こんにちは、ママライターのましゅままです。妊娠末期になると意識し始める“前駆陣痛”。少しでも張りが出たりおなかの痛みを感じたりすると、「これって前駆陣痛!?」と疑ってしまいますよね。特に本陣痛を経験したことのない初産婦さんは、 前駆陣痛がどんな特徴のある痛みなのか気になるところ。経産婦さんも、前回のお産の本陣痛の痛みが強烈すぎて前駆陣痛の痛みを忘れてしまっていることもあります。今回は、前駆陣痛がどんな痛みか先輩ママにインタビューしてみました。●(1)生理痛の重い感じ『ちょっと強めの張りと一緒に、生理痛のちょっと重たい感じというか、便秘のときの痛みのような、という感じです。おなかがキューっと痛むたびにほんとの陣痛はこなんなの比べものにならないほど痛いんだろうなと思っていたら、ほんとにそうでした!』(30代/女の子ママ)前駆陣痛は生理痛の延長や便秘時の痛みに似ている と感じるママは多いようです。しかし、やはり本陣痛は“生理痛の延長”どころの痛みではないので、本陣痛との違いはわかりやすいですね。●(2)何かしていれば忘れてしまうような痛み『あれ?痛いかな?痛くないのかな……?というような曖昧な痛みでした。何かほかのことをしていれば忘れてしまう程度。本陣痛は、明らかに質の違う痛みがどんどん襲ってくるので、それまでの前駆陣痛は生ぬるく感じてしまいます……』(20代/男の子ママ)前駆陣痛らしき痛みが始まっているけど、何かに夢中になれば忘れてしまう程度の痛み。特に上のお子さんがいると、お世話をしているあいだに遠のいてしまっている ことが多いよう。●(3)間隔もバラバラで気づけば寝てしまう『本陣痛と違って、間隔もバラバラで、痛みも強かったり弱かったりバラバラです。一人目は興奮して前駆陣痛でも目が冴えてしまっていましたが、二人目のときは何か痛いな~と思いながらも、この程度なら前駆陣痛だなと思い直し、いつの間にか寝ちゃってました』(30代/男の子、女の子ママ)どんどん強くなっていく一方の本陣痛に比べ、前駆陣痛は強さも弱さもバラバラで、間隔もさだまらないのが特徴。気にしないでいれば、いつのまにか寝てしまっていることも……。●(4)前駆陣痛で汗をかいたりもがいたりする。だが陣痛は軽く感じた『前駆陣痛は我慢できるような痛みだよーと言われていましたが、私は全然違いました。痛みが始まると汗をかいたりもがいたりするほど痛く、それが39週ごろから10日ほど続き、満足に眠れない日々が続きました。眠れたと思ったらまた痛みで起きる……の繰り返しで、必死に痛みを紛らわす毎日。しかし、10日間前駆陣痛の痛みに悩まされたおかげか、本陣痛はとても軽く感じましたよ!』(30代/男の子ママ)「前駆陣痛は軽い痛み」という方が多い中、本陣痛のように痛む方もいます 。それが何日も続くとなると大変ですね……!しかし、前駆陣痛で繰り返し強い痛みに慣れておけば、いざ本陣痛が来ても痛みで気が動転することがなくなる!と思えば、心が楽になります。----------いかがでしたか?全体的に、前駆陣痛は痛みを忘れてしまう程度で、痛い時間や痛みの間隔もバラバラという意見が多かったです。しかし中には前駆陣痛がもがくほど痛かったり、逆に前駆陣痛はほとんどなかったり、という方もいます。筆者の場合は、本陣痛でも前駆陣痛のように間隔もバラバラ、痛みも我慢できるような痛みのまま分娩台に上がりました。予想がつかないのがお産です。正期産の時期に前駆陣痛が始まったら、なるべく安静にして、少しでもいつもと違う!と思えば産婦人科に電話をしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年05月01日予定日が近づいた妊婦さんのなかには、病院から「陣痛間隔が〇分になったら連絡してくださいね」といわれている方も多いでしょう。でも、いざ陣痛がきたときにちゃんと時間が計れるのか不安ですよね。そんな妊婦さんにおすすめなのが「陣痛アプリ」です。最近はスマホで使える無料の陣痛アプリがいろいろありますが、今回はそのなかから5つをご紹介します!そもそも陣痛アプリとは?陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。それぞれにメリットやデメリットがあるので、次からは具体的に人気のアプリをチェックしてみましょう!おすすめ陣痛アプリ1:『陣痛きたかも』陣痛がきたら「陣痛きたかも」ボタンにタッチ、おさまったら「おさまったかも」ボタンにタッチするだけのシンプルな操作で、陣痛間隔を自動で計測・記録してくれます。「きたかも」ボタンが大きいので押しやすく、ボタンとログ(記録)が1つの画面になっているから見やすいのもグッド。全体にピンク色のかわいらしい雰囲気です。緊急連絡先の登録&発信機能や、先輩ママや妊婦さんどうしで交流・相談できる「相談ひろば」、体験談コーナーなど、コンテンツも充実していて便利と口コミで人気です。ただし、アプリ起動時などに広告がポップアップされます。陣痛がきたから急いでボタンを押そうとしたのに、広告をタップしてしまって「イラッ!」となるかもしれません。▼陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ- >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ2:『陣痛時計』陣痛間隔を計るという機能に特化した、シンプルさが最大のポイントです。広告のポップアップなどもなく起動と動作がスムーズなので、「陣痛がきた!」と思ったらアプリを起動するワンアクションだけですぐに計測できます。計測ボタンとログが1つの画面になっていて見やすく、データをメールで添付して送ることもできます。また、陣痛間隔の計りかたを「前の陣痛の始まりから」もしくは「前の陣痛が終わったときから」の2パターンから選べることも特徴です。デザインがそっけない印象なこと、連絡先登録などの機能がないことはデメリットですが、「シンプルな機能さえあればいい」という妊婦さんたちから口コミで高評価を得ています。▼陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ3:『妊娠・Sprout』胎児についてのアドバイザーとしてアメリカで信頼されている「Med ART Studios」が開発した、妊娠・出産情報アプリの日本版です。日本でもたくさんの妊婦さんが利用しています。陣痛カウンターだけでなく、妊娠中の体重記録や胎動カウンター、医師からのアドバイスなど機能が充実していて、妊娠初期から長く付き合えるようになっています。なかでも口コミで人気なのが、胎児のリアルなイメージ画像。妊娠週数によって変化していくので、お腹の赤ちゃんが今どんな状態なのか、妊婦さんやご家族がイメージしやすいと好評です。画面には広告もなくシンプルで見やすいですが、陣痛カウンターを表示するにはトップ画面からいくつか操作が必要です。▼妊娠 ・Sprout >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ4:『たまひよの胎動・陣痛カウンター』人気の妊娠情報誌『たまごクラブ』による胎動・陣痛計測アプリです。カウント中にキャラクターの『たまちゃん』がかわいい声でつぶやいてくれて、癒し系のBGMが流れることが最大の特徴。産院の連絡先を登録でき、陣痛が事前に設定した間隔になると自動的に産院の連絡先を表示してくれる機能もあります。ただし、ポップアップの広告が出てくるのはちょっとうるさく感じるかもしれません。また、BGMなど機能が複雑なためか、動作が重いという口コミも多く挙げられています。▼たまひよの胎動・陣痛カウンター【たまカウンタ】 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ5:『陣痛ナビ』助産師の川田町子先生監修の陣痛カウンター&出産情報アプリ。助産師からのアドバイスや、安産お守りを購入して待ち受け画面にできる機能など、妊婦さんの気持ちをケアする姿勢が特徴です。陣痛が事前に設定した間隔になると、病院へ連絡するようアラートしてくれる機能もあります。カウント用のスタート・ストップボタンは大きくて押しやすいものの、ログが別画面なので、陣痛間隔がパッと見て把握できないというデメリットがあります。広告も出てくるので、画面は少しごちゃごちゃした印象です。▼無料 陣痛ナビ ~助産師のアドバイス付き~ >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ6:『陣痛/お腹の張りカウンター』スタート・ストップボタンを押すだけで陣痛とお腹の張りを計測してくれるラクラク操作。記録するのを忘れても、後から追加、編集、削除できるから安心です。日付ごとに「回数」、「平均陣痛間隔」、「平均継続時間」を表示し、さらに折れ線グラフで過去の記録も一目で把握できるようになっています。ステータスバーにアイコンを常駐できるので、痛くなったらすぐに起動させて使用できるのも魅力。▼陣痛/お腹の張りカウンター >>Google Playストアからダウンロード おすすめ陣痛アプリ7:『胎動〜陣痛時計』水彩画風のやわらかなタッチのデザインが目を引く陣痛アプリ。陣痛が始まった時と終わった時それぞれボタン押すだけで、「開始日時」、「陣痛間隔」、「継続時間」を自動的にリスト化してくれます。さらに赤ちゃんが10回動くまでに何分かかったかを時間を計ってくれる「胎動計測機能」もついているので、事細かに赤ちゃんの様子を記録できます。妊婦生活の癒しにもなるかわいいデザインをお探しの方にはおすすめのアプリです。▼胎動〜陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ8:『陣痛ログ』その名の通り、陣痛の記録をとるのに特化したシンプルなアプリ。開始・停止ボタンをタップするだけで、陣痛日時や持続時間、陣痛間隔を記録してくれます。痛みごとのメモも入力できるので、痛みの強さなど陣痛ごとの状況を残しておくことも可能。記録したデータは、データ出力してメール送付できるので、家族への状況連絡にも便利です。また陣痛の間隔があらかじめ設定していた時間よりも短くなると赤字表記されるアラート機能も。余計な機能やデザインのないシンプルに使えるアプリをお探しの方にぴったりです。▼陣痛ログ >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ9:『陣痛・胎動カウンター』陣痛と胎動、それぞれを計測できるアプリ。陣痛が始まったら『きたかも!』ボタンを、おさまれば『おさまったかも…』ボタンをタップするだけで、陣痛間隔を計測してくれるシンプル設計。陣痛履歴を確認すれば、「陣痛開始時刻」、「持続時間」、「陣痛間隔」を表示できるので、病院に連絡した際もスムーズに状況を伝えることができます。また事前に連絡先を複数登録しておけば、いざという時はワンタッチで電話がつながる設定です。▼陣痛・胎動カウンター >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ10:『妊娠・出産アプリBabyプラス』日本産科婦人科学会によって監修された本アプリは、胎動カウンター、陣痛カウンターのみならず妊娠中の体の変化や症状、妊娠中の食事管理、出産育児一時金といった出産にまつわるお金についての情報もまとめられており、妊婦さん向けの便利な機能が全てそろっています。そのなかのコンテンツの一つである陣痛カウンターは、『陣痛がきたかも』ボタンと『おさまったかも』ボタンをタップするだけで、自動的に「陣痛日時」、「陣痛間隔」、「持続時間」をわかりやすくリスト化してくれます。▼妊娠・出産アプリBabyプラス >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード いざ陣痛がくる前にいろいろ試しておこうこのように、陣痛アプリにはそれぞれ特徴があります。ほとんどのアプリが今回ご紹介したように無料なので、いざ陣痛がくる前に、いくつか気になるものをダウンロードして試してみてもいいでしょう。自分に合ったアプリを選んでくださいね。
2017年04月28日こんにちは。元教習指導員の奈都木あやです。夫婦の歴史の中でも、出産と言えば一大イベントです。命がけで子どもを産む妻を、夫は全力でサポートしなければなりません。しかし、「俺は何をすればいいの!?」というのが世の男性の本音でしょう。出産は医療のプロに任せるとして、まずは、病院まで無事に奥さまを送り届けましょう。だけど、車で近所のスーパーへ買い物に出かけるのとはワケが違います。痛みに悶絶しながら、「早く!」「産まれそう!」なんて言われても安全運転できる自信はありますか?大切なその日のために、陣痛の奥さまを乗せて運転するときの心得をご紹介します。●陣痛中に病院へ送ってくれた夫の運転エピソードまずは、陣痛中に病院へ送ってくれた夫の運転がどのような様子であったか、ママたちに聞いてみました。『病院へ向かう途中、準備しておいたバッグを自宅に忘れてきたことに気付いて戻るはめに。帰っている時間が、永遠に感じられた』(30代女性)『運転が慎重すぎた。黄色の信号で止まった夫に対して、「そんなもの無視して早く行ってくれ!」と思ってしまった』(30代女性)『深夜、夜間専用の駐車場に入ったら、普段とは勝手が違った。狭いうえに柱があって車のドアを開けられず、二度も停め直して、ようやく降りられた。「早く降ろしてくれ!」と思った』(20代女性)『痛すぎて、夫がどんな運転をしているのかさえも分からなった。でも、私とお腹の子を守るために責任を持った運転をしてくれていたように思う』(20代女性)どうやら、陣痛の痛みは冷静さを奪ってしまうことが多いようです。夫は、妻の言葉に左右されることなく、ひたすら運転に集中する 覚悟が必要そうです。●夫の心得(1)日常点検●燃料切れに注意「安心するんだ!俺がちゃんと送り届けるから!」なんて大きく出たものの、ガス欠だった……なんてことになったら、面目が立ちませんね。燃料は常に余裕を持たせておきましょう。●冬場の注意冬場の夜間はフロントガラスの凍結にも注意です。解かすには、デフロスターを使用しても10分程度はかかるので、早めに暖気しましょう。また、解氷剤やカバーなどのアイテムを使うのも手ですね。くれぐれも熱湯はかけないでください 。車を傷めます。●その他タイヤの状態やウィンドウ・ウォッシャ液の量など、日常点検の基本的な項目は網羅しておきましょう。●夫の心得(2)ルートや道路状況、駐車場の確認「昼間は通れたのに!」なんてことになると焦りますね。工事で夜間通行止めということもあります。また、時間帯によって渋滞する箇所や事故渋滞もあります。『一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)』が挙げている渋滞しやすいポイントは、『橋を渡る手前の交差点付近、朝夕の通勤時間帯の駅前道路、踏切が多い場所、立体交差の合流など』だそうです。基本的な経路はもちろんのこと、渋滞しやすいポイントは迂回路を考えておけば焦らずに済みますね。そして、病院の入り口が夜間と日中で異なる 場合があります。それぞれの時間帯によって、車をどこに停めればよいのかをあらかじめ確認しておきましょう。●夫の心得(3)荷物の積み込みは早めに忘れ物はドライバーの心を乱します。入院に必要なものが入ったバッグは家のどこにあるかを夫婦間で確認しておきましょう。そして、陣痛が始まったら早めに車へ積み込みましょう。また、破水に備えた清潔なタオルやレジャーシートは、臨月に入ったら車に積んでおく といいですね。エコドライブのためには不要な荷物を降ろすべきですが、これは例外です。●夫の心得(4)急ぎ運転は厳禁「うっ、産まれそう!」そんな言葉が後部座席から聞こえてきたら、誰だって思わずアクセルを踏み込みたくなるでしょう。しかし、それが事故のもとです。『東京海上日動リスクコンサルティング株式会社』の主任研究員・北村憲康さんが、急ぎ運転の効果とリスクを提唱しています。急ぎ運転の具体的な行動例には、以下のようなものが挙げられます。・スピードを上げる・車間距離を詰める・信号の変わり目などは停止せずに通過する・急な車線変更を繰り返す・クラクションを多用するどれもこれも、出産目前の妻を病院へ送り届けるという非常事態では、やりたくなってしまう行動かもしれません。では、実際にこのような運転をすれば、早く到着できるのでしょうか?これについても、北村さんは実験を行っています。22kmの区間を、制限速度で走行した場合と、制限速度より10km/h抑えて走行した場合を比較しました。結果は、約2分半の差で、制限速度で走行した場合の方が早く着きました 。これは、1kmあたり約8.2秒早く到着できる計算になります。急ぎ運転をしても大した効果はないことがわかりますね。そして、もし急ぎ運転をして交通事故を起こしたら、どうなるか?速度が出ているので、被害が大きくなることが考えられます。思わず急ぎ運転をしそうになったら、その効果とリスクを思いだしてください。大切な奥さまとお腹の中の赤ちゃんを危険にさらすわけにはいきませんね。陣中が始まれば、冷静な判断は旦那さまに頼るしかありません。備えあれば憂いなし。心と車の準備は万全にしておきましょう。【参考文献】・『メンズのための安産バイブル』大葉ナナコ・著【参考リンク】・渋滞を避けるポイントとは? | JAFクルマ何でも質問箱()・寒冷地でフロントガラスの凍結を防ぐには?~車両凍結テスト動画をホームページで公開~ | JAF()・TRC EYE vol.215『急ぎ運転の効果とリスク』 | 東京海上日動リスクコンサルティング株式会社北村憲康(PDF)()●ライター/奈都木あや(元教習指導員)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年04月21日陣痛(マタニティ)タクシーをご存知でしょうか? 「ひとりのときに陣痛が来たらどうしよう」という、妊婦さんの不安をやわらげてくれるこのサービス。言葉は知っているけれど、具体的な利用方法はよくわからない…という方も少なくないのでは。今回はそんな【陣痛タクシー】について、登録方法や料金システムなどを詳しくご紹介します。陣痛(マタニティ)タクシーとは? いつ・誰が使えるの?陣痛タクシーとは、妊婦さんが事前に登録しておくことで、陣痛時にタクシーを優先的に配車してもらえ、スムーズに出産先の病院まで送迎してくれるサービスです。とくに初めての出産の場合、陣痛の程度や進みぐあいは妊婦さん自身も分からないことが多く、いろいろと心配なもの。しかも出産は病気ではないため、基本的には陣痛で救急車は呼べません。そこで「いざ陣痛が来たとき、タクシーはすぐ来てくれるの?」「自宅や病院の場所を冷静に伝えられるかな…」といった不安を解消してくれるのが、陣痛タクシーなのです。2012年にタクシー会社の日本交通が都内でサービスを開始し、現在では全国でさまざまな会社がサービスを提供しています。陣痛タクシーは会社によって名称が異なり、『プレママタクシー』『マタニティタクシー』『ママサポートタクシー』『こうのとりタクシー』など、さまざまな呼び方があります。サービス内容もタクシー会社ごとにちがっていて、陣痛時の送迎に特化している会社もあれば、妊娠中の買い物や妊婦健診、産後の赤ちゃんとのお出かけなどに利用できる会社もあります。また、妊婦さんの家族や友人などが一緒に乗るのもOKです。陣痛タクシーはどうやって利用するの? 登録方法は?タクシー会社にもよりますが、事前登録制でサービスを提供しているところが多いようです。Webの登録フォームで妊婦の氏名・住所・連絡先・生年月日・出産予定日、迎え先住所や呼び出し方法、出産予定病院の住所や連絡先、緊急連絡先(家族など)を入力します。入力必須項目などはタクシー会社によって多少ちがいますが、ほとんどの会社で登録は無料です。登録の処理に時間がかかることもあるので、予定日の1ヶ月前までには登録しておくといいでしょう。陣痛がきた! 当日の利用方法は?いざ陣痛が来たら、まずかかりつけの病院やクリニックに電話して指示を受けます。そのうえで「病院に来てください」ということになったら、陣痛タクシーの専用回線に電話します。ほとんどのサービスでは、登録済みの番号から「発信者通知」をしてかけないとつながらないので注意してください。オペレーターがタクシーの到着時間や連絡先(無線番号)などを知らせてくれるので、あとは破水などの対策としてバスタオルやレジャーシートを用意して待っていればOKです。タクシー会社によっては、タオルや防水シートを先方が用意してくれるサービスもあります。陣痛タクシーの料金や送迎の範囲は? 陣痛タクシーは、ほとんどの会社が登録料だけでなく、その他の追加料金も不要となっています。つまり普通のタクシーと同じ金額で、優先的に配車してもらえるのです。ただし、通常のタクシーと同じく「迎車料金」はかかります(会社によって310円~410円程度)。送迎の範囲は会社やサービス内容によって異なります。送り先(病院など)のエリアには制限がなく、迎え先(自宅など)のエリアに制限があることが多いようです。たとえば、東京無線の「プレママ安心タクシー」は迎え先が「都内23区・武蔵野市・三鷹市内」限定となっています。また、陣痛時の利用は自宅(もしくは登録してある実家や職場など)から出産する病院までが基本ですが、途中で上のお子さんを預けるため実家に寄ってもらったり、コンビニなどに寄ってもらったりしてもOKです。陣痛タクシーはココが安心!陣痛タクシーのほとんどが専用回線を用意しており、24時間365日、専用のオペレーターが対応してくれるので安心です。緊急連絡先や病院の情報も登録してあるので、万が一、車内で出産……ということになっても、乗務員が病院と連絡をとって体制を整え、指示をあおげるようになっています(ただし医療行為はできません)。じっさい、日本交通ではこれまでに1件だけ車内出産となり、無事に産まれたというケースがあったそうです。タクシー会社によっては、救命講習や助産師による研修を受けた乗務員を配備していたり、陣痛が強く支払いが困難な場合は後払いにしてくれたりと、さまざまなサポートが用意されています。わたしも使える? おもな陣痛タクシー会社とエリア陣痛タクシーのサービスは当初は東京都内が中心でしたが、最近では全国に広がってきています。いくつかご紹介しましょう。 ●陣痛タクシー|日本交通株式会社 サービス対象エリアは東京23区、三鷹市、武蔵野市。 ●ママサポートタクシー|第一交通グループ 北海道から九州まで、幅広い地域でサービスを提供。 ●プレママ安心タクシー|東京無線 お迎え先が都内23区・武蔵野市・三鷹市内に限られます。 ●陣痛タクシー|ハッピータクシーサービス 埼玉県川口市・戸田市・蕨市が中心。 ●陣痛タクシー|国際興業大阪 大阪・明舞地域が中心。 ●陣痛タクシー|千葉の三ツ矢エミタスタクシー 千葉・京葉・北総エリアが中心。 ●子育てタクシー|神奈川都市交通 横浜市青葉区・金沢区、大和市エリア。「こうのとりコース」が陣痛対応。※この情報は2017年4月10日時点のものになります。実際にご利用する前に各タクシー会社にご確認ください。使わなくても【安心】のため登録もアリ陣痛タクシーをじっさいに使うかどうかはわからなくても、「いざというときはここに電話すれば大丈夫」というのは、妊婦さんにとって大きな安心感となります。出産が近づいたら、とりあえず登録だけでもしておくといいのでは?
