる日本人ママ友は貴重な存在。しかしママ友Aさんの態度に我慢ができず、平和主義の私が縁を切る事態に……。 顔を噛まれた長男現在9歳の長男が2歳のころ、Aさん親子も一緒に日本人の習い事に参加していました。ある日、クラスが終わった後に数人の子どもたちが遊んでいたところ、突然泣き叫ぶ長男の声が。慌てて駆けつけた私が見たのは、長男の頬にあったクッキリとした噛み跡。 偶然現場を見た他のお母さんによると、長男を噛んだのはAさんの子どもでした。私はわが子が顔を噛まれたことに動揺しましたが、2歳児同士言葉にできない思いがあったのかな、と自分を落ち着かせたときです。 モヤモヤが募るママ友の対応「ごめーん大丈夫?」と謝ってきたAさん。そのあまりに軽い謝り方に私はモヤモヤ。長男は泣き止んでいたので一応「大丈夫そう」と返しましたが、Aさんは自分の子どもにも「もう〜、噛んじゃダメじゃん」と軽く注意しただけ。 友だちの顔を噛んだのにもっと叱らないの!?長男にも謝らないの?と私はAさんの対応にさらにモヤモヤしましたが、その場はことを荒らげたくなく帰宅……。3日後Aさんに会ったときも、まだ噛み跡が残る長男に対しAさんからの気づかいの言葉などはなく、私のモヤモヤは募るばかり。 Aさんが友だちを噛んだ自分の子どもをその場でしっかり叱らなかったこと、長男に対しAさん親子、とくにAさんからきちんとした謝罪もなかったことへの私の憤りは収まりませんでした。以後Aさん親子とは極力会わないようにし、私からは一切の連絡を絶つことに。 平和主義だったはずの私が、憤りから貴重なママ友と縁を切ってしまいました。その後、私も子どもたちのトラブルの原因をちゃんと聞かなかったことや、他の友人たちに気まずい思いをさせてしまっただろうことを反省。以後子ども同士のトラブルでは感情的にならず、冷静な対応を心がけるようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:濱田よし
2024年01月31日野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。当面手術室が使えず、最短でも手術できるのは1カ月後だと言われ、ショックを受ける河野りぬさん夫婦。そこでパパは、少しでも早く手術を受けられる病院に行けるよう紹介状を書いてもらえないか? と提案しました。パパの考えはーー。次の紹介先の病院で診てもらうと… 誤:検診正:健診 パパが別の病院の紹介状をお願いしたのは、A育病院のX先生宛に紹介状をもらうように指南されていたからでした。 そうして出会ったのがY先生。河野りぬさんに「グッジョブです!」と声をかけ、すぐに受診したことを褒めてくれました。自身の判断は正しかったと、改めて思う河野りぬさんなのでした。 周囲から「(生後間もないのに怖い思いをさせるのは)かわいそう」と言われ、受診を悩んでいた河野りぬさんでしたが、自分の判断は正しかったと初めて肯定されました。“お母さんの勘”はすごいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月29日わが子は生まれたときは平均的な体重でした。しかし、6カ月健診で医師からショックなことを言われてしまったのです……。 把握していなかった現実わが子は飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していた私。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごしていました。そして生後6カ月健診を迎え、病院へ行くと……。 子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん!飲ませすぎ! 考えないと! ミルク量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。 良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。 その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、ときには失敗もするものと思ってはいました。が、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。 ※おっぱいの場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに授乳をします。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:たけだ みこ
