お子さんが習いごとをしているとき、ママはどうしていますか? 送迎したり、子どもががんばっている姿を見守ったり、縁の下の力持ちという存在の人も多いことでしょう。せっかくなら、ママも一緒にお子さんと習いごとをしてみませんか? オススメのレッスンをチェックしました!■ママががんばっている姿が刺激になる「もうやめたい…」、「今日は行きたくない…」とぼやくのは、子どもが習いごとをするときの「あるある」です。こういうときは、子どもが習いごとを“やらされている”感が強くなり、楽しくないと思いはじめていることが多いようです。親子で同じレッスンを受けていれば、ママががんばっている姿を見せられます。子どもへの刺激になるのはもちろん、ママ自身が楽しくなれることまちがいなしです。 親子で練習したり一緒に発表会に出ることで、より絆が深まり、楽しい思い出を共有できます。子どものモチベーションも上がることでしょう。親子で共通の楽しみがあるといいですよね。■続けるほどに達成感! 室内系の習いごと女の子のママにオススメしたいのが、ピアノです。親子でピアノを習えば、将来発表会で連弾も夢じゃありません。「子どものころにピアノを習っていたけど、もう少し続けておけばよかった…」と後悔しているママは、今度こそ念願の曲に挑戦してみるのもいいでしょう。料理が好きなお子さんなら、料理教室もオススメです。ママが教えるのもいいけれど、プロに教えてもらうとわかりやすいし、どんどん上達します。週末、習った料理を仲よく親子でクッキングしたら、パパもよろこびそう。毎日忙しいママたちにぴったりなのが、習字です。週に1回でも心を空っぽにして何かに向きあう時間がつくれたらリフレッシュできることでしょう。字がきれいになれるというメリットもあり、達成感も得られそうです。英会話も年齢を問わずチャレンジできるもののひとつ。ママがペラペラ話せなくても、下手でもいいのです。がんばっているママの姿を見せることが、なにより刺激になります。突然外国人に道を聞かれても、力を合わせて答えられるかもしれません。■心身を解放してすっきり! 運動系の習いごと「運動をしたいけど、子どもがまだ小さいから…」という方にオススメしたいのが親子ヨガ。激しい運動ではないので、親子でトライするのに最適です。自然のなかで行うレッスンもあります。自分の雰囲気に合ったクラスを探してみるといいでしょう。フラダンスは、母娘におすすめしたい習いごとです。動作はゆっくりなのに、じつはけっこうハード。ハワイアンミュージックをBGMにゆったりした気持ちで体を動かせば、ストレスも吹きとびそう。なにより、子どもたちが踊る姿は、とってもキュートです。 最後に紹介するのは空手です。落ちついた雰囲気のなか、礼儀作法も学べるというメリットも。体力がありあまっている、わんぱくな男の子にもぴったりです。ママもキレのある動きで代謝アップしながらストレス発散。スッキリすることまちがいなし!ママはいつも家族優先で自分のことをあとまわしにしがち。自分の趣味に没頭できる時間も独身のときと比べたら激減しています。習いごとの楽しさを子どもだけに独占させるのは、もったいない! 子どもと一緒にレッスンすれば、コミュニケーションも楽しみも増えそうですね。
2016年10月06日「もう、何回言ったらわかるの?」という言葉、つい口にしてしまっていませんか。でもそれ、子どもの理解力がないのではなく、ママの教え方がイマイチなのかも…!? そこで今回は、じゃんけんやパズルなどの遊びや時計の読み方などを子どもにわかりやすく教えるコツを紹介します。■パズルはスモールステップからはじめようパズルを教えるポイントは「できた!」という喜びを実感させること。最初はピースが大きく、数も少なく、絵も単純なものから始めるとよいでしょう。あと1ピースという状態で子どもにバトンタッチし、「できた!」という達成感を味あわせるところからスタート。そこから徐々に隣り合う2ピースを残してみたり、点在する3ピースに挑戦させたりしながら、「じゃあ全部ひとりでやってみよう!」「もう少し難しいパズルやってみる?」とレベルアップしていくると、自然にチャレンジを促せます。子どもの好きなキャラクターや乗りもののパズルでやる気をアップさせたり、子どもが集中しやすい時間帯を選んで遊ばせるなどの工夫も効果的。決してママが横からプレッシャーをかけることなく、あくまでも楽しい雰囲気づくりを忘れないようにしてくださいね。■時計は長針がキモ!短い針と長い針。その組み合わせが子どもにとっては難解な時計。とくに、長針が「1なのに5分」「6なのに30分」というあたりが混乱の原因になるようです。そこで、まずは短針の読み方からマスターさせるようにしましょう。短針なら1~12時までと数字どおりシンプルなので、子どもにもわかりやすいようです。次に長針です。長針は、できればメモリのすべてに1~60を書き込み、何分を指しているのかを目で確かめられると理解が進みます。そして、長針が1周するのに60分かかるという概念が理解できれば、数字が5分ごとのメモリであることも掴みやすくなります。とはいえ時計は一人で行動し始める小学校1年生でよめればよいという考え方もあり、あまり早いうちから躍起になって教えなくても大丈夫。子どもが興味を持ったタイミングをうまくキャッチして教えてあげたいですね。■じゃんけんは基本からしっかり教えよう意外とつまづきやすいのが「形のつくり方」。まずは子どもの手をとり、グー・チョキ・パーの指使いを教えてあげましょう。3つの形を作れるようになったら、ママがお手本を見せながら「グー・チョキ・パー」と声をかけ、真似をさせます。できるようになったら「パー」「グー」「グー」「チョキ」などランダムに声をかけ、それに応じて出せるように促します。3種類を自在に出せるようになったら、ここで初めてルールを教えます。グーを基点に教えるとシンプルでわかりやすいです。子どもにグーを出させ、ママがチョキを出して二本の指の間でグーを挟みます。「ママのチョキ、○○ちゃんのグーで折れちゃった。だからママの負け」「ママのパー、○○ちゃんのグーをパクっとしちゃうよ。だからママの勝ち」「ママのグーと○○ちゃんのグー、一緒だね。だからあいこ」といった具合で教えてみてください。グー=石、チョキ=はさみ、パー=紙として教えてもいいですね。ルールがわかるようになったら、次は実践。ときどき後出しをうまく使って子どもを勝たせ、「すごい! 強い」と接待してあげると「もっと!」とノッてきやすいですよ。子どもにわかりやすく教えるというのは難しいもの。とくにわが子となると、期待が大きくなりすぎてイライラしてしまう場面も…。でも、そんなときこそ教え方を工夫して、楽しみながら取りくんでみてくださいね。
2016年10月05日長雨や真夏に戻ったような暑さに苦しめられている日々が続いていますが、もう10月。季節は秋ですね。政治の世界でも「秋の臨時国会」と呼ばれる時期になり、政治家の方たちも、選挙区での活動より東京での国会活動が忙しくなってきました。9月26日に、第192臨時国会が召集され、11月20日までの66日間、国会での論戦が繰り広げられることになります。「国会」とはよく耳にするものの、実はどんなふうに行われているか、「なんとな~く」しかわからない、もしくは「全然分からない!」という人も多いでしょう。去年の安保法制の審議の時には、女性国会議員もみなパンツスーツ直用で、大乱闘が起こりましたが、あとは、大臣が失言をした時など、何かハプニングが起きた時しか、印象に残っていないかもしれませんね。9月26日に始まったばかりの国会も、8月に行われた内閣改造で新しく大臣になった人にとっては、初めての国会。問題なく答弁が進んでいくのか、安倍総理にとっても、緊張を強いられる場となりそうです。全部で3つの「国会」があるって知ってる?さて、今回は臨時国会といって、正に読んで字のごとく、臨時的に開かれる国会です。そのほかには、通常国会と特別国会とあり、全部で三種類の国会があります。通常国会は、毎年一回開かれることが憲法で決められ(52条)、国会法で1月に召集(2条)、期間は150日(同10条)、そして延長は1回のみ(同12条)と細かく決められています。臨時国会については、憲法53条で、衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば開催をしなくてはならないことになっています。また議員からの要求がなくても、衆議院の任期満了による選挙の後と、参議院の選挙の後は、必ず開かなくてはなりません。今年の参議院選挙の後も、8月1日から3日までのわずか3日間ですが、臨時国会が開かれました。選挙の後の臨時国会では正副議長を選ぶこと、また衆議院選挙の後は、首班指名、つまり総理大臣を選ぶという最重要案件があります。臨時国会は期間は自由、延長は2回までできます。また特別国会は、衆議院の解散による選挙の後に開かれる国会のことで、直近では、第188特別国会が2014年12月24日から3日間開かれました。ところで、この「192」とか「188」などの回数ですが、いつからの通し番号だとおもいますか?実はこれ、戦後の新憲法の下、新しく国会の制度ができてからの通し番号なんです。第1回は、1947年5月20日から12月9日まで開かれましたが、閉会してすぐ、12月10日から第2回が開かれました。今回の臨時国会は、6月1日に通常国会が閉会して、間に3日間の臨時国会があったものの、論戦という意味においては、約4か月ぶりとなります。終戦直後は、一日も休む暇なく国会が連続して開かれていたことを考えると、それだけ、決めなければならないこと、新しく制度を作らないといけないことがたくさんあったということがなんとなく伺えますね。秋の臨時国会では何が議論されるのかさて、通常「秋の臨時国会」と呼ばれるものは形式上、総議員の4分の1以上の要求に基づき開かれるということになっていますが、毎年だいたいこの時期に開かれることが慣例化しています。昨年は、通常国会が95日間の長期延長を行い、1月26日から9月27日まで開かれていたこともあり、秋の臨時国会は開かれませんでしたが、これはかなり異例のことです。今回の臨時国会では、まず経済対策としての3兆2800億円の第二次補正予算案の審議、またTPPの国会承認と関連法案の審議が行われる予定となっています。また総理大臣や他の大臣も出席して行われる予算委員会では、野党は、まずは経済状況が好転しないことへの責任追を行うことが予想されます。また天皇陛下の生前退位に関すること、北朝鮮や中国の軍事的脅威の問題なども取り上げられることになるでしょう。これは逆に野党が追及にあうことですが、二重国籍問題も話題になりそうですね。また参議院選挙の結果、衆参両院で初めて、憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を、改憲勢力が占めることになったことから、参議院では5年ぶりに憲法審査会も再開されることになっています。12月にはロシアのプーチン大統領が来日し、ロシアに不法占拠されている北方領土の返還交渉が行われ、何かしらの進展があることが期待されています。その後、年明けには「解散総選挙」があるとも言われています。小池百合子東京都知事になって初めての都議会定例会も開かれ、そちらの動向も気になりますが、国会の方にも、ぜひ注目してみてください。