2017年04月10日こんにちは。ママライターのあしださきです。わたしは3人の子どもを出産しましたが、そのうち2回は夫に立ち会ってもらい、1回は1人でお産を経験しました。今から50年ほど前から日本でも広まったというこの“(家族の)立ち会い出産”というスタイルは、 近年ではすっかり一般的なものになったようですが、それ以前の日本ではお産といえば“自宅出産”が多かったそう。私の祖母がお産をした当時の話はたくさん聞きました。陣痛が始まると自宅に助産師さんがやってきて、お産の準備を家族や近所の人が手伝う。夫も上のお兄ちゃんやお姉ちゃんも一緒にお産を見守ったそうです。それが当たり前の風景だったころがあったのですね。自然な日常の延長に“お産”があった 、ということではないでしょうか。●現代日本の“出産事情”では現代はどうでしょうか。お産は“病院”や“助産院”などの施設でするものというのが一般的ですよね。病院というとやはり、「非日常」「ちょっと怖い」というイメージがわいてしまうのですが、皆さんはいかがでしょうか。その病院での出産において“立ち会い”を半ば義務のように強制されてしまう 現代のプレパパたちを、私個人的には非常に気の毒だと思ってしまうのです。今では、出産に夫が立ち会うのが普通で、それを「嫌だ」と拒否するなんて「イクメン失格!」みたいな風潮ですらあります。これは何なのでしょうか、面倒な世の中になったものです。実際、立ち会い出産をしている割合のデータはどうなっているのでしょうか。2013年3月に発行された『母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査』によりますと、帝王切開ではない経膣分娩で「出産に立ち会った人」について尋ねたところ、「夫」59%、「親」12%、「その他」5%、「誰もいない」36%となっていました。この結果は、2006年に行った同調査結果と比較して、立ち会い出産をおこなう人が増えているという傾向を表していました。●立ち会い出産のメリットとは?経膣分娩で、夫の立会いのもとで出産をした女性は、夫以外の人の立ち会いもしくは誰も立ち会わなかった場合と比較して「点滴処置の割合が少ない」や、「お産の痛みが和らぐ割合が高い」という産婦にとって非常に良い傾向が見られるということです。夫にお産の現場に立ち会い「支えてもらえる」という安心感 が、出産の痛みの緩和に役立ち、頑張れるということもあると思います。●立ち会い出産で「夫にして欲しかったこと」立ち会い出産の体験談としてよく聞かれることは、「夫にもっとこうして欲しかった」「こうしてくれていたら、もっと良いお産になっていたのに」という妻たちの後悔の声です。『立ち会い出産を希望していた夫。分娩室に入ると、ビデオカメラやデジカメで記録することばかりに夢中になって、私の苦しんでいる様子にはさらっと「頑張れー」みたいな心のこもっていない声援を送るのみだった。本当に腹が立った。記録うんぬんより私の方を気にかけてくれていたら嬉しかった のに』(20代/1歳の女の子のママ)●立ち会い出産で「夫にして欲しくなかったこと」『陣痛が丸1日続いて心身ともにヘトヘトになりながら、痛みと戦っていたとき。夫が「タバコ吸ってくるわ」と外に出ていく姿に殺意を覚えた。しかも廊下で電話している声が聞こえてきて、「まだまだかかりそうだってー。何か病院に居るだけで疲れるんだけど」とか話していた。それを聞いてもう二度と立会い出産はいいと思った。お産するこちらよりも“疲れた素ぶり”とか“時間が長くかかりすぎる不満を言う”ということだけはやめて欲しかった 』(30代/2児のママ)出産という、人生の大切な場面においての「タラレバ」なんて全く不毛な話だと思います。経験できる回数は限られていますし、命がけの大仕事。後悔しても次に頑張ればいいという問題ではないのですから。これは、まず立ち会い出産をするか否かという段階において、もっと夫婦で意見を出し合って解決しておくなり、相談しておくなりする必要があったのだと思います。●夫が本当に立会いを希望しているかどうか、は重要これもとてもよく聞かれる声なのですが、夫の側が「血を見るのが苦手」とか、「妻の苦しんでいる姿を見るのに耐えられそうもない」という明らかに立ち会うだけでご迷惑な存在になってしまうという自覚がある場合です。こうしたことが分かっているのであれば、ぜひそこはご本人の意思も尊重して差し上げるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。かといってじっと家で生まれるのを待っているなんて、というのであれば、できることは他にもあります。陣痛室では長い時間過ごすことになるので陣痛の合間の話し相手になってあげることはできますし、痛みを紛らわせるマッサージもできます。この「話し相手」「陣痛中のマッサージ」は、今回意見を伺った方々の「立ち会い出産で夫にやって欲しいこと」の上位2つにランキングされています。たとえお産の瞬間に居合わせなくても、心の支えになって一緒に戦ったという経験になります。病院側もそういうご主人には「有無を言わさず立ち会え!」みたいな強要はやめて、ご本人と産婦さんの意思に基づき、配慮してもいいのではないかと思います。「そこに居るなら、分娩室にも当然来なさいよ」的な圧力に押されて、渋々立ち会ってしまった、という声もかなりありましたから。とにかく、妊娠が分かってから出産までの期間に夫婦でよく話し合っておくというのが大事。お互い、出産に向けて情報を共有しどんな状態でお産が進行していくかもしっかりご主人にもお勉強してもらうことが必要です。『出産の後、胎盤が出るのを知らなかった夫。相当気持ちが悪かったと、今でもトラウマになっているそうだ。自分を女性として見てもらえなくなるかもと、ちょっと心配になった。夫にもお産の流れとか胎盤の知識を与えていれば良かった かも』(30代/5歳の男の子のママ)●立ち会うと決めたら、「当事者意識」を夫にも持ってもらおう妻の気持ちの代弁者として、私の体験を参考までにお話すると、「あなたと私の赤ちゃんだから、痛くても苦しくても頑張ろうとしているんだよ!」という気持ちはいつもありました。3回の出産では、2回立ち会ってもらうことができ、その場にいてくれる夫に対してそう思いました。4年前の次男の出産時は、連絡しても間に合わないほどの急展開でお産になり、1人で頑張りました。そのときも、夫と自分の子どもだから無事に産みたいという気持ちでした。今頑張っている目の前の妻は、痛みから早く解放されたいとか、逃げたいという気持ちより、「2人の赤ちゃんを産む」ことを頑張っているのだと思います。ですから、世の立ち会い出産をされる夫の皆さんにもぜひ自分のこととして受け止めて欲しい。そしてその気持ちをもって妻をサポートして欲しいのです。そういう「当事者意識」って実は何よりも大事ではないでしょうか?----------いかがでしたか?もっとこうしていたら、あのときこうしていれば……そんなふうに思うことは、お産の現場ではなくなってほしいものです。「夫にこうして欲しかった」や、「して欲しくなかった」というエピソードは本当に聞けば聞くほど出てきますが、それを並べていくだけでは解決にはつながりませんよね。このコラムが、これから出産を迎えるご夫婦の良き参考になることができますように。【参考リンク】・平成24年度分担研究報告書「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査ー科学的根拠に基づく快適で安全な妊娠出産のためのガイドラインの改訂ー」 | 厚生科学研究補助金政策科学総合研究事業(PDF)●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年04月03日こんにちは、ライターのましゅままです。皆さんは分娩方法の一つである“LDR”をご存じですか?近年よく耳にする“LDR”ですが、実際のところ「LDRってなに?」「聞いたことはあるけど、具体的にはどういうものか知らない」という方が多いと思います。LDRは出産を快適なものにする可能性を秘めた画期的なものです。これから子どもを作りたいという方や妊娠している方は知っておいて損はないでしょう。そこで今回は、LDRの基礎知識や実際に利用したママたちの体験談についてご紹介します!●LDRとは?**********アメリカで開発された新しいお産のシステム”LDR”は、陣痛・分娩・回復を意味する三つの英語の頭文字を取って名付けられました。入院から陣痛、回復まで個室で過ごせるのが特徴です。また、ご家族の付き添いや、宿泊もできます(LDRを取り扱う長崎県の産婦人科HPより)**********通常であれば、陣痛をしのぐために陣痛室へ行き、子宮口が全開近くになったら分娩室へ移動し、お産が終われば回復室で過ごす必要がありますが、LDRならそれらを全て一つの部屋で行えます 。分娩に必要な医療器具は、いざ分娩!というタイミングまで隠してあります。また、部屋は完全に個室で、LDR内に冷蔵庫やテレビ、BGM装置やジャグジー付のお風呂、アロマバスなどを取り入れている病院もあります。自宅で出産するかのようにリラックスできる のが大きな特徴です。●LDRを利用したママたちが感じたメリット●リラックスして出産に臨める『初めてのお産をLDRで経験しました。はじめから“移動がない”というだけで安心感が違いました。陣痛がまだ強くないうちは、自分の好きなスイーツやジュースを持ち込んだり いつも見ているテレビを見たりして過ごしていました。とてもリラックスできていたからか、お産のスピードもはやくとても満足しています』(20代/男の子ママ)●子どもも夫も退屈しない『上の子を産んだとき、旦那に立ち会ってもらいたかったのでLDRでの出産を選択しました。テレビがあったので上の子も退屈することなく、旦那もリラックスして お産まで過ごせたようです。また、2人目だからか子宮口が全開になってから30分もたたないうちに生まれてしまったので、分娩室まで歩いてたら間に合わなかったんじゃ!なんて考えてしまいます』(30代/男の子、女の子ママ)●分娩室への移動がない『1人目のとき、分娩室への移動中に痛すぎて歩けず、叫びすぎてほかの患者さんに迷惑だったのと、移動中に破水してしまったことで分娩室への移動がトラウマになっていました。さらに分娩台に上がってからも、腰の痛みで腰を浮かせてしまい、分娩台でいきむ姿勢を取れず苦しみました。この経験から「2人目は絶対LDR!」と決めていました。結果、ツラかった移動もないし、分娩のスタイルも普通の分娩室よりフリー 。それだけでも本当にラクでした。痛いのは変わりませんが、リラックスしたお産になりました』(30代/女の子ママ)●LDRは自然な形のお産をサポートしてくれるいかがでしたか?筆者も陣痛室から分娩台へ移動した際、分娩台に上がったことに緊張して陣痛が少し遠のくというハプニングがありました。LDRはベッドに横たわっている1〜2分の間にみるみるうちに分娩台へ変化するため、分娩室特有の緊張感も味わわずに済みます。上の子と離れずに一緒に過ごすことができるのもポイントですね。お産の進みが早い2人目以降のお産には特におすすめ です。また、通常の分娩室とLDRが別で用意されている場合は追加料金を支払う必要がありますが、分娩室が全てLDRとなっている病院もあり、支払いも前者と比べ少額で済むこともあります。ぜひ、お産をする病院でLDRがあるかを確認してみてくださいね。【参考リンク】・LDRとは | 宝マタニティクリニック()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年03月27日こんにちは。もうすぐ新年度ですね。フリーママライターの横山かおりです。先日出産を控える友人から、「出産のときって何があると便利?」と聞かれました。いろいろ思い出しながら、ママ友にも聞いてみるとおもしろい答えが続々。そこで今回は、「陣痛・出産時に実際にあってよかったもの」をご紹介します。妊婦さん必見ですよ!●陣痛中にあってよかったもの『前駆陣痛なのか本陣痛なのかよくわからないので、痛みの時間を計るスマホのアプリ がとても便利でした。規則的なのかどうか一目瞭然でしたし、臨月になったらダウンロードしておくことをオススメします』(5歳男の子と0歳女の子のママ)『陣痛中腰の痛みがひどかったので、痛みを逃すためにマッサージクッション を使っていました。かなり気持ちよくて自宅から陣痛室まで持参しました』(5歳男の子と1歳女の子のママ)陣痛の時間を計るアプリは最近のママの間では必須のもの。これはとても便利!病院についてからも助産師さんや医師に見せれば良いだけなので、簡単に状況を説明することができます。腰の痛みがひどい人にはマッサージクッションもオススメとのこと。産後病室でも使えますし、持ち込みOKでしたら検討してみては?●出産中にあってよかったもの『やっぱりテニスボール!あんなにテニスボールと体が一体化する ことって人生でなかなかない。本当に助かった』(8歳男の子のママ)『地味にあってよかったのはストロー 。飲みたいときにすぐ飲めるし、少量ずつ飲めるので、とにかくつらいときの体への負担も少なくてすんだ』(1歳女の子のママ)テニスボールは病院によってすでに準備されている場合とない場合があります。先に確認しておくといいでしょう。私自身もテニスボールには大変お世話になりました。本当に使えます。ストローはありそうでないことが多いので、バッグに準備しておくと良いでしょう。「少しだけ飲みたい」「ペットボトルのキャップを開けるのすらつらい」というときに使えます。●出産後にあってよかったもの『帝王切開でなかなかお風呂に入れなかったので、非常用によく使われる“水のいらないシャンプー ”というものを使っていました。スプレータイプなのですが、髪のかゆみや汚れを軽減させることができて本当にあってよかったです』(6歳男の子のママ)調べてみたところ、インターネットや大きな防災グッズなどを扱っているお店で販売されているようです。帝王切開や体調が戻っていない人はなかなかシャワーを浴びることができません。それでも清潔を保つために、こんな非常用が意外と使えるんですね。----------陣痛、出産は人それぞれ違うので必要なものも変わってきます。でも、先輩ママたちの「あってよかったもの」は本当に使えるものが多いので、これから出産を控える人たちはぜひ考えてみてくださいね。●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年03月26日こんにちは、ママライターのましゅままです。大きなお腹を抱えて陣痛をドキドキ待つ臨月の生活、出産という大仕事を終えて、体力回復と新生児育児に追われる産褥期。体も心も大きく変化する産前産後は、里帰りをしていろいろなサポートを受けるママも多いと思います。しかし、メリットだけではないのが里帰り出産の難しいところ。助けを求めて里帰りしたはずが……実のお母さんと折り合いがつかず、ストレスを溜めてしまうケースも少なくはないのです。今回は、里帰り出産での実母イライラエピソードをご紹介します。●里帰り出産で実母にイライラしたエピソード●(1)里帰り中にかかったお金を請求された『はじめてのお産で里帰りしました。わたしの家は兄弟が多いので赤ちゃんのお世話も兄弟に手伝ってもらえるだろうと思って帰省したのですが、妊娠末期の大きなおなかを抱えて家族分の洗濯、買い物、ご飯の準備をさせられました。それでも、食費や光熱費のことを考えると居させてもらえればお得だからと我慢。赤ちゃんが産まれ、赤ちゃんのお世話をしてもらえたのは良いのですが、オムツや育児用品を買って来てもらうと、「今どきの赤ちゃん用品は高いのねー」とイヤミを言われる始末。それでも、お世話になっているからと我慢してました。1か月検診を終え、自宅へ帰る準備をし、「お世話になりました」と言うと、「今までかかったお金、精算しといてね! 」と言われました!わたしにとってはメリットゼロの里帰り。次の子ができたらもう、里帰りはしません』(30代/男の子ママ)●(2)育児方針を無視された『上の子を連れて里帰りしました。孫のことをよくかわいがってくれるので、わたしが入院している間は本当にお世話になりました。でも、日頃から「与えないで」と言っているものをわたしがいないからと与えたり、甘やかして夜ふかしをさせたりしていたようで、退院したとき、長男はまるで別人のようにわがまま になってしまっていました!