乳幼児(特に生後4ヶ月頃まで)の育児は過酷ですよね。今回はそんな大変な時期も心の持ちようで少し気が楽になったエピソードを描いてみました。2時間おきに昼夜関係なくミルクを欲するので、睡眠時間もままならない。ストレスと過労で育児ノイローゼになりやすいのもこの頃が一番多いのでは?毎日が必死で、最初の頃は楽しむ余裕すらない時もありました。赤ちゃんの泣き声は「邪気を払い福を呼ぶ」と古くから言われており、実は縁起がいいのです。そういえば、赤ちゃんが泣くたび、新規の仕事が入ってきたような…。母のちょっとした一言で随分気が楽になったのを覚えています。赤ちゃんは泣くのが仕事なんて言いますが、もしかしたら家の厄払いのため泣いてくれているのかもしれませんよ。過酷な時期は生後4ヶ月まで。それを超えると本当にあっという間に大きくなります。あの小さな手、ミルクくさい頭皮、甲高い泣き声…。今となっては全てが懐かしい思い出です。
2019年07月12日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今日は私が絵日記ブログを始めたきっかけなどについて書きたいと思います!■絵日記ブログを始めたきっかけ絵日記ブログを始めたのは、次男がまだ生後4ヶ月のころ。学生時代からの友達が絵日記ブログをやっていてすすめられたことがきっかけで始めました。もともと絵を描くのは好きでしたが、何といってもブランクがあったのと子どもを描くのが苦手だったので、始めたころは殴り描きのような感じでした(笑)自分のモチーフをウサギにしたのは、描くのが簡単だからです!(笑)うちの子どもはふたりともアトピーだったこともあり、その経過や無痛分娩の記録、子どもたちの成長記録などを、自分のためでもあり読んでくださる方の役にも立ちたい! という思いで描いています。あとは自分の好きなコスメだったりダイエットなど、描きたいことを好きなように描きたいなと思っています。■そして4年が経過ブログを始めてから4年がたちましたが、自分でもこんなに続いていることにびっくりです(笑)何をやっても3日坊主で続かなかったのですが、ここまで続けてこられているのは、読んでくださっている方からのコメントやメッセージがすごく大きいと思います。■描く時間を確保するための工夫私はパートをしているのですが、自分の時間もしっかりと確保しつつブログを書いています(笑)タブレットを使って描いているので、ちょっとした隙間時間にイラストを描いたり、子どもが寝たあとに1時間くらいブログ用の時間を確保して、あとは自由時間を満喫しています。自由な時間を楽しみたい! と思っているのでがんばりすぎないでいられることも、続けていける理由の一つかな…?私は基本自分に甘い人間なので、ダイエットもそうですががんばりすぎないのが継続できる秘訣ですね(笑)趣味で始めたブログですが、そこからお仕事につながったりブロガーさんと仲良くなったり、大げさですが絵日記ブログを始めて私の人生は変わった! と思うくらいです(笑)ブログを通してできた友達はリア友以上にラインで連絡を取ったり、実際に遊んだりと本当に仲良くしていただいて感謝しかありません~!それと子どもの成長記録を描いてて本当に良かったと思います。ブログを読み返すと「こんなこともあったな~」と懐かしい気持ちに。覚えてるつもりでも忘れてるって多いんだなと思うと、些細な事でも記録として残しておきたいです。これからも成長記録や役に立てるような記事を描けていけたらな、と思っています!
2019年07月11日ウーマンエキサイトの皆さん、はじめまして!新しく連載をさせていただくことになった、ぱん田ぱん太と申します!現在ドイツで、ドイツ人の夫・クリスとと一緒に2018年バレンタインデー生まれの息子・フリッツ君を育てているアラサー日本人です。私はクリスと結婚し、クリスの両親が一階に住んでいる2世帯住宅の2階に住んでいます。そのため、2階のドアを開けるとすぐ、1階の玄関に続く階段があるのです。当時、フリッツ君は約生後半年。はいはいが上手になり、好奇心旺盛で、家中を探検しているような頃でした。ある日の休日、私たちは家族3人でお買い物に行き、何事も無く帰宅しました。帰りの車中からずっとトイレを我慢していた私は、家に着くや否や、フリッツ君を床に下ろしてトイレに直行しました。フリッツ君が自由に動き回れるようになってからというもの、私たちは常にドアを閉めておくように心がけていました。それなのにこの日は焦っていたからか、なんと階段へと続くドアを開けたままそれに気付かず、トイレに行ってしまったのです。急に1人になったフリッツ君は私の姿を求め、開いたドアから出て行ってしまいました。そんなことも知らず、ようやくトイレに座って用を足そうとした瞬間……階段の方から鈍い音が、そしてその直後にクリスの大きな声が響きました。私はすぐに自分がドアを閉め忘れたことに気付き、大急ぎでトイレを出て、開きっぱなしのドアから階段のところに出ました。頭の中は最悪の想像でいっぱいでした。泣き叫ぶフリッツ君を抱えたクリスが、目を白黒させていました。階段下で買い物袋の整理をしていたクリスは、フリッツ君が階段を降りようとしていることにいち早く気付き、すぐに階段を駆け上ってフリッツ君を受け止めたのです。おかげでフリッツ君は階段を一段だけ滑り落ち、おでこをぶつけただけで済みました。私がトイレの中で聞いた「ドンッ」という鈍い音は、フリッツ君が落ちた音ではなく、慌てたクリスがフリッツ君を受け止めようとした時に体をどこかへぶつけた音でした。もしもクリスが階段下におらず、フリッツ君が転がり落ちていたら?そう思うと怖くなり、私も泣きながらおでこを赤くしたフリッツ君を抱っこして何度も謝りました。これ以来、必要以上にドアが閉まっているか確認するようになり、一度も同じミスはしていません。こんな些細なミスが我が子の命を奪うかもしれない、それを実感させられた出来事でした。
2019年07月02日ベビーカレンダーの「助産師に相談」コーナーでおなじみ、宮川めぐみさんが2018年12月に長女を出産! 助産師の子育てって、どんな感じ? 育児のコツをのぞかせてもらいました! 毎月こっちゃんの1日の様子や成長をご紹介します。 生後4カ月、こっちゃんの1日3:30授乳最近は授乳で起きて、そのまましばらく寝ないことが増えてきました。おしゃべりをしていたり、手足をよく動かしたりして、遊びがはじまります。なかなか寝てくれず、2時間ほど起きていることも……。明るくなるのも早くなってきたので、眠りについてくれるまで隣で日記を書きながらのんびりしています。 5:50ねんねママは眠りにつけず気分がすっきりしなかったので、パパに寝ているこっちゃんをお願いして、1人で近所をお散歩。朝の空気が気持ちよかったりして、ざわざわした気持ちもすっきりしました。 7:00家に戻り、朝食の準備朝食の間にこっちゃんもちょうど起きたので授乳し、お顔を拭いてきれいに。 9:00こっちゃんと遊ぶ ご機嫌なこっちゃんとゴロゴロしながら遊ぶ時間。まだ寝返りはできないため、うつ伏せ遊びをしてみたり、アシストをして寝返りの練習をしてみたり。遊ぶときは動きやすいように、服のお股の部分のボタンは外しています。日によっては腹巻をすることもあります。 10:00授乳飲んでしばらくするとグズグズ、「眠いよ」の合図。 11:30ねんね隣に寝転んだり、抱っこをしたりしているうちに、寝てくれることも増えてきました。寝てくれた隙に残っていた家事をして、昼食の時間に。 12:30授乳しばらく一緒にゴロゴロ。ママもウトウトしながら様子を見ていました。 14:00事務作業、洗濯物の片づけ こっちゃんに隣でゴロゴロしてもらいながら、ママは事務作業。ときどき様子を見ながら抱っこをしたり、おもちゃを渡して遊んだり。作業が終わったら、洗濯物を取り入れて片づけます。 15:00授乳、ねんね 16:00お買い物 16:50 夕飯の支度ママの姿が見えるところで横になっていてもらい、声をかけながら作ります。