2024年01月28日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうことになりました。大きな病院で診てもらうためには紹介状が必要です。しかし、近所の眼科に依頼するも、すぐに書いてもらません。 早急に大きな病院を受診したい河野りぬさんは、電話をしたり病院を直接訪ねたりし、やっとの思いで診断書を手に入れたのでした。大きな病院へ行くも、手術日はまさかの…!? 誤:検診正:健診 誤:検診正:健診 誤:開眼機正:開瞼器 ついに大きな病院を受診できましたが、手術を受けられるのは最短でも1カ月先だと言われショックが隠せません。 手術の予定が混んでいるのかと思いきや病院側の事情だと知り、パパは手術が早くできる別の病院への紹介状をお願いするのでした。 振り出しに戻ったようなショックですね……。ピー太くんや河野りぬさん夫婦のためにも、最善の手段を提示してもらえることを願います。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月27日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり近所の眼科を受診すると、診断結果は『先天性白内障』。手術が必要なため、改めて大きな病院で診てもらうよう医師から言われてしまいました。親戚の医師に相談すると「すぐにでも手術したほうが良い」とのこと。受診した近所の眼科に紹介状の作成を頼んだのですが、2日経っても用意してもらえませんでした。 電話で催促しましたが、反応はイマイチ……。すぐ書いてもらうことは難しそうだと感じた河野りぬさんは、病院を直接訪ねてみることにしたのですがーー。病院へ紹介状の催促に行った結果…!? 河野りぬさんが紹介状をもらえず焦っていたころ、パパは信頼できる小児眼科を探していました。しかし、小児眼科自体が少なく、思い切って日本小児眼科学会へ直接連絡してみることに……。 一方、河野りぬさんは近所の眼科へ出向き、早急に紹介状がほしい旨を受付で詳しく説明しました。しかし、午前診療が終わっても結局紹介状はもらえずじまい……。河野りぬさんは諦めて帰宅することにしました。 帰宅してお母さんに紹介状をもらえなかったと報告していたそのとき。近所の眼科から紹介状が手配できたと電話がかかってきたのです−−! わが子のためにできる限りの最善を尽くすパパとママ。紹介状をもらえたので、ようやく大きな病院で診てもらえることになりそうです。不安はありますが、一歩前進できてよかったですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月25日下の子どもが4歳のころ、遠方での法事に出席するため宿泊施設に泊まったときの話です。宿泊する個室はリビングと寝室が分かれた、とても広い部屋でした。到着直後から子どもたちのテンションは最高潮。はしゃぐ姿をほほえましく見ていたのですが……子どもたちを夫に任せてお風呂に入っていたときに事件が起こったのです―。 ほほえましい光景から衝撃の光景へ1日目の法事が終わり、食事後お風呂を済ませた子どもたちは、広いお部屋に大はしゃぎ。私はそんな子どもたちを夫に任せて、お風呂に入ることにしました。 そしてお湯にゆっくり浸かっていると、突然「わぁー!」という泣き声がしたのです。私は何事かと、慌ててお風呂から出てみました。すると……。 目の上から血を流して泣いている下の子と、その血をタオルで押さえている夫が……!どうやら、下の子がベッドからベッドを飛びはねて行き来していていたら、バランスを崩して床に落ちてしまったようです。落ちたときに目と眉の間を切ってしまったようで、急いで病院に連れて行きました。 幸い、目のほうは心配なく、傷口も縫わなくても大丈夫と言われたので安心したものの、目を直接傷つけていたら……と思うとゾッとしました。 傷は成長する過程で目立たなくなりましたが、そもそもベッドで飛び跳ねていたなら夫に注意して止めてほしかったですし、私が子どもをよく見ておけば……と、傷を見るたびに思い出して反省しています。夫にも危険なこと、やってはいけないことはきちんと注意してほしいとお願いしました。 イラスト/きりぷち著者:韓本どり
2024年01月25日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎり、病院を受診しました。眼科を受診した結果、ピー太くんに『先天性白内障』の診断が下りました。わかってはいたものの、複雑な気持ちになる河野りぬさん。対するパパは、さまざまな可能性を考えた中で「亡くなる心配がないなら……」と安堵していました。 河野りぬさんは、そんなパパの反応に少しだけ気持ちが軽くなったのでした。急いで手術を受けたいのに… ※日本小児眼科学会HPでは、両眼性では生後10週、片眼性では生後6週までとなっています。 誤:検診正:健診 すぐにでも手術した方が良いということが判明し、河野りぬさんは前日に受診した眼科で紹介状を書いてもらうことにしました。 ところが、2日経っても近所の眼科からは連絡が来ず、電話をかけても要領をえない返事。河野りぬさんは腹を決め、紹介状を書いてもらうべく、直接出向くことにしました。 自分のことなら少々のことは我慢できても、わが子の成長や体に関わることはやはり待っていられませんよね。