服装もわたしとは全然好みが違うのに、自分好みのものを買って着せていたり……イライラが止まりませんでしたよー』(20代/男の子、女の子ママ)●(3)夫の悪口やダメ出しばかりされた『里帰りしてまずイラッときたのは、赤ちゃんが生まれるまでおなかの子に、「パパに似ないといいね」と話しかけたり、夫に会うたび「あんたの婿はほんとに品がないのね 」と夫の悪口を言われたことでした。そして予定日を過ぎてもなかなか陣痛が来なくて焦っているときに、「あんたがダラダしてるから陣痛来ないのよ」などと言われ、イライライライラ……。赤ちゃんが産まれても、「あんたの抱っこは下手なのよ、貸しなさい!」と言われイライラ。実の母だからこそ言われ放題で、心の休まらない里帰りでした』(30代/女の子ママ)●(4)赤ちゃんのへその緒を捨てられた『うちの母は性格はきつくないのですが、天然というかちょっと抜けているところがあって、里帰り中よくイライラしてました。妊娠中なのにわたしが重たいものを持っていても手伝ってくれない、陣痛が始まっても夫に連絡をするのを忘れる、そして一番許せなかったのは赤ちゃんのへその緒を間違って捨ててしまった ことです。病院から受け取った荷物のなかに入れておいたのですが、母が整理をしてくれたとき、よく確認せず捨ててしまったようで……。悪気は無いのですが、正直この恨みは一生忘れません』(30代/男の子ママ)●実の母親だからこそイライラすることもいかがでしたか?筆者も2度の里帰り出産を経験しましたが、それぞれ違うストレスがありました。里帰りを後悔したこともありましたが、やはりはじめてのお産で母は頼りになりましたし、金銭的にも助かりました。実の母だからこそお互い遠慮なく言いたいことを言うので、喧嘩になるパターンが非常に多いですね。大切な産褥期、なるべくストレスを溜めずに過ごすためには、実のお母さんだからこそ事前にしっかりとしたルールを決めておくと揉め事も少ないかもしれません。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年02月20日出産予定日が近づくと、陣痛を乗り越えられるのか不安に思う人もいるでしょう。そこで、陣痛の始まりや兆候、痛みの間隔などについて医師に聞きました。また、陣痛はもちろん出産は十人十色。先輩ママの皆さんに、陣痛や出産の体験を聞きました。妊娠37週目の「正期産」に入ったら、赤ちゃんがいつ産まれてきても大丈夫です。ママの体の中も、お産の準備が整いつつあります。 【特集】陣痛はどんな痛み?帝王切開はどうだった? みんなの出産特集 監修:丸山レディースクリニック 院長丸山 正次(まるやま しょうじ)産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生総合病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。陣痛が始まる前のお産の兆候は?陣痛は、赤ちゃんを押し出すために子宮が収縮することから起こるのだそうです。お産が近づくとお腹が張る感覚が頻繁に訪れますが、これも子宮収縮によるものだと言われています。張りの間隔が一定ではなかったり、感覚がそれほど強くなかったり、また痛みが徐々に収まったりする場合は前駆陣痛である可能性が高いといえます。陣痛が起こるメカニズムについては諸説あるものの、現時点でははっきりと解明されていません。一方で、プロゲステロンやオキシトシンなど、さまざまなホルモンが作用して、陣痛につながると言われています。本格的な陣痛とは? どのような症状が起こるの?。陣痛が始まったら、痛みの間隔を計測しておきましょう。陣痛計測アプリを活用すると、時計とにらめっこする必要もなく楽にはかれます。陣痛が10分間隔になってきた時、または1時間に6回以上陣痛が来た時、いよいよ本格的な分娩のスタートとなります。分娩施設に連絡をして、移動の準備をしましょう。破水の場合は? おしるしってなに? 一方、破水やおしるしがあった場合は、陣痛の間隔に関係なく受診をした方がいいそうです。破水は卵膜が破れて羊水が流れ出ている状態です。放っておくと、赤ちゃんが細菌に感染する可能性もあるそうです。妊娠中は子宮の膨らみとともに膀胱が圧迫されることから、頻尿や尿漏れに悩まされる人もいます。破水はごく少量のケースもあるため、尿漏れとの区別がつかない場合でも受診するのが賢明です。おしるしは、子宮口が開いたり、赤ちゃんを包む卵膜が少しずれたりすることが原因と言われています。量は少なく、おりものに混ざる程度と言われています。色もピンクや薄い赤など個人差があり、トイレで気づくケースが多いようです。量が少ないため、気づかないまま出産にのぞむ人もいるのだとか。激しい腰痛を感じる場合もお腹の痛みと同時に腰の痛みを感じる人もいます。また、陣痛が起こる要因のひとつ「プロスタグラジン」というホルモンによって、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすこともあるのだとか。いずれにせよ、症状にも個人差があるようです。陣痛アプリで陣痛の間隔を計測しよう陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。詳しいアプリの内容は以下の記事をご確認ください。陣痛が来る前に…陣痛タクシーを登録しよう陣痛タクシーとは、妊婦さんが事前に登録しておくことで、陣痛時にタクシーを優先的に配車してもらえ、スムーズに出産先の病院まで送迎してくれるサービスです。とくに初めての出産の場合、陣痛の程度や進みぐあいは妊婦さん自身も分からないことが多く、いろいろと心配なもの。しかも出産は病気ではないため、基本的には陣痛で救急車は呼べません。そこで「いざ陣痛が来たとき、タクシーはすぐ来てくれるの?」「自宅や病院の場所を冷静に伝えられるかな…」といった不安を解消してくれるのが、陣痛タクシーなのです。詳しくは以下の記事をご確認ください。陣痛〜出産までの流れは?陣痛の開始から出産まではどのように進むのでしょうか?標準的な流れを解説します。・分娩第1期分娩開始から子宮口が全開(約10cm)するまでの期間。初めてのお産(初産婦)の場合10~12時間かかります(経産婦では4~6時間)。陣痛が徐々に強くなり、繰り返し起こることで、子宮口が開いていきます。・分娩第2期子宮口が全開大になってから、赤ちゃんが生まれるまでの期間。初産婦では2~3時間かかります(経産婦では1~1.5時間)。強い陣痛が長く続き、短い時間に何度も繰り返します。・分娩第3期赤ちゃんが生まれて、胎盤を摘出するまでの期間。初産婦で15~30分(経産婦で10~20分)かかります。陣痛ってどのくらい痛いの?陣痛は、生理痛のような痛みから始まるケースが多いと言われています。生理痛が鈍痛であることに対して、陣痛は子宮が収縮してキューっとなる痛みを感じる人が多いようです。子宮収縮が強まると、それだけ痛みも強くなっていきます。ただし、痛みの間隔は、人によってさまざまです。強い痛みを感じていなかった人が受診した結果、子宮口が開いていてすぐに出産となるケースもあるそうです。初産の場合、陣痛が10分間隔で訪れてから分娩までにかかる時間の平均は12時間くらいと言われています。体力が落ちると陣痛も弱くなってしまうため、出産には体力が欠かせません。陣痛の痛みが引いた時に食事や睡眠を取るなどして、エネルギーを蓄えておくとよさそうです。時間が経っても痛みが治まらない場合は、「常位胎盤早期剥離」の可能性もあります。少しでも異常を感じたら、すぐに病院を受診しましょう。▼出産経験ママに聞く、陣痛の痛みは?・鼻からスイカ…というのは聞いていたけど、陣痛室に入る前の2、3時間の痛みはとても激しく、いきみ逃しはまさに高校の時の部活のしんどい練習を思い出すほど。夫が必死に痛みが和らぐ場所を押してくれたけれど、今まで体験したことのない痛みに、産後はもう赤ちゃんを産みたくないと思ったほど…でもそんな記憶もすぐ忘れてしまうんですけどね!(31歳、会社員)・陣痛のピークはカラダ全体を踏みつけられるような圧力があり、まさに“象に踏みつけられる”イメージ。大体、陣痛室にいる2時間くらいはその状況でした。分娩室に行ったら陣痛が来るタイミングで、どのように息を吐くかなどの指示が助産師さんからあり、痛みどころではなくなっていました。(31歳、会社員)予定日を過ぎても陣痛が来ない…そんな時はどうする? 「予定日を過ぎても陣痛が来ない」「生まれる気配がない」と心配する人もいるでしょう。インターネットで検索すると、「オロナミンCを飲むといい」「焼肉を食べるといい」などの陣痛にまつわるジンクスも出てきます。しかし、これらに医学的根拠はないそうです。階段の昇り降りやウォーキングも陣痛を起こしやすい方法として挙げられます。医師や看護師が進める場合もあり、実際に陣痛につながることもあります。しかし、医学的にどこまで効果があるかについては、不明のようです。また、母体がリラックスすると陣痛につながるとも言われています。陣痛が来ないと焦るよりも、ママの好きなことをして穏やかに過ごすのがいいでしょう。▼出産経験ママに聞く、予定日を過ぎても陣痛が来なかった人の対処法・予定日超過前の検診で、先生から「予定日5日過ぎたら、バルーンをやるから」と同意書を渡され、バルーンの説明を聞き、あまりの怖さに絶句。なんとしてでも産まなきゃと、それ以降は、焼肉、階段の昇り降り、よく歩くなどできることはたくさんしました。おしるしはきているのにまだ来ない、と焦っていたのもつかの間、予定日4日遅れで陣痛開始! 痛みはありましたが「ようやく来てくれた!」と早く産みたい気持ちが勝りました。(33歳、会社員)・身長が低いので、産まれる子が大きくなると産むのが難しくなるので、予定日に入院。バルーンに、促進剤を打っても産まれず、一時帰宅。その後は、家の中の階段を昇り降りしたり、スーパーへ行ったりしました。効果のほどはわかりませんが、結局3日超過で出産できました。(31歳、会社員)陣痛中にも胎動はある?陣痛が起きている時にも、胎動はあります。ただし、破水や出産間近になると赤ちゃんが動ける範囲が狭まるため、胎動が少なくなる場合もあるようです。陣痛が遅れた場合、陣痛を促進する方法は?お産の準備が整っているのに陣痛が来ない時には、陣痛促進剤を使って陣痛を誘発するケースもあります。破水から24時間以上経過しても陣痛が起こらない時も同様です。出産が進むにつれて体力が落ちて陣痛が弱くなり、子宮口がなかなか開かない「微弱陣痛」にも用いられるそうです。また、人為的に破水をさせて陣痛を促進させる「破膜」も方法のひとつ。破水によって子宮の内容量が減ることから、お産が進むのだそうです。破膜は内診で破れることもあれば、医療器具を使って行うこともあるそうです。▼出産経験ママに聞く、出産中のびっくり体験・すでに子宮口全開で分娩室に行っているのに、陣痛が弱く間隔も1、2分より短くならず、いきむまで少しばかりの静けさがありました。出産はその間隔で進み、いきむけれどうまく出てこず、頭が引っかかり、ようやく頭が出てきたと思ったら今度は肩が引っかかってなかなか出てこない。見かねた助産師さんが、「乗りましょう!」と私の上に馬乗りになり、私のいきむタイミングでお腹を両手でぐ~っと全体重をかけて押してきました。びっくりしたけど、事前にブログでこういうこともあると読んでいたので、焦りはしませんでした。しかし、出産後お腹が青くなるほと押されていたんだ…と驚きました。(33歳、会社員)・分娩室で出産中、子どもがひっかかり先生から「会陰切開をしますよ」と同意を求められました。しかし、痛いし指示されることも多いし、「もはやどうにでもして! 産まれるならいい!」と思い、会陰切開をしてもらい出産。産後、座ったり、立ったりするだけで切ったところが痛く、次回出産するのであればもう少しマッサージや伸ばす運動をしてから出産に望みたいなと思いました(31歳、会社員)経産婦だと陣痛の痛みや長さは変わるの?一度出産を経験している経産婦だと陣痛はどのように変わるのでしょうか。▼出産経験ママに聞く、経産婦の陣痛体験1人目は、陣痛から出産まで12時間。もう産みたくない!と思うほど辛かったのですが、母強し。子育てをしていると痛みなんて忘れ、数年後また妊婦に。一度経験しているので、直前の心配はなく、陣痛が来るのを待ちました。生理痛のような、陣痛の痛みの始まりは前回と一緒。深夜から始まったのですが、進行は早く、早め早めの行動を心掛け、準備をして夫を起こし、子どもをおばあちゃんに預け、病院へ。陣痛室の滞在時間も短く、助産師さんもベテランだったため子宮口9センチで早めに分娩台へ行き、1時間。無事次男を出産しました。陣痛から出産まで6時間と半分。前回は微弱陣痛でお腹を押されての出産でしたが、今回はスルリと出てきた感覚でした。まさに教科書通りと助産師さんのお墨付きをいただきました。(32歳/会社員)ほかにも経産婦の痛みは、出産により異なるようです。じゃがいもころりんさんは、「痛い話が多く…出産に恐怖を感じてしまう方がいらっしゃるかもしれません。でも「お産なんて言うほど痛くないよね~」という声も聞きましたし、本当に個々に違うものだと思います。不安は、数々のお産を見てきた主治医や看護士さんに相談してみるのが良いのかなと思います。最後に、私がこんなしんどい思いをしても4人も産んだのは、「あの地獄を上書きする可愛さ」のせいです!」と語っています。山本 みつ湖さんは、「子どもによって全然違った陣痛。全部が全部、自分の理想通りの出産だったわけではありませんが、今ではどの出産もとてもとてもよい思い出です。」と二人とも経産婦ならではの陣痛・出産体験を教えてくれました。十人十色、漫画で読む先輩ママの陣痛・出産体験談まえだゆずこさんは、高校生2人・小学生2人の4児の母。子どもにふと陣痛がどのくらい痛かったか聞かれました。子どもにより痛さは異なったそう。・1回目(長男)は普通分娩、陣痛時間も長くとても痛かった。・2回目(長女)は無痛分娩、麻酔入れたら痛みはほぼなし・3回目(次男)は普通分娩、痛かった・4回目(次女)は無痛分娩のはずが…! なんと麻酔が効かず痛すぎた…!おにぎり2525さんは、2週間ほど軽い痛みを感じたあとなんと破水からスタート。夫は夜勤があり、一人で産む覚悟をしていたものの心細く、なんとか陣痛に耐え2時間後夫が夜勤を変わってもらい戻ってきたようです。そして陣痛と闘うこと18時間……。ようやく赤ちゃんが産まれてきてくれたそうです。荻並トシコさんは、周囲からいろいろな陣痛体験を聞き、陣痛から出産は長距離マラソンのような印象だったそうです。しかし、いざ自分が出産してみると1人目も2人目もなんと2~3時間のスピード出産。痛みの伴うジェットコースターだったそうです。出産のパターンは千差万別。陣痛にともなう兆候や症状、痛みや度合いも人によってさまざまです。共通して言えるのは、陣痛を乗り越えた先には、待望の赤ちゃんとの出会いが待っていること。陣痛の不安を解消して、リラックスした状態でお産にのぞめるといいですね。赤ちゃんを迎える準備、整っていますか? 自分のケアもしっかりと小さい赤ちゃんを迎える準備、心ウキウキですね。でも自分時間がなかなか取ることができない乳児期。さらに動き出した時に目が離せずお風呂タイムは何かと忙しいのです…。そんな時におすすめな商品をピックアップします。「RETOIRO(リトイロ)リフレッシュ オールインワン シャンプー&ボディ」小さい赤ちゃんとのお風呂タイムにバタバタする…。そしてなかなかヘアケアできなくて、髪がバサバサ。産後の疲れで白髪が増えた…。そんなエイジング世代のママに、子どもから目が離せない時に、シャンプータイムを短くして、ドライヤー時間を短縮できるオールインワンシャンプーが登場。白髪染世代にも黒髪へ導く、黒髪ケア成分配合で、うるツヤ美髪に。通常3,800円が、今なら初回定期購入限定でなんと、1,980円!(47%引き)↓気になる商品はこちらから! 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2017年02月19日出産が近づくにつれて増えるお腹の張りや腹痛。なかでも妊娠後期になると陣痛の前段階に起こる「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」を体験することもあります。痛みを感じてもすぐに分娩につながらないため、腹痛が来るたびに本陣痛なのか迷い、分娩施設へ連絡してもよいものかと判断に悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、「前駆陣痛」の気になる症状や本陣痛との違いを解説します。 【特集】陣痛はどんな痛み?