早くおんぶして家事ができるようになりたいです。 17:30パパ帰宅パパに抱っこしてもらったり、一緒に遊んでもらったり。パパとの触れ合いの時間です。 18:00夕食、授乳 19:00 パパと一緒にお風呂この間に、ママは夕食の片付けやお風呂上がりの準備をします。 20:00ねんね部屋を薄暗くして、授乳しながらねんねの態勢に。 21:30 ママお風呂こっちゃんが寝たら、ママのバスタイム。その後はパパとおしゃべりしたり、仕事をしたり、貴重な自分時間。 23:00ママ就寝 生後4カ月、今月の様子メモ■身長/体重64cm / 6.3kg ■服のサイズ60~70cm ■おむつのサイズSサイズ(日中は布おむつを使用、夜間のみ紙おむつ) ■睡眠・お昼寝の時間夜は約10時間弱お昼寝はトータルで約3時間 ■授乳回数母乳で8回 ■おしっこの回数7~8回前後 ■うんちの回数1~2回(まとめてするようになってきました) ■今月できるようになったこと・変化・音の鳴るおもちゃを振って遊ぶようになった・うつ伏せ遊びで頭を上げている時間がぐんと増えた(首がすわってきたよう)・声を出してケラケラ笑うようになった・膝のあたりを触っていたのが、足の指先を触れるぐらいまで足を上げるようになり、手もそれだけ伸ばせるようになってきた 生後4カ月の時期を振り返ってパパが仕事復帰し、こっちゃんと2人の時間が増えてきましたが、少しずつ慣れて生活の流れや動きが前よりもスムーズになってきました。こっちゃんが多少泣いていても、どうしても手が離せないときは待っていてもらう度胸もつきました!そのときどきのこっちゃんの様子の違いにしっかり対応しながら、できることはする。けれど、無理はしない。自分のバランスや加減が分かってきた気がします。 また、自分の姿勢や体の使い方などを意識するようになりました。仕事で他のお母さんたちには授乳中の姿勢などについてお話させてもらうことも多いのに、自分はあまり気をつけることができていませんでした。 授乳中前かがみになってしまう姿勢をパパが指摘してくれて、改善法を提案してくれました。そのおかげで肩の力がうまく抜けたり、体の緊張を感じられたりするようになり、自分への意識と行動につながりました。 ◆関連動画正しい授乳姿勢(横抱き) 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2019年05月18日出産した病院でわが子の1カ月健診を受けたときに、頭頂部付近にある大泉門がほとんど閉じていると小児科の医師から指摘を受けました。それに加えて、全身の緊張が強い傾向にあるとのこと。まさかわが子が1カ月健診で異常が見つかると思っていなかったので、驚き、動揺して頭が真っ白になりました。 1カ月健診で大泉門がほとんど閉じていた個人差はあるものの、通常1歳前後で閉じ始めるといわれる大泉門がわが子はとても小さく、1カ月健診のときにはすでに閉じかけていました。医師の説明によると、大泉門が早くに閉じると頭蓋骨が大きくならず、成長とともに大きくなる脳を圧迫して発達に影響が出てしまう可能性がある、とのことです。 しかし、まだかろうじて大泉門が少し開いているので、少しずつでも頭囲が大きくなっていけば問題はないとのこと。経過観察をしていくことになりました。 かかりつけ医への受診産院では病名は聞いていませんでしたが、家に帰って母子手帳を確認すると、1カ月健診の記録欄に「軽度筋緊張亢進疑い」と書いてありました。どのような状態なのか気になりネットで検索したところ、脳への障害につながる情報が多く、不安でいてもたってもいられなくなった私。上の子が通っているかかりつけ医へ相談に行きました。 そこでは、まだ月齢が小さすぎて今の段階で診断することは難しく、大きい病院で検査してもわからない可能性も高いので、もうしばらく様子を見ましょうと言われました。 市の3カ月健診生後3カ月半のとき、市の3カ月集団健診を受けました。そこで1カ月健診のときに受けた指摘について説明し、筋緊張が強いことなど気になっていることをすべて小児科の医師に相談しました。 先生は丁寧に答えてくれ、診察の結果、大泉門は閉じかけているが、1カ月健診のときよりも頭が大きくなっているとのことでした。また、全身の筋緊張も確かにあるが、1カ月健診のときよりも状態はよく、安心していいとの診断でした。そして、念のため1カ月後に同じ先生に再診してもらえることになりました。 4カ月健診そして3カ月健診の1カ月後、大泉門は閉じていないか、頭は大きくなっているか、筋緊張は和らいでいるか、などを前回と同じ小児科の先生に見てもらいました。 頭は1カ月前よりも1cm大きくなっているので安心していいと言われ、やっとほっとすることができました。筋緊張も前ほどはなくなっていました。筋緊張も、寝ているときと起きてるときとでは多少変わり、月齢が小さいときには判断が難しいため1カ月健診で経過観察になったのだろうとの説明を受けました。今後は月齢とともに頭が大きくなっているか家庭で様子を見ていくようアドバイスをもらいました。 1カ月健診で要観察になり、そこから経過観察の3カ月がとても長く感じました。指摘を受けたときは不安でいっぱいでしたが、生後半年経った今は発達に問題もなく、順調に頭も体も大きくなっています。今も念のため、1~2カ月に1回、市の育児相談で身長・体重と頭囲を測り、様子を見ているところです。子どもを育てていくなかで不安はつきものですが、今後もわが子の成長を喜びながら、楽しく子育てをしていきたいと思います。著者:福山あかね一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月12日赤ちゃんのなかには、「シャフリングベビー」と呼ばれる子がいます。ハイハイをせず、おすわりの状態のまま移動することが特徴で、おすわり以外の成長は少しゆっくりとしています。わが家の娘もこの「シャフリングベビー」でした。そんな娘の成長過程や、その成長を保育士さんとともに見守った体験談をご紹介します。 成長がゆっくりだった娘娘は、成長がゆっくりとした赤ちゃんでした。首のすわりも遅めで、生後3カ月健診のときには母子手帳に「要観察」のハンコが押されました。その後、首がすわったのは生後5カ月に入ってからでした。 その後もうつぶせになるのは嫌がり、寝返りもできないまま。ただ、おすわりは生後7カ月くらいでできるようになりました。赤ちゃんの成長には個人差があると聞いていたので、「これも個性なのかなぁ」とあまり気にしていませんでした。 そして生後7カ月で保育園に入園。ゆっくりとした娘の成長を促すために、園では保育士さんが積極的にうつぶせの姿勢をとらせてくれていました。 「シャフリングベビー」と診断された!生後9カ月になってもハイハイどころかずりばいもしない娘。ただ、座ったままの状態でずりずりと移動することはできました。 そして生後10カ月のとき、小児科の健診で「シャフリングベビー」と診断されました。シャフリングベビーの特徴の「座ったまま移動」は、まさに娘がしている動作のこと。帰ってインターネットで調べてみると、うつぶせを嫌う、寝返りをしようとしない、おすわりは通常通り完成する、ハイハイをしないなど、娘に当てはまることばかりでした。 保育士さんのすすめで療育センターを受診生後11カ月のころ、保育士さんから市のこども療育センターに行くことをすすめられ、「専門家に診てもらえるなんてありがたい!」とすぐに受診。先生は言葉を選びながら慎重にお話ししてくれましたが、毎日娘と過ごしている私は「さほど心配いらないのでは?」と気楽に構えていました。 専門医の診察の結果は、「確かに成長はゆっくりだが、このまま様子を見てみてもいいでしょう」という内容。専門家のアドバイスにより、発達を促すマッサージを保育園・家庭の両方でおこなっていくことに。娘の状態に合わせて少しずつ内容を変えながら、毎日足のマッサージや足の曲げ伸ばし運動などを続けました。保育士さんもとても協力的で、本当に助かりました。 