2016年10月01日秋はさまざまな実りの季節。「学びの秋」「勉強の秋」ともいわれるように、自分をステップアップさせるチャンスです。せっかくなら子どもと一緒に学びを深め、親子で同じ資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。検定試験の中には、園児から小学生くらいの子どもでも挑戦できるものがたくさんあります。親子で一緒に勉強すれば、子どもの興味もぐんと伸ばしてあげられそうですね。■日本漢字能力検定【漢検(R)】年3回試験が実施されている漢検。その名の通り、漢字についての知識を問う検定試験です。ただ読み書きができるだけでなく、文章の中で漢字を正しく使える能力が試されるのもポイント。10級から1級まであり、10級のレベルは小学校1年生修了程度。受験に年齢制限はないので、漢字に興味がある子なら、年長さんくらいでもじゅうぶん挑戦可能です。■児童英検子どもの習い事としても人気の英語。普段英語を習っているなら、児童英検にチャレンジしてみてはいかがでしょう。検定試験を受けることで、英語へのモチベーションもアップしそうです。子ども向けの児童英検はさまざまな団体によって行われていますが、よく知られているのは日本英語検定協会が主催する英検Jr.や、日本児童英語振興協会(JAPEC)によるJAPEC児童英検。英検Jr.はリスニング形式で試験が行われ、JAPEC児童英検には面接官と話すスピーキング試験があります。子どもと一緒に、ママも英語のおさらいをしてみては。■手話技能検定【手話検定(R)】耳の不自由な人たちと会話ができるようになる手話。手話を身につければ、普段の生活の中で耳の不自由な人のお手伝いができるようになるかもしれません。ママやパパも手話を学んで、親子で手話をしてみるのもよいですね。一番やさしい7級は在宅受験が可能なので、気軽に挑戦することができそうです。 ■家庭料理技能検定(R)料理好きな子におすすめなのが、この検定試験です。料理の技術と食についての知識が試されるため、試験を通して栄養や食生活についても学ぶことができます。小学校高学年でも、普段からお手伝いなどで料理をしている子なら挑戦できそうです。検定試験に向けて、親子でキッチンに立つのもいいコミュニケーションになりますよね。■歴史能力検定歴史が好きなら挑戦したいのがこの検定試験。教科書で勉強する範囲にとどまらず、未来への判断力や洞察力を養うため、歴史に対する理解を深めることを目的とした検定です。5級から1級まであり、5級は小学校修了レベルの日本史の問題となっています。歴史ドラマやクイズ番組などで出てくる話題も扱うようなので、勉強も楽しくなりそう。歴史を知ることで、普段ニュースで見聞きする出来事への理解も深まるかもしれません。■親子で効率よく勉強するには親子で試験を受けるなら、まずはママが真剣に勉強しましょう。ママの姿を見て、子どもも「自分も頑張ろう」とやる気がアップするはず。机に向かう場合も子どもと一緒に。肩を並べて勉強することで一層集中力が高まります。受ける試験の種類によっては、パパも巻き込んでしまうのもおすすめです。それぞれのレベルにあった級を選んで、家族で検定にチャレンジしてみても。お互い質問を出しあって、「正解したらおやつをプラス」など、ゲーム感覚で取り組むのもよいですね。興味のある分野で試験を受けることは、子どもにとっても大きな自信になります。子どもの力をしっかり伸ばせるように、上手に働きかけてあげたいですね。
2016年09月30日いまや社会的な問題となっている肥満。最近では大人だけでなく、子どもの肥満の問題も増加傾向にあるようです。小さいうちからの生活や食事の習慣が、将来の肥満リスクを招く原因になることもあるのだとか。気づかないうちに子どもの肥満リスクを高めてしまっていないか、普段の生活習慣を見直してみましょう。■夜更かし&睡眠不足子どもの健やかな成長には、睡眠が大きな関わりをもつということはよく知られています。さらに睡眠は、子どもの将来の肥満リスクにも影響するのだとか。睡眠不足になると、食欲や、脂肪の蓄積を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が低下し、反対に食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増加するといわれます。また、夜更かしをして起きている時間が長くなると、それだけ間食を食べる機会も多くなりがちです。子どもの肥満防止のためには、生活リズムを整え、きちんと睡眠をとることがとても大切だといえます。■おやつを袋ごと与えるおやつにスナック菓子などを食べるとき、大きな袋ごと子どもに渡してはいませんか?お菓子を袋ごと渡してしまうと適量が分からずに食べすぎてしまい、一度に全部食べきってしまった、なんてことも。市販のお菓子は袋ごと与えずに、食べる分だけを皿などに取り分けるようにしましょう。子どものうちは、間食も食事の一部。栄養バランスをとるために、スナック菓子ばかりではなく、乳製品やフルーツなどと組み合わせるのもおすすめです。また、お菓子などの買いだめはできるだけ避けて。子どもがいつでもお菓子に手が届く環境をつくらないようにしましょう。■家のお手伝いをさせていない現代の子どもは、昔に比べて運動量が減っているといわれています。環境によっては外遊びができる場所も少なく、友達と遊ぶ際もテレビゲームなど座ったまま、ということも珍しくありません。さらに、子どもにあまり家のお手伝いをさせていないと、運動不足に拍車をかけることになってしまいます。「お手伝いよりも勉強」と考える家庭もあるかもしれませんが、少しでも体を動かすため、役割を決めて積極的にお手伝いをさせるようにしてみましょう。運動不足が続くと、体を動かすことそのものが億劫になってしまいます。ポストまで郵便を取りに行く、お風呂掃除をする、など、まずは簡単なお手伝いからはじめてみてはいかがでしょうか。■整理整頓の習慣がない部屋が汚い人は太りやすいといわれます。それは、「面倒だから後回しにしよう」という気持ちが食生活にもあらわれるほか、散らかった部屋が知らず知らずのうちにストレスになって食べすぎてしまうからなんだとか。子どものうちからきちんと整理整頓をする習慣をつけておかないと、大人になっても部屋が汚いままになってしまう可能性も。また、リビングなど家族の共有スペースがいつも散らかっていると、その状態を「当たり前」と思いながら育ってしまい、片づけられない大人になってしまうかも。小さいうちからきちんと、「使ったものは片づける」という習慣づけができるように心がけましょう。子どもが片づけやすいように、収納の場所や高さも工夫してあげるのも効果的です。子どもの肥満リスクには、食事の内容や量だけでない、意外な要因が関係していることも。子どもの将来の健康のために、思い当たる点がないかチェックしてみてくださいね。(かとうともみ)
2016年09月30日わたしの娘は、2歳からヨコミネ式教育法を取り入れた保育園に通っています。2歳のときの保育参観で驚いたのが、全員の名前を漢字で覚えていることでした。持ち物にはすべてひらがなで名前をつけましたが、それこそが大人の先入観だと思いしらされました。「ヨコミネ式…すごい!」と感動した筆者が、ヨコミネ式教育の“キホン”をご紹介します!■そもそも「ヨコミネ式」って?プロゴルファー横峯さくらさんの伯父にあたる、横峯吉文氏が提唱する「ヨコミネ式教育」。人気の教育法として、各地の幼稚園や保育園で取りいれる施設が増えています。「すべての子どもが天才である」という考えを掲げ、子どもたちの自ら学ぼうとする力に注目。「心の力・学ぶ力・体の力」を育むことを基本としています。具体的には、小学校に上がる前までに・ひらがな・カタカナの読み書きができるようになる・1500冊以上の本を読む・足し算や掛け算ができるようになる・絶対音感を身につける・倒立・側転・逆立ち歩きができるようになる・跳び箱11段が跳べるようになるなど…。これだけできるようになるには、子どもたちの努力はもちろんのこと、先生たちの根気と正しい指導も必要不可欠ですね。現在年中の娘は、倒立、ブリッジ歩き、側転などをいとも簡単にこなし、足し算の学習がスタートしています。音楽は、目隠しをしていても音階がわかるように。また、本を200冊読んだとのことで、「多読賞」という賞状をもらってきました。■ヨコミネ式教育はスパルタか?上記の項目をながめただけでも、ハードルの高さはかなりのもの。「実現させるにはスパルタになるのでは!?」と心配される方も多くいらっしゃいます。でも、ヨコミネ式は「本来持っている子どもの力を引きだすだけ」というのがモットーです。詰めこみ式の知識に偏った教育をするのではなく、子どもの自主性を尊重。先生はあくまで子どもたちの“やる気スイッチ”を見つけて入れてあげることに徹します。子どものやる気スイッチを入れるため、以下の4つのポイントを大切にしています。・子どもは競争したがる・子どもはマネしたがる・子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる・子どもは認められたがる保育参観に行くと、先生が子どもたちを「かっこいいいね~!」とほめたり、「○○ちゃんがお手本を見せます!」と、みんなの前で披露させたりする場面が多く見られます。朝から休みなくカリキュラムが組まれており、正直「かわいそうだな…」と思うこともありました。でも、親の心とは反して、子どもから日々出てくる言葉は、「今日は○○ができるようになった!」とか「今日は体操で見本になった!」とか、希望と達成感に満ちた言葉ばかり。子どもたちは切磋琢磨し、粘り強さや根気強さが育っているのだと思います。■子どもによっては「ヨコミネ式教育」が合わないこともとはいえ、ヨコミネ式教育が合わない子もいます。事実、途中で退園してしまう子もいますし、逆に途中で転園してきた子はカリキュラムについていけず、登園拒否を起こしてしまうこともあるとか。また、小学校に行ってから、授業の内容がすべてわかってしまうため「ヒマだ」と身が入らなかったり、せっかく身につけた体操の技ができなくなってしまったりするそう。ただ、わが子を見ていると「本当に子どもの可能性は無限大だ!」と感じます。大人が考える「子どもができること」は、しょせん大人の枠のなかにある先入観でしかない、と痛感しました。とにもかくにも、幼少期をどう過ごすか・過ごさせるかはとても大切。自分の子どもの特性や性格をよく考えて、「合う・合わない」を見きわめてあげたいですね!(参照) ・ヨコミネ式教育法 ・ヨコミネ学習塾
2016年09月30日新しい概念の学校、「サドベリースクール」をご存じですか? ひとことで言うと「子どもがやりたいことだけできる学校」です。授業もテストも先生もいない、不思議で魅力的な学校が本当にあるのです。今回は、サドベリースクールについてお伝えします。■息子がまた不登校に!小学生のころに不登校になった息子は、中学に入ってから、また登校しなくなりました。担任の先生はとても親身になってくださり、なにかにつけて様子を見に来てくださいます。一方、お友だちは部活動がはじまると精いっぱいになってしまったようで、以前のように遊ぶこともなくなってしまいました。息子は、枠にはまることや時間で動くことに緊張や違和感を覚えると、登校できなくなります。このまま家にいるだけでは人間関係が学べない…。子どもへの思いが切実なものとなってきました。不登校児専門の家庭教師を考えているとき、ふとしたことから授業もテストもなく、先生もいない学校の存在を知りました。4、5歳から18歳まで入学可能で、ひとりひとりの個性を思う存分伸ばせるのが理念というサドベリースクールです。■サドベリースクールとはサドベリースクールは、アメリカのマサチューセッツ州にある私立校、サドベリー・バレー・スクールをモデルにつくられた新しい学校です。その理念に共感した世界各国の人が同じような学校を設立し、世界中に広まっています。特徴は、用意された選択肢から選ぶのではなく、必要なシステムをゼロからつくったり、自分の好奇心を心ゆくまで探求したりできること。決まったカリキュラムがないので、時間割もクラスも学年もチャイムもありません。生徒は朝登校したら、その日自分がやることを決め、1日を過ごします。行事や休日、学校のルールづくり、スタッフの人選まで自分たちで決めます。強制や押しつけは一切なく、自分たちがつくったルールのなかで自由に活動するのです。困ったら大人のスタッフにサポートしてもらえます。自分のやることを自分で決め、学校を自分たちでつくっていく。東京サドベリースクールでは、スクールの理念について次のように述べています。「それらを経験することで、生徒たちは、自分が何をしたくてしたくないのかをじっくり感じる心、他人から与えられなくても自ら活動を生み出す自発性、全てを話し合いで平和的に決めていけるコミュニケーション力を学んでいきます」出典:東京サドベリースクール 「このような体験を積み重ねることによって、生徒たちが、自分自身が幸せだと感じる人生を選ぶことができる大人へと成長していくと、私たちは考えています」出典:東京サドベリースクール調べれば調べるほど、枠にはまることのできない息子にうってつけという予感がしました。息子に「こんな学校があるけど、どう?」と聞いてみると、とても興味を持ったようでした。■日本のサドベリースクールは増えている世界には40のスクールがあり、日本でも刻々と増えつづけています。サドベリースクールに通う子どもが自発性や新しい発想を生かして成長したら、そのうち日本全体も変わっていくのかもしれません。外から押しつけられるのではなく、自分で考え、自分でつくりあげていく。サドベリースクールは、そんな力を育てられる学校だと思います。(参考) ・東京サドベリースクール