皆さんが河野りぬさんの立場なら、病院に対してどのように対応しますか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月23日子どもが5歳のころのこと。夜中に突然泣き出したため、慌てて夜間の当番病院に連れて行きました。当直の先生に診察してもらったものの、結局、病名はわからないまま帰宅。風邪だろうと思いつつ、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。しかし、思いもよらぬ診断を受けたのです――。 衝撃の診断結果夜間の病院で診てもらったものの、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。咳や鼻水がひどいわけでもなく、熱も37.5度だったので軽い風邪とか気管支炎かな?と思っていたのですが……。先生から「レントゲンを撮りましょう」と言われて検査した、その結果……。 なんと「肺炎」ということが判明! 薬をもらって帰るつもりでしたが、「紹介状を書くから大きい病院を受診するように」と言われ、そこまでひどい状態だったことにさらに驚きました。 子どもはその日の午後から大きな病院で5日間入院することに。目に見える症状があまりなく、元気にしていたのでまさかこんなことになるとは……。元気だと思っても素人の判断は危険。念のため病院を受診することの大切さを知った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:龍﨑 麗華
2024年01月23日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。さまざまな病気の可能性が頭をよぎります……。夫婦で相談し、病院を受診することを決めました。小児眼科での検査方法を調べた河野りぬさんは、絶句……。まだ幼い孫に怖い思いをさせたくないと考える両親からは、2週間後の2カ月健診で診てもらうことをすすめられました。それでも河野りぬさんは、2カ月健診を待たずに眼科の受診を決意したのです。 眼科を受診した結果… 誤:開眼機 正:開瞼器 眼科を受診した結果、ピー太くんに『先天性白内障』の診断が下りました。 手術が必要になるため、改めて大きな病院で診てもらうよう医師に言われた河野りぬさん。パパに報告すると、第一声は予想外の「よかった~」という言葉。さまざまな可能性を考えた中で「亡くなる心配がないなら……」と安堵していたのでした。 どんな障害も受け入れる、と覚悟を決めようとしても、親としてわが子の将来を思うと不安になったり、悲観したりしますよね。早い段階で目の異常を見つけられたことが、ピー太くんにとって良い方向に繋がると良いですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月22日3歳になる長女は1週間前から腹痛を訴えていましたが、熱もないので「食べ過ぎかな?」くらいの軽い気持ちで、町の診療所に診察に行きました。原因はとくにわからず、安静にしているよう言われ、そのまま帰宅しました。しかし翌朝、救急車を呼ぶ事態になったのですーー。 ただの腹痛ではなくて!?翌朝、娘は高熱を出しており、自力で起き上がることもできない状態ではありませんか……! 急いで救急車を呼ぶと、すぐに救急病院へ搬送されました。すると……。 なんと、原因は急性虫垂炎(いわゆる盲腸)と判明。そのまま緊急手術をすることになったのです……! 医師から「あと1日遅ければ、危なかった」と言われてしまいました。腹痛を訴えていたころから徐々に化膿しはじめていた虫垂を、体を温めて寝たことでより悪化させてしまったようです。虫垂炎は大人の病気と思い込んでいたため、まさかの出来事でした。 幼い年齢の子どもは自分の症状を正確に伝えられないため、緊急性の高い症状を見逃がしてしまうリスクがあるのだと実感。この出来事以降、普段と違う症状がみられたときは大きい病院へ行くようにしています。 ※「虫垂炎」は「盲腸」と呼ばれることもありますが、盲腸は病名ではなく、虫垂の根元にある大腸の一部のことを指します。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:いつき
2024年01月22日河野りぬさんは長男・ピー太くんが生後1カ月のころ、目の奥が白いことに気がつきました。産後2週間後の健診も、1カ月健診でもピー太くんに問題はなしでした。しかし、検索をするとただごとではない雰囲気……。小児眼科を受診することにしました。 すぐ検査か、2週間後か… 誤:開眼機正:開瞼器 誤:開眼機正:開瞼器※赤ちゃんの固定の仕方は病院によって異なります。 誤:検診 正:健診 誤:検診 正:健診誤:検診 正:健診まもなく生後2カ月の健診でしたが、さまざまな心配が残ります。夫の強い意向もあり、早く眼科を受診することにしたのでした。 痛い思い、怖い思いをする検査を赤ちゃんにするのはかわいそうだという両親の気持ち、共感できますよね。しかし、検査を2週間後に先延ばしにしたら、治療が遅れてしまって赤ちゃんに悪影響が出る場合もあります。