帝王切開はどうだった? みんなの出産特集 監修:丸山レディースクリニック 院長丸山 正次(まるやま しょうじ)産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生総合病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。前駆陣痛とは?前駆陣痛は本陣痛と同じく子宮収縮によって起こる痛みで、陣痛の前段階にくる子宮収縮です。持続時間が不規則で、痛みの程度がそれほど強くなかったり、痛みがおさまったりする場合があります。本陣痛との違いは?少し様子を見て、30分程度で痛みが治まるようなら前駆陣痛と判断してOK。安静にするなど、特別なことをする必要はなく、いつも通り過ごしていればいいそうです。一方、間隔が一定になると同時に痛みが強くなる場合は、陣痛の可能性が高いです。痛みが来る間隔をはかっておき、10分間隔で来るようになったら分娩施設へ連絡します。陣痛の間隔をボタンひとつで計測できるアプリもあるため、腹痛を感じたら時間をはかるようにすると、不安も和らぐかもしれません。前駆陣痛を感じるのはいつから?妊娠30週を過ぎたあたりから、頻繁にお腹が張るようになります。同時に、前駆陣痛を感じる機会も増えてくるそうです。お産にいたるまでの自然な流れのため、不安に思う必要はありません。しかし、おしるしがあった場合は分娩施設を受診した方がいいでしょう。子宮口が開く、赤ちゃんを包む卵膜が少しずれることなどが原因と言われています。おりものに混ざる程度の量で色もピンクや薄い赤など個人差があるそうです。同様に、破水した場合もすぐに受診が必要です。破水したまま放置していると赤ちゃんが細菌に感染するリスクが高まります。破水は少量の場合もあり、尿漏れとまちがえるケースもあるようです。産婦人科に行けばリトマス紙や診察などでチェックできるので、恥ずかしがらずに医師に診てもらいましょう。お腹の中の赤ちゃんも眠っている時間があるので胎動に関しては気にしすぎる必要はありませんが、24時間以上感じられない場合は医師に相談するといいでしょう。前駆陣痛から出産、本陣痛へどのくらいの期間でつながる?一般的には、前駆陣痛から長くても2、3日くらいで陣痛が来ると言われています。しかし、前駆陣痛と陣痛の明確な違いが「規則的な間隔で痛くなるか」である以上、一概には言えないようです。子宮口の開き具合によっても変わるため、前駆陣痛から出産につながる期間は、人によってさまざまです。なかには、前駆陣痛と診断されて一度帰宅したものの、3時間後に陣痛が来て再び入院するケースもあるそうです。前駆陣痛の痛みはどんな痛み?前駆陣痛の痛みは、人によって感じ方はさまざま。具体的にどんな痛みを感じることがあるのでしょうか?▼生理痛のような痛み生理痛は鈍痛であることに対して、前駆陣痛は子宮がギューっとなる感じだそうです。痛みはそれほど強くありません。▼腰痛前駆陣痛を感じる頃には赤ちゃんの頭が骨盤の方まで下がることで、骨盤周りの筋肉に負担がかかり腰痛となって表れます。▼下痢のような痛み下痢のような腹痛や便意を感じることがあります。実際にお腹を下すこともあれば、トイレに行っても解決しないケースもあるようです。▼注意が必要な痛みとは?しかし、一向に痛みが治まらない時や出血を伴う時には、注意が必要です。本来は出産後にはがれる胎盤が、赤ちゃんの誕生前にはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」の疑いもあります。早期発見が肝心のようなので、異常を感じたらまず妊婦健診をしている施設に連絡をしましょう。微弱陣痛と前駆陣痛の違いは?痛みは弱くても持続する場合や徐々に痛みが強くなる時には、微弱陣痛の可能性があります。微弱陣痛は痛みの弱い陣痛のため、前駆陣痛とは異なります。微弱陣痛には、最初から痛みが弱い「原発性微弱陣痛」と一度は痛みが強まったものの、途中から弱くなる「続発性微弱陣痛」があります。お産が進むにつれて体力が消耗されるなど、さまざまな原因が考えられます。陣痛が弱いとお産がなかなか進まずに、長期化する可能性もあるのです。この場合は、陣痛促進剤を使ってお産を進める方法がとられます。破水をしていない場合は、人為的に破膜させて、お産を促すケースもあるそうです。■陣痛かな?と痛みを感じたら連絡をためらわないで! お腹が痛いけど、前駆陣痛だったら恥ずかしいと受診をためらう人もいるでしょう。しかし、「前駆陣痛は、しばらく経つと痛みが治るなど、結果としてわかるもの。判断に迷ったら、分娩施設に連絡をしてほしい」というのが医師の考えのようです。体調面の不安を感じたら医師や助産師に相談をして、早めに解消するのがよさそうです。【参考資料】 ・『よくわかる妊娠・出産』(主婦の友社) ・『ママとパパ二人ではじめての妊娠&出産』(新星出版社)・『たまごクラブ特別編集 最新 安産大百科』(ベネッセコーポレーション)
2017年02月06日「鼻からスイカを出すようなもの」といわれるほど、出産時の痛みは大きいものです。出産を何回も経験しても、この痛みには慣れないものかもしれません。とはいえ、少しでも楽になりたいと思うのは当然のこと。ママたちはどのようにして乗り切ったのでしょうか。■陣痛前に予習したこと病院などによっては陣痛から出産までの流れなどを説明してくれるところもあります。また陣痛での痛みを和らげる方法や体験談なども本、雑誌などで紹介されています。「妊娠中から本やネットで呼吸法などを調べて、練習していました。夫にもテニスボールを使った「いきみ逃し」の方法を覚えてもらい、これで大丈夫! と思っていたのですが…。1人目は予定よりも早く生まれたので間に合わず。でも、2人目のときには役立ちました」(Mさん・39歳・2児のママ)陣痛が始まったら、呼吸法によって痛みが緩和できるといわれています。こうした呼吸法もいろいろな方法があり、どれが自分にあっているか探しておいたという人も。こうした呼吸法は頭で覚えていても、実際にその場になったら緊張したり、慌ててしまったりして、そのとおりにはできないかもしれません。でも事前に練習しておくだけで、陣痛を迎える前の気持ちが少しでも楽になるかもしれません。■陣痛の痛みをまぎらわす「初めての出産では、陣痛のあまりの痛さに声が出そうになったけれど、恥ずかしくてうめくことしかできなかった私。でも、周囲から絶叫するほかのママの声を聞いたら吹っ切れました。『ギャー』『痛い!』という悲鳴に近い言葉だけでなく、『ケーキが食べたい』『あのドラマが見たい』とか、とにかく思いついたことを何でも絶叫。叫んでいるうちに気持ちがまぎれたような気がします」(Kさん・39歳・3児のママ)陣痛室には、同じように痛みに耐えているママがいて、さまざまな叫び声が聞こえてくることがあります。夫への八つ当たりや、現在の感情、さらには意味不明な言葉を叫ぶママも…。このような環境なので、大きな声が出てしまっても、誰も気にする余裕はないかもしません。「声を出してもいいんだ」と気づいたKさんは、2人目、3人目のときも絶叫。産後に医師たちから「今回もいい声が出ていましたよ」と笑いながら伝えられたそうです。「そのときは恥ずかしかったけれど、笑い話としてママ友との会話に役立てています」と明るい返事。意外にも同じような経験をしたママは多いようで、ママ会でも盛りあがるネタになっているそうです。■自分へのごほうびで乗り切る「何をしたって痛いことには変わらないのだから、どうにか乗り切るために自分へのごほうびを用意。病院を選ぶ際に、食事がおいしいことは絶対条件、さらにエステ体験が産後にできるところを選びました」(41歳・Yさん・2児のママ)1人目のときには、とりあえず近くの産院を選んだというYさん。その後、ママ友たちとの話から、産後のママにうれしい特典のある病院があることを知り、2人目はそこにしようと決めていたそうです。「子どもがいるとエステなんて行く時間はないし、それに全身マッサージ&トリートメントはあこがれでした。それを出産後に堂々と受けられるなんて夢のようで、陣痛中もそのことだけを考えていたかもしれません」激しい痛みを乗り切るために、さまざまな手を試しているママたち。とくに初めての出産では何もかもわからないことだらけで、いろいろな心配をすると思います。陣痛の痛みも出産の大変さも個人差が大きくあり、決まったマニュアルどおりには進ません。だからこそ今もって未知な世界なんだと思います。それでもあらかじめ、いろいろな方法を覚えておいたり、陣痛の痛みを和らげる方法を考えておくだけでも日々の怖さが少しだけでも小さくなるかもしれません。
2017年01月24日我が家の三兄弟……妊娠&出産は、三者三様!ここ数年、分娩を行う病院やクリニックが少なくなってきています。その一方、設備やアメニティが充実しているリッチな産院や、リスクに強い周産期センター等にお産が集中し、「分娩予約が満員!」なんて声も聞かれるようになりました。無痛分娩ができるか、LDRか分娩室か、費用はどのくらいか……などは施設によってさまざま。ましてや初めての妊娠時なんて、何を基準に産院を選べば良いかも分からず、困ってしまいますよね。現在わたしは、7歳・5歳・2歳の兄弟を育てていますが、途中、引っ越ししたこともあって、計3つの産婦人科へ通い、出産しました。1つ目は、都心にある、最新機器が揃う小規模クリニックA。(健診のみ)2つ目は、地方都市にある、アットホームな中規模クリニックB。(里帰り出産)3つ目は、都心にある、産科で有名な総合病院C。(健診&出産)どこの施設も素敵でしたが、健診の方法や待ち時間、バースプランや産後の指導方法などは本当にバラバラ!これから産院を選んだり、バースプランを考えたりするママのために少しでもお役に立てたら……と思い、それぞれの様子をレポートします。1人目は、都心クリニックで妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:最新機器が揃う人気の個人クリニックA<選んだ理由>家から一番近い産婦人科だったから。しかし後日、都内でも人気の高い有名クリニックだったことを知ってビックリ!無痛分娩の希望者が半数にものぼるそうです。<特徴・通ってみた感想>◎3D/4Dエコー(超音波診断)がすごいお腹の中で動いている赤ちゃんの様子がリアルタイムで見られます。3Dとは立体画像、4Dとは動画です。現在はCDやUSBメモリに保存してくれるようですが、当時はVHS!でっかいカセットを毎回持って受診していました(笑)◎待合室がホテルみたい♪待ち時間はと~っても長かったのですが、かわいい内装+アロマの香り+豊富な雑誌類のおかげで、そこまで苦になりませんでした。◎体重管理が厳しい!熱心な先生だからか「体重増加」にとても厳しい!増えすぎた週は、母子手帳に赤丸をつけられ、指導を受けました…。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB<選んだ理由>実家から車で15分程度で、アットホームな雰囲気だったため。事前に電話で分娩予約し、34週に里帰りしました。<特徴・通ってみた感想>◎マタニティヨガができる!自然分娩を推奨するクリニックだったので、よく体を動かすことを勧められました。このヨガで分娩時の呼吸法もマスター。◎母乳育児に熱心産前は、助産師さんの入念な乳首チェック&柔らかくしておくためのマッサージを伝授。産後も、母乳育児を軌道に乗せるためか、指導は若干厳しめ。でも、おかげで完母に!◎会陰マッサージにも熱心「なるべく切らない」というのがここの方針。クリニックで生ゴマ油を購入し、もらったテキストを読みつつマッサージ。後期は週2~3日、臨月に入ったら毎日マッサージしていました。◎LDR完備でアットホームなお産に陣痛・分娩・回復を1つの部屋で全て行えるLDR。とても広く、誰でも立ち合えますよ~という雰囲気。パパ&実母がテレビを見たりしてくつろぐ中、高位破水でなかなか陣痛がつかなかった私は、足湯につかったり、アロマを焚いたり、木馬みたいのにまたがったり(笑)、いろいろやりました…。◎バースプランがかなり自由!やりたいことは何でも!という助産師さんの勧めで、「横向きで出産したい」「なるべく切開したくない」「へその緒を切ってみたい」というプランに。実際、会陰は伸びがよく切開せずに済んだけれど、産道(膣壁)が切れてしまい縫合するハメに。しかも、へその緒は私ではなく、なぜかパパに切られる始末。トホホ。。。◎家族も泊まれる「特室」がある病室は一般個室の他に、広くてバス・トイレ付きの「特室」があり、家族も宿泊OK。たまたま空いていたので、産後2日ほどパパも泊まりました。◎食事が美味しい&美容師さんのサービスも!毎日の食事が豪華で美味しく、盛りだくさん!また、退院前に美容師さんによるシャンプー&ブローのサービスがあり、赤ちゃんのお世話で疲労困憊な心と体がリフレッシュできました。2人目は、都心の総合病院で妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:都心にある産科で有名な総合病院C<選んだ理由>上の子が生まれる際に引っ越し。この総合病院の小児科に通っていて、産科の評判の良さを聞いていたので。<特徴・通ってみた感想>◎待ち時間がとにかく長い!産科の待合室は、空き座席を探すのが難しいほど人がいっぱい。ましてや子連れの健診通いは辛いものがありました…。◎先生が多く、曜日によっては担当医を選べる産科の先生がたくさんいて、女医さんを希望したり、前回と同じ先生でお願いしたりできるようです。◎他科との連携がスムーズ初期検査で甲状腺の数値が悪く、そのまま内科へかかるよう指示。精密検査をしたところ「甲状腺機能低下症」と診断され、妊娠中は内科で経過を見ながら薬を飲んでいました。2つの科を一度に受診でき、里帰り先に紹介状も書いてもらえ、本当にありがたかったです。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB(2回目)<選んだ理由>里帰りするか悩んだけれど、やはりあのアットホームな雰囲気が忘れられず。一人目を産んでいるということで、分娩予約ギリギリのところを特別に受け入れてもらえてラッキーでした。<特徴・通ってみた感想>◎産みたい日をコントロール?予定日超過の検診時、先生は「旦那さんも来てるし、今日産みたいよね?」と内診でグリグリ。これが噂の「卵膜剥離」(陣痛を促すため、赤ちゃんを包む卵膜を子宮の壁から剥がす処置)!ゴットハンドのおかげでその日の午後から陣痛が始まり、夕方にはMAXになりました。◎今回はバースプランに忠実な上、プラスαも!産後は1人目のリベンジで“自分で”へその緒を切りました。感動~!しかも、出したばかりの胎盤を助産師さんが「見ます?」「触っても良いですよ」と。夫婦で見学&触り、良い記念になりました(パパはビビっていたかも)。3人目は、通い慣れている総合病院で妊婦健診&出産【健診&出産】:都心にある総合病院C(健診では2回目、出産は初めて)<選んだ理由>上の子が幼稚園に通っていたため、今回は里帰りはナシ。すでに2人が小児科でお世話になっていて、子どもに優しい良い病院だと知っていたので、出産もここでしてみたいなと。和痛分娩の存在も気になりました。<特徴・通ってみた感想>◎バースプランは現実的、撮影もNG希望を記入する紙には、「医療行為はできません」と但し書きがあり、できることはかぎられている印象。そして、立ち合いが認められているのは、基本的に赤ちゃんの父親だけ。しかも両親学校への参加が義務付けられています。さらに、出産時のビデオ撮影も禁止。だから三人目だけ、産前産後のビデオがありません(笑)◎陣痛室→分娩室→病室と移動パパは上の子たちを見ているため、今回は付き添いなしの出産。でも助産師の人数が多く、とても親身で心強かった!そして、3人目にして初めて分娩台での出産を経験。いきみ始めてから20分の超安産で会陰も切開せずに済んだので、移動がラクで助かりました……。◎分娩当日は主治医でないことも。でも対応は臨機応変!医師の人数も多いので、分娩時にはその時間の担当医師が来ます。主治医ではない女性の先生だったのですが、私の経過が順調で、経産婦なのを確認すると、「自分で取り上げる?」と、赤ちゃんの脇の下に手を入れ取り出させてくれました!◎大部屋か個室。状況によっては希望通りにいかないことも産後は個室を希望していましたが、空きがなく最初は4人部屋に。上の子たちが面会に来るので、別室に行くなど気をつかいました。3日目からは個室へ移動。助産師さんの産後指導もソフトな印象でした。いかがでしたか?施設によって、出産方針や可能なバースプラン、産前産後のケア等に、結構違いがあるものですね。皆さんも、希望の出産スタイルが叶う、素敵な産院との出会いがありますように!