2016年09月30日秋になると、部屋の中に何やらころころ…。子どもが拾ってきたどんぐりが、あちらこちらに転がっていたりしますよね。小さくて、まるくて、つやつやしたどんぐりは子どもの「集めたい欲」を刺激するだけでなく、姿を見るだけでなんだかほっこり(笑)今回は 絵本ナビ 協力のもと、愛らしさ満点のどんぐりを題材にした絵本を集めてみました。■どんぐりころちゃん作・みなみじゅんこ/出版社:アリス館 「どんぐりころちゃん」(絵本ナビ紹介ページ) どんぐりといえば、ちょこんと頭にのったぼうしがかわいらしい印象がありますが、この絵本に出てくるどんぐりはぼうしを逆さまにして、踏み台にしている姿がとてもキュート! 描きこまない素朴な表情ながら「みんなで楽しもう!」という温かい世界観が広がっています。地面に落ちたどんぐりたちは、色や形や大きさなど微妙な違いがあることにも感心。巻末には歌って遊べる楽譜と遊び方が付いているので、親子での手遊びにもおすすめ。まだ、どんぐりを知らない0歳児から楽しめる、愛らしいどんぐり絵本です。■どんぐりむらのぼうしやさん作・絵:なかや みわ/出版社:学研 「どんぐりむらのぼうしやさん」(絵本ナビ紹介ページ) のっぽの「ぽー」、ちいさな「ちい」、くるくるまきげの「くりん」。3つぶで切り盛りしているのは「ぼうしやさん」。売れなくなってしまったぼうしを売るため、別の街に売りにいく3つぶたち。そこで、ねずみのお母さんが買ってくれた4つの同じぼうし。「どうして同じものを買うの?」と思った3つぶが、ねずみ母さんの後をつけていくと…。そこで自分たちのぼうしには足りなかった「あること」に気付きます。ぼうしひとつひとつのデザインにまで気を配る作家さんの愛情を感じる絵本。どんぐりを「1人」ではなく「1つぶ」と数えているのも、なんだか新鮮です。 ■まいごのどんぐり 作:松成 真理子/出版社:童心社 「まいごのどんぐり」(絵本ナビ紹介ページ) コウくんから「ケーキ」と名付けられた木の子ども、どんぐり。コウくんと一緒にかけっこしたり、散歩したり、泳いだり…。そんなある日、まいごになってしまったどんぐりをコウくんは一生懸命探します。どんぐりも見つけてもらおうと一生懸命です。そのうち舞い降りてくる落ち葉の中で眠り込んでしまったどんぐりが、明るい日差しで目を覚ましたとき、目にしたものとは…。変わらない愛情、消えない絆。年月をへてもなお、そこにある何かを感じさせる名作絵本です。■どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん作・絵:スギヤマ カナヨ/出版社:赤ちゃんとママ社 「どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん」(絵本ナビ紹介ページ) 「どんぐりころころ、どんぐりこ~」というフレーズなら、一度は口にしたことがありますよね。童謡「どんぐりころころ」は実は2番まであって、最後は「お山が恋しい」とどんぐりが泣き、どじょうが困ってしまう… という終わり方をしています。では、その後はどうなったのでしょう? そんな疑問を解決してくれるのがこちらの絵本。うちが恋しいどんぐりのため、お池の仲間がしたこととは…。おなじみの童謡が、小さなどんぐりをテーマにしているとは思えないほど、わくわくドキドキの壮大な大冒険物語へと進化をとげた一冊です。ただ愛らしいだけでなく、大人の心をもグッとつかむ「大切なこと」や「変わらないもの」を教えてくれる、どんぐり絵本。童謡の続きを絵本にしてしまう発想も、とてもおもしろいですね。道のすみっこで出会いを待っているどんぐりたち。今すぐ親子で、会いにいってみませんか?データ協力: 絵本ナビ
2016年09月29日今や子どもの生活で切っても切りはなせないゲーム。自分たちは親世代に「ゲームはダメ!」と頭ごなしに言われてきたかもしれませんが、今ではゲーマー世代が親に。楽しさを知っているだけに、子どもにどんなルールを作るべきか、頭を悩ませている親が続出しています。Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?1.30分未満 13.1%2.30分以上1時間未満 28.2%3.1時間以上1時間30分未満 23.1%4.1時間30分以上 25.4%5.ゲームをしない・その他 10.1%1回のゲーム時間について調査したところ、「30分以上1時間未満」「1時間以上1時間30分未満」「1時間30分以上」がほぼ同じ割合に。多くのママたちがゲームとの付き合い方について迷っているようです。■制限をしなければずっとやってしまう怖さ子どもにとっては中毒性のあるゲーム。親がルールや制限をもうけなければずっとやり続けてしまうのが現実です。「ほっておいたら何時間でもやっています。困っています。」(美付県 40代女性)「ゲームをするときの決まりはありますが、時間を見て声かけをしないと夢中になっているのでいつまでもやっているので難しいですね」(茨城県 40代女性)「外食に行くと家族で座っている中に子どもがゲームに夢中になっている姿をよく見かけます。ここまで持ってこなくでもよくない?と端から見て思うのですが。そのうち欲しがるのかと思うと、そのときが怖い気がします」(千葉県 40代女性) ■ルールは家庭でそれぞれ。時間以外の考え方も単純に時間で決めるというだけでなく、やるべきことが終わっていればOKという考えも。子どもとゲームのルールについて話し合ってみるのも効果的なようです。「うちでは小学生の子には宿題や支度がしっかり終わったら夕方5時までならOKとしています」(神奈川県 50代女性)「うちも暇さえあればしていました。でも、時間をお互いで決めてから守れないときには1週間没収しました。そうしたら最近では守れるようになってきました。一方的に決めるより、一緒にルールを決めるといいかもしれません」(大阪府 40代女性)「自分がゲーム世代なのでゲームの楽しさも知っているため、子どもに強くは言えません。メリハリがつくようにやらせてあげています。ガミガミ言うのは逆効果なので、やることをちゃんとやったらゲームもさせてあげています」(千葉県 30代女性)■IT関係者にはゲーマーが多い!?IT企業がこれだけ成長しており、小学校でのプログラミングの必修化も目前の今、ゲームを全くさせないというのも時代錯誤かも。将来役に立つこともあるのかもしれません。「IT関係にお勤めの友人が『周りの人はみんな小さいころからゲームしてばっかりだった人たち』という話を聞いてから少しゆるくなりました」(鳥取県 40代女性)Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?集計期間:2016.05.19〜2016.05.26アンケート回答数:11154件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月29日しつけの中でも食事中のマナーは厳しくしているという人が多数いました。その理由は、自分が大人になってから困った経験があったり、もしくは周りの大人で食べ方が気になる人を見たことがあるから。最近のパパやママが、どれくらい子ども食事のしつけについて厳しくしているかをみてみましょう。Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?1.箸づかい 22.5%2.姿勢やひじをつかせない 57.0%3.口の中にものを入れながら話さない 9.2%4.嫌いなものを残さない 7.1%5.その他・特にない 4.2%食事のマナーで一番意識してしつけをしたことの1位は「姿勢やひじをつかせない」に。毎日のことなので小さいうちから習慣づけたいと、ママたちの熱い声が集まりました。■食事のマナーがよくない大人になってほしくない厳しくしつけていると答えた人は、身近な人や今まで出会った人の中に、食事のマナーが良くなかった人がいるようです。あの人のようにはなってほしくない…という思いが、子どものしつけにつながっているようです。「会社の食堂で男性上司と一緒になるとき、マナーが良くない食べ方をみると本当にガッカリします。そういったマナーを周りの人たちはとても見ています。しつけは大切だと思います」(福島県 40代女性)「姿勢は一番に注意しますね。他には、手を添える、音を立てない、立ち上がらない。基本かと思います」(茨城県 40代女性)「小さい頃からしつけないと大人になってから子どもが恥ずかしい思いをすると思います」(静岡県 40代女性) ■日本人ならお箸をきれいに使える人に箸を使うということに日本人らしさや、日本の文化を重ね合わせているようです。大きくなってから直すのはなかなか難しいので、最初に覚えるときがカギになりそうです。「どれも大切ですが、日本人ですからまずは箸をきれいに持つことです。箸がきれいに使えれば、ひじをつくこともありません。高校生になりましたが、クラスの友だちで箸をきれいに使える人が少ないといいます。『フォークやスプーンじゃないんだよ。カッコ悪いよな〜』とつぶやいています。」(神奈川県 50代女性)「日本人ですから、まずは、お箸を正しく持ち、使えるようにさせました」(神奈川県 40代女性)■親の姿を見て自然に身につくもの注意することも必要ですが、親の姿を見て子どもは育つもの。まずは、正しいマナーで親が食事をすることが大切。もう一度、自分自身の食事のマナーについて見直してみましょう。「我が家は特に厳しくしつけることはありませんでした。親を見てなのか、箸の持ち方や食べ方が自然と上手に食べるようになりました。主人も私も好き嫌いなくおいしく食べているので、ほとんどないです」(茨城県 40代女性)Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?集計期間:2016.05.06〜2016.05.20アンケート回答数:9274件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月28日塾といえば、一昔前は高校生が大学受験のために行くものがメインでした。ところが今では低年齢化しているようです。もっとも塾に行っているのは中学生。そして、驚くことに小学1年生でも20%の子どもが塾に通っていることがわかりました。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?1.行かせている 31.5%2.行かせていない 68.5%子どもの年齢に関係なく全体としてみると、3割の子どもが塾に行っているという結果になりました。3人のうち2人が塾に行っていないことになります。では、小学生・中学生・高校生別だとどうなるのでしょうか?■なんと小1でも20%が塾に行っていた!小学1年生でも塾に行っている子どもが20.5%も。小学生全体では27.1%が塾に通っていることがわかりました。学年による急激な増加は見られず、1年生から6年生まで一定数が塾通いをしているというのが、今どきの小学生のようです。通っていない人の多くの意見は、「学校の勉強で十分」「まだ早いと思う」というものでした。「出来るという自信を持たせたい。それによって、学校での授業も余裕をもって受けられると思うから」(福島県 40代女性)「英語の塾に行かせてます。これから授業に英語が入るので、早めに英語を習わせました」(埼玉県 30代女性)「両親共働きで送迎困難なため、本人が通いたい意志もないためいかせていない」(岩手県 30代女性)■中学生になると約半数が塾通い高校受験が目の前に立ちはだかる中学生時代は約半数の51.8%が塾に通っており、世代別にみてもっとも塾に通う子どもが多いことがわかりました。学力を上げるということだけでなく、入試情報や、受験対策として塾にメリットを感じているようです。「今の高校入試が自分たちの時と全然違うので偏差値や対策を知るために必須だと考えてます」(神奈川県 40代女性)「受験生なのに勉強に対する頑張りどころか危機感がまるでないので、頑張っているお友達の頑張りが刺激になるといいなと思った。」(千葉県 50代女性)「本人の自己診断で勉強に付いていけなくなった時か、成績が目に見えて落ちてきたら考え様と思ってます」(埼玉県 50代女性)■意外!高校生の塾通いは3割に高校生になると塾通いは一気に減って29.9%まで減少。子どもの意思が優先されるようで、やる気がある子は通っているが、やる気がない子に通わせても無駄ということも。「行かせても効果がないから。結局のところ子供のやる気次第なので、やる気のないものにお金を出しても無駄」(千葉県 40代女性)「行かせていた塾が中学生までの塾だったので、高校受験が終わって、そのまま塾は卒業。高校では義務教育ではないので、本人の頑張りに任せますが、塾代が高くて、もう塾はこりごりと思っています」(神奈川県 30代女性)勉強の習慣づけや受験情報など塾に通うことのメリットを感じつつ、金銭的な理由で通わせていないという人が多数いました。必ず希望校に合格できるという保証がない中で、塾代にどこまでお金をかけられるかはかなり難しい問題です。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?集計期間:2016.08.30〜2016.09.06アンケート回答数:6578件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月26日わが子に中学受験をさせるかさせないか。子どもが小学4年生くらいになると、ふつふつと頭に浮かんでくる思いがあります。「もし、第一志望に入れなかったら?」実際、初めての挫折を味わったわが子にどう接すればいいのかと頭を悩ませる親も少なくありません。