皆さんならこの場合、小児眼科の受診を急ぎますか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月21日河野りぬさんの長男・ピー太くんに目の障害が見つかり、手術を受けるまでを描いたお話です。河野りぬさんは長男・ピー太くんを出産後、実家に里帰りしていました。夜にしっかり寝てくれることもあり、新生児との生活に慣れ始めていたのですが……。 健診では問題なかったのに…誤:検診正:健診 誤:検診 正:健診誤:検診 正:健診 授乳中、河野りぬさんがピー太くんの顔を見ていると、片目だけ目の奥が白いことに気がつきました。スマホで検索すると、そこには『先天性白内障』の文字が……。これをきっかけに、病院の受診を決めたのでした。 乳幼児の健診をおこなうのは小児科医です。目の専門家に診てもらう機会がほとんどなく、目に何らかの障害があったとしても見過ごされてしまうことが多いのだとか。しかし、なかなかその事実を知る機会はありません。 目の異常がないか、小さいうちは特に注意を向けたいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 つきみ野・藤田眼科 院長 藤田 剛史先生 著者:マンガ家・イラストレーター 河野りぬ
2024年01月20日夏の旅行は、毎年子どもたちの行きたいところと決めているわが家。この年は、次男が大好きな水族館に行ったのですが……まさかの事態に! せっかくの旅行中に次男が想像もしなかったケガをしてしまった体験談をお話しします。(※コロナ禍前のお話です) 翌朝、まさかの事態に!「ママ、大変! ○○(次男)の足が!」。長男にそう言われて見てみると、なんと次男の足の親指の爪がありませんでした。昨日は元気に歩いていたのに何があったのかと聞いてみると、「自分でやった」とのこと。生爪を剥いだと聞いて、そういうものが苦手な私はもう血の気が引きました。 急いで近くのドラッグストアに行き、消毒と剥がれにくいばんそうこうを購入。出血はなく、ピンク色の肉が見えている状態の足の親指にばんそうこうを巻きました。本人が痛がらないので、病院へは行かず様子を見てみることに。それでも歩かせると出血したり痛みが出たりするのではと思い、前日とは打って変わって次男は常に抱っこで移動。いろいろ観光する予定でしたが、チェックイン時間すぐにホテルに入るしかありませんでした。 病院に行ってみると…旅行から帰り、小児科に行くと「サッカーをやっている子どもは、爪が剥がれやすくなってしまうことがよくあるんです」と言われました。次男はまだサッカーを始めてはいませんでしたが、長男と一緒にボールを蹴ったりしていました。ということは、旅行に行く前から前兆があったのでは……。私がもう少しきちんと次男の爪をチェックしておくべきだったと反省。せっかく楽しみにしていた旅行中にケガをさせてしまったこともショックでした。 その後、爪は無事元の状態に戻ったのですが、次男は爪を剥くのが癖になってしまったようで、テレビなどを見ながら剥いてしまうことも! 子どもの爪は伸びるのが早いので、伸びすぎる前に切ることと、足もすぐに大きくなるので靴に爪が当たらないよう靴のサイズも注意してみなければと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年01月17日初めての妊娠、そして出産。母子ともに検査を受け、問題がなければいよいよ明日は退院! しかし息子の検査で、突然「舌小帯短縮症」と告げられました。退院前日に起こった、私がプチパニックになった体験談を紹介します。 突然告げられた「舌小帯短縮症」出産を終え、私も息子も検査を受け、問題がなければ明日は退院の日。先天性代謝異常の検査のため息子を新生児室に預けて病室でのんびりしていると、ナースコールが鳴り、助産師さんから「ちょっと新生児室に来てください」と言われ……。 何かと思い新生児室に向かうと、院長先生が息子を抱いていました。「赤ちゃん、舌が短いの。舌小帯短縮症って言うんだけど。舌の裏側の下側と接しているところ、短いでしょ?」。先生は特に深刻な様子ではなく、どちらかと言えば明るい口調でそう言いました。言われた舌の裏側を見せてもらいましたが、小さい赤ちゃんの口の、さらに小さい舌が短いか長いかなんて、私にはわからず……。でも「○○症」と言われると、なんだか身構えてしまいました。 考えてみると、甥っ子に症状が「ご家族で舌が短いとか、滑舌が良くないとか、同じ症状の人はいない? 今はミルクも飲めているみたいだからいいけど、大きくなって手術となると、全身麻酔になるの。もし今なら、麻酔もしないですぐに“ちょきん”って切っちゃいますよ」。そう言いながら、先生はハサミで物を切るジェスチャーをしました。突然聞いたことのない病名を言われて、どんな病気か、どんな影響があるのかわからず、簡単に“ちょきん”と言われても……。私はプチパニックになってしまいました。 思い返してみると、姉の2人目の子ども、私から見て甥が4歳になっても少し舌足らずな話し方で、一生懸命話してくれているのに聞き取れずに何度も聞き返す、ということがありました。