2016年12月08日雑誌やママ友からの情報もこころ強いけれど、やっぱりスマホからいろいろな情報を得ているというママが多し。ママにとっても、スマートフォンは手放せない“育児アイテム”のひとつとなっています。でも、実際ママたちがどんなアプリを使っているのかはなかなか見えてこないもの。妊娠向けアプリっていろいろあるけれど、みんなどんなものを使っているの?今回は、マタニティーライフや育児が少しでもラクに、楽しくなるママ用アプリをご紹介。我が家のイクメンパパも使っていた、パパ用アプリや、ママにおすすめのスマホアイテムもご紹介します!妊娠中に使っていたのは…私が妊婦中に、使ってたアプリは「 にんぷメモベルメゾン」。出産予定日までのカウントダウンや、検診予定、エコー写真、体重、コメントなどを記入できるスケジュール手帳の様になっています。多くの妊娠アプリのなかから、このアプリに決めたのは、妊婦週数ごとの赤ちゃんやママの様子、赤ちゃんグッズを買いはじめるタイミングなど、いろいろなジャンルのアドバイスが載っている「ノウハウBOOK」があること。妊婦中に嬉しい情報がいろいろ載っていて、私はついつい先の赤ちゃんの様子など読んで勉強していました。次、もし妊娠の機会があったら、使ってみたいアプリは「 トツキトオカ」。赤ちゃんがとにかく可愛い♡赤ちゃんをタップするたびに、無邪気に話しかけてくれるゲーム感覚のアプリだそうですよ♡陣痛がきたときには!陣痛が来た時に使ってたアプリは、「 たまひよの胎動・陣痛カウンター」痛みだしたら画面をタップ、収まったらまたタップするだけで、陣痛の間隔が計れる優れもの。陣痛のときにいちいち時計とにらめっこして時間を計る手間がないので、進行状況を落ち着いてみることができるので良かったです。ただし、陣痛がピークの時は痛すぎて使えませんでした。病院に行く前、目安に使うのがおススメです。パパも一緒にアプリでお勉強!我が家のイクメンパパがみつけた、パパ向けおススメアプリ「 妊娠週刊パパ 〜出産や分娩のママの気持ちをお父さんに〜」。パパが知っておくべき知識を、面白い絵で分かりやすく解説。もちろんママにとっても有益な情報ばかり。パパ目線で、楽しくお勉強できます♪ママのスマホケースは、どんなものがベスト?スマホケースは、子供が触ってしまうことなどを考えて買うママも多いはず。衝撃吸収性がある、ということを第一に選ぶママも多いのでは?手帳型ケース、シリコンラバーのケース…など形や素材もいろいろですが、やっぱりママにはチェーン付きでポシェットタイプのものがおすすめ!公園などで子供と一緒に動かなければいけないとき、我が子の思い出をさっと写真におさめたいときなどにも、ぶら下げておけるポシェットタイプが一番便利。また、ベビーカーにスマホホルダーをつけているママもいて、それもとっても便利そう!と思いました。スマホで地図などを見ながらベビーカーを押すのは大変。きちんとしたホルダーに固定すれば、おでかけがもっとラクになるはずですね♪ママになると、スマホとの付き合い方も変わってくるはず。ママ用アプリやママ向けケースを準備して、楽しくマタニティ&子育てライフを送りましょう♪
2016年11月22日こんにちは、保育士でライターのyossyです。近年、出産をするにあたって産院に『バースプラン 』を提出する人が増えています。バースプランというのは、お産や入院に関する計画書のこと。たとえば、陣痛・分娩時の医療行為や立ち合いについて、産後すぐのカンガルーケアについて、入院中の授乳・沐浴指導についてなどなど……。しっかりバースプランを立てておくことで、さまざまなメリットがあるのです。ここでは、バースプランを立てるメリットと、上手な立て方についてご紹介しましょう。●バースプランは立てることに意味がある!バースプランはあくまで“計画書”なので、実際には計画通りにいくとは限りません。たとえば、「会陰切開をしないで欲しい」とバースプランに書いていても、切開せずにいたらひどく会陰が裂けてしまうような場合、切開せざるを得ないでしょう。「入院中は母子同室で」と書いていても、想像以上に産後のママの体調が悪く、母子別室にしたくなるケースも考えられますね。「計画通りいかないなら、立てなくてもいいんじゃない?」と思うかもしれません。でも、バースプランを立てることで、以下のようなメリットがあります。・自分の理想に近いお産がしやすくなる(医療者も介助しやすくなる)・お産への心構えができ、不安が軽減する・家族での話し合いをしたり、自分自身を見つめたりするきっかけになる自分自身がどうしたいのか、どういうことが不安なのかをしっかりバースプランに書いておけば、医療者からフォローしてもらいやすくなるでしょう。また、いざお産のときになってから、家族間で揉めてしまうケースもあります。どういうお産が理想なのか を家族でしっかり話し合っておくことで、家族内の意見を聞くきっかけにもなりますね。●恥ずかしがらなくてOK! 思っていることを正直に出産にはデリケートな問題がたくさんつきまといます。プライベートな内容に関わってくることもあるでしょう。しかし、言いづらいことこそ、はっきり言っておいたほうがいいものです。読み手である医療者の立場を考えて書くことはもちろん大切ですが、はっきりと自分の言葉で書くことが重要。「恥ずかしい」とか、「こんなこと書いて怒られないかな……」などと思う必要はありません。バースプランに書いたことを叶えるのが難しければ、医師や助産師、看護師等からその旨説明があるでしょう。希望が叶わない場合は残念ですが、事前にできないことの説明 が受けられていれば、納得しやすいものです。バースプランは本当に人それぞれですが、以下のような要望を伝える人もいます。参考までに見てみましょう。【バースプランの例】・可能なら剃毛や会陰切開をしたくない・自分の力で頑張りたいので、できるだけ陣痛促進剤は使わないでほしい・夫と実母以外は病室に入れないでほしい(特に○○は問題行動を起こすので絶対に入れないでほしい)・痛みが不安なので、無痛分娩や和痛分娩にしてほしい・分娩/陣痛時に音楽をかけたい・陣痛中にアロマを焚きたい・夫が立ち会えなくて不安なので、助産師さんにたくさん励まして欲しい・産後すぐに自分で赤ちゃんをカメラ/ビデオで撮りたい・胎盤を見てみたい・上の子にへその緒を切らせてあげてほしい●バースプランは「絶対」ではないお産の進み具合やママ・赤ちゃんの体調によって、急きょ医療行為が必要になるケースもあります。また、特に初めてのお産であれば、想像と現実が異なるケースもあるでしょう。バースプランが「絶対」だとは思わないほうがいい ですね。バースプランの内容を変更したくなれば、遠慮なく言って構いません。また、そもそもバースプランを提出できない産院もあります。特に、ハイリスクな妊産婦を受け入れている病院の場合、個人個人の希望に合わせる余裕がないケースが多いものです。バースプランで細かい要望を出したい場合は、対応してもらえる産院を早めに探しておくといいですね。【参考リンク】・バースプラン(BIRTHPLAN) | 高田医院()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年11月19日【ママからのご相談】現在妊娠8か月です。先日後期の母親教室があり、お産の話をいろいろ聞いてきた中で、ちょっとした疑問が浮かんできました。私は近眼なので普段コンタクトをはめていますが、いざ陣痛がきたらメガネかコンタクトどちらで挑むべきなのでしょうか?矯正無しでは生活できない視力なので、裸眼じゃ赤ちゃんが産まれたとき顔が見えないのではと思うのです……。●A. 基本的にはコンタクトを装着しての分娩は避けた方がベターご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。お産をするときはコンタクトNGと説明がある病院が多いです。コンタクトを装着している昼間に陣痛がきた場合、メガネに切り替えて入院するのがベストですが、中にはコンタクトを装着したままお産するママもいます。今回は、メガネ分娩派・コンタクト分娩派、それぞれの先輩ママの体験談をご紹介します。●近眼ママがお産のときに考えられるトラブルまずは、コンタクトやメガネを使用しているママが陥りやすいお産時のトラブルをご紹介しておきたいと思います。・コンタクトを装着していて、いきみで汗をかいてしみてしまったり、目にゴミが入ったりズレたりして、お産に集中できない・メガネをかけていてお産のときに破損してしまう・痛みが強くなるとメガネそのものが煩わしく感じる・昏睡状態になったり緊急帝王切開になったりした場合、自分でコンタクトを外すことができない状態だと、第三者に外してもらわなければならないため目にダメージを負うリスクがある・お産のときに赤ちゃんの顔がはっきり見えない以上の事態が考えられるため、お産をメガネかコンタクト、または裸眼で挑むかは事前に決めておいた方が良さそうです。●メガネ派orコンタクト派? それとも裸眼? 先輩ママの体験談『普段、日中はコンタクトをつけていて、夜だけメガネです。出産のときはメガネが絶対邪魔だろうなーと思ってコンタクトをつけたまま出産するつもりでした。いざ陣痛が来ると、思ったより長引いてしまい、段々と乾いてきたコンタクトのことが気になって気になって、結局分娩直前に自分で外してしまい裸眼で分娩に臨みました。メガネも分娩室に持ち込んでおけば良かったのですが……そこまで気が回りませんでした。赤ちゃんの顔が出た瞬間はぼやけてましたが、産んですぐにカンガルーケアをしたので裸眼でも生まれてすぐのかわいいお顔はよく見えました よ!』(30代女性/男の子ママ)『私の出産した病院ではコンタクト禁止でしたが、目がかなり悪く裸眼では分娩室に移動する際に危なそうだったので、メガネをかけて産むことにしました。分娩台に上がってからもかけていましたが、痛みが強くなって余裕がなくなってくるとメガネすら邪魔に感じ て、分娩台に無造作に置いていたらいつの間にか落としていたようで夫が預かってくれていました。産まれたらすぐメガネを渡してもらい、赤ちゃんの顔も確認できました。写真のときはまたメガネをはずして撮りました(笑)』(20代女性/女の子ママ)『普段、瞳が大きく見えるカラーコンタクトを愛用していて、それ無しでは人に会えません。出産してすぐたくさん写真を撮ってもらう予定だったので、コンタクトをつけたまま産みました! 途中ズレるかな?など心配事もありましたが、いざ産む!というときはコンタクトの不快さなど気にしてる場合ではなかったので、大丈夫でした』(20代女性/女の子ママ)●まずは産婦人科の方針を確認しましょういかがでしたか?コンタクトをつけたまま産むママもいれば、割り切ってメガネで挑むママも。そして結局は裸眼でお産に挑むことが多いこともわかりましたね。メガネは最後までかけていられない場合の方が多いので、赤ちゃんが産まれる瞬間をくっきり目に焼き付けるにはコンタクトが最善のよう。しかし、コンタクト着用のお産はリスクも生じることを心得ておきましょう。まずは産婦人科医にお産の際コンタクトがOKかどうかを相談し、その上でご自身に合ったバースプランを決めてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年11月14日子どもは3歳くらいまで胎内記憶を持っている子がいるという話がありますが、その他にも不思議な予知能力を持っているということもよく聞きます。胎内記憶と同様、多くの場合は成長と共にその能力は失ってしまうようです。どんな能力があるのでしょうか、体験談を探ってみました。妊娠を予知するママが妊娠に気付くのは生理が止まったり基礎体温を測っていて高温が続いたり、ということがほとんどだと思います。しかしママ自身が妊娠に気付く前に、子どもが予知するということがあります。私の友人は2人子どもがいますが、ある日一番上の子に「お腹に赤ちゃんがいるね」と言われたそうです。3人目は予定していなかったので、特に排卵日などは気にしていなかったそうです。しかし確かに生理がきていないと思い即妊娠検査薬を試したところ、陽性反応がでたとのことでした。その後病院でも妊娠が確認されました。こういった話は多くあります。不妊治療中に甥っ子とお風呂に入っていたら「お腹に赤ちゃんいるでしょ?」と言われ「お腹が出ているだけだよ~」と返していたところ「赤ちゃん、お靴履いていないから僕が買ってあげるね」など話が続いたそうです。数日後生理がこないため甥っ子の言葉を思い出し、検査してみたとのことでした。どちらも3~4歳の子であり、一番能力を持っているのはその年頃のようですね。性別を予知する今は超音波で出産前に性別を確認することができますが、外れることもありますよね。不思議能力を持つ子どもは、そんな性別も当ててしまうことがあります。先ほど登場した甥っ子さんは、妊娠の報告をした際「ほらね。女の子だよ」と妊娠初期段階で性別を当てていたそうです(その後娘さんが誕生したとのこと)。性別以外にも、双子だと言われたら本当にそうだったということもあるようですね。子どもの予知能力以外にも、夢の中に成長した子どもが登場して性別を予知したというママも多くいるようです。性別については二択とはいえ、確信できる根拠があるというのは不思議な力が成すものなのかもしれませんね。出産を予知する臨月になると、出産に向けておしるしや破水などの予兆がありますが、あったからといってすぐに出産になるという確実なものではありません。陣痛がきたと思っても遠のいてしまうこともありますし、私の場合は3日陣痛とつきあいました。いつ出産になるのか、ママは常にドキドキですよね。子どもの不思議な力は、そんな出産も当ててしまうことがあります。最初に述べた私の友人は、2人目が臨月の際「ママ、お腹痛くない?赤ちゃんが産まれるよ」と言われたそうです。陣痛もきていない状態でしたが、数時間で陣痛がきてそのまま入院、出産となったそうです。他にも、臨月に毎日2歳の子どもと「今日赤ちゃん産まれる?」「産まれない」というやりとりをしていたら、予定日の2週間前に「産まれるよ」と言われ、その日の夕方出産となったという方もいました。ママにも分からない出産日を子どもが言い当ててくれるなんてなんとも不思議ですが、心強いですね。子どものこういった不思議な力は、多くの場合成長と共になくなってしまいます。大きくなってから「こんな風に言っていたのを覚えている?」と聞くと、言ったことすら忘れてしまっていることが多いようです。物心、と言いますが、つく前の純粋な時期だからこそこういった能力を持つことがあるのかもしれませんね。信じるも信じないも人それぞれですが、純粋な不思議な力は聞くとなんだか心が温まりますね。
2016年11月10日しっかり準備していったはずの入院グッズ。いざ出産・入院してみるとコレはいらなかった、コレは必要だった!と本当のところがわかってきました。初めての出産でこれがあると便利だった物を紹介します。わたしが入院準備したものはこちら↓あってよかった!持っていて正解の入院グッズはコレ!ストロー(ペットボトルにつけるタイプ)乾燥した病室内、母乳のためにとにかく水分が必要。ふたもパカッと簡単に空けられ、寝ながらでも飲めるストローは、大活躍でした。洗濯物用バッグ、カゴ汗をかいたり、母乳や悪露で汚したりと汚れ物もでるので便利です。ぽんぽんと汚れた物を入れておいて母に持って帰ってもらいました。小さなカゴは薬やペンなど細々した物を入れておけば散らからず快適。書類をまとめるファイル退院後の生活などについての書類や領収書など書類をまとめられるファイルを1つ持って行っておきました。バラバラにならずにまとめておけるので助かりました。飲み物麦茶、ミネラルウォーターは何本あっても困りませんでした!逆にジュースはほとんど飲まなかったので病院の自動販売機で買い足すぐらいで十分かも。用意してなかった!けど入院中に必要になったものはこれ!延長コードベッドとコンセントに距離があって、充電するたびにベッドから起き上がるのがひと苦労。赤ちゃんの写真を撮ったり、家族との連絡で何かと携帯を使うので、延長コードがあると便利だなと思いました。入院中に、家族に持ってきてもらうことに。コップ、箸、取り皿自分の分はありましたが、お見舞いにきてくれる主人や母のものが必要に。抱き枕帝王切開での出産だったので、傷口の痛みを緩和するために家から持ってきてもらいました。抱き枕にはかなり助けられました。着替えのパジャマ母乳や悪露、汗など意外と汚れるので1枚では足りませんでした。多めに用意をしておくといいと思います。特に延長コードと着替えのパジャマ。以外とベッドとコンセントに距離があって充電するたびにベッドから起き上がるのは苦労するので家族に持ってきてもらいました。用意するだけじゃだめ。ちゃんと伝えておく必要があった“陣痛グッズ”あるとよかったな〜と思ったのは“陣痛中に使うタオルとうちわ”。私は診察からすぐに分娩室に入ってしまったので、立ち会いの夫に病室から持ってきてもらわなければいけなかったのですが、なんと主人がもってきたのは“カメラ”のみ。「何かあったらこれもってきて!」とちゃんと伝えておけばよかったと後悔…。かろうじて持っていたちいさなタオルで汗をふいてもらったりあおいでもらったりしました。テニスボールなどのあらかじめ用意していた陣痛グッズも、主人は気づかなかったよう。そんなすぐには産まれないのにのほほんとカメラを構える主人にイラっとしてしまったので、他の人に持ってきてもらう想定で準備をすることをおすすめします!嵐のように過ぎて行く入院生活!入院中はゆっくり休める最後の時とよく言いますが、だからといってゆっくりパックしたり〜というのはなかなか難しいもの。授乳や沐浴、栄養指導などスケジュールは意外とびっしりです。私は帝王切開で入院期間も長かったのですが、傷口が痛み“最後ののんびり〜”といった悠長なことは言ってられず、日々赤ちゃんとの暮らしでいっぱいいっぱいでした。赤ちゃんのグッズもちゃんと揃っているので、あとはママが快適に過ごすための最低限のものがあれば大丈夫です。また、産後は動くのもつらかったり、退院の朝はとっても早いので、片付けや病室が散らからないようにするための整理整頓グッズがあるととっても快適です!