娘はその後、1歳でずりばい、1歳1カ月でハイハイ・つかまり立ち・つたい歩きができるように。そして、1歳3カ月のときにはひとりで歩くこともできるようになりました。マッサージの効果も大きかったかもしれません。 シャフリングベビーだった娘の成長は、普通の赤ちゃんよりゆっくりでした。その成長を保育士さんと一緒に見守り、サポートできたのは心強かったです。発達を心配された娘も、歩けるようになってからの成長は周りの子どもと同じペースに。そんな娘も今では小学6年生。元気に大きく成長してくれました!著者:久保田さや長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月29日出産前は、夫が経営している整骨院で施術スタッフとして働いていた私。出産後に保育園を検討しましたが、息子がかわいすぎて離れたくない! と思ったので、子連れ出勤をしてみることにしました。実際に子連れ出勤をしてみて大変だったこと、よかったこと、同僚の反応などをお話ししたいと思います。 生後4カ月、初めて息子を連れて出勤まだ動きがスローな息子は、寝返りもせず静かに待合のベビーベッドに寝ていました。いつも人がいて、私たち両親の声も聞こえてくる整骨院は、息子にとって安心できる環境だったようです。ご機嫌に過ごして、ぐずることもほぼありませんでした。 成長するにつれ、ベッドからフロアにベビーサークルを置いたり、プレイマットを敷いたりと変えていきましたが、息子は自分の落ち着く場所を見つけて遊んでいました。息子に人見知りがなく、初めての場所にもすぐなじむのは、職場に連れて行き、常に人がいる環境に慣れていたからかなと感じています。 子連れ出勤できたのは周りの協力のおかげ子連れ出勤を始めたときに、もし息子の負担になっていると感じたら保育園通園を考えようと思っていました。赤ちゃんの生活リズムは大人とは違いますし、子連れ出勤を始めてみると、息子に合わせて仕事を中断しなければならないことも多々あります。 しかし、授乳、寝つけないとき、お母さんが恋しいときなど息子が欲求を示していたらなるべく待たせず、我慢させなくていいように対応していました。そのためには同僚やお客さんの協力が不可欠。周囲の協力と温かく見守ってもらえたことで息子は快適に過ごすことができ、何より私の助けにもなりました。 子連れ出勤は大きな家族で育てている感覚時には息子もぐずったり、遊んでほしそうなときがありますが、私もどうしても手が離せないときがあります。そういうときにはお客さんが絵本を読んでくれたり、手のあいている同僚が気分転換に外に連れ出たしてくれたりしました。迷惑じゃないかと心配したこともありましたが、息子がみんなの元気の源・癒しの存在になっていると言われてうれしく思いました。 実家に息子を預けてひとりで出勤したときに、みんなから「今日はいないの?」と、とてもがっかりされてしまうくらい、現在ではなくてはならない看板息子になっています。たくさんの人に愛され育ててもらっているおかげで、息子は心伸びやかに育ってくれています。 子連れ出勤は赤ちゃんの調子やリズムに合わせることが大変ですが、周囲の協力があればさほど困ることはありません。息子がたまに泣いたりぐずったりしても気にならないくらい、赤ちゃんが1人いるだけでその場の雰囲気がなごむようです。そばで成長を見守ることもできますし、子連れ出勤にして本当によかったと思います。そしてそれを可能にしてくれた周囲の方々に感謝しかありません。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年04月28日私の娘が「陰唇癒合(いんしんゆごう)」と診断されたのは、生後4カ月ごろの自治体での集団健診時でした。聞きなれない病名に、当時はとても戸惑いました。後日、大きな病院で処置をしてもらうことになった経緯と、実際の症状についてをご紹介します。 問題ないと思っていた健診で……娘の4カ月健診。身長と体重の測定が終わり、最後に首のすわりなど体の成長をチェックするときのことでした。性器の状態を確認した医師に、「ここ、くっついているのわかりますか?」と聞かれました。 娘の性器は左右のヒダが重なるように癒着していて、わずかな隙間しかありませんでした。このとき「陰唇癒合(いんしんゆごう)」と診断され、初めてその病気のことを知りました。 陰唇癒合の症状とは?医師の話によると、「陰唇癒合」とは女の子の性器の小陰唇(左右のひらひらしているヒダ)がくっついてしまっている状態で、腟口などが隠れているのだそうです。放っておくと、膀胱炎になりやすいなどのリスクがあるのだとか……。 以前からおしっこの出方に違和感があったのですが、出口が塞がっていて狭いためだったのです。私はその場で小児外科がある病院の紹介状をいただき、すぐに予約を取りました。 病院で処置、そして……後日、病院で処置をしていただくことになったのですが、想像していたよりもあっけなく終わりました。 娘の場合、癒着がそれほど強くなかったので、診察の流れでヒダをピンセットのようなもので素早く剥がし、炎症箇所に1週間ほど薬を塗り続けて完治しました。薬で癒着を剥がしていく場合や、切開するケースもあるのだそうです。ともあれ、早く治ったことにとても安心しました。 病院の先生から、陰唇癒合は後天的なもので、おむつ替えやお風呂のときなどに小陰唇とその周囲を清潔にするなど、毎日のケアが大事なのだと説明を受けました。お風呂に入った際など、陰部もきちんとチェックしてあげたほうがいいなと、改めて気付かされたできごとでした。著者:しまのさくら一女の母で夫と3人暮らし。出産を機に勤めていた会社を退職。現在は育児のかたわら、データ入力の仕事や妊娠・出産・育児に関する記事を執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月20日保活シーズン真っただ中ですね。4月からお子さんが幼稚園、保育園に通う方も多いのではないでしょうか?ずっと一緒にいたわが子と初めて離れるのって不安や寂しさ、期待などいろいろなことを思いますよね!■保育園に入りたい! わが家の兄弟保活うちは長男が1歳半、次男が4ヶ月のときに保育園に通うことになりました。長男のときは第一希望の保育園は内定がもらえず、定員割れしていた少し遠い保育園の二次募集でなんとか入ることができました。やはり1歳児クラスは育休明けの方が多くもっと計画的に行動すればよかったと思いました。そういう経験を踏まえ、次男のときは生まれてすぐに保育園に申し込みました。そして2月下旬頃、内定の通知が! でもそのときちょっと心の葛藤がありました。親からも「1歳くらいまでは見てあげたほうがいいんじゃないか」と言われモヤモヤしていました。そんなとき、友だちに相談したらこんなことを言われたんです。■モヤモヤを晴らしてくれたひと言そのときハッとしました。ちゃんと考えて申し込んだんだ!今回内定を見送って来年希望の園に内定がもらえるとは限らない。それに保育園に入れない人もたくさんいるのに、自分で決めたことに悩んでるなんて、入れなくて困っている人たちにも申し訳ない…そう思いました。■気にならなくなった「かわいそう」の声小さいうちから保育園に入れることになり、「かわいそう」と言われたことは何度かありましたが全然気になりませんでした。たくさんの人と触れ合っていたこともあってか人見知りもほぼなく、誰にでも抱っこを任せられました。長男のときは人見知りがあって、私以外が抱っこするとギャン泣きで結構苦労してました(笑)一方次男は、私が迎えに行くとキャッキャと喜んでいて、小さいながらちゃんと親と先生の違いがわかっていました。月齢が低かったので最初の1年は兄弟別々の園で苦労することも多かったけれど、結果的には保育園に預けて良かったと思いました。もし小さいうちから預ける事で不安や自分を責めてしまう人がいたら、自信を持ってほしいです!「かわいそう」と思いながら通わせる方がかわいそうです。たくさんいろいろな事経験して、成長してねという気持ちを持って送り出しましょう!