でも、 第一志望には不合格だったものの、結果的には中学受験自体を「成功だった」と感じている親もいるようです。なぜママたちは「わが子に中学受験をさせてよかった」と感じたのでしょうか。中学受験をさせたママたちの“第一志望不合格”に関するエピソードをご紹介します。■子どもが相談や悩みごとを打ちあけてくれる機会が増えた「中学受験をきっかけに、成績のことや受験に関する不安などを少しずつ話してくれるように。受験をしたことで親子の会話が増えて、関係が深まったと思います」(40歳 13歳男の子のママ)小学中高学年になると、成長の過程もあり、親と真面目な話をするのが恥ずかしいと思う子も増えてきます。学校や塾の成績の話を通して親子の会話がじょじょに増え、子どもの悩みや不安を知ることができたという親は以外と多いのです。コミュニケーションをとる機会が増えたおかげで、その後の学校生活の不安も、親に打ちあけられるようになったそう。■「1番じゃなくていい」と知って勉強が好きになった「娘は幼いころから成績が良かったため、“つねに1番でないといけない”と自分を追いつめるところがあったようです。中学受験に向けての勉強中はつらそうなときもありましたが、いまは“1番じゃなくていい”という安心感から、前より勉強が好きになったようです。自分の学力に合った私学に通い、いまはバレー部の活動に夢中。学校生活も楽しそうです」(41歳 12歳女の子のママ)勉強が得意な子どもほど、成績やテストの結果に対してプレッシャーを感じることは少なくありません。第一志望に不合格となり、第二志望の学校に通うことになったことで、“必ずしも1番でなくてもいい”ということを学ぶことができたようです。■「現状でがんばる」という気持ちを教えることができた「中学受験は本人が希望していました。でも、第一志望校は残念な結果に…。直後はひどく落ちこんでいましたが、すぐに気持ちを切りかえて受験を続行し、第二志望校は合格しました。受験によって心が強くなったのではと感じています」(43歳 13歳男の子のママ)自ら望み、努力もしたけれど、必ずしも結果が伴うとは限りません。大人になればそのようなことが山ほどありますよね。挫折を経験してもすぐに気持ちを切りかえ、与えられた場所で精一杯がんばるということを、身を持って経験することができたようです。■子どもが「本当に行きたい」と思う学校に入学できた「娘は親の期待に応えようと、圏内で最もレベルの高い学校を第一志望に決めました。しかし、オープンキャンパスで見た楽しそうな雰囲気やかわいい制服などで第二志望の学校にも未練があったようでした。第一志望は不合格でしたが、いまの学校生活にとても満足しているようで親としても満足です。偏差値重視で学校を決めさせていたら、入学後に勉強についていけず、さらに塾通いになっていたかもしれません。本人が生き生きと学生生活を送っていることがなによりのよろこびです」(42歳 13歳女の子のママ)中学受験をする子どものなかには、親の期待に応えようと受験をがんばる子もいます。学校のレベルだけで判断するのではなく、実際に通うわが子が楽しんで学校生活を送れるかを親も見極める必要がありそうです。第一志望に合格することはあくまでも目標です。不合格となったことが、決して人生のまちがいや失敗ではないということを、中学受験を通して感じてもらえたら、その受験は「成功」といえるのかもしれません。もちろん、中学受験を選択するしないに関わらず、習いごとや好きなことに集中できる環境を作ってあげるなど、子どもが成長するきっかけは他にもあるはずです。たくさんある選択肢の中で、子どもの意思を尊重しつつ、サポートしてあげたいものですね。(マムズラボ)
2016年09月21日野党第一党・民進党の新しい代表に蓮舫氏が選ばれました。岡田克也前代表の任期満了による代表選でしたが、参院選や東京都知事選での結果を受け、岡田代表は続投しないことを表明。26日から始まる臨時国会に備え、新代表や執行部人事を整えるというのが、今回の代表選の意味でした。女性の活躍推進が目に見える形になった容赦ない"口”撃が特徴で、強い女のイメージの蓮舫氏ですが、48歳、双子(一男一女)の母というところに、親近感をもつ人もいるでしょう。小池百合子東京都知事の誕生で、日本の首都・東京のトップも女性になり、野党第一党の代表も女性となれば、それだけでも「女性の時代」到来を予感させます。皮肉にも、野党が対峙する安倍政権が掲げてきた「女性の活躍推進」によって、女性がトップに就くことを後押しする世論が作られていたということも、一つの要因であると解釈できるでしょう。蓮舫氏の登場で何が変わる?野党第一党といっても、所属国会議員数は衆参合わせて147人。自民党の413人と比べると3分の1強の勢力しかなく、野党4党(民進、社民、共産、生活)が結集しても190人と、半分にも満たないことから、政権交代への道のりは現状ではかなり厳しいものだと言わざるを得ません。そんなこともあり、野党共闘という選挙戦略の見直しもさることながら、そもそも野党第一党として、党の考え方、自民党政権と何が違うのか、どんな政策を出していこうとしているのか、根本からの練り直しが迫られています。その中で誕生した、蓮舫氏。初の女性という点からも、これまでの、男性中心の政治の世界で見落とされていた視点を存分に生かして、検討に値するような選択肢の一つを、有権者に提示していくことが、民進党に求められている重要な課題です。政権交代が可能な野党が存在することは、政治の質を上げる上でも非常に重要です。その意味からも、民進党が政権を担える政党になることは、国民にとっても有益であると思いますが、その民進党の代表に選ばれた蓮舫氏は、二重国籍問題では大きな失点を作りました。日本は、国籍法第16条で、二重国籍を禁じています。日本国籍を選択した場合、他国の国籍放棄は「努力義務」とされており、罰則規定もありませんが、法律上は違法です。特に、立法府、つまり法律を作る立場の国会議員が、二重国籍を「違法ではない」と言い切ることは、政治家として非常に問題。法律をどう考えているのか、大いに疑問です。この点については、26日から始まる臨時国会で、与党から追及も厳しくなるでしょう。蓮舫氏が初の女性総理大臣になるのは難しい?今後、二重国籍問題によって、蓮舫氏には「いばらの道」が待ち構えていると思いますが、一方、初の女性総理大臣候補としても、以前から期待が大きかった人物です。しかし、参議院議員である蓮舫氏には、その期待は夢のまま終わる可能性の方が大きいのです。日本は、有権者によって選ばれた国会議員の中から、総理大臣を選び、その総理大臣が各大臣を任命し、国会と内閣が一体となって国民に対して責任を負うという議院内閣制をとっています。総理大臣は、衆参両院で、それぞれ「首班指名選挙」を行い、過半数を得た人が選ばれることになっています。もし、衆参が別々の首班を選んだ場合は、憲法の規定により、衆議院での議決が優先されることになります。首班指名だけでなく、予算案の議決や条約の批准などについても、衆議院の議決が優先され(「衆議院の優越性」)、また、総理大臣の専権事項である解散権が行使できるのは衆議院だけであることからも、これまでの総理大臣は、全て衆議院議員でした。参議院議員ではいけないという明確な規定はないものの、これらの衆参の意義の違いを考えれば、蓮舫氏が参議院議員のまま、野党第一党のトップとして政権交代を目指すのは、やや非現実的と言われても仕方ないかもしれません。まずは、衆議院議員として党代表になること、蓮舫氏個人の最優先の課題はそこにあるとも言えます。
2016年09月20日子どもは、親が思っている以上に賢い存在。簡単には言うことを聞いてくれないし、かと思えば、期待以上の行動をすることも! そんな我が子に認められるには、ガミガミ怒ってもダメ、やさしすぎてもダメ…。子どもの心に響く、親の振る舞いについて考えてみましょう。■こんなママにはがっかり!? リアルエピソード誰よりも大好きで大切なママは、子どもにとっては絶対的な存在。ママ自身、我が子から愛されている自負はあるはず。とはいえ、子どもの目は節穴にあらず。ママだって、理不尽なことをすればおかしいと疑うし、ウソがあれば子どもはそっぽを向いてしまうことも。ママたちが子どもからの信頼を失ったと感じたエピソードを紹介します。「散歩の約束をしていたけれど、何だか面倒くさくなって昼寝をしていました。しかも、そのことを子どもに責められ、『行くなんて言ってない!』と逆ギレ。シラをきりとおす私に、子どもは呆れ顔でした…」(30代後半)「子どもの要求に対し、『あとで』『明日』『来週やろう』などと曖昧な返事を繰りかえしていた私。あるとき動物園に行こうと誘ったら、『どうせ行く気ないんでしょ』と言われてしまいました」(40代前半)幼いからといって、わからないと思ったら大まちがい。まっすぐな眼差しで相手のことをしっかりとらえています。また、子どもにたしなめられるケースもあるようです。「いつのまにか自分の名前を書けるようになっていた娘。その字があまりに不格好だったので、『もっと上手に書けるよう練習しようね』と言ったら、『どうしてまず、すごいねって言ってくれないの?』と言われ、反省しました」(30代前半)「生理でイライラ。どうでもいいことでギャーと怒ってしまい、ハッと我に返って子どもを見ると、納得のいっていない、冷めた目をしていました」(20代後半)失った信頼を取りもどすのは大変なこと。子どもに対しては誠心誠意、真剣に向きあうといいでしょう。 ■できることからはじめる! 目指せ理想のオトナ像利害や損得など一切関係ナシ。好きか嫌いか、快か不快か…。子どもの判断は、じつにシンプルです。本能で生きる子どもにとって、信頼できるオトナは、必要なものは欠かさず与えてくれて、望みや欲求を叶えてくれる人物かもしれません。とはいえ、欲しい物をなんでも買ってくれたり、何をされても叱ったりしない、単なる都合のいい人ではありません。自分のことを全力で守ってくれて、よろこびと安心感を授けてくれる人こそが理想なのです。そんなオトナになるために、日々気をつけたいことをまとめました。・発言に一貫性を持ち、ブレない・しかることはあっても、感情に任せて怒らない・ダメなことはダメと、はっきり教える・いいことはしっかりほめる・遊ぶときは一生懸命、真剣に付きあう・できない約束はしない・いつでもどこでも温かく見守るすべて完ぺきしようとすると、ママの負担になってしまいます。上記を心に留めておいて、イライラしたときなどに、思い返すといいでしょう。■いつでも子どもに寄りそって子どもが求めているもの、子どもにとって必要なものを与えてあげることが、信頼の基盤。でも、余計な押しつけは親のエゴにもなりかねないので、気をつけましょう。毎日子どもを観察していれば、何をしようとしているのか、何を欲しているのかはっきりと見えてくるもの。何はなくともそばにいて、子どもに目をかけること。それができれば子どもは、ママを心から頼り、伸び伸び安心して暮らすことができるでしょう。
2016年09月17日子どもを持つ親の心配事のひとつに「いじめ」があります。いじめられるのはもちろんのこと、万が一いじめる側になってしまったらと思うと、気が気ではありません。人の気持ちのわかる、やさしい子どもになってほしい…。先輩ママの経験を踏まえて、思いやりの育み方を紹介します。■頭で理解するよりも、“見て”“感じて”思いやりを学ぶ「思いやりって何?」と子どもに聞かれたら、なんと答えたらいいでしょうか。あるママが「自分以外の人や動物にやさしくすることだよ」と返したところ、子どもは理解できなかったそう。「やさしくするってどういうこと?」「人の気持ちはどうやったらわかるの?」と延々と質問され続け、ママはお手上げ状態に。目に見えない気持ちを教えるのは大変だと痛感したそうです。思いやりとは、他者に気を配ること。相手の気持ちになって行動すること。ただそう言われても、子どもには何のことやらさっぱり。まだまだ経験が乏しいため、抽象的な言葉ではきちんと理解できません。思いやりの学習は、“見て”“感じて”学ぶもの。ママが具体的なお手本をたくさん見せ、そのつど子どもが実感することで、少しずつ理解できるようになるのです。まさにこのことを実感したママたちのエピソードを紹介します。「電車の中でお年寄りに席を譲ったり、あとから来る人のためドアを開けて待っていたり…。そんな私の振る舞いを見て、『何でママが立つの?』『どうして開けっぱなしにするの?』と、いちいち聞いてくる娘。きちんと説明すれば納得して、自分もマネしようとするのですが…。子どもって、わからないことだらけなのね」(30代前半)「休日、たまにはのんびりしたいだろうと、夫を置いて外出。そうしたら息子に、『パパをひとりぼっちにしてかわいそう』と怒られてしまいました。パパをひとりにすることもやさしさなんだと息子に力説しました」(40代前半) ■思いやりの要は「想像力」やさしさの実感とともに重要になるのが、想像力。どうしたら相手の役に立てるか、どうやったらよろこんでもらえるかなど、先々に思いを馳せるためには、普段から考える訓練が必要です。「『お友だちを叩いたらどうなる?』『泣いていたらどうしたらいい?』などと、さまざまなシチュエーションを題材に、子どもに質問しています。とんちんかんな答えも多いけれど、訂正すれば理解してくれるし、このやり取りのおかげか、ちょっと立ち止まって考えてから行動できるように」(30代後半)「絵を描いているときは『赤と青を混ぜたら何色になるのかな?』、宅配便が届いたときは『おばあちゃんから送られてきた箱の中身は何?』などと、いろいろなことをクイズにして楽しんでいる我が家。子どもは真剣になって、必死であれこれ考えます」(30代前半)このように日ごろから思考をフル稼働させていると、想像力はどんどん鍛えられるそうです。■母の愛で我が子を満たす!他人を思いやるために重要になるのが、自分が満たされているかどうか。自身の心がすさんでいたら、とてもじゃないけれど、思いを馳せることなどできません。それは、子どもだって同じこと。いくらママに口うるさく言われたって、自分のなかに温かな感情がなければ、人にやさしくなどできないでしょう。ありったけの愛で我が子を包んであげること。それこそが、ママが果たすべき重要な役割といえます。しっかりとやさしさで満たしてあげて、思いやりある人間へと成長してくれるといいですね。