そして甥は今度手術をする、という話も姉から聞いていました。 夫と姉に相談し、“ちょきん”することに甥の話を先生にすると、「そうそう! そういう話し方になってしまうことが多くて。ミルクも飲みづらくなるかもしれないし、今“ちょきん”したほうが良いと思うんだけど」と。そうは言われても、簡単に「じゃあ“ちょきん”お願いします!」とは決断できない私。いったん「夫に連絡してみます」と、病室に戻ることにしました。夫と姉に連絡すると同時に、舌小帯短縮症について調べることに。確かに、調べてみるとすぐに切ってしまったほうが良さそうで、夫も姉も同意見でした。そして私は新生児室に戻り、先生に「“ちょきん”お願いします! 」とお伝えしました。 院長先生が気が付いてくれたことを知る「じゃあすぐに切っちゃいますね!」と、息子を連れていく先生。私が病室で待っていると、3分も経たずに助産師さんが息子を連れてきてくれて「“ちょきん”は一瞬で、全然泣かなかったですよ!」と教えてくれました。息子は何事もなかったようにきょとんとしています。そして気になったことを助産師さんに聞いてみました。「舌小帯短縮症って、今日の検査項目だったんですか? それとも先生が気が付いてくださったんですか?」。助産師さんは「検査項目ではなく、検査前に先生が目視で全身を見ていたので、そのときに気が付いたんだと思いますよ」とのこと。 思い返すと院長先生はいつも本当に丁寧に接してくれて、立場上とても忙しいはずなのに決して流れ作業にせず、向き合って対応してくれているのを感じていました。 今回の息子の舌小帯短縮症も、ただ検査項目を見るだけでなく、先生がしっかり1人ひとり診てくれているからだなと思いました。この産院を選んで、この先生に対応してもらって、本当によかったと改めて実感した出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:森まり子0歳の男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2024年01月13日吐き戻しが多い赤ちゃんが心配だったママ。赤ちゃん特有の吐き癖だと思っていたら、おすわりをする時期になっても吐き戻しが続き……。娘が生まれて半年ころまでのことです。娘は授乳後げっぷをさせても、しばらくすると吐き戻してしまう子でした。助産師さんからは吐きやすい子と言われ、私も吐きやすい子だと思い込んでいたのですが……。おすわりができるようになったら良くなると助産師さんから教えてもらっていたのに、おすわりができるようになっても変わらず吐き戻す娘。心配で健診で相談したところ、意外なことを言われびっくりした話をお伝えします。 「気づかなくてごめんね⋯」 吐き子と呼ばれる娘帝王切開で出産し、娘はひと晩助産師さんのお世話に。翌朝、無事に母児同室になったものの、心電図までつけられることに。助産師さんから育児用ミルクを飲ませるとすぐに吐き戻すので、小児科の医師に診てもらうことになったとお知らせが。 診察後、医師から「生まれたばかりの子は胃が小さいうえに胃の入り口がうまく閉まらず吐きやすいんです。様子をみていきましょう」と言われました。助産師さんからは「この子は吐き子ちゃんだね」と言われ、私も娘は吐き戻しやすい子なんだと思い込んでしまいました。 なぜ? おすわりができても吐き戻す娘その後も娘はよく吐き戻していましたが、1カ月健診で助産師さんに「多少吐き戻すのは赤ちゃんはよくあること、体重も増えているし大丈夫。おすわりができるようになればいずれ吐かなくなるよ」と言われ、ひと安心。 それからは多少吐き戻してもおすわりができるようになればおさまると思い、あまり気にせずに過ごしました。しかし、生後半年ほどでおすわりができるようになっても吐き戻しは続き、さすがに心配に。病気ではないかと考えるようになりました。 小児医の言葉にびっくりちょうどそのころ健診があったので、小児医に吐き戻しについて相談することに。そうすると「お母さん、それはお乳の飲ませすぎですよ。ほら、こんなにお肉もついて大きくなっているでしょ?」と返事が。なんと赤ちゃん特有の吐き癖だと思い込んでいたのが、お乳の飲ませ過ぎで吐き戻していたのです。 混合授乳から母乳のみに変更していたこともあり、いつから飲ませ過ぎていたのか全然気づかず……。そして授乳時間を早めに切り上げるようにしたら吐き戻す回数が減り、成長につれて自然に吐き戻さなくなっていきました。 おすわりができるようになってからの吐き戻しはまさかお乳のあげすぎが原因になっていたなんて。吐く原因はさまざまなので、吐き癖と思いこまず早めに医師や保健師さんに相談していればよかったです。思い込みで娘を長く苦しませることになっていたと思うと、娘にごめんね……という気持ちに今でもなります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2024年01月12日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々