2019年01月31日■生後すぐの息子に目やにが…産院を退院してすぐに出始めた息子の目やに。1ヶ月健診で産院の先生は「ゴミかなんかが入ったのでは」と目薬を処方してくれました。それ以降は小児科の先生に同じ目薬を出してもらって使っていたんですが一向に改善されず…。 ■なにかがおかしい! 急いで眼科へそしてある日、ついに目が開かないほどの目やにが! 「これは小児科ではダメだ!」って眼科で検査してもらったところ、大きい病院に回される事態に! 先生は「わりとよくある事なので大丈夫」と言ってくれたのですが…。生後6ヶ月で紹介状をもらうとか、想像もしてなかったのでプチパニックです。「どうなっちゃうの?と」不安を抱えつつ、大きい病院にむかいました。25話へ続きます。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年11月30日赤ちゃんのお世話で大変なことといえば、「寝かしつけ」。1歳4ヶ月を迎える息子も、まだまだ寝かしつけが必要です。最近は、わたし自身が慣れてきたことや、授乳の回数も減ってきて、ずいぶん楽になりました。今回は生まれたてから現在に至る、****お伝えしようと思います。生後すぐ~1ヶ月は、頻回授乳で常にうとうと…産まれてすぐは、数時間で起きて授乳してお腹いっぱいになったら寝る、というリズムが一般的。息子は産まれてすぐの時はお口が小さく、おっぱいも張りに張っていたため、うまく直飲みできませんでした。無理やり練習しても泣いてしまうだけだったので、どうしたものかと看護師さんと相談した結果、搾乳機で搾乳→哺乳瓶で授乳することに。退院後は夜間3時間おきの搾乳・授乳に加えて、使用後の哺乳瓶と搾乳機も自分で洗わないといけなかったため、今思うと本当に大変でした。哺乳瓶で母乳をあげてお腹いっぱいになってスヤスヤしてきたら、背中スイッチが発動しないようベビーベッドにそーっと置く、というパターン。夜中は本人も眠いのか、そこまで背中スイッチは発動しなかった気がします。しかし、生後2週間頃になると、夜中にギャン泣きして止まらなくなるときがたまにありました。授乳してもあやしてもなかなか寝ない!抱っこで1時間くらい廊下を行ったり来たりして、やっと寝てくれることが多かったです。息子の場合、魔の三週間目というジンクスが少し早くきたんだと思いますが、これは一週間程でおさまりました。まだまだ生まれたばかりの赤ちゃん。ママも産後、慣れない授乳や寝かしつけに気持ちが高揚していて、なかなか落ち着かない時期です。ど〜うしても赤ちゃんが寝ない時に試してほしいのがお雛巻き。おくるみでキュっと姿勢を固定するこの方法は、産院で習ったのですが生後3ヶ月頃までならかなり効果的でした。産院ではバスタオルを使っていましたが、自宅ではエイデンアンドアネイのおくるみを使用。大判なのでくるみやすいし、柔らかいところも寝心地良さそうで◎。生後1ヶ月からは、添い寝が増えて…生後1ヶ月を過ぎると、産まれたてと比べると体つきもずいぶんしっかりしてきた息子。ある日、おっぱいを直飲みさせてみようと試してみたら、グングン飲めている!ここで搾乳しての授乳は卒業になりました。このあたりから添い乳・添い寝で寝かしつけることが増え、生後2ヶ月過ぎた頃には完全にこの寝かしつけ方で大人ベッドで一緒に寝るようになりました。搾乳して哺乳瓶での授乳がなくなり、おっぱいを直に飲んでくれるようになると寝かしつけはすごく楽に。しかし、添い乳・添い寝の怖いところは窒息の可能性が高まるということ。そのことを常に頭において、鼻がおっぱいで潰れていないかを確認したり、大きなクッションなど圧迫されて動けなくなるようなものを周りから排除したり、自分が寝ないようにするなどの工夫をしていました。昼間のお昼寝は、電動スイングのゆらゆら&オルゴールサウンドでいつの間にか寝てしまうということもありました。リビングで息子の定位置だった電動スイングは、とっても重宝しました!家事をやりたいけれどグズっていてなかなかできない…という時は、まず電動スイングに寝かせてみるというパターンが定番でした。無茶な体勢で授乳からの寝てしまうことが増えた、生後3ヶ月電動スイングではなかなか寝なくなってくると、お昼寝もすべて添い乳・添い寝が定番に。生後半年頃になると、ベッドで仰向けになっていた私のもとに乗っかってきて、かなり無茶な体勢で授乳してそのまま寝てしまうこともありました。この頃にはだいぶ寝かしつけのコツもつかめるように。何より、眠くてグズっている時が分かるようになってきて、こちらもそれに合わせて授乳したり、行動したりして、少しだけ肩の荷が下りました。1歳前後で、ママじゃなくても自然と寝られるように!生後10ヶ月ほどから1歳4ヶ月の現在は、お昼寝は、その日の朝起きた時間や活動量によって1~2回で、2、3時間程しています。おっぱい大好きな息子は私といる時は必ず添い乳を要求してくるのですが、パパが膝の上に乗せて一緒にくつろいでいたりすると、そのまま寝ちゃうことがあるそう。おっぱいは、パパにはないものだって分かっているんですね。もちろん、保育園でもおっぱいや添い寝なしでしっかり寝ているそうです。おっぱいがなくても、きちんと寝られるんですね(笑)夜の寝かしつけは変わらず、2〜3度は起きるので、その都度添い乳で寝かしつけています。夜間断乳はいつ? 寝かしつけが楽になる?1歳を過ぎたときや、保育園生活を始めた頃は、「そろそろ夜間断乳をしないとかなぁ」などと考えたりすることも。しかしおっぱいを飲めるのは今だけだし、こんなに欲しがるならいいかな、と保留中。夜間おっぱいを飲まなくなると、通しで朝までぐっすり睡眠するようになる…という話もよく聞きます。わたし自身も育休を明けて仕事に復帰したので、夜はぐっすり寝たいなぁと思うこともあるのですが、まだまだ卒乳はできなさそう。あまりにおっぱいが好きで、食事中も2回は要求してくることもしょっちゅう。ママ友には3歳位までやめないかもねと言われました。いつか必ず卒業がきてしまうので、それまで仲良く楽しく授乳ライフを送りたいと思います。
2018年08月18日乳児期を過ぎると、気になるのが離乳食開始の時期。5ヶ月頃からが開始の目安と言われています。うちの娘は、5ヶ月と1週間で離乳食を始めました!大人が食べているのを見ながら口をむにゃむにゃするし、スプーンを近づけるとパクッとする…と食に興味ができきたのも、スタートのきっかけ。支えればおすわりが出来る月齢になれば、開始してよいと思います。でも離乳食をつくるのってどうすればいいの?スタートってどんなかんじ?今回は、私の購入した離乳食スタートアップグッズを紹介します。最初って何をどのくらいつくればいいの?冷凍保存でストレス軽減!最初は10倍粥をさらにうらごしてとろとろにしたものからスタートさせました。本には1さじからということで本当にちょっとだけ。1週間経つと、色々な野菜にもチャレンジ。サツマイモ、にんじん、トマト、ほうれん草、バナナ等比較的食べやすそうなものからあげました。とはいえ本当にちょっぴりずつ。何かあったときのために、離乳食時間は午前中の2回目のミルクタイム(9時〜10時あたり)に合わせていました。でも、朝のバタバタしているタイミングで毎日離乳食を少量作るのはちょっと大変。そこで、冷凍ストックを作ることにしました。ちょっとだけ作るのにぴったり!あると便利、離乳食用調理器具セットいくら冷凍保存とはいえ、離乳食は1週間のうちに食べきるようにしなければならないそう。そうすると本当にちょっと…なんです。そこで便利だったのが、離乳食用の調理器具。もちろん家にあるすりこぎや茶こしなどを使ってもいいのですが、いちいち色々な物を出すのは面倒。というわけで、私はコンビの“ベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セットC”を購入。レンジもすりこぎもこれ一個で出来て、収納にも場所をとらない専用調理器具。これで、少量で面倒くさい離乳食のストレスも軽減されました。色々なメーカーからでていますが、レンジが使えること、すりこぎとこし器があれば問題ありません。保存容器のおすすめは、チュチュベビーの“小分けパック”。ふたがくっついているタイプなので、洗う時もふたがなくなったりせずノンストレス。作りはどちらかというとしっかりしたタッパーというより使い捨て容器に近く、5回くらい使うと取り替えるのがベストのようですが衛生的でいいなと思います。冷凍・レンジ・消毒可能、ちいさくて冷凍庫でも場所をとらないのでうちの一番のヒットです。初めての食器・カトラリーは?スプーンは、先輩ママの友達からおすすめされたピジョンの“初めてのフィーディングスプーン”。柄が長く持ちやすいし、返しがついているので安心です。スープ用とペースト用の2本があり用途によって使い分けれるのもGOOD!お皿はあえて子供用を使っておらず、陶器のものを使っています。まだ自分でもって食べるわけではない離乳開始時には、陶器を使っているママも多いよう。味気ない離乳食を目でもたのしんでほしいなという想いで、お皿は大人の使う小皿で、少しでも美味しそうにしています。離乳開始時から使う食器やカトラリー。できれば長く使ってあげたいですよね。安心素材なのはもちろんのこと、ママが使っていて楽しいものを選ぶべきだと思います!たくさん食べるようになったら…ブレンダーも検討中!離乳食を初めて1ヶ月。“少量を1週間で食べれるように作る”ことが優先で、色々な食材を使おうと思うと本当にちょっとずつ。ですが、もっと食べるようになると手では大変と先輩ママからの情報が……。うちでは色々な料理に使えるブレンダーの購入を検討しています。開始前、「離乳食作りは大変だからママの気持ちが固まったら初めるといいよ」と先輩ママから聞いていた私。そんなに面倒くさいのか!とドキドキしていましたが、実際はミルク以外の物を食べる娘の顔をみるのがとってもわくわくして、楽しい時間になっています。でも、スプーンを握られたりお皿にとびかかってきたり後片付けが大変なことも…!これからの離乳ペースに合わせて、ママも子どもも食事を楽しめるアイテムを使っていきたいと思います!