2016年09月16日現在2歳半の息子が「イヤイヤ絶頂期」を迎えています。保育園でもお墨付きをもらってしまうほど、言いだしたら聞かないガンコ者です。さまざまなことができるようになって、「好奇心」が芽生えはじめる時期。とことん付きあってあげたいけれど、すべてのイヤイヤに真正面から向きあうと、こっちがイライラしてしまう…。しかし、親の対応をそのときどきで変えてあげると、思いのほか、スムーズにことが運ぶ場合もあります。そんな毎日を送るうちに身についた「イヤイヤのかわし方」を紹介します。■悪いことや危ないことをしたがるイヤイヤうちの子に一番多いのが、「テーブルに乗って遊びたい」など、悪いことをしたがるイヤイヤです。最近まで夕飯前になると、テーブルに乗る→「ダメ」と言いきかせ、降ろす→イヤイヤとごねる→テーブルによじ登る→「ダメ」…この無限ループでした。この場合は、イヤイヤを止めることよりも「ダメなこと」をわからせるほうが優先です。私の場合は、テーブルから降ろすときに抱っこしたまま廊下や隣の部屋に連れて行き、「テーブルに乗ったらいけない。テーブルはごはんを食べる場所だよ。もう乗らないでね」と、できるかぎり真剣に伝えます。目を合わせてしっかり話したいので、ひざの上に座らせたり、両肩を押さえてこちらを向かせるようにしています。息子は怒られるとき、絶対に目をあわせませんが…。解放するときには、「牛乳(息子の好物)を飲む人は、お行儀良くイスに座ってくださーい」と言って、テーブルとイスを正しく使わせます。できたらすぐにほめ、「これが正しい」ということを認識させるようにしています。ひとつずつ伝えていくのは根気がいりますが、「人生の先輩としてダメなことを教えてあげよう」と考えると、ただイヤイヤと騒ぐ息子をなだめ続けるより精神的にはずっと楽です。悪いことや危ないことをしたときは、時間と場所が許すかぎり、同じように対応しています。じょじょに悪い行いは減ったかな? と思いますが、家のテーブルにはいまだに乗りたがり…。外食時には乗ろうとしなくなったのですが、まだまだ模索中です。■大人のマネをしたがるイヤイヤ息子は、スーパーのお買い物カートが大好き。数ヶ月前までは、子ども用の椅子の部分に乗ってくれたのですが、最近では「押したい!」と主張するようになりました。ほかのお客さんや店員さんに迷惑をかけたくなくて、最初は「ダメ」の一点張りでした。イヤイヤと泣きわめく子どもを抱えて、買い物せずに帰ることもありました。大人のマネをしたがるのは自然なこと。できるかぎりやらせたいけれど、カートは息子にとってまだ少し危ない…。そこで、私自身がカートの使用をやめました。カゴを持って買いものをするようにし、子どもにもカゴを持ってもらうことにしました。スーパーによっては子ども用の小さなカゴがあるので、買い物のお手伝いをしてもらいます。ミニトマトなどの軽いものは、息子が棚から取って自分のカゴに入れ、牛乳などの少し重いものは、私のカゴに入れてもらいます。たくさん買うものがあるときは、子どもを夫に託して一人ですませるので、息子と一緒に行くのは、「あ! あれがない」という突発的なときのみ。どこでも手に入れられるものは、コンビニを利用するときもあります。周りに迷惑をかけないことや、危険な目にあわせないように配慮することが前提ではありますが、できるかぎりいろいろなことに挑戦させたいと考えています。■どうでもいいことではじまるイヤイヤどうでもいいことで、突然、イヤイヤスイッチが入ってしまうこともよくあります。たとえば、「リモコンの操作をしたい」とか「トイレの水を流したい」とか「手をいつまでも洗っていたい」とか「オムツを変えたくない」とか…。おうちにいる場合は、とりあえず好きにやらせて放っておくのが一番効果的です。テレビをつけたり消したりするのも3、4回もやれば飽きますし、トイレの水も1度流したら、タンクにたまるまで流せません。手を洗うのも、水の出しすぎにさえ気をつけていれば良いかな、と思っています。オムツも無理に交換しなくても大丈夫。「替えたくなったら教えてね」と言っておけば、「出たよー」と自分から教えてくれるようになりました。今回紹介した内容は、「“いま”の我が子の場合」です。言葉の理解度や性格によっても対応は変えなければならないと思いますし、息子も半年後には体力がついて、ここに書いた対応ではイヤイヤがかわせなくなっているかもしれません。また、体調不良や寝不足などが、イヤイヤとぐずる原因になっている場合もあります。自分がイライラしてしまうと、子どもの気持ちや成長、体調の変化を見逃してしまうことがあるかもしれません。イヤイヤ期は、子どもが成長している証でもあります。覚えたての言葉を話すこの時期の子どもの姿は、とってもかわいいものです。時間と心に余裕を持って過ごすことで、このイヤイヤ期をもう少し楽しめるようになれるといいですよね。
2016年09月15日お風呂タイムは、親子の大切なコミュニケーションの時間。毎日20~30分でも、子どもの成長を育むポイントがたくさんあります。「浴育」を通じて楽しく入浴することで、子どもがお風呂を好きになってくれるかもしれません。今回は、そんな浴育を手助けしてくれるおすすめグッズを紹介します。■お風呂の壁は大きなキャンパス「お風呂クレヨン」浴育で特におすすめしたいのは、定番の「お風呂クレヨン」です。お風呂の壁にお絵描きができて、スポンジで洗い流せるので、簡単に繰り返し遊べます。ノートや画用紙と違って、壁一面に好きなだけお絵描きできるから、子どもも大喜び! のびのびと遊ばせることで、思わぬ才能が開花するかもしれません。■スポーツへの興味を育む「ミニバスケットゴール」親としては体を動かして遊んでほしいものですが、最近では公園に行ってもゲーム機で遊ぶ子が増えてきているようです。小さいころからボールに触れ合うことで、スポーツへの興味をもつきっかけになるかもしれません。吸盤式のミニバスケットゴールは、簡単にお風呂の壁に取り付けられます。まずはボール遊びをして、成長とともにゴールへ投げ入れる楽しみを覚えていくことでしょう。親子でキャッチボールをしたり、ゴールを狙いあいっこすれば、子どもの挑戦意欲が育めそうです。 ■記憶力がUPするかも!? 「おふろでペタペタ!」シリーズトミカやプラレール、トーマスなど、子どもに人気のキャラクターが絵柄の「おふろでペタペタ!」シリーズは、お湯にぬらしたパネルをお風呂の壁や窓にはって遊べるオモチャです。付属のおふろシートを壁に貼れば、シートの図柄とパネルを合わせながら遊べるので、パズルのような図形遊びの入門編に。パズルは想像力や観察力、集中力、思考力を高めてくれるそう。子どもの脳を刺激する要素が盛りだくさんです。■お風呂でも読み聞かせを「ビニール素材の絵本」お風呂で楽しめる、ビニール素材の絵本もあります。赤ちゃんのときから楽しめる絵だけのものや、ストーリーがある絵本ももちろんあり、お風呂のなかでも読み聞かせができる優れものです。なかには、温度の変化によって絵の色が変わる面白い本もあります。浴育グッズがあれば、お風呂が苦手な子も、ゆっくり湯船につかるようになるかもしれません。浴育をきっかけに、親子のコミュニケーションの時間を増やしていけたらいいですね。
2016年09月14日自我が芽生えはじめる2歳以降の子どもは、なかなか言うことを聞いてくれないことがあります。なるべく尊重してあげたいと思っていても、つかれていると、ついイライラしてしかりすぎてしまうことが…。そんなとき、気分を切りかえる方法を紹介します。■いったんその場を離れてクールダウン大したことじゃないのに明らかに怒りすぎてしまい、子どももおびえているし、どうしよう…。そんなときは、子どもから少し距離を置いてみましょう。子どもには「ちょっとママ、トイレに行ってくる」などと声をかけて、トイレや洗面所で深呼吸。キッチンで冷たい飲みものを飲むのもいいですね。子どもがいる部屋に戻るときには、冷静さを取りもどしているはず。「さっきはママ、怒りすぎたわ」と素直に伝えつつ、わかってほしいことについては、やさしく言いきかせてみましょう。■「ガオー」のひと声で雰囲気がソフトにいったんクールダウンしたくても、外出中で子どもから離れられない場合は、しかりながら「ガオー」と怪獣やライオンのマネでおどかすのも一案です。ちょっと冗談めかしてしかることで、ピリピリと張りつめていた空気がゆるんで和やかに。思わず笑いだす子もいるかもしれません。子どもの表情が変わったら、すかさず「わかった? 今度から気をつけてよ」と締めくくれば、ガミガミタイムをうまく切りあげることができます。■ぬいぐるみを通して語りかけるイヤイヤ期以降の子どもはけっこうガンコ。ママとしてはダメなことはダメと伝えたいのに、真剣に注意すればするほど心を閉ざしてしまうこともあります。お互いに意地の張りあいになっておさまらないときは、いったん、ママの口からしかるのをストップしてみましょう。近くにあるぬいぐるみを手にとり、「ママの言うことを聞いてあげて!」と、ぬいぐるみがしゃべっているような口調で語りかけてみてください。本当は声を出しているのはママなのですが、小さな子どもは純粋なので、そんな演出をするだけで簡単に心を開いてくれることがあります。ぬいぐるみの口を借りて間接的に話した方が、ママも言いたいことを伝えやすいかもしれません。■子どもを抱きあげるガミガミ言いすぎて雰囲気が悪くなっている、子どもが心を閉ざしていると感じたら、抱きあげるのもおすすめです。膝に抱いて話すと、自然とやさしい口調になりますし、子どもの態度も少しやわらかくなるはず。抱きあげたとたんに子どもがエーンと泣きだしたら、「よしよし」と抱きしめて、ママも素直に怒りすぎたことを謝りましょう。子どもを過剰にしかると、ママのエネルギーも消耗しますし、「あー、今日も怒りすぎちゃった」と自己嫌悪におちいりがち。高まった感情をおさえる方法や空気を和ませる方法を知っておくと、より楽しく、ストレスなく育児を楽しめるのではないでしょうか。