2016年09月08日【ママからのご相談】年末ごろに出産予定のプレママです。赤ちゃんとの生活をすごく楽しみにしているのですが、出産のことを考えると不安になります。楽なお産などないことは理解していますが、痛みに耐えられるか、最後まで頑張れるか心配なので、 先輩ママさんたちの“つらかったこと”を知りたいです。いろいろなパターンを知ってシュミレーションしておけば、少しは安心できる気がするので……。●A. 先輩ママたちに“一番つらかった体験談”を取材しました。こんにちは。ライターのNANARUKAです。ママ友同士の会話では、お産の話題で盛り上がることがしばしばあります。最後のお産から10年近くたっているママさんでも、“その瞬間”の記憶は鮮明に残っている 方が多く、聞けば聞くほどドラマチック。そして何人産んでもそのたびに違った展開があり、実に興味深いものです。今回はプレママさんのイメージトレーニングに役立つかもしれない、先輩ママさんたちの“一番つらかった体験談”を取材しました。●いつもの生理痛なんて屁でもない?『生理痛やケガなどの傷みには耐えられるほうだったので、自分は痛みには強いと思っていましたが、出産の際は予想に反する陣痛の痛みにかなり取り乱してしまいました 。絶対に大声は上げないつもりで臨んだお産でしたが、実際は大絶叫。今思い出しても恥ずかしいのですが、あの痛みの中での自制は難しいですね』(35歳/1児の母)『第1子は予想以上の難産。押し寄せる痛みに耐えながら、次にまたやってくる波の恐怖。けれど合間にはしっかり休憩しなければいけない。その繰り返しを丸一日続けて気力も体力もすっかり失われ、最後の最後で緊急帝王切開となりました。心の準備をする間もなく、抵抗する体力もない中、全身麻酔を打つときの注射がメチャクチャ痛くて ビックリしました。それでも「もう出てくるのを待つだけだ」とホッとしたのもつかの間、術後の痛みにさらに苦しむことに。結局、陣痛と帝王切開、両方のつらさをガッツリ味わう結果になりました』(39歳/2児の母)●経験した人だけが知る“グリグリの恐怖”『第1子のお産は破水でスタート。すぐに病院へ駆けつけましたが、なかなか陣痛が来ないまま2日目を迎え、促進剤の投与が始まりました。いよいよ陣痛の波を覚悟したものの、「う~ん、これかな?」という程度。そして看護師さんが子宮口の様子を見るということになったそのとき、不意に子宮口をグリグリ広げてきて大絶叫!何が起きたのかもわからないまま放心状態。その後、先生の内診を受けることになり診察室へ行ったところ、さっきの子宮口開きに再び襲われ2度目の大絶叫。その後の陣痛もそれなりにキツかったですが、進行が鈍かった第1子のお産では、この“子宮口開き”が恐怖体験として記憶に残っています。産後しばらくたってから、病院中に響き渡る悲鳴だったと旦那から聞いて恥ずかしくなりました』(38歳/2児の母)『2人目の出産はだいぶラクなんだろうとは思うけれど、1人目のときに子宮口をグリグリやられたことがトラウマになって、正直なところもう1人産むのがコワいです……』(32歳/1児の母)『これはもう、陣痛よりも痛かった!!』(33歳/1児の母)●切ると切らないとでは産後が大違い!?『第1子を産んだのは会陰切開をする方針の病院だったので覚悟はしていましたが、産んだ当日は切った傷の痛みがひどくて一睡もできませんでした。体は疲労しているのに痛みで眠れずつらすぎたので、第2子は切らずに産める病院で産みましたが、産後の回復が断然早かったです 。産んだ数時間後には歩けたし、立ったり座ったりもすんなりできたので、会陰切開ナシの自然分娩はこんなにラクなのかと感動しました』(40歳/2児の母)『2人目のお産のときは赤ちゃんがなかなか出てこず、私も疲れ切っていたので「もう切ってください!」と何度も叫んでいました。結局いろいろな事情が重なって切ることになったのですが、産後ズキズキする痛みに「やっぱり切らずに産んだ方がラクだ」と確信。お産中どんなにつらくても産まれてしまえば忘れます。翌日から赤ちゃんのお世話が始まることを考えると、産後に何かしらの痛みが残ることはできるだけ避けたい ですね』(35歳/2児の母)●術後が勝負! 帝王切開によるさまざまな痛みとは……『とにかく傷が痛くてなかなか起き上がれなかったし、赤ちゃんを抱けるようになるまで時間がかかり、しばらく授乳もままなりませんでした。鎮痛剤を服用しても傷の痛みがとれず、それでも退院後できるだけ早く普通の生活に戻りたかったので、歩行訓練はこまめに続けて疲労困憊。産後にさまざまな痛みを引きずりやすい帝王切開は、自力で産み出すつらさとはまた違ったつらさがあります』(41歳/2児の母)『1人目では子宮口開きと会陰切開に涙を流し、2人目はどこも切らない自然分娩でのスーパー安産、3人目は逆子による予定帝王切開を経験。それぞれまったく別の痛みと苦労がありましたが、帝王切開の全身麻酔の副作用によるひどい頭痛が5日間続いたこと は予想外のつらさでした。入院中は赤ちゃんと2人だけの時間をたっぷり楽しむつもりが、横になっていても起きていても四六時中頭がガンガンするので、お見舞いもお断りするほど。やはり2人目の無傷の自然分娩後の回復の早さは、今思い出しても驚くべきものがあります。産んで3時間後にはスタスタ歩いて、その晩のごはんもモリモリ食べてましたから』(38歳/3児の母)----------先輩ママさんたちの壮絶なお産体験談、いかがでしたか?むやみやたらと恐怖や不安を感じることはありませんが、こんな展開が起こりうるということを知っておくだけでも心の準備になるかもしれません。大切なのは、正しい知識と傾向を知って、不安の原因を取り除き、できる限りの準備をしておくことだと思います。これから迎える大仕事、思い出深いものになると良いですね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年09月02日赤ちゃんを授かり、出産が迫ってくると、どんなふうに産もうか悩みますね。さまざまな出産スタイルが選べるようになってきている今日、ご主人に立ち会い出産をして欲しいと願うプレママさんたちも多いのではないでしょうか。2013年に刊行された厚生労働省によるデータでは、約6割の夫婦が「出産時、夫が立ち会った」と回答しています。このことからも立ち会い出産が世間に定着してきていることがうかがえるでしょう。しかし、男性側からはいまだに「できれば避けたい」という消極的な意見がチラホラ聞かれます。中には「立ち会いたくないけど、妻が怖くて本音が言えない」というプレパパさんも。今回は、そんな男性たちの本音をコッソリ聞いてみました。●(1)グロテスクなものを見るのが無理多くのプレパパさんから聞かれたのが、この声でした。『無理ですよ。グロいんでしょ?自分が怪我して出血してるのだって怖いんだもん。出産で出血してるのとか、生まれた赤ちゃんが血だらけなのとか見たら気絶する自信あります』(30代男性/妻は妊娠7か月)出産が始まると分娩室内には血液や羊水のニオイが立ち込めるもの。男性は女性のように出血に慣れていないため、嘔吐したり失神したりする人も実際よくいるようです 。●(2)妻を女として見られなくなりそうで怖い『うちの妻はいつもニコニコしている、かわいらしいタイプ。だからこそ立ち会いは絶対したくないんです。陣痛のときの絶叫とか、いきんでるときの顔とか、赤ちゃんが出てくる生々しい光景とか……そういうの見ちゃうと、もう妻を女として扱えなくなりそうでとても怖いんです 』(20代男性/妻は妊娠8か月)こちらの意見もよく聞かれました。温和で女らしい奥さんのイメージを、出産という生々しいできごとで壊したくない……そう願っている男性は多いようですね。●(3)自分がいたって、どうせ役に立てない『「年齢的に最後の出産になるだろうから、立ち会いして欲しい」と言われ、妊婦健診や母親学級などに同行しました。その結果分かったことがひとつ。妊娠や出産は女の仕事です。僕がいて役に立つことは何ひとつない。産科の待合室ひとつ取ったって、男はできることもなく、ただ立ってるだけでしょ?いても無意味、ジャマなだけですよね 』(40代男性/妻は妊娠8か月)なるほど、一緒に病院に通ってみたからこそ導かれた結論ですね。何か役に立ちたい、でも何もできない。その状況が“情けない”、“もどかしい”と男性には感じられてしまうのでしょうか。●(4)妻から暴言を吐かれた最後に紹介するのはこちら。既にいちど出産に立ち会ったものの、その経験が最悪だったと証言するプレパパさんです。『第一子の時に立ち会いましたが、もう二度としたくないですね。いろいろある中でも最大の理由が、陣痛時に妻から吐かれた暴言の数々です。「ボーッと見てんじゃねぇよ!役立たず!」だの、「触んな!腹触んなっつってんだろーがー!」だの。極めつけは「何だよハゲ!ハゲてる場合じゃないだろ! 」……こうなったらただの八つ当たりでしょ?妻は笑い話として扱ってきますが、僕は今だに傷ついてるんです……』(30代男性/妻は妊娠5か月)陣痛の真っ最中には、壮絶な痛みのあまり普段なら絶対に言わないようなことを叫んでしまうものです。傷つきやすい男性は、立ち会いを控えたほうがいいかもしれませんね。----------出産に立ち会いたくないプレパパさんたちの本音、いかがでしたか?ちなみに今回インタビューした男性たちは全員、「立ち会い出産することと、妻子を愛することは別」と語っていました。彼らはみな、出産の瞬間には一緒にいないけれど、頑張る妻や生まれてくる赤ちゃんのことは心の底から愛しているのです。立ち会い希望のプレママさんたちは、もしご主人からいい返事がなかったとしても、そのことを決して忘れないでくださいね。そしてじっくり、夫婦で自分たちなりの“出産のカタチ”について語り合ってみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2016年08月23日こんにちは、ライターの佐原チハルです。『産後クライシス 』という言葉が一般的になるくらい、妊娠・出産やその後の育児にともなう夫婦間の溝は、大きなものとして認識されるようになってきました。少し前には、“陣痛の痛み・苦しみを夫に「大袈裟すぎる、うるさい」と言われた”という視聴者の悩みの声に、テリー伊藤氏が「(女性が)大袈裟だったんでしょう 」と発言する、ということもありましたね。スタジオの女性・産婦人科医には批判されたそうですが、こうした男性の残酷なほどの無理解 に対する悩みは、後を絶ちません。そこで今回は、「最低限、これくらいはわかれよ!」と感じた事柄について、妊娠中・妊娠経験のある女性に尋ねてみました。●(1)「陣痛は本当に怖い」「産むことがそもそも怖い」ということ『陣痛が怖いと言ったら、「みんな普通に産んでるんだから、怖がりすぎ」と言われた。絶対に陣痛を経験することがない立場のヤツは無責任に気楽なことが言えていい立場だな 、と思い、喧嘩になった。そのときも謝らせたし、立ち会い出産後も泣きながら謝られたので、許したけど』(20代・専業ママ)『テリー伊藤さんの件と似てるかも。私も3人目の出産のとき、陣痛も産むのも怖いと言ったら、「もう3人目なのに何言ってんの?」と笑われて、子どもの前なのに泣いちゃった』(30代・ワーキングマザー)『無痛の予定なので陣痛はひどくないだろうけど、そもそも産むこと自体が怖い。無事に産めるかどうか不安 。夫からはその不安を感じなくて、ますます不安になる……』(30代・会社員)●(2)「妊娠中にだらけて見えるのは、本当につらいから」ということ『「家事がつらいなんてワガママ」「妊娠は病気じゃない」「妊婦を理由に甘えてる」と、私が父にどやされたとき、夫がかばってくれなくて悲しくなった。妻の父親には、そりゃ言いにくいかもしれないけど……』(30代・ワーキングマザー)『妊娠後期は、家事にもいちいち時間がかかった。そのとき、「たかが家事に、なんでそんなに時間がかかってるの? 」と言われて喧嘩しました。「たかがって言うなら全部お前がやれ」って言ったら謝られたし、二人目の妊娠のときはそんなことは言われなかったけど、今でも忘れられないです』(30代・ワーキングマザー)●(3)「収集している情報量の違いはストレスになる」ということ『女だからって、妊娠・出産に詳しいわけじゃないし、育児のことを多く知っていたり、上手にできたりするわけじゃない。自分でたくさん調べて勉強しているだけ。そうしないではいられないだけなのに、「さすが詳しいね」って言われて、なんて返していいかわからなくなった』(20代・ワーキングマザー)『自分で調べるとか、育児書みたいなものを読むとか、夫は全然していなくて、その姿勢にイライラした。出産のことも子どものことも、全然考えてくれてないのかなって悲しくもなった。情報量に差がありすぎて、不安の共有もできなかった 』(30代・専業ママ)----------妊娠・出産は、“いつも通りではない”不調や不便が延々と続くもの。ケアが必要なのは、優しさではなく、当然のことです。また、たとえ何人目の子どもであろうと命がけであることにも、痛みや不安があることにも、変わりはありませんよね。「言葉で伝えてわかってもらう」ことには、残念ながら限界があります。だからこそ、わかってはもらえなくても、まずは想像してみてほしいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年08月05日こんにちは。ママライターのamuです。喉元過ぎればなんとやらで、すっかり痛みを忘れてしまったけれど……。内臓がひっくり返る・鼻からスイカ・ハンマーで腰を殴られる・骨盤が砕ける・呼吸困難になる・生理痛の1,000倍・生きているのが不思議、 そんなふうにたとえられる陣痛!!痛みをランクで示した“マクギル疼痛質問表” のスコアによると、骨折を20とすると、初産陣痛は40で、指の切断を少し下回るくらいの痛みに位置づけられるとのこと……。そこで、気になる無痛分娩について、経験者のママ友数名に話を聞いてみることにしました。●無痛分娩のメリット4つ●(1)痛みの軽減『生理痛くらいの痛みで麻酔を入れてもらえたし、麻酔が効いてからは痛みがゼロだった』(22歳で出産したママ)『病院では、痛みは普通分娩が10だとしたら、2ぐらいの痛みになると説明された』(25歳で出産したママ)『朝イチでバルーンを入れ、痛くなったら麻酔を入れる形だった。陣痛が思ったより早くきて1時間くらいは痛い思いをしたけど、麻酔を入れてからは痛くなくなってテレビを見ながら雑談できた。1時間の陣痛もつらかったから、それ以上痛くなると思うと麻酔してよかったと思う 』(25歳で出産したママ)『1人目を出産時、長時間の陣痛で疲労困憊!2人目は絶対無痛分娩と決めていた。痛みやすいほうなのか、分娩中に徐々に痛みを感じ、最後はそれなりに痛かったのでやってよかった』(31歳で出産したママ)『硬膜外麻酔をし、陣痛促進剤を入れた。痛くなったらすぐに麻酔を追加してくれたから本当に痛まなかった』(26歳で出産したママ)『会陰切開は切られたときも産後の傷の痛みもたいしたことなかった』(29歳で出産したママ)『痛いと言われた麻酔の注射も、丸まって脊髄のすき間を開けて針を刺してもらったのであまり痛まなかった』(28歳で出産したママ)やっぱり痛みがやわらぐこと が大きなメリットですよね!痛みが出てから麻酔を開始することがほとんどなので、「この痛みが続いたり、さらに痛くなると思うとぞっとする」という声がありました。●(2)産む感覚はある『いきむときの感覚はあったから産みやすかった』(25歳で出産したママ)『陣痛の痛みはないけど、赤ちゃんが降りてきてるなとか、いきむときの感覚は残る。モニターで数値を見て陣痛の間隔もわかった」(32歳で出産したママ)『意識はある状態だから、出産直後の赤ちゃんを抱っこすることもできる のが良いと思った』(28歳で出産したママ)『足がジンジンして感覚がなくなったと思ったら、軽い生理痛ほどの痛みとお腹の張っている感覚があって陣痛がきているとわかった』(25歳で出産したママ)普通分娩のように産めるので、感動も味わえますよね。●(3)不安の軽減『パニック障害があったし、痛みに弱かったから無痛分娩にした。恐怖がなくなったから、気持ちが落ち着いていたのが一番良かったところ。心臓が悪い人、不正脈がある人、精神疾患がある人には本当におすすめ』(28歳で出産したママ)『日を決めて行う計画分娩だったから心の準備もでき、とってもリラックスした良いお産ができたと思う』(29歳で出産したママ)「いつ陣痛がくるんだろう」といつくるかわからない陣痛を待ってビクビクしていた私。予定日のころは不安で眠れなかったので、計画出産 という点も良いなと思いました。●(4)産後の回復が早い『産んだあと、スタスタ歩くことができた』(30歳で出産したママ)出産はフルマラソンと同程度の体力を要する と言いますが、これは本当です。痛みで呼吸は荒くなるし、全身が強ばり、脂汗や涙も止まらず……。痛みがないとリラックスできるので、無駄な体力を使わずにすみそう。●無痛分娩のデメリット7つ●(1)痛かった『子宮口が開くまでは陣痛を経験するので、なかなか子宮口が開かず1人目ほどではなかったけど痛かった』(29歳で出産したママ)『陣痛の痛みは取れても、腰からお尻に降りてくる痛みは取れなかった 』(26歳で出産したママ)『縫ったところが出産後痛かった』(29歳で出産したママ)子宮口がなかなか開かないと、陣痛を経験する時間も長くなり痛みを感じるとのこと。