2016年09月17日こんにちは、イラストレーターの栗生です。先日公開されました「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のページ、もうご覧になられましたか? 私もプロジェクトの「泣いてもいいよ」ステッカーをさっそくiPadに貼ってみたところ、激しく割れている画面の角がいい感じに補修できました(※そういう用途じゃない)。・ 特集:WEラブ赤ちゃんプロジェクト さて、今回の赤ちゃんカルタは「ほ」。赤ちゃんといえば、ムチムチボディに丸くてフワフワのほっぺた…というイメージがありませんか? 新生児って正直そこまでほっぺが出ていないので、産後直後は「なんだ都市伝説か?」と思っていたのですが、数ヶ月後にはあら不思議。小さく控えめだった新生児ほっぺはどこへやら、餌を詰め込みすぎたハムスターかと見まごうばかりに貫禄たっぷりの、見事な頬に成長したではありませんか。乳児期の成長曲線を見るとわかるとおり、赤ちゃんの体重は産後一度落ちてから急激に増え、生後3ヶ月頃には出生時の2倍ほどの重さになります。この頃からムチムチが加速し始めたというお子様も多いことでしょう。そんなムチムチほっぺの引力たるや、うっかりすると通りすがりの見知らぬ人までもが引き寄せられるほど。触りたくなる気持ちはわかるけれど、まずは事務所(保護者)を通してからにしてもらいたいです。今日のカルタ「ほっぺの曲線がたまらない」
2016年05月04日気持ちを伝える手段が「泣く」ことしかなかった新生児期から、「アーウー」とおしゃべりできるようになってくると、それまでとは違ったかわいさが生まれてくるもの。私も、わが子の初めてのおしゃべりを聞いたときは感動しました。この「アーウー」というおしゃべりは喃語(なんご)といわれています。一生懸命話す姿が何とも言えずかわいいですよね。■ある日突然、赤ちゃんが奇声を上げて叫び出すしかし、そんな赤ちゃんもある日突然、「叫ぶ」という能力を身につけます。ある日突然、それはもう驚くほど大声で叫び始めるのです。そう、それはまるで奇声…泣いて訴えたいときに叫ぶわけではなく、普段何でもないときにも「ギヤァァーーー!」と叫び始めます。抱っこしているときでも、添い寝のときでもおかまいなし! 耳元で叫ばれた日にはママがクラクラしてしまうこともあります。あまりに叫ぶので「病気かも…」と思うことがあるかもしれませんが、早とちりは禁物。これはほとんどの赤ちゃんに訪れる変化なのです。■そもそも赤ちゃんが叫ぶのはなぜ?赤ちゃんが叫ぶのは成長が順調な証。大きな声を出せるようになって、声を発すること自体が楽しくなってきているのです。さらには耳もよく聞こえていて、自分の声がわかるようになってくるので、おしゃべりと同時に「聞こえる」ということも楽しんでいます。大きな音が出るおもちゃなんてなくても、自分で楽しみ方を身につけているなんてすごいことです。ほかには抱っこしてほしいとき、興奮しているとき、ママを呼んでいるときなどにも叫びます。私は添い寝をしていると、朝方、私が起きるまで隣で叫び続けられました。最初は「こんな朝からなんで…」と思いましたが、起きて顔を見せてあげると嘘のように叫びが止まったので、「ママ起きてー」と呼んでいたんだなぁと愛おしく思ったものです。 ■赤ちゃんの叫び、いつまで続く?赤ちゃんの奇声は早い子だと生後2ヶ月頃から始まり、生後4ヶ月~5ヶ月を迎える頃にはほとんどの子が叫ぶようになります。始まる時期も違えば、終わる時期も人それぞれ違うもの。個人差はあれど、大体1歳頃まではこの叫びが続くと言われています。その後、少しずつおしゃべりができるようになって、自分の気持ちがうまく伝えられるようになってくると叫ばなくなってくるそうです。■赤ちゃんの叫びにイライラせず、うまく付き合うには?赤ちゃんは周囲や時間帯を気にせず、いつでもどこでも叫ぶので、ママは「うるさい」「周りが気になって外出できない」とイライラしたり、ストレスがたまったりすることもあるでしょう。しかし、こんなに叫ぶのは期間限定です。終わりがあると思えば、少しは救われるのでは?そして、叫んでいるときには必ず、赤ちゃんが伝えたい「何か」が存在します。お腹すいたのかな? 欲しいものがあるのかな? 抱っこして欲しいかな? など、ひとつずつ赤ちゃんと一緒に理由を探してみてください。赤ちゃんとの意思疎通ができたときの嬉しさは感動レベルです!繰り返すうちに叫び方や、叫ぶ時間などで、赤ちゃんの求めるものがだんだんわかるようになってきますよ。ママが1人で「なんとかしなきゃ」と抱え込むのではなく、赤ちゃんとコミュニケーションをとるチャンスと捉えるとイライラせずに済むのではないでしょうか?せっかくの赤ちゃんの期間限定パワー。成長のひとつひとつを逃さず見ることができるのは、ママの特権です! 赤ちゃんの頑張りをどうか見守ってあげてください。
2016年04月26日私は、子どもを出産してから生後6ヶ月まで「育児日記」をつけていました。最初は、出産した病院に勧められてつけ始めたのですが、「おしっこ」や「うんち」「授乳」「睡眠」を細かく管理しているうちに、子どもの体調管理に役立っただけでなく、「どのタイミングでお昼寝をさせたら機嫌良く過ごしてくれるか」など、育児が少し楽になるヒントがたくさん見つかりました。そんな育児日記のつけ方や活用方法を紹介します。■私がつけていた育児日記育児日記にもいろいろと種類があるようですが、どんな物を使っても良いと思います。私がつけていた日記は、病院でもらったもの。見開きが1週間分になっていて、縦の軸に24時間分の時間軸が刻まれています。尿や便、睡眠の枠が設けられていて、オムツ交換や授乳のときには、わかりやすくマークをつけていくタイプ。1日の最後には、コメントを入れられる欄が設けられていました。私は、時々しかそこにコメントを書いていませんでしたが、「昨日も眠れなかった」とか「熱が出た」とか、読み返すと育児の大変さが昨日のことのように思い出されます。■検診や風邪のときに活躍日記をつけていて役立ったと最初に感じたのは、1ヶ月検診のときでした。検診では、1日の授乳の回数、便の回数などを聞かれます。私は慣れない育児と寝不足で、いっぱいいっぱいだったため、日記をつけていなければ答えられなかっただろうと思います。息子が風邪をひいたときも同様で、嘔吐の時間や授乳、便の様子などを医師に伝えるための記録になりました。また、息子は哺乳びんが苦手でミルクを飲んでくれず、母乳育児だったため、尿の回数を把握することで「水分が足りているか」という確認にも役立ちました。 ■離乳食やねんねのリズムが育児日記でつかめる生後5ヶ月ごろからは、離乳食の記録もつけ始めました。離乳食開始時は、おかゆや野菜をペースト状にしたものを、ひとさじから与えていきます。幸いアレルギーは見つかっていないのですが、万が一アレルギー症状が出たときに日記につけていることで原因が早くわかることもあるようです。私の友人の中には、「乳児湿疹だと思っていたら、乳アレルギーだった」という子もいました。アレルギー症状が軽いとわかりにくいこともあるので、何を与えたかを記録しておくと役立つはず。また、徐々に生活リズムが整ってくると、お昼寝や夜のねんねの時間も決まってきます。1日中グズついている日と、1日中機嫌の良い日では、お昼寝や外遊びの時間が違っていたりするんです。これも、育児日記のお陰で気づいたこと。息子の生活リズムが整ったのは、生後5ヶ月頃だったと思います。その頃の生活は、午前6時起床、8時お散歩、9時お昼寝、10時~室内遊び、午後1~3時お昼寝、4時お風呂、8時就寝(夜間授乳があったので、深夜に数回起きていましたが…)。この生活リズムが息子には合っていたので、保育園に入るまでできる限り同じ生活を送るようにしていました。そのお陰もあってか、2歳になった今でも、6時には勝手に起床して、お昼寝は午後1時~、夜は8時頃に就寝します。■思い出の1冊に何と言っても、育児日記は思い出のノートになります。子どもが生まれたときの感動や、睡眠時間を削って向き合った時間、初めて笑った日や寝返りを打った日など、たくさんの記念日を記録できます。生まれたばかりの頃の育児は、本当につらくて、泣いてしまうこともありましたが、そんなことも良い思い出。ノートを見返すと昨日のことのように思い出せます。今では、大切な宝物になった育児日記。みなさんも子どもの生活リズムが整うまでの6ヶ月間、育児日記を試してみてはいかがでしょうか。あまみや(OFFICE-SANGA)