2016年09月12日わが子の学習状況をどれくらい把握しているかを調査。そこには親とはいえ越えられない壁があるようです。小学生のうちは良くても、中学生、高校生になると……。英語が苦手、数学が苦手な人には頭が痛い現実です。Q.お子さまの学習状況、把握してますか?全て把握している 11.8%だいたい把握している 61.0%あまり把握していない 24.5%全く.把握していない 2.7%だいたい把握している人がもっとも多い結果になりました。では、子どもの年齢ごとに変わっていくリアルな親の現状を見てみましょう。小学校の低学年まではマンツーマンで内容も把握小学3年生ごろまでは親もパッと見て答えられる内容なので、宿題などもマンツーマンでやっている人が多数。特に小学1年生は、つきっきりで宿題をしないといけないので、学習状況はもちろん子どもの間違えやすいところなどにも気づいて反復学習をさせているようです。「まだ小1なのでほぼ把握しています」(神奈川県 30代女性)「算数、国語、音読と宿題があるので最後見直しています。間違っているところは、一緒に考えてやりなおします。テストで間違ったところを、もう一度、自宅で再テストしています」(神奈川県 30代女性)「小4男児。毎日宿題の内容が記載されている連絡帳をチェックしているので把握はしていますが…全ての勉強までは目を通しておりません。プリント宿題だけは、親がその日の内にチェックして間違いを直させます。図形なんて見ると、吐き気がするので、算数は旦那さんの担当です…」(茨城県 40代女性) 中学生になるとレベルアップ!思春期も重なるのでやや放置に小5あたりから雲行きがあやしいと思っていた親も、いよいよ子どもが中学生になるとお手上げに。塾へ行かせたり、どこがわからないのかを一緒に考えるなどサポートの仕方も変化していきます。「中学になったら把握も難しくて親も限界を感じます。親の言うことは素直に聞かないし…」(千葉県 40代女性)「中学生。全体の中での位置・得意・不得意科目を把握しています。思春期の息子で難しい年頃。二人で釣りに行くなど、距離感を大切にしながらサポートしています」(神奈川県 40代女性)「中学生ですが、とりあえず定期テストの結果と成績表の評価は悪くないし、保護者会には参加して先生などの話は聞いていて悪くないと言われるので野放しです」(千葉県 50代女性)高校生になると写経かと思うほどのレベルに高校生ともなると大学受験レベルの学習内容に。親としては学習内容の把握というよりは、自主性や自立を考えて、口出しをしない人が多いようです。「限界…わかります。高校生の娘のノートをみて、陰陽師にでもなる修業の写経かなー?なんて聞いたら、物理の勉強中でした」(広島県 40代女性)小さい時は親が学習内容を把握して一緒に勉強することも必要ですが、年齢を追うごとにそのスタイルは変わっていくようです。また年齢だけではなく、本人の性格によっても関わり方は変わってくるのかもしれませんね。Q.お子さまの学習状況、把握してますか?集計期間:2016.03.16〜2016.03.25アンケート回答数:5043件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月12日幼いとはいえ、どうにかしたい我が子の振る舞い…。言うことはまったく聞かないし、どこに行ってもNG行動ばかり。こうした、外出先における子どもの傍若無人ぶりに、頭を悩ませているママもいるかもしれませんね。そこで今回は、子どもとのおでかけをもっと楽しくするための「子どもを変える家庭習慣」を紹介します。■我が子の行動を変えるには?外出先ではしゃぐ子どもを制御しきれず、周囲から白い目で見られてしまったり、公衆の面前で思わず子どもを怒鳴ってしまったり。周囲の迷惑にならないようにとあれこれ気を使うも、空回り。そしてそのあせりが子どもに伝わって、さらに収拾のつかないことに…。ほかの多くのママも、こうした苦い思いを経験済みです。「私に怒られたショックで、子どもが泣き叫びながらジタバタ。抱きしめても収まらず、急遽家に引き返したことも」(30代前半)「『もう知らない!』とそっぽを向いたら子どもはギャン泣き。周りには『虐待!?』とヒソヒソささやかれ、私まで泣きそうに」(30代後半)あれをやってはダメ、これはいけないと厳しく注意しても、即座に改められないのが子ども。わかってはいるけれど、ついその場でどうにかしようと躍起になってしまうものですよね。子どもの行動を変えるには、日々の積み重ねが何より大事。何度も何度も同じことを繰り返し、カラダにしっかり染み込ませてあげれば、とっさのお出かけ時にも対応できるようになるでしょう。■今すぐ始めたい家庭習慣子どもの行動を変えるうえで、重要になるのが家庭での日々の過ごし方。幼稚園や保育園での教育ももちろん重要ではありますが、習慣化という観点では、家庭に勝るしつけの場はなし。気持ちよく外出するために、まず家でのあり方を見直してみましょう。先輩ママに聞いた、「おすすめの習慣」をまとめました。・テレビやDVDなど、夢中になりやすいものは、「5時までだよ」と、必ず終わり時間を決めてスタート。「もう少し!」とせがまれても、一切延長なし。潔く諦めるクセをつける。・幼稚園など外から帰ってきたら、何があろうともまず、うがい手洗いとお片づけ。おやつを食べたり遊んだり、そうした欲求の前にワンクッション置くレッスンを。・ペットのごはん、植物の水やりなど、簡単だけど絶対に欠かせない役割を与え、責任感を養う。・些細なことにも「ありがとう」と「ごめんなさい」は必須。この繰り返しで、いいことと悪いことの分別がつくように。・「あなたはどう思う?」と、あえて子どもの意見を聞くように。自分の意見を言いなれることで、泣いたりわめいたりが減っていく。・子どもの要望は後回し。待つことを覚えさせる。我慢や忍耐を学習したり、責任感を身につけたりして、ブレない気持ちを訓練することが大事。そうした土台があれば、どこに行ってもすぐに自分を立て直せる、切り替えの早い子どもに変わるそうです。■お手本は、ママ!子どもはモノマネ名人。日常の何気ない親の姿をモデルに、自身を構築しています。子どもに守ってもらいたいことがあれば、まずママが率先して行うこと。子どもの行動を変えたいなら、「どう振る舞うべきか」を、ママが身をもって見せてあげましょう。「○○をやりなさい」「××はダメよ」と言葉で促すことももちろん大切ですが、それ以上に、自身の振る舞いが重要。子どもは、いつだってママがお手本です!
2016年09月12日「知育」につながるオモチャを選ぶママは多いかもしれません。でも、意外と値が張るため、購入をためらってしまうことも。そこでオススメなのが、100円ショップのオモチャです。今回は、子どもの可能性を広げる100円知育玩具を紹介します。■定番のお絵描きボードはお出かけにも便利赤ちゃんから幼児くらいまで、幅広く重宝するのが、定番アイテム「お絵描きボード」。何度も描きなおしができるうえ、サイズも小さいため、手軽に持ちはこべて便利です。お絵描きなら大きな音がでないので、バスのなかや病院の待ち時間に遊ばせても安心。ママにとっても、お出かけのときの強い味方になるでしょう。■性別問わずに遊びたい! おままごとセットフライパンや食器、くだものなどのオモチャがそろったおままごとセットも、100円ショップなら安くそろえられます。おままごとは、食育にもとても役立つ遊びです。家族や友だちと一緒に遊べば、それぞれの役にあわせておしゃべりするので、言葉やコミュニケーション力を自然と学べます。女の子の遊びに限らず、男の子にもオススメしたいアイテムです。■想像力や集中力を養うオモチャも!小麦粘土はこねるだけで遊べるし、「何をつくろう」「どうやってつくろう」という気持ちが脳を刺激。カラフルな粘土を組みあわせることで、想像力と創造力を育みます。小麦粉や水、油などで簡単につくれますが、子どもが遊ぶたびに毎回イチからつくるのは面倒…。100円で買えるなら、気軽に遊べますね。成長にあわせて遊べるオモチャを選びたいなら、ドミノがオススメ。小さな子どもには、積み木のように組みたてたり、好きな形に並べたりして遊ばせれば、手の動きを学べます。細かい作業ができるようになったら、ドミノとしての本領発揮! 慎重に並べて、集中力を養いましょう。並べ方やしかけを工夫することで、考える力も身につくかもしれません。誕生日やクリスマスなどの特別なイベント以外でオモチャを与えるのは、気が引けてしまうもの。100円で買えるなら、子どもへのちょっとしたごほうびにも役立ちそうです。
2016年09月11日軽快なリズムと音で繰り広げられる、楽しい絵本を紹介します。言葉がわからなくても、字が読めなくても大丈夫。最初から最後まで、子どもたちは目も耳も、すごい集中力で興味を示してくれるユーモアのある作品です。もけら もけら でけ でけぱたら ぺたらぴた ごら ぴた ごらころ もこ めか もけけ け け け(『もけら もけら』ぶん/山下洋輔、え/元永定正、構成/中辻悦子 福音館書店より)ジャズピアニスト・山下洋輔さんが繰り広げる、不思議な言葉とリズムの世界。その言葉の意味を理解しようとする大人には奇妙な絵本に感じるかもしれないけれど、不思議な言葉や音の繰り返しは、まだ言葉を発せない赤ちゃんの心をもグンと引きつけます。初めて読んであげたとき、0歳のわが子はケラケラと笑って大よろこび。抽象的な絵なのですが、子どもは大人が想像する以上に全身で反応してくれます。読み聞かせする人の声のトーンやリズムなどの違いで、ひとつだけでないさまざまな世界観が見えてくる絵本。パパ、おじいちゃん、おばあちゃん、それぞれの『もけら もけら』の世界に、子どもがどんな反応を見せるかも楽しみです。スプーンが、「こっ こっ こっ こっ こっ こっ こっ こっ こっ」とやってきて、「こっちん」と倒れたり。かなづちが、「とん とん とん とん」とやってきて「とてん」と倒れたり。傘が「つん つん つん つん」とやってきて、いきなり「ばん」と開いたり。(『こっちん とてん』作/かたやまけん 福音館書店より)身近なものたちが、軽快なリズムと音を奏でながら動く楽しい絵本です。身振り手振りを付けながら読んで聞かせると、子どもたちはとっても喜んでくれます。わが子は傘のページがとっても気に入ったようで、毎回、両手を広げて「ばん!」と一緒に読むのが恒例です。 かいすいよくには いかない スイカキウイ うきうき うきわで およぐバナナは なんばん? ななばんよ!ミカンが つかんだ かめ かんだマンゴーの まご まごまご まいご(『くだものだもの』作/石津ちひろ 絵/山本浩二 福音館書店より)あっという間に、全ページを暗唱してしまうほど、わが子たちのお気に入りの絵本です。そのユニークな絵は、リズミカルな言葉とぴったりで、子どもたちの興味を一気にかき立てます。かっぽ かっぽと おなかを うってのっし のっしと どひょういりいよいよ はじまる どんぐりずもう(『どんぐりずもう』作/石田えつ子 絵/飯野和好福音館書店より)絵本はこんな調子で、最後までリズミカルにテンポ良く進みます。飯野和好さんが描くどんぐりたちの豊かな表情がとてもユニークで、最後まで子どもたちの耳も目もくぎづけです。登場するどんぐり力士のコナラもウバメガシも、実在するどんぐりの種類。それぞれの個性がリアルにえがかれています。「どんぐりって、こんなにいろいろあるんだね!」と、読み聞かせをしながら大人まで関心してしまう絵本です。どんぐりひろいが楽しみになりますよ。ユーモアのセンスに大人も脱帽する作品、日本語のひびきの美しさに気付かされる絵本。ていねいに優しく読み聞かせをしてあげたいですね。
2016年09月09日親はわが子の将来を思い、幼い頃からさまざまな機会を与え、いろいろなことにチャレンジさせようとします。その中でなにが、子どもにとっての財産になるのか? 先輩ママたちが今までの経験から「やらせてよかったこと」について聞いてみました!先輩ママのオススメTOP7子どもの可能性は無限大。凝り固まったオトナと違って柔軟性に富み、制限や限界とも無縁。その気になれば何でもできちゃう才能のかたまりです。とはいえほったらかしでは、せっかくの芽も花開くまま。そんな子どもに、「経験」というチャンスを与えてあげるのがオトナの役目かもしれません。ただ、情報や選択肢が多すぎて、「何をやらせたらいいのか?」と、わからなくなっているママも少なくないはず。そこで、先輩ママの経験から、オススメを選んでみました。英語「英語がしゃべれると人生が広がる。ものおじしないで、外の世界へと飛び出していける」「人との関わり方が積極的かつ一生懸命になったような…」水泳「カラダが丈夫に。細マッチョのボディは、わが子ながらほれぼれ!」「身を守るスキルとして必須」「私自身、泳げなかったため苦労した過去が…。『泳げない』というコンプレックスだけは背負わせたくなかった」ピアノ「楽譜を読めるようになるのは大きな自信となる」「気分転換によく弾いている。いい趣味ができたと思う」アウトドア「お風呂に入れない、ぐっすり眠れない…など、キャンプなどでちょっと不自由な思いをしておくと、災害など、いざという時にへこたれにくい」「夜の暗闇や満点の星空など、普段経験できない自然の強大さに驚き!? 」「枯れ枝を拾って火をおこしたり、川で魚を釣ったり…サバイバル能力が磨かれる」 農業体験「いろいろな虫を怖がらなくなる」「花や野菜の生育過程が学べる。世話の大変さと収穫の喜びも」「汗水流して気分爽快。土いじりは心を安定させる」ペットの飼育「かわいがる、守るという意識が芽生えた」「ごはんをあげたり散歩に出かけたり…。どんなに面倒でも、やらなければならないことがあると学んだ」「病気の大変さや死の悲しみを知った」海外旅行「『違い』を受け入れ、楽しめるようになった」「自分の中にあるいろいろな常識がくつがえされ、変なこだわりが少なくなった」すべての経験にムダはなし!「これまでいろいろ経験するチャンスをあたえてみたけど、そのすべてにたいした興味を示さず。実際やらせても、好きになることもなし。これって、ムダ骨!?」せっかく機会をあたえても、見向きもしなかったり三日坊主で終わったり…。「ムダ」だと感じたママもいるようですが、たとえまったく成果を実感できなくても、落ち込む必要はありません。何事も、経験することに意義あり。「合わない」「嫌い」も立派な学習です。ママが子どもにあたえたチャンスはすべて、血肉となって子どもの人生を支えていきます。もっとも大切なことは…ママががっかりしたり、あきらめないことです!