●(2)費用がかかる『通常の分娩費用に加えて5~10万円程度かかる。大学病院だと20万円くらいかかる場合もあるみたい』(26歳で出産したママ)保険適用外なので、それなりにかかります!陣痛中は「お金はいくらでも出す!だから痛みをとめて~」と思いますが、最低料金の5万円でも大金!5万円あれば、赤ちゃんグッズがいろいろ揃えられるんですよね……。●(3)硬膜外麻酔が痛かった『チクっとして薬が入り始めると、グーっと重たい感じがして、針が引かれる感覚のあと皮膚の表面に爪の先でつねられるような痛みを感じた』(27歳で出産したママ)『麻酔カテーテルは退院まで背中に入れたまま。針が神経に触れていたそうで麻酔が切れてから激痛だった』(29歳で出産したママ)『体がかたいから、お腹が出ている状態で丸まる体勢が痛かった』(32歳で出産したママ)注射って怖い!それが背中だなんて……。「怖い!」というストレスで余計痛く感じた というママが多かったです。●(4)お産の進みが遅くなる『フラフラしていきめず、助産師さんに馬乗りになられたけど出てこず、鉗子分娩になった。無痛分娩では吸引、鉗子分娩の確率が高くなる らしい』(29歳で出産したママ)『陣痛が弱くなり、促進剤を入れた』(31歳で出産したママ)鉗子で赤ちゃんの頭を傷つけてしまった例もあるそうです。●(5)水分、食事がとれない『ただでさえ暑い分娩室でつらかった。氷を舐めて頑張った 』(26歳で出産したママ)吐き気が出ることがあるためだそうで、点滴で水分補給するから大丈夫だそうですが、水を飲めないのはつらいですね。●(6)計画分娩になる『希望者は36週までに申し込みをしなければいけなかった』(31歳で出産したママ)『バルーンを入れるために、前日入院しなければいけなかった』(29歳で出産したママ)自然の摂理に反している気がして、気がとがめるママも多かったようです。●(7)麻酔が合わないことも『歯医者の麻酔があまり効かないほうだったからか、麻酔が効かなかった……』(25歳で出産したママ)『頭痛と立ちくらみでそのあと寝たきりになってしまった』(25歳で出産したママ)『分娩直後ぐっと血圧が下がり、気を失いそうになった。寝たらいけないと言われて、しばらく経過観察された』(29歳で出産したママ)これは、お産が軽い重いもそうですが、そのときになってみないとわからない ものですよね。でも、計画的なぶん、先生がすぐ対応してくれるから安心との声もありました。----------以上、経験者の声でした。やっぱり、出産といえば陣痛なので、痛みが軽減されることがどれだけ重大なことかよくわかります。「無痛分娩も多少痛かった」というママによると、「それでも普通分娩に比べたら全然痛くない」とのこと。産んでしまえば、嘘のように引いていく痛みですが、陣痛は一瞬ではなく長く続く痛み。出産を考えている人は、無痛分娩貯金をしてみるのも良いかもしれません。●ライター/amu(ママライター)
2016年06月12日【ママからのご相談】現在妊娠9か月のプレママです。少しずつ予定日が近づき、お産への不安もありますが、同時にやっとわが子に会えるといううれしさにワクワクしています。先日『常位胎盤早期剥離』という言葉を耳にしました。 常位胎盤早期剥離になると母子ともに危険な状態に陥ると聞き、とても心配です。具体的にはどういった症状なのでしょうか?●A. 腹部の激痛や出血が主な症状。兆候があればすぐに救急車を!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。常位胎盤早期剥離とは、赤ちゃんが産まれる前に胎盤がはがれてしまう病気です。赤ちゃんに酸素と栄養素を送っている胎盤がはがれるということは、赤ちゃんの命にかかわりますし、胎盤がはがれた部分から大出血するため母体も危険な状態になります 。症状としては、以下のようなものがあります。・腹部の激痛が絶え間なく続く・お腹がカチカチにかたくなる・出血が止まらない・胎動が減ったorなくなったこれらの症状がみられたら、すぐに救急車を呼びましょう。●常位胎盤早期剥離になりやすい危険因子常位胎盤早期剥離は、妊娠の全期間を通して起こる可能性がありますが、多くは34~35週以降に起こります。それ以外にも常位胎盤早期剥離になりやすい危険因子がありますので挙げておきます。●(1)妊娠高血圧症候群強い頭痛が続いたり、目がチカチカするような症状 がみられたら注意しましょう。休息を十分にとり、バランスのよい食事と減塩を心がけましょう。●(2)常位胎盤早期剥離の既往これまでの妊娠で常位胎盤早期剥離になったことがある場合、必ず主治医に伝えましょう。●(3)切迫早産切迫早産になると安静や薬の内服などの指示が出ますが、自己判断による内服 は常位胎盤早期剥離の症状が隠れるリスクもあります。そのためいつもと違う症状を感じたら、まずはかかりつけの産院に相談しましょう。●(4)腹部の外傷妊娠中に腹部の外傷を受けたときは経過観察が必要なこともあるため、かかりつけの産院に相談しましょう。●(5)喫煙妊娠中の喫煙は、常位胎盤早期剥離を誘発します。ママ自身の喫煙はもちろん、周囲の人もママのそばでの喫煙はやめましょう 。●確実な予防策はないため、兆候を見逃さないことが重要危険因子をなるべく取り除いたとしても、常位胎盤早期剥離に確実な予防策はないため、きちんと妊婦健診を受けることと、兆候を見逃さずおかしいなと感じたら一刻も早く受診することがとても大切です。主な症状は、突然起こる腹部の激痛と出血です。出血の大部分は子宮の中に溜まるため、痛みに比べて外に出る出血量が少ない のがこの病気の特徴です。お腹は痛みとともにカチカチにかたくなります。初産婦さんの場合、「陣痛かな?」と勘違いしてしまうこともあるようですが、見分け方としては陣痛が周期的に起こるのに対し、常位胎盤早期剥離の痛みは持続的に起こる ことが挙げられます。また、胎動が急に減ったりなくなったりするのも重大な兆候です。このような症状がみられたら、救急車を呼びすぐに受診しましょう。【参考文献】・『いちばんためになる はじめての妊娠・出産』小川隆吉・監修【参考リンク】・常位胎盤早期剥離ってなに? | 日本医療機能評価機構(PDF)()●ライター/aco(フリーライター)
2016年05月28日【ママからのご相談】臨月に入ったばかりの妊婦です。これが初めての妊娠ですが、毎日毎日あっという間に過ぎてしまい予定日もすぐ来るんだろうな……と思うと今から緊張してしまいます。陣痛なんて経験したことがないのできちんと気づくことができるのかも不安で……。どんなきっかけで陣痛が来ることが多いのでしょうか?●A. お産も陣痛のきっかけも妊婦さんの数だけパターンがあります!ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。臨月に入ると、今まではどこか人ごとのようだった出産を間近に控え、とても緊張してしまいますよね。出産につながる陣痛の兆候パターンはさまざまあり、タイミングも始まり方も妊婦さんによってエピソードはさまざまですが、大体の流れやパターンは把握しておくと、本番のときも慌てず冷静になることができます。今回は、先輩ママが体験した陣痛のきっかけエピソードをご紹介します。●陣痛のはじまり3パターン●(1)前駆陣痛から始まる前駆陣痛とは、本陣痛のための予行練習 のようなもの。36週を過ぎたころから出産の数日前から感じることがあります。“定期的なおなかの張り”が前駆陣痛の症状です。おなかが固くなってから柔らかくなるまでの秒数と、次の張りまでの間隔の時間をメモしておきましょう。●(2)おしるしから始まる出産が近づいてくると、おりもの程度~軽い生理のときのような出血があることがあります。これが俗に言う“おしるし”です。出産までおしるしを何度も繰り返すこともあり、緊急で病院に連絡する必要はありませんが、レバーのような血の塊 が出た場合、別の異常の可能性がありますので、直ちに病院に連絡をしましょう。●(3)破水から始まる陣痛がなくても、破水してしまったら即病院に連絡 しましょう。おなかで「パン!」という破裂の感覚があり(自覚がない場合もあります)、生暖かい水のようなものがチョロチョロと出てきます。羊水が外に流れ出てきているのです。外出先で破水する可能性もありますので、臨月に入った妊婦さんは夜用の生理ナプキンを持ち歩いておくと安心。破水をしたら入浴は控えましょう。●先輩ママの陣痛エピソード『出産前日にマタニティヨガに参加して、終わったあとにトイレへ行くとおしるし。それが2度目のおしるしで、前駆陣痛もある状態でしたがなかなか陣痛はきませんでした。翌日いつものように前駆陣痛 があり「また思わせぶりか~」と思っているとどんどん間隔が短くなり、間隔を測ってみると間隔が10分を切っていました。病院に電話するとすぐに来てくださいとのことで、そのまま入院。その日のうちに元気な女の子を出産しました』(20代/女の子ママ)『1人目も2人目も破水から始まりました 。それも同じ早朝でお弁当を作ろうと立ち上がろうとした瞬間です!1人目は破水してすぐ入院したたもののなかなか陣痛が起こらず、促進剤を使って出産しました』(30代/女の子2児ママ)『前駆陣痛 が続いて、間隔が詰まってきたので病院へ行きましたが、痛みが遠のいてしまいいったん帰宅……そのまま2日ほど、間隔が15分~20分程度の前駆陣痛と戦いながら自宅で過ごし、やっと予定日ちょうどの日に入院、そのまま出産しました』(20代/男の子ママ)『出産数日前はいつもと違うな、という感じがありました。まずお恥ずかしい話ですが腹痛があり激しい下痢をしました ……それからすごーく眠たくて、寝だめをするかのように日中も寝ていました』(30代/女の子ママ)●自信がないのは当たり前。必ず赤ちゃんを産むことはできます今回4人のママの陣痛エピソードをご紹介しましたが、話に聞いていた通りの流れになるとは限らない のがお産の神秘です。初めてのお産でも、何度目かのお産でも「陣痛に気づけるのか?」「ちゃんと産めるのか?」という不安は最後までつきまといます。とはいえ、絶対に何らかの形で陣痛に気づくことはできますし、絶対にあなたはきちんと赤ちゃんを産むことができます。陣痛待ちの妊婦さんは毎日がドキドキだと思いますが、その緊張感も人生のなかで数度経験できるかできないかの貴重な時間。もうすぐ会える赤ちゃんのことを思いながら、おいしいご飯を食べてゆっくりとお風呂につかり、たっぷりと睡眠をとってくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年05月02日こんにちは、ライターの齋藤惠です。想像したくはないことですが、これまでお腹の中ですくすく育ってきた赤ちゃんでも、いざ分娩となるとさまざまなトラブルに見舞われるケースが想定されます。その事例の一つとして挙げられるのが『胎児仮死』です。●『胎児仮死』とは?現代では一般的に“胎児機能不全” と呼ばれています。日本産科婦人科学会の資料によると、**********胎児機能不全とは,妊娠中あるいは分娩中に胎児の状態を評価する臨床検査において「正常ではない所見」が存在し,胎児の健康に問題がある,あるいは将来問題が生じるかもしれないと判断された場合をいう**********と定義されています。具体的に「正常ではない所見」とは、赤ちゃんの心拍数などから呼吸や循環機能に問題が生じていると判断された場合を指します。この状態になると赤ちゃんは低酸素状態 となり、どんどん弱ってしまいます。●考えられる原因は?日本子ども家庭総合研究所の資料では、以下のような原因を挙げています。**********1.母体因子1)妊娠高血圧症候群、糖尿病、腎炎、SLE、抗リン脂質抗体症候群などの合併症2)母体低酸素症(心疾患、喘息、無呼吸、重症貧血、喫煙)3)母体低血圧(仰臥位低血圧症候群、大量出血、硬膜外麻酔など)4)薬物:陣痛促進剤、降圧剤、ステロイドなど2.胎児因子子宮内胎児発育遅延、染色体異常、中枢神経系などの胎児奇形、多胎妊娠、双胎間輸血症候群、胎内感染など3.胎盤因子絨毛羊膜炎、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離、妊娠糖尿病、過期妊娠4.臍帯因子臍帯脱出、臍帯巻絡、臍帯過捻転、臍帯真結節、臍帯長の異常、臍帯付着部異常(辺縁付着、卵膜付着など)5.子宮因子過強陣痛、子宮破裂**********●対策『胎児機能不全(胎児仮死)』と判断されたら、そのときの状態と原因によって医師が対策を行います。分娩中であれば、胎児に酸素を送り込んで子宮内環境の改善を図ります。薬物療法に頼らなければいけないと判断された場合には、子宮収縮抑制剤 などを投与します。その他、母体の体位変換、陣痛促進剤中止、人工羊水の注入など、赤ちゃんの命を救うためにさまざまな対策をおこないます。●ママにできること『胎児機能不全(胎児仮死)』を防ぐためには、やはり普段の妊婦検診によって、原因となるリスクをできるだけ予防・軽減することが重要になってきます。特に、母体因子の中に記載されている妊娠高血圧症候群や糖尿病の症状がある方は、主治医の指示に従って生活習慣の改善や治療に努めてください 。また、言うまでもないことですが、喫煙は厳禁です。さらに、重度の貧血や低血圧と診断された場合にも、「もとからそういう体質だから」と油断せず、主治医から指示を仰ぐようにしましょう。『胎児仮死』という言葉は、その字を見るだけで不安をあおるような印象がありますが、分娩による赤ちゃんの安全を守るためにも、ママならぜひ頭に入れておいた方が良いでしょう。原因や対策をしっかり知識として取り入れて、後は赤ちゃん自身の生命力を信じて、分娩に臨んでください!【参考リンク】・胎児機能不全 | 日本産科婦人科学会(PDF)()・胎児機能不全:その診断と対策 | 日本子ども家庭総合研究所(PDF)()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年04月25日こんにちは、齋藤惠です。お産にはとにかく「痛い」「苦しい」というイメージがついてまわるもの。特に初産の方で、先輩ママから「陣痛がつらくて死ぬかと思った……」などと怖ろしげな言葉ばかり聞いてしまい、必要以上に不安を感じていらっしゃるプレママも多いのではないでしょうか?しかし、女性が命を産み落とす瞬間は、本当に美しくて尊いもの。大変なことには変わりないですが、産む前から恐怖を感じて身構えなくてもいいんですよ。陣痛だって、そのしくみを知って、事前に心の準備をしておけば、何も知らない状態よりも幾分かリラックスしてお産に臨むことができます。●“陣痛”ではなく、“神通”という考えバースコーディネーター・大葉ナナコさんの『ナチュラルなお産』という著書には、陣痛について、次のような記載があります。**********「“陣痛”は痛みという字があるため、よいイメージを持つ人が少ないようですが、昔は、神に通じる“神通”と書いた時代があったそうです。日本人は自然界で起こること全部を、風神、雷神などのように“神”と呼ぶ民族文化がありますが、出産のときに体の中に沸き起こる風や波のようなものも、自然現象と同じような捉え方をして、“神通”と呼んだのでしょう」**********この文を読んだときに私は、今の“陣痛”という字よりも、命の尊さや出産の神秘性を表現している“神通” という字の方が本来の意味に合っているな、と感じました。皆さんはどう思われますか?お産による痛みは、妊婦さんを傷つけたり苦しめたりするためにあるのではありません。新しい命を宿した体が今まさに全てのエネルギーを外に向かって出そうとして起こる、とても自然な現象なのです。プレママの皆さんにはぜひとも、お産を前にして「痛みに耐えなきゃ!」 というプレッシャーから自分自身を解放してほしいと思います。●陣痛では、死にません(笑)陣痛とは子宮収縮のこと。自然な陣痛であれば90秒以上子宮収縮が続くことはありません。そしてどんなに強い陣痛の波がやってきても、間には90秒以上休みが入ります。陣痛によって「死ぬ思いをした」という妊婦さんは多くいらっしゃるようですが、大丈夫。皆さん出産直後から授乳などしっかり子育てをされています。女性の体は陣痛に耐えられるようにできているのです 。陣痛の波が強ければ強いほど、休息時間に分泌されるリラックスホルモン・エンドルフィンの効果が強くなります。このホルモンは天然の麻酔薬としての働きがあり、精神安定を促し疲労回復の作用があります。ママが陣痛とリラックスの波を交互に繰り返すことによって、赤ちゃんも健康に生まれてきてくれるのです。●陣痛が遠のいても焦らないで予定日までに一定間隔の陣痛がこなくて焦ってしまう場合もあるでしょう。しかし、お産とはもともと自然任せにすべきもの。いつでも予定調和とはいきません。陣痛が弱くなってきたら、焦らずに今まで通りの生活をして気長にその時を待ちましょう 。ここで気分が不安定になってしまっては、ますますホルモンの分泌が滞ってしまいます。また、一人で悶々と悩まずにご主人や家族、友人と一緒に過ごすことも、とてもよいリラックス効果となるのでおすすめです。楽しい時間を過ごしているうちに、いつのまにか陣痛が強くなってきた!