2016年04月25日産後しばらくは授乳やおむつ替えのタイミングなどをノートに記録している人も多いでしょう。日々の記録を見返すと、赤ちゃんの様子をしっかり把握でき、とても安心できますよね。最近ではそうした授乳やおむつ替えの記録をワンタッチで残せる、便利なアプリが登場しています。今回はそのなかから、「授乳ノート」というアプリをご紹介しましょう。■授乳、ねんね、オムツ交換を記録! 体調管理に役立つアプリ授乳記録アプリ「授乳ノート」は右胸・左胸の授乳、ミルクなど、それぞれあげたタイミングを記録できるので「前はいつあげたっけ?」という疑問をすぐに解決できます。タイマーで授乳時間の計測もできるので「いつもよりあげられていなかったかも?」「吸わせすぎ?」といった心配も解消され、毎回安定した授乳をすることができます。 授乳記録だけでなく、ねんね、おしっこ、うんちのタイミング、離乳食などの回数も合わせて記録できます。「最近眠れてないみたいだから、今日はおうちでゆっくりしよう」「うんちが2日出てないから、お腹マッサージしてあげようかな」など、赤ちゃんの体調管理にもとても役立ちます。■病院での受診! 記録があるから正確に伝えられる赤ちゃんを病院に連れていったとき、医師から子どもの最近の様子を聞かれたとき、「どうだったっけ…?」としっかり把握できていなかったことはありませんか? そんなときでもアプリのカレンダー機能を見れば、赤ちゃんのこれまでの体調がすぐに把握できます。日付をタップすればピンポイントで授乳、ねんね、オムツ交換、離乳食などの記録がわかるので、受診時も正確な情報を伝えることができます。こうした機能的なアプリは、子育ての手間や負担を減らすことにもつながります。記録だけでなく、子育てライフを楽しむために上手にアプリを活用してみてください。・授乳ノート iOS / Android
2016年04月21日赤ちゃんのサラサラの髪の毛。やわらかくてかわいいですよね。生まれたときからすでにフサフサだったという子もいると思います。この毛はまだおなかのなかにいたころ、だいたい20週目くらいにつくられはじめた最初の毛です! 20週目といえば妊娠6ヶ月のころ。懐かしいですよね。しかし、生後2ヶ月を過ぎたころから、我が子を抱っこしていると腕にけっこう毛が付いてたりして…。なんか最近多いなぁなんて思っていたら、いつの間にか頭にハゲができているじゃありませんか! 赤ちゃんのハゲにびっくりした経験のあるママも多いかもしれませんね。このハゲは大丈夫なのか、どう対応したらいいのかをご説明します。これから見つけるママの参考になればと思います。■ズバリ、ハゲるのはなぜ?そもそも髪の毛だと思っていたこのサラサラの毛は、じつは産毛。ですから、どの赤ちゃんも必ず抜け、生えかわるものなのです。そして、その後に生えてきたのが本当の髪の毛というわけです。おなかのなかで一生懸命つくった毛がすぐになくなると思うとなんだか寂しい気もしちゃいますね。新生児期を過ぎると、興味がある方へ顔を向けるようになります。首をたくさん動かせるようになると、周りをキョロキョロすることも増えます。すると、寝具などで擦れて、接地面積の多い後頭部(えりあしの少し上あたり)から抜けてしまうのです。よく首を動かす子はとくに抜けやすいかもしれませんが、元気な証拠です!■でもちゃんと生えてくるの? いつ生えるの?産毛は 3ヶ月ごろから抜けはじめ、6ヶ月ごろまでに生えかわってしまうそう。しかし、なかには2ヶ月ごろからどんどんハゲはじめる子や、ハゲができず、全体的にちょっとずつ抜け、いつの間にか生えかわってしまっていたという子もいるようです。ハゲができたから心配というわけでも、ハゲがないと生え変わらないというわけでもありませんので、どちらも心配はいりません。生えかわった後は、新生児期にストレートヘアだったのがうそのように天然パーマになっていたり、細くやわらかい毛の後にすごくしっかりしたコシのある毛が生えてきたりして、驚くこともあるようです。生えかわってからのお楽しみというわけですね!■ハゲたらどうすればいいの?とくに、何もすることはありません。しかし、毛もなく頭皮を守るものがないので、乾燥してカサカサしがちです。乾燥が目立つようなら保湿クリームなどを塗ってあげるといいと思います。あとは、神経質にならなくても大丈夫ですよ。かわいいハゲも、赤ちゃんががんばってる印。どんな髪の毛が生えてくるか楽しみにしながら見守ってあげるといいでしょう。
2016年04月07日体の各機能が完成。呼吸や体温調整ができる体になり、いつ生まれてきてもおかしくない状態です。妊娠36週のエコー写真お産の進み具合を予測するために検査赤ちゃんは子宮内で自由には動けないように。また、この頃の超音波検査は、通常の赤ちゃんの成長ぶりを確認するとともに、逆子などの理由で帝王切開になる可能性はないか、赤ちゃんの下がり具合や子宮の収縮などでお産が近づいているかなど、お産の進み方を推測します。臨月になると体の一部しか見えません。成長の具合を最終チェックします。この頃になるとエコー写真に写るのは体の一部だけ。大きな口を開けている横顔がくっきりと見えます。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日だんだん人間らしくなり、手足を動かす様子が見え始めるなど、「わが子の存在」を実感できるようになるでしょう。また、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さを測定し、出産予定日を計算。さらに背骨や脳など体の器官がきちんと形成されているかを先生は診ています。妊娠8週のエコー写真心臓の動きが見えてきます「ピクピク」と動く赤ちゃんの心臓の動き(心拍)をはっきり見ることができるでしょう。超音波ドプラーという機械で、「ドッドッ」という音に変換して聞かせてもらえる場合もあります。また頭は大きく丸く、胴体部分は細長くなり、区別がつくようになって、ますます人間らしい姿に見えるでしょう。3Dは詳細に、小さな手と足、顔と胴体の区別がつき、赤ちゃんの様子がリアルに分かります。妊娠9週のエコー写真3頭身になり、体を動かす様子もさらに体の輪かくがはっきりし、頭、胴体、手、足の区別がつくようになります。指まで見える場合もあり、タイミングがよければ、手や足をバタバタさせたり、体を伸ばしたり曲げたりする様子も見られ、愛しい気持ちがわき上がるでしょう。心臓や脳など人間の基本的な臓器の原型がほぼ出来上がる時期です。この頃は手足をそろえて前に出す姿勢が多いので、まるで手をグーにしているよう。妊娠10週のエコー写真へその緒でママから栄養をもらいますおなかから下に伸びている、白っぽい管のようなものは「へその緒」。まだ細いですが、だんだん太くなり、ここを通して、赤ちゃんに栄養が送られます。また脳が薄い頭蓋骨から透けて黒っぽく見えるのもこの時期。脳がきちんと形成されているかを先生は確認しています。下向きに白い細い管が見える。これが「へその緒」。これからもっと太くなっていきます。妊娠11週のエコー写真 細かなパーツができて、さらに人間らしくこの頃になると背骨がだんだんしっかりして、活発な動きが見える場合もあるでしょう。先生は、手足が出てきているか、動きに問題ないかを確認しています。最初は薄く透き通って見えていた皮膚がだんだん透明でなくなり、目、鼻、耳、口、まぶたといったパーツもできてくる頃です。手足だけでなく関節の位置まで分かる3D写真。胎盤も確認できます。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日胎盤がほぼ完成し、機能し始めます。赤ちゃんも骨や筋肉が発達し、体の動きが活発に。ますます人間らしい動きを見せてくれます。妊娠12週のエコー写真骨や筋肉が発達し、羊水の中で動き回る骨の成長がさらに進み、頭蓋骨もはっきり見え始めます。羊水の中を元気に動き回る赤ちゃんの様子が見えるでしょう。骨の発達で首と頭がまっすぐになるので、そのシルエットから染色体異常や先天性の疾患などを慎重に観察します。