2016年09月08日子育て真っ最中のママたち。やることがいっぱいで忙しい毎日を送っていることでしょう。「子どものことで精いっぱい、植物を育てるなんて無理!」と思っている方も多いかもしれませんが、じつは簡単に育てられる植物もあります。しかも子どもの教育にもよいとなればやってみたくなりませんか?■季節に合った植物を選ぶ夏の強い日ざし、照りつける太陽は植物をグングン大きく育てます。夏に種をまくのにおすすめの花はコスモス。秋にはきれいな花を咲かせてくれます。植物はそれぞれの季節に適した育ち方があります。年間を通していろいろな種類を育てると楽しいですよ。■どんなメリットがある?植物を育てるのは簡単ではありません。とくに夏は、水やりを忘れてしまうとあっという間に枯れてしまいます。肥料をあげたり葉をせん定したり、害虫の駆除が必要になることもあります。子育中のママには少し面倒かもしれませんが、子どもの育ちによい影響を与えると思うと、楽しくできそうな気もしませんか? 子どもと一緒に植物を育てるメリットは3つあります。1.植物の成長に必要なものや対策を考えながら、自然に興味を抱くようになる2.継続して育てることで、責任感や忍耐力を育てることができる3.自分が育てたもの、手をかけたものを慈しむ気持ちをもてるようになる文科省の学習指導要領でも、小学校低学年の生活科では「自然に直接触れる体験を重視し、自然のすばらしさや生命の尊さを実感する指導を充実するように」と記載されています。これらの経験は中学年以降の理科にもつながっていきます。理科が好きになるきっかけにもなるでしょう。■失敗したらどうするの?手入れがうまくいかず、植物が枯れたり育たなくなることもあるかもしれません。そんなときは子どもと一緒に結果を受けいれて、原因を確認するようにしてください。水やりを忘れて枯れてしまったら「水がないと本当に育たないのね。今度育てるときは忘れないようにしようね」と、反省しながら次につなげる声かけを。害虫に葉を食べられしまったときは「虫も生きるために葉が必要なのね。今度は虫が寄ってこないようにしようね」と、前向きにとらえるのもひとつの方法です。失敗を学びに変えるポイントは、失敗を責めずに事実を認め、振りかえりながら次に生かすこと。子どもには成功だけではなく失敗する体験も必要です。植物を育てることをあまり難しく考えずに、簡単なものから試して楽しんでみてくださいね。
2016年09月03日子どもの好き嫌いがある、食べてくれないものが多い、と困ってはいませんか?「美味しくないのかなぁ」「栄養面は大丈夫かしら」と焦ったりしますよね。もうすぐ2歳になる我が子は、気に入ったものばかりを選んで食べる傾向があります。親としては残念なことに、栄養面を考えて手をかけて作った料理に全く興味を示さないこともしばしば。なんで食べないのかなぁと分析してみると、いくつかの食べない理由が浮上してきました。■パクパク食べないときの傾向は?ちょこっと食べ、いつまでも口の中に食べ物がある、手が進まない、このような時は、スムーズに食べ進めるのに、妨げになる何かが起きていることがあげられます。口に入れた時に少し大きかった、ちょっと熱かった、繊維があって噛みきりにくかったなど、ほんのちょっと形や食感が違うだけでも、感受性の強い子どもの場合は違和感があり、食事がすすまないきっかけになるようです。子どもにとってご飯が美味しいかどうかの判断基準は、今までの経験からきていることが多いように思えます。過去に一緒に食べたほかの食材が苦かった、早く食べなさいと叱られた、など、負の味の記憶や経験があると食事がすすみません。■食べない理由を消していくより、食べたい意欲を伸ばすほうがラクちょっとした環境の変化や、食物の状態によって食べなくなってしまうのでは、お母さんはいつも同じ条件で料理を作らねばと、神経を尖らせて料理をしなければなりません。それよりは、子どもが食材に興味をもつ、食べたいという意欲を伸ばすことの方がはるかにラクだと思います。 ■食材をテーブルに飾ってみましょう!「今日のスープは、この南瓜だよ!」「茄子の色は綺麗な紫なんだね!」「すいかは皮がかたいね」と、子どもは、野菜や果物などの食材を触ってみたり、持ってみたりすることで、興味がでてくるようです。テーブルにお花を飾るように、食材の一部を飾ってみてはいかがでしょうか? (もちろん食事後は冷蔵庫へ。調理していただきます。)■食材をスケッチをしてみましょう!食卓に飾った食材は、食事後にお絵かきしてみてはいかがでしょうか?「ここに種があるね」「切ってみると違う色だね」など食材についての会話をすることで、食事の時にも自然に話題にでてくるようになります。粘土でお野菜や果物を作ってみるのも良いと思います。■「お野菜スタンプ」で遊んでみましょう!人参や大根・蓮根・オクラ・ピーマンなどの野菜のヘタ(はじっこの捨てる部分)などがたまったら、絵の具につけてスタンプ遊びはいかがでしょうか? 野菜の形を知ると同時に、“遊び”になることで野菜に親近感がわいてきます。■子どもの「食材経験値」を増やす!子どもにとっては、何度も繰り返し、見て、触って、食べてを繰り返すことで、徐々になじみのあるものになっていきます。食べないからと食卓に並べないのではなく、食べなくても食卓に並べて、お母さんが美味しそうに食べている様子を見たり、匂いを嗅いだりというだけでも、経験値は増えています。毎日の食事で、少しずつ食べる意欲の基礎をつくり、食べるという方法以外からも、食の体験を広げることが好き嫌いをなくす近道だと信じています。
2016年09月02日7月は参院選、都知事選と続き、政治は大忙しでしたが、その後、安倍総理も夏休みを取ったりと、少しゆっくり過ごしていたかのような8月。でも、政治は相変わらず忙しく、動いていました。その一つが、国の予算を作る作業です。教育から年金まで、子どもとあなたの人生に関係国家予算なんて、関心のない人も多いでしょう。でも、ママたちでも大いに関係のある子育てや教育、そして老後の年金や介護、医療など、生活に直結することから国の防衛など、ちょっと遠いテーマまで、国の予算がなければ成り立たたず、実はとってもとっても重要。今回は、国家予算がどのように決まるかという仕組みを紹介しますね。ここ数日、各省庁による「〇〇億円の概算要求」とか、「〇兆円の概算要求」という新聞記事が、連日一面に掲載されていました。その理由は、各省庁が来年度に向けて「こんな事業をするから、これだけの予算が欲しい」と財務省に概算を要求するのですが、その期限が8月末だったからなのです。各省庁が事業を考え、予算案を組む基本となる方針は何かというと、毎年6月ごろまでに閣議で決められる「骨太の方針」というもので、今年は6月2日に「骨太2016」として閣議決定されました。前日の6月1日に、安倍総理が記者会見を行い、消費税再増税を見送ることを表明しましたが、来年度も消費税は8%であることを前提に、再増税を延期した理由でもある経済の回復を優先するという方針も、この「骨太2016」にも盛り込んでいるのです。各省庁は何を要求しているのか例えば、厚生労働省は過去最高となる31兆1217億円で、その中には「働き方改革」として877億円、待機児童対策として1169億円、保育所などの受け皿整備に712億円、年度途中からでも保育園入園が可能となる「入園予約制」の導入を自治体に促すなどの事業案が盛り込まれています。文部科学省でも、大学進学者への無利子奨学金支給者を2万4千人増員するための必要経費や教員を3000人増員分の経費などを計上しています。各省庁は8月末を期限に概算要求を行い、その後、財務省の査定が行われます。その中で、事業そのものが削られたり、額が減らされたりします。ここに挙げた事業がそのまま実現できるわけではありません。そこで、提出された概算要求の査定が行われている年末までの間、関係者、関係団体、あるいは自治体などが、国会議員に何とか減らされないよう「陳情」します。最終的には、例年12月20日に、財務省がそれらを「財務省原案」として取りまとめ、12月25日に閣議決定。翌年の通常国会に「予算案」として提出されて、衆参両院で審議、採決を行って、年度が替わる直前の3月末に予算が確定する、という流れになっています。9月から12月までが来年度の予算獲得のためには重要財務省原案が出てから閣議決定されるまでの間にも、復活折衝など、関係者にとっては“命懸け”の交渉が行われますが、国会に提出されてからは、無修正で成立することが「慣例」となっているため、実は概算要求が出てから年末までが、各省庁にとっては、どれだけ予算が獲得できるか重要な期間となってきます。つまり、9月から12月までですね。平成27年度予算では、保育園・幼稚園の無償化が概算要求で計上されたにもかかわらず、財務省の査定で削られて、復活折衝を経て、何とか、5歳児だけ、それも所得制限を設けて無償化するという最低限の予算しか獲得できなかった、ということもありました。国家予算の仕組みなんて、どうなっているのか分からなくて、ついつい無関心でいてしまいますが、私たちの生活には大きく影響することなので、ちょっと頑張って関心をもつと、また違った角度からの政治が見えてくるかもしれません。