運が良ければ羊水を飲んだり吐いたりする、呼吸のような動きが見られる場合も。指、顔のパーツの位置が分かります。へその緒も太くなり、ママの胎盤から栄養をもらいます。妊娠13週のエコー写真横顔の上半身が見えます。うつむいてばかりだった体が、上を向いた姿勢がとれるように。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日どんどん大きくなって、手や腕をしゃぶっているような姿が見られることも。皮下脂肪がついて、少しふっくらした体つきに。妊娠19週のエコー写真大きく成長してパーツごとの写真に身長が大きくなり、モニターに全身像が入りきらなくなってくるため、だんだんエコー写真も頭だけ、下半身だけ、とパーツごとになってきます。指の動きが複雑にできるようになり、ますます動きが人間らしくなるでしょう。また、胎盤の位置や子宮口の様子など、母体に異常はないかも確認しています。妊娠19週のエコー写真腕を曲げた様子、指の様子もはっきり分かるエコー写真。骨は白く写るので分かりやすい。力強い背骨がひとつひとつ白くくっきりと見えています。右側が首、左側がおしり。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日だんだん人間らしくなり、手足を動かす様子が見え始めるなど、「わが子の存在」を実感できるようになるでしょう。また、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さを測定し、出産予定日を計算。さらに背骨や脳など体の器官がきちんと形成されているかを先生は診ています。妊娠23週のエコー写真男の子? 女の子? 性別が分かるように顔と体のバランスは、新生児と同じくらいに。外性器の形も完成し、赤ちゃんの性別が分かるようになるのもこの時期。「性別は知りたくない」という人は少数派なので希望があれば事前に言っておいたほうがよいそう。この時期は心臓の機能が形成されるため、異常はないかが調べられるようになります。おしりを下からみた画像。葉っぱのように見えるのが女の子の印、大陰唇です。心臓のアップ。きちんと4つの部屋に分かれているか、弁の動きは正常かを確認します。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日脳が発達して、自分の意思で体の向きを変えて動き回るように。この時期に頭が上、足が下になる「逆子」になっても元に戻る確率は高いのでご安心を。妊娠24週のエコー写真顔立ちや輪郭がはっきり分かるように鼻の穴ができることで、目鼻立ちが分かりやすくなります。「パパ似かな、ママ似かな」と盛り上がるかもしれません。この時期になってから性別が分かる場合もあります。まばたきをする様子が見えることも。赤ちゃんの成長ぶりを確認するとともに、羊水量や胎盤の状態もチェックします。鼻筋、輪郭、口元などがはっきり写り、なんとなく顔の雰囲気が分かる画像。妊娠27週のエコー写真おしり下の角度から、膀胱とおちんちんが見えた画像。これで男の子と判明!!写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日羊水量が減り、子宮内で赤ちゃんの動けるスペースが狭くなります。ほとんどの赤ちゃんが頭を下に向けた位置になりお産の準備に入ります。妊娠32週のエコー写真ふっくら赤ちゃん 表情豊かに皮下脂肪が増え、見た目的には新生児と変わらない体型に近づいてきます。顔もふっくらして、なんとなく表情が感じられ、ますます対面が楽しみになるでしょう。赤ちゃんが逆子になっている場合、向きを直す体操をすすめられることもあります。胎盤の位置によっては帝王切開になる場合もあるので、それも確認します。ちょっと口角があがって、まるで笑っているような表情の横顔が見えます。顔のどアップ画像。ぷっくりしたほっぺたがかわいらしい。写真提供:東京マザーズクリニック 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日生まれたばかりの赤ちゃんは、耳はきこえていますが、旋律主体の音楽よりもリズム主体の音楽のほうを理解します。これはリズム主体の音楽がお腹の中にいる間に聞いていたお母さんの鼓動を連想させるからだといわれています。しかし、生後4ヵ月を過ぎるあたりから赤ちゃんは旋律を理解し始めますので、そうなってきたらいわゆる「名曲」の出番です。美しい音楽で眠りにつく条件づけを生後4ヵ月ぐらいになると、赤ちゃんはさまざまな音を聞き分けることができるようになり、またよく接する家族などの声を判別できるようになります。少し離れたところからお母さんが声をかけると、それに反応して首を巡らせ、振り向けるようにもなってきます。ここまで成長してくると、今まで主にリズム主体の音楽に反応していたものが、音楽の旋律にも理解を示すようになってきます。こうなってきたら、クラシックなどのいわゆる「名曲」を利用して脳に刺激を与え、感情の安定をはかれるようになります。この時期から名曲などを使って音楽を聴かせると、音感を訓練することができるほか、美しいものへの感受性を育てることもできます。しかし、せっかく聞かせるのですからただ聞かせてはもったいありません。少し工夫して、目を覚ますときの音楽、おっぱいの時間の音楽、遊ぶ時の音楽、そして眠るときの音楽を決めてみましょう。そうすることで、赤ちゃんはその音楽が鳴り始めると、関連づけられた行動に条件づけた行動を取るようになります。条件づけというと、パブロフの犬のお話のことを思い浮かべる人もいるでしょう。犬に餌を与えるときにベルを鳴らしながら与えていると、しばらくするとベルの音を聞いただけで唾液を分泌するようになるという実験の話です。この時期の赤ちゃんは本能的な行動だけでなく、こうした条件づけによる行動ができるまでに成長しています。そして犬とは違い、音楽を音ではなく曲として理解できるまでになっています。このようにして音楽を用いた条件づけができてくると、赤ちゃんは起きたり寝たりをすんなりとしてくれるようになるという副次効果を得ることもできるのです。赤ちゃんに聴かせたい名曲の例あくまで一例ですが、赤ちゃんの条件づけに適していそうな曲を以下にあげてみます。どれもシンプルかつ美しい旋律の曲ばかりです。●目を覚ますときにおすすめの音楽 ・エリーゼのために (ベートーヴェン) ・春の歌 (メンデルスゾーン) ・眠れる森の美女 (チャイコフスキー) ・水上の音楽 (ヘンデル) ・美しき青きドナウ (ヨハン・シュトラウス)●おっぱいの時間におすすめの音楽 ・フルート協奏曲 (モーツァルト) ・ウィリアム・テル序曲(嵐のあとの静けさ) (ロッシーニ) ・セレナーデ (ドリゴ) ・アルルの女(メヌエット) (ビゼー)●遊ぶときにおすすめの音楽 ・くるみ割り人形 (チャイコフスキー) ・田園交響曲 第四楽章 (ベートーヴェン) ・水の戯れ (ラヴェル)●眠るときにおすすめの音楽 ・子守歌 (ブラームス) ・トロイメライ (シューマン) ・月光の曲 (ベートーヴェン) ・ホフマンの舟歌 (オッフェンバッハ)名曲には、ママの気持ちをリラックスさせる効果も含まれています。親子の大切な時間に、ぜひ名曲も加えてみてください。(子育ての達人)
2016年02月05日緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、アクも少ないので食べやすい小松菜。離乳食を開始し、おかゆに慣れたあとから食べられる食材です。今日は生後5〜6カ月ごろのレシピを紹介します。 離乳食開始1カ月目はお湯で伸ばしてペーストに ★離乳食★【初期】小松菜のすりつぶしby ゆりさんママラップしてレンジでチンでできちゃうなんてスゴ技!ぜひマネしてみてください。 離乳食スタート2カ月目からは出汁で 離乳食❤初期&中期*小松菜の和風スープ*by Banyangardenクックパッド注目のユーザーでもあるBanyangardenさんのレシピ!このレシピ以外にもたくさんの離乳食レシピがあるのでチェックしてみてください。 冬が旬の小松菜。12月に入り寒くなると甘さも増しますので、ぜひ赤ちゃんにも食べさせてあげてください。 こちらもチェック‼︎この食材食べられるかな?と思ったら食べていいもの・ダメなもの食材リスト> 5〜6カ月ごろの食材って?と思ったら月齢別食べていいもの・ダメなものリスト> その他の小松菜離乳食レシピはこちら>