2016年09月01日子どもがおうちや学校でお絵描きしたり作ったりした作品。せっかく持って帰っても、置く場所がないと困っている人も多いはず。でも、すぐに片付けるのはもったいない! 子どもたちが一生懸命作った力作を、かわいく飾って、ポップなインテリアに仕上げてみませんか? 壁に穴を開けないから何度でも! マスキングテープフレーム子どもの絵を飾ろうと思った時、ピンで作品に穴を開けてしまうのは避けたいですよね。そんな時は、マスキングテープが強い味方に。今や、雑貨屋さんはもちろん100円均一でも、おしゃれなデザインのものをたくさん見かけるようになりました。お気に入りの柄で、ぐるっと囲んで壁に貼るだけで簡単にかわいくなります。額縁のデザインが施されたマスキングテープで飾れば、壁がトロンプルイユのように仕上がって、アートな雰囲気がグッと高まります。本物のギャラリーみたい! キャプションを付けてみようギャラリーに行くと、展示作品には「キャプション」と呼ばれる説明書きが添えられています。子どもたちの作品にも、このキャプションを付けてみましょう。すると、何だか本物のアーティストの作品に見えてくるのだから、不思議です。タイトルや名前をわざとアルファベットで表記し、パソコンできちんと打ち出したものを使うと、ますます本物っぽくなりますよ。画用紙に絵を描いたら紐を組み合わせて、作品タペストリー絵を描いた画用紙がたくさんあるなら、画用紙の裏面に紐を貼り付けて縦に並べてつなげていくと、大きな1枚のタペストリーになって迫力が出ます。子ども部屋や階段の壁面に掛けておくと、にぎやかになって空間が一気に楽しくなります。立体系の作品は、ガーラントと一緒に吊るそう立体の作品がある時は壁に貼り付けようと思っても、なかなかうまく貼れないもの。そんな時は、ガーラント(旗をつないだ飾り)と一緒に壁から壁へと吊るすのがおすすめです。殺風景になりがちな紐とクリップの組み合わせも、かわいい柄のガーラントが間に入ればカラフルな色合いがアップします。ポップなモビールのようにゆらゆらと揺れるのも素敵です。入れ替えのタイミングを決めて、飾りっぱなしを回避子どもの作品をせっかく飾っても、飾りっぱなしになるのはNG。できれば、子どもが新しい作品を持ち帰った時やイベントの時期が過ぎて季節はずれになってしまった時は、こまめに入れ替えをすると良いでしょう。入れ替えた古い作品は収納ファイルに順番に整理しておけば、思い出に後で見返すのも楽しいですよ。
2016年09月01日「何やってるの!」「もういい加減にしなさい!」「何回言ったらわかるの!」などと、気がつけば怒ってばかりの日常。心底、わが子を愛するママだって、所詮は人間です。些細なことにイラッとしたり、思いがけなく爆発してしまうことはいたしかたありません。四六時中一緒にいれば、イライラするのは当然です。しかし、このように、「鬼ママ」になると子どもはビクビクしてしまい、結局は、自己嫌悪にさいなまれてしまいます。そうならないよう、イラッとしたときに瞬時に気分を変える、とっておきの方法をご紹介します!■子どもたちの鬼ママへの反応は?親が鬼ママになってしまった場合、子どもに与える影響はかなりのもの。実際、ママの怒りを浴び続けると、子どもたちには、さまざまな変化が現れます。その様子を、怒ってばかりだった先輩ママたちに聞いてみました。「ちょっとでも怖い顔をすると、ビクビクッとカラダを震わせ、首をすくめるようになった」(30代前半)「怒られまいと、何をやるにもまず、こちらの顔色をうかがうように…」(40代前半)「何か言う前から『ごめんなさい!』と絶叫するようになった」(30代後半)「本気で反抗するように。怒れば怒るほど、手に負えなくなった」(30代前半)「ママの前だけでいい子ぶるようになった」(30代前半)これらは明らかに危険信号。子どもたちはもう、怒られるのはこりごりなのです。 ■怒りのコントロール方法とは?子どもたちを傷つけないために…。何としてでも抑えたい、理不尽な怒り。でも、「怒ってはいけない」と自制してみてもなかなかうまくはいかず、それがかえってストレスとなり、イライラが募ってしまうという悪循環も…。瞬間的におとずれる怒りの感情。それを阻止するためには、瞬時にできるガス抜き方法を、いくつか知っておくといいですね。先輩ママたちも、それによって何度もクールダウンできたのだそう。・直接怒りをぶつけないようにその場から立ち去り、子どもとの距離を置く・怒りの言葉の変わりに、「フーッ」と力強く、一気に息を吐き出す・いったん怒りを忘れて、家事や掃除など別のことをして心を落ち着かせる・1日何回までか、怒る回数を決めてみるそのほかにも、「ジャンプしたり、スキップしたり、体を動かして怒りを振るい落とす」「まったく関係のない言葉を呪文のように唱え頭の中を混乱させる」などユニークな方法も。このように、怒る気が削がれるような、ちょっぴり間抜けな状況を自ら作り出すことも有効なのだそう。ただ、後から怒りが湧いてきて、自分では止められないレベルに達してしまう人も。その場合は一度、カウンセラーなどの専門家に相談をするといいでしょう。■もしものときは「ごめんなさい」やってはいけないことをやってしまったとき、危険にさらされているときなど、子どもにそのことをはっきりわからせるのは重要なこと。ガツンと言うべきときも多々あります。しかし、それらは単なる暴発とは似て非なるもの。ママの「虫のいどころ」とは無関係の、愛ある行為です。もしもとっさに怒ってしまったら、自分の非を認め、子どもにしっかり謝るようにしましょう。「さっきはママが悪かった。本当にごめんなさい」と、頭を下げたりギュッと抱きしめたり…。決してうやむやにせず、子どもとしっかり仲直りをしましょう。わが子はママにとって一番の、心やさしき理解者。傷ついた心をそのままにしてはいけません。
2016年08月31日毎年頭を悩ませる夏休みの自由研究。今年は親子で楽しめる課題にチャレンジしてみませんか?「もう時間がない」というお子さんでも間に合うネタを交えてご紹介します。家事に絡めたレポートでママも楽しちゃおう置き場所や処分に困るような工作をするなら、ママの家事が楽になるような自由研究はいかがでしょうか? おすすめは、家事に理科と算数を組み合わせた実験です。・サラダをシャキッとするには?野菜の水分が出るのを防ぐために何を入れればよいかを試す。・洗濯物のシミ抜き実験口紅、果汁、しょう油などのシミごとに効果のあるものを探す。・収納スペースを最大限活するには?(高さ、幅、奥行きのサイズを図り、びっちり収まる箱や仕切りなどを100均で調達)こういったテーマなら、ママのお手伝いにもなって一石二鳥ですね。材料さえ揃えば実験自体は1日で終わるので、夏休み終盤でも間に合います。自分の歴史を振り返り、家族や祖父母との会話を楽しもうお子さんの誕生日にあった出来事を、直近から生まれた日までさかのぼって年表にするレポートです。10歳なら10回の誕生日に起きた事件やニュースをまとめます。その年ごとの新聞記事は図書館やネット等で調べることができるので、気になるニュースをいくつかピックアップし、当時の社会背景やその後の変化などを家族と話しながらまとめましょう。よりさまざまな年代のレポートにしたい場合は、家族や親せき、祖父母の生まれた日に絞っても良いです。それぞれの誕生日(生まれ年)に起こった出来事なら、いろいろな時代背景があってユニークなレポートになります。おじいちゃんおばあちゃんに「パパやママが生まれた日にこんなニュースがあったんだって! どんな時代だったの?」とインタビューすれば、会話も弾んで楽しい思い出になるでしょう。夏休みの自由研究、ぜひ親子で思い切り楽しんでみてくださいね。
2016年08月30日アメリカでは長い夏休みを乗りきるため、ママたちが子どものアクティビティ探しに必死になります。それは、夏休みをどう過ごすかで、子どもの成長に大きな差が出るといわれているから。毎年予約が殺到するくらい人気があるのが「サマーキャンプ」です。サマーキャンプとはどういうものなのか、気になるアメリカの夏休み事情とともに紹介します。■アメリカの夏休みは2ヶ月以上アメリカの夏休みは、とにかく長い! 長すぎる夏休みが問題になり、以前は6月から8月まで丸々3ヶ月あった夏休みも、州や市によっては5月下旬から6月にスタートして8月上旬までの2ヶ月ちょっとに変更するところも増えてきました。それでも長いですよね。日本との大きなちがいは宿題がないことです。勉強も遊びも自分次第。夏休みの過ごし方は、子どもの成長に関わってきます。ママたちが必死になるのも無理はないでしょう。■キャンプだけどキャンプじゃない?アメリカでは共働きが多く、夏休み中の子どもの居場所に頭を悩ませている人も多いようです。日本では子どもが留守番して過ごすこともあるかもしれませんが、アメリカでは12歳になるまで子どもだけの留守番は法律で禁じられています。そこで人気なのがサマーキャンプ。テントで寝泊まりするキャンプではありません。夏休みで空いている高校や大学の教室、市のコミュニティセンターなどで開催される学習プログラムです。算数や理科などの勉強だけでなく、スポーツ、音楽、アート、クラフトなど内容は多彩。期間は3日間、数週間、1ヶ月間などさまざま。プログラムの時間帯も午前中だけ、朝から夕方までなどいろいろとあり、共働きの家庭にはとても助かります。デメリットは利用料金が高いこと。期間や内容にもよりますが、複数のプログラムを選ぶと数万円かかります。わが家の場合、今年は子どもに参加したいキャンプを選ばせることにしました。子どもが選んだのは、アートキャンプとマーシャルアーツキャンプ(空手などの武道)。毎年大人気のサイエンスキャンプ(理科)やサッカーキャンプに比べると申しこみもスムーズで、料金も各100ドル以下でした。まずアートキャンプからスタートし、マーシャルアーツキャンプと続きます。その次もなにかないかと考えて、結局サッカーキャンプも申しこみました。この夏、サマーキャンプにかかる費用は約350ドル。長い夏休みを乗りこえるためには、しかたない出費です。■ママたちが必死になるバケーション計画大人もきっちり休暇を取るお国柄。約10日から2週間のバケーションを楽しむ人が多いです。仕事と休暇のバランスを考えたワークスタイルは、日本から見るとうらやましい限りですよね。子どもがいる家族に人気のバケーション先は、アミューズメントパークがある場所。ディズニーワールドでおなじみのフロリダやロサンゼルス、サンディエゴなどが人気です。 アメリカ人はエンターテインメントが大好き。親子で楽しめる旅行がいちばんです。アメリカのママたちと話すと、夏はバケーションの話題で持ちきりです。ディズニーランドに行ったらどこのホテルに泊まり、どの店で食事して、帰りにどこのビーチに寄るか、プランを熱く語ります。じっくり計画を立ててバケーションに出かけるのがママたちの楽しみであり、醍醐味なのです。夏休み明けにはバケーションの自慢話で盛りあがるのもお約束。バケーションに行かないと、ちょっとむなしくなってしまいます。アメリカの夏休みは勉強も遊びも自分次第。子どもの成長に関わる大イベントをどのように過ごすか、ママたちは大きな課題を抱えているのです。
2016年08月26日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記