2015年10月06日猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
もうすぐ年中になる息子。自分で体を洗えるようになりたいと、お風呂場に意気揚々と向かう日々が続いていました。そんなあるとき、お風呂場のドアを開けた息子が「お風呂場からおばけの声が聞こえる」と言い出して……? 息子が聞いた声の正体は!?もうすぐ年中になる息子は最近、「自分で体を洗えるようになりたい!」と言うように。わが家は保育園から帰るとすぐにお風呂タイムなので、いつも入浴は夕方。私は帰宅後すぐにお湯を張り、湯船につかりながら体を洗う息子を見守っています。 しかしある日、息子が「お風呂からおばけの声がするから、今日は入りたくない!」と騒ぎ、なかなかお風呂に入りたがりません。私には見えないおばけの声が聞こえているの……? と背筋がゾクリ。どうしても息子がお風呂に入らないので、困り果てた私は勇気を出して、お風呂場に入り確認します。耳を澄ますと、息子が言うようにかすかに男の子の声が……! しかし、冷静になって聞いてみると、どうやらお隣から聞こえてくるようです。最近自宅の裏手に引っ越してきた小学生の兄弟が庭で遊んでいるようで、その話し声を、息子はおばけだと勘違いしていたのでした。翌日、息子とお隣さんへあいさつをしに行きおばけ騒動について伝えると、お母さんも兄弟も大笑いしてくれました。 今までお風呂場で声が聞こえたことがなかったので、怖がるのも納得。息子には、再び自分で体洗いに挑戦する平穏な日々が戻ってきました。息子の突然のホラー発言に、一時血の気が引いた出来事です。 作画/Pappayappa著者:桂ゆかり
2024年05月17日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、あいぽんさんが運転しているときに子どもたちのきょうだいゲンカが勃発したときのエピソードをお届けします♪娘の保育園のお迎えに行った帰り道、車内に流す音楽で意見が対立し始めた子どもたち。次第にヒートアップしていく言い合いに、あいぽんの我慢の意図は限界を迎えてしまいます。そして、ついに「あーもう、やかましい!」と声を荒らげてしまって……!? ママがブチギレると、静まり返る車内。しかし… 「あんたたちに早く会いたくて、お仕事終わって急いで帰ってきたのにたかが車で流す音楽のことくらいでギャーギャーギャーギャー……」 しぃーーー……ん。 あいぽんさんがブチギレると、あんなに騒がしかった車内は一変!静まり返ってしまいました。 そんな中、ふと窓から空を見るとキレイな夕陽が……! 「見て、夕陽がめっちゃキレイ!!」 あいぽんさんが思わずつぶやくと、車内は和やかにな空気に変わりました。 (夕陽さんありがとう……) 思わず心の中でそうつぶやいたあいぽんさん。 家に着くと、娘の提案で夕陽を探しにいくことに。 「歩いて行けるところまでよ」 3人で夕陽を探していると、山へ沈んでいく夕陽を発見! 「きゃああああゆうひさんんん」 目を輝かせながら、キレイな夕陽に見とれる子どもたち。 夕陽を探し終えると3人で手を繋ぎ、仲良く家に帰って行ったのでした。 ◇◇◇ つい、子どもたちに言い過ぎてしまったあいぽんさんさんですが、このときは夕陽が助けてくれました。自然の美しさは年齢問わず、魅了するものがありますよね。ミニミニ探検隊としての夕陽捜索の任務も完了できてよかったです!著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年05月17日親子でシェアできるコスメを紹介する『親子美容』が今月からスタート!今回はこの夏、思いっきり外遊びしたい親子の必需品『アネッサ』の日焼け止め乳液をご紹介します。赤ちゃんにも使えてSPF50+・PA++++とハイスペック!そのうえサラッと伸びてベトつかないので暑い日でも快適です。実際にライター島田が1歳になったばかりの娘といっしょに使ってみたので、ぜひ参考にしてくださいね。サラッとしているのにダラダラ流れないからスゴい!今回、娘とシェアするのは『アネッサ』「パーフェクトUV マイルドミルクNA」。言わずと知れた信頼のUVケアブランド、アネッサの敏感肌用日焼け止め用乳液です。・赤ちゃんから使える、ママにも子どもにもうれしい日焼け止め試したのは夕方のお出かけのときですが、日差しが強かったのでさっそく娘の腕に伸ばしてみました。サラリとなめらかなテクスチャーなのに肌にのせてもダラダラと流れることがなかったので、娘が少し動いても慌てることはありませんでしたよ。・1歳児が自分で塗れるほどスッとなめらか♡腕に塗ったテクスチャーが気になるのか自分で塗り始めた娘。1歳児の手でもなめらかに伸びて、肌にスーッと素早くなじみました。仕上げにママが塗り直しましたが、本当に肌なじみが良いので、首筋や関節などの塗りにくい部分にも、子どもが嫌がる前にサッとムラなく伸ばすことができます。普段は日焼け止めを嫌がる娘ですが、これはイヤイヤしませんでした。気になる白浮きや香りもなく、また肌がベトつくこともないので急いで手を洗いに行かなくてもOK。すぐに服やアウターを羽織れるのも高ポイントです。・塗布後はしっとりした肌にスキンケア成分が配合されているので塗布後はしっとりなめらかな肌に。私は顔と体に塗ったのですが、遊んでいるときにも終始潤いを感じたので、UV対策とスキンケアが同時にできているような感覚でした。また、汗をかいても流れ落ちることがなかったので、何度も塗り直す手間が要らないのも良かったです。テクスチャーもサラッとして重さを感じないので、これからのジメジメ湿度が高い時期のメイク下地にもいいと思いました。石けんで簡単に落とせるのも高ポイント!親子で使いたい日焼け止め汗や水遊びにも強いスーパーウォータープルーフなのに、石けんでオフできるのもママにうれしいポイント。SPF50+・PA++++と国内最強レベルのUVカット効果なのに、生後1カ月の赤ちゃんから使えるし、たっぷり入っているので家族全員で気兼ねなく使えるのも良いところ。この夏の良き相棒になってくれると思います。パーフェクトUVマイルドミルクNA(60mL)¥3,058【編集部調べ】お問い合わせ先資生堂お客さま窓口TEL:0120-81-4710お出かけのときにバッグにぜひ入れておきたい!これ一つあればUV対策はOK!ママもベビーもキッズも使えて、顔にも体にも塗れるから、バッグに一つ入れて持ち歩きたい♡手軽にしっかりケアできるので、親子のUVケアに必須のアイテムです!
2024年05月17日2020年2月生まれの男の子・たろうくんのママ・てんてこまいさんが備忘録としてゆる〜く描く、親バカ全開!?な育児絵日記。3歳6カ月のころのたろうくん。「なぜなぜ期」ならぬ、「何で作られてるん?期」が到来中とのことで……。キャパオーバーで爆発する母 知識欲が豊富すぎるたろうくん。どんな状況でもてんてこまいさんに質問し続け、キャパシティをオーバーさせてしまうことも! 日中イライラしてしまい、夜、寝かしつけ中に自己嫌悪に陥るという経験をされた方は多いのではないでしょうか。 そんな大変な毎日の中、「妹のはなちゃんは、かか(母)のおなかで作られている」「たろうくんは、かわいいで作られている」と教えてくれたたろうくんは、最高の癒やしでもありますね♡ SNSのコメント欄には、「爆発するのわかる! たろうくんはかわいいの塊だね」「私も同じくなぜなぜ期の年子の親ですが、『この電車の名前は? この電車どこ通ってる? 何線? 何系?』と聞かれて毎日頭が爆発してます」「わが家の息子も絶賛イヤイヤ&なぜなぜ期で同じく爆発しちゃうときもあるけど、親子ともども成長してる!と思うようにして、なんとか過ごしています」など、同じ年頃の子どもを持つ保護者の方から共感の嵐! 育児はイライラする瞬間や癒やされる出来事が怒涛のように押し寄せてきます。たとえキャパオーバーになって爆発してしまうことがあったとしても、子どもへの愛はきちんと伝わっているはずです。 著者:マンガ家・イラストレーター てんてこまい
2024年05月17日