ということはよくある話なんだとか。陣痛を必要以上に怖がらないでください 。その先には愛しいわが子に会えるという、かけがえのない喜びが待っています。お産はとてもハッピーな行為なのですから、前向きな気持ちで楽しみに、そのときを待ってみましょう!【参考文献】・『ナチュラルなお産―体と心にやさしい』大葉ナナコ・著●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年04月18日こんにちは、ママライターのみいゆです。出産はとても大変な大仕事で痛みもそれなりに伴います。痛みのなかでも“陣痛”で泣かされた先輩ママはたくさんいらっしゃるかと思います。陣痛の痛みは人それぞれですが、一般的には痛みの順序があります。 これから出産を控えているプレママさんは来るべき未知の痛みに心臓が縮み上がる思いだと察します。今回はそんな“陣痛”についての心構えなどをご紹介しましょう。●陣痛の種類は全部で3つあります妊娠をするといろんなところから情報を得ますので、本格的な陣痛がいきなりきて赤ちゃんがすぐ産まれるわけではないということは知っておられることでしょう。陣痛も段階があるので、急に立てないくらいの痛みが襲ってくることはありません。●(1)前駆陣痛まずは出産が近づくと前駆陣痛が起こります。これは個人差があり、痛みも前駆陣痛が始まる時期もさまざまです。ちなみに、私の場合は1人目が出産当日に前駆陣痛が始まり、2人目は2週間前に始まりました。自分の子どもでも差があるものです。はじめは軽い生理痛のようなもの です。●(2)有効陣痛本格的に陣痛が始まると痛みが徐々に強くなっていきます。有効陣痛になると痛みが強くなった後に楽になる、しばらくすると再び痛みが強くなるといったものが繰り返し起こります。このときに多くの方はどのくらいの間隔で痛みがきているのか時間を計り始めます 。いよいよ出産が近づくと痛みの間隔が短くなってきます。●(3)後陣痛これは出産後にくる陣痛のことです。「出産後にもあの痛みを経験しなければいけないなんて、いつまでこの苦痛が続くの?」と思われるかもしれません。しかし、こちらも個人差 がありますので痛みをあまり感じない方も実際いらっしゃるようです。●陣痛がきたらまずは時間を計ってみましょう「もしかして陣痛かも?」と思ったら痛みの間隔を計ってみましょう。メモを取っておくと、後から病院に電話する際にすぐ伝えることができます。経産婦さんだと15分間隔になると病院へ連絡します。初めての方は10分間隔 が望ましいです。だんだんと規則的に痛みがくるようになりますが、バラバラにくることもあります。6分から5分、7分から今度は10分間隔ということも。いつ病院に連絡したら良いか分からなくなりますが、このころになると痛みがきているときは立っていられないくらいになりますので、不安なときは夜中であろうと病院に連絡を入れましょう。今後どうすればいいのかすぐにアドバイスをもらえます。●いよいよ病院へ出発です!事前に準備をしていても、陣痛がきているとどうしても焦ってしまいます。ここはいったん落ち着いて、もし夫や親が一緒にいるならばしっかり頼りましょう。一人の場合は連絡を済ませて出発準備に取り掛かります。出発までにやっておきたいことはいくつかあります。・シャワーを浴びておく(破水をしていない場合)・身につけているピアスや指輪を外しておく・軽食をとる・身の周りの整理以上のことをやっておくと準備万端ですね。もしタクシーなど1人で病院へ向かう際は戸締り を忘れずにしておきたいです。----------さあ、赤ちゃんと対面するのはもうすぐです。痛みの心配があるかと思いますが、過度に心配する必要はありません。大抵は陣痛もゆっくり時間をかけて進んでいきますのでしっかり陣痛について知っておいたほうが安心するでしょう。【参考リンク】・初めての陣痛 | ムーニー ユニ・チャーム()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年04月10日【ママからのご相談】妊娠9か月に入った妊婦です。おなかがどんどん大きくなって、出産が間近であることをひしひしと感じています。今回これが初めての妊娠なのですが、当然出産も初めてで不安だらけです。少しでも安産で産みたいと考えているのですが、 何か安産のコツみたいなものはあるのでしょうか?●A. お産が始まる前までに体力づくりをし、心身の状態を整えておきましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊婦さんにとって出産は得体の知れない大仕事。本当に不安でいっぱいになりますよね。しかし、心配することはありません。いざ陣痛が始まってしまえば必ず赤ちゃんは産まれます。その痛みに立ち向かうための準備や心構えがあれば、少しでもお産を楽にすることができます。●安産のために妊娠中からできること●(1)体重を増やしすぎない妊娠中に太りすぎて産道に脂肪が付くと、難産の原因 となります。また、体重増加により体を動かすことが困難となり、お産のための体力が備えられなくなってしまうので、適切な体重増加を心がけましょう。●(2)体を冷やさない温かい飲み物を飲んだり、体を冷やさない格好をしたりして、妊娠中から体を温めるようにしましょう。体を温めることにより、赤ちゃんにも質の良い血液が循環されます。特に足や腰、お尻 は冷やさないようにしましょう。●(3)安産体操をする分娩の際に使う筋肉を妊娠中からほぐし鍛えておくことで、お産をスムーズにすることができます。●(4)お産に耐えるための体力づくりウォーキングやマタニティスイミングなどで積極的に体を動かし、お産直前まで体をスムーズに動かせるようにしておきましょう。●(5)お産の流れのイメージトレーニング母親教室などでお産の流れ を把握しておき、分娩までのいきみ逃し・痛み逃しの呼吸法、分娩の際のいきみ方の練習や予習をしておきましょう。●陣痛が始まってからお産を進めるためにできること●(1)リラックスできる環境を整えるお産は、リラックスしている状態が進みやすく、体に力が入っていると必要以上に痛みを感じてしまいます。陣痛がきたら、まずは入院するまでのあいだ自宅でできるだけリラックスすること、入院した後もリラックスできるアイテムや環境を整えることをおすすめします。事前に、入院する際に用意しておくものをリストアップ しておき、入院が決まったら家族に準備してもらうのもOK。●(2)なるべく体を動かす赤ちゃんが骨盤の中を回旋するのを助けるために、つらいですが陣痛がきたらなるべく歩く、階段を下る、骨盤を左右に動かすなどして体を動かしましょう。横にはならず、あぐらをかいて座って陣痛に耐える方が赤ちゃんは回旋しやすくなります。●(3)体を温める体が冷えているとお産がすすまないので、体を温めましょう。破水していなければ、入院前に半身浴したり足湯をしたりするのもおすすめです。産後はしばらく湯船につかれませんし、自宅のお風呂につかることでリラックス効果 も望めます。●(4)なるべく食事をとるお産が長くなってくると体力の消耗も激しくなり、痛みが強くなると吐き気を伴います。痛みが軽いうちに少しでも食べられるものを食べておくといいです。簡単に栄養をとることができるドリンクやゼリーを準備しておくのもいいでしょう。●(5)呼吸は深く痛みと戦うあいだ、大切なのは呼吸です。ママが呼吸をきちんとしていないと、赤ちゃんも苦しい状態になってしまいます。痛みが激しくなってきたら、「ハッハッ」と短い呼吸にならないようにだけ気をつけて、痛みに合わせて息を長く吐くこと だけを考えましょう。長く吐けば、必ず深く吸う動作を無意識にすることができます。●お産はリラックスをすることが肝心。あとは、とにかく体力勝負いかがでしたか?産婦人科の助産師さんは、『お産は体力勝負です。初めから体力の予備力が少ない人はお産の進みも悪く、ダラダラと経過してしまいます。お産直前の時期は1日3時間平気で歩けるくらいの体力があれば、どんなお産でも乗り越えられる』と言っています。臨月に入ってから急に体力づくりをすることは難しいので、妊娠中期くらい から妊娠経過が順調なら体力を落とさないことを意識しましょう。そのためには適切な体重管理が大きなポイントとなります。また、いざ陣痛がくると痛みに抗おうと心まで乱されてしまいがちですが、冷静にリラックスすることがお産を進ませる鍵となります。筆者も初産で、3,000gの長女を入院から4時間ほどで産むスピード出産を経験しました。その要因として、妊娠中、入院前の過ごし方、分娩までの過ごし方として、上記でご紹介したことを実践していた通りにできたことが大きく影響しているだろうなと考えています。赤ちゃんが元気に産まれてきてくれれば、みな“安産”であることは間違いないのですが、なるべくママの苦しみは軽い方がベターなので、ぜひとも今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。【参考リンク】・助産師からの一言アドバイス | 鈴木産婦人科()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月04日【ママからのご相談】今2人目を妊娠中で、もうすぐ8か月になります。上の子は3歳です。出産のときは、上の子を私の実家に預ける予定になっていますが、夜に私と離れて過ごすのは子どもにとって初めての経験です。なんとか早く産んで上の子のもとに戻ってあげたいと思うのですが、1人目を産んだときは難産で、出産までにも数日かかったくらいでした。安産になるためにできることって何があるのでしょうか。●A. 動いたり、気持ちを落ち着かせたり。無理のない範囲で試してください。ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。「まずは生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えて」と言われることも多いと思います。しかし、どうしても寂しい気持ちになっているであろう上の子のことを考えてしまいますよね。では安産のために、今からできることって何があるのでしょうか。●安産になるために私が実践していたこと3つそもそも、安産の定義は人によってさまざまです。“早く生まれること”に重きを置く人がいれば、“痛みが少ない”ことを重視する人も。もちろん陣痛から出産までの時間がそれほどかからず痛みが少なかったとしても、母子ともに健康でなければ安産とは言えない ですよね。上の子のためにと考えるのであれば、母子ともに健康で母体の回復が早く、なおかつ陣痛が始まってから早く生まれてくるというのが、安産の条件になるかと思います。妊娠後期の今からでも安産のためにできることをまとめてみました。●(1)会陰を伸ばす運動をする私が第一子を産んだときは会陰切開をしましたが、第二子出産のときは切らずにそのまま生まれてきました。切ってしまうと、産後の回復が遅くなってしまいますよね。トイレに行くたびに痛いし、立ったり座ったりするのも一苦労。上の子はすぐに抱っこをせがみますし、そのたびに会陰が痛む……。会陰を伸ばすために有効なのは、蹲踞(そんきょ)のポーズ。おすもうさんが土俵でシコを踏む前にしているあの体勢 です。お腹が大きくなっているので倒れそうになる場合はそのままお尻を床につけて、あぐらに似た形で左右の足の裏を合わせるのも有効です。●(2)骨盤体操を行う枚方市の鍼灸接骨院で“お産時間をできる限り少なくする方法”として紹介されているのが骨盤体操。方法は、以下の2通り。【足首回し】足を前に伸ばして座り、大きく円を描くように足首を動かします。ポイントは、足首だけではなく股関節から動いていると意識すること 。5周回したら次は反対に5周。【おしりふりふり体操】四つん這いの姿勢になり、息を吐きながらおしりを左右にふります。右にふっているときは右のおしりをのぞきこむように。左にふっているときは左のおしりをのぞきこむように。ゆっくりと左右5回ずつ行います。●(3)陣痛が来て病院に着いたらとにかく歩く第一子出産時は、陣痛から出産まで数十時間。でも第二子出産時は、陣痛から出産まで2時間。私の2回の出産経験で違ったのは、陣痛が来てから行った病院での運動量 です。2人目の出産のときは、陣痛の合間にベッドの周りをぐるぐる。陣痛が来て立っていられなくなったらベッドに寝込む。遠のいたらまたベッドの周りを歩く。我慢できなくなるまで続けていたら、すぐにお産でした。「陣痛の合間に動くと赤ちゃんが下に降りてくる」ということを聞くことがあると思いますが、これはかなり効果があったと実感しています。●みんなは安産のために何をしてる? ママたちが実践した安産のコツ上記は私が試していた方法ですが、他のママたちはどんな安産のための方法を試しているのでしょうか。ミキハウス子育て総研の調査によると、・塩分を控える、カロリーを控えるなどの食事制限・ウォーキング、エクササイズなどの運動・出産時のイメージトレーニングなどをはじめとして、・呼吸法の練習・クラシックやソフロロジーなどの気分が落ち着く音楽を聞く・拭き掃除などの家事をがんばった・草むしりやトイレ掃除などを行ったなど、気持ちを落ち着かせたり、いつもよりも家事の行動量を増やしたりといったことをしているようです。●2人目の出産は上の子の試練の時! 成長した顔が見られる一度経験していても、出産前はやっぱり怖いですよね。上の子のことも心配だし、今から生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれてくるかどうかも心配。ママは気になることでいっぱいです。2人目の出産は、上の子にとっては初めての試練 です。きっとさみしいし戸惑うし、不安にもなるけど、それでも少したくましくなった姿を見ることができます。あまり無理はせず、できることからはじめてみてください。【参考リンク】・出産準備 | レディース鍼灸リブレ()●ライター/マフィー(ママライター)
2016年04月04日おしるし・破水・陣痛妊娠36~39週頃の臨月になると、ママの体では出産準備がはじまります。この時期には、赤ちゃんが産まれてくるための様々なサインが現れますが、個人差によるため必ず起こるとは限りません。・おしるし血の混じった状態のおりものを指します。出産に向け、赤ちゃんが産まれてくるための子宮口が開き始めた出産兆候です。子宮が収縮し、赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれることで出た血液が、粘液と混じって出てくることで現れます。・破水赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が流出することを破水といいます。おしるし後や陣痛後、子宮口が全開する前後や分娩台の上など、出産につながる兆候として突然起こります。また破水がなく、陣痛を迎える場合もあります。・陣痛赤ちゃんをママの体外に押し出すために、子宮が収縮することです。個人差はありますが、次第に痛みが増し、間隔も狭まります。おしるしや破水がなくても陣痛は発生します。おしるし・破水・陣痛がある時期おしるし・陣痛・破水は、一般的には妊娠36~40週に発生します。すべてが必ず起こるものではなく、ママの体質や体調、妊娠状態により異なりますが、陣痛は必ず発生します。また破水に関しては、妊娠37週以降の破水は陣痛が始まりお産となりますが、24時間以内に陣痛が始まらない時は陣痛誘発剤を使うこともあります。37週未満で破水した場合は、赤ちゃんがお腹の中に留まって成長できるように入院し、安静状態でお産に備えます。おしるし・破水・陣痛の症状・おしるしの症状おしるしは個人差が大きく、出血の量や色味、粘り気の有無などで状態が異なります。回数も1回から1週間くらいかけて毎日など、差があることが特徴です。またおしるし自体がない場合もあります。・破水の症状羊水は匂いがやや生臭く、透明・黄緑・黄色味をもち、粘り気がないと言われます。自分の意思で止められないことも特徴です。一般的には、赤ちゃんを包んでいる卵膜の下部が破れ羊水が出ることを破水と呼びます。陣痛前に破水することを前期破水、子宮口が全開になる前に破水することを早期破水と呼びます。破水がなく子宮口が全開になった場合は、分娩台の上で分娩医が安全に破水させることもあります。いずれも羊水が勢いよく出る点が特徴です。また子宮卵膜の上部が破れたことによる破水を高位破水と呼び、少量の羊水が継続的に流れる点が特徴です。・陣痛の症状下腹部から膣を周辺に、子宮が強い収縮を繰り返すことで痛みが発生します。痛みは規則的な間隔で訪れることが多く、2~3時間程度の間隔から始まり、5~10分程度、3~4分程度と間隔を縮めて継続的に発生します。人によっては間隔が規則的ではないままお産を迎える場合もあります。また子宮の収縮に伴い、腹痛や腰痛、背中の痛みや突っ張りなどといった症状も同時に起こります。おしるし・破水・陣痛が起きたら?おしるしの場合は慌てずに様子を見て、妊婦健診時に健診医に伝えましょう。破水は、産道を経由して子宮内に雑菌が入り込みやすくなり、赤ちゃんが感染症を引き起こす可能性があります。「もしかして破水?」と思ったら、必ず分娩施設に連絡し、指示を仰ぎましょう。その際、シャワーや入浴は控えることも大切です。陣痛は、痛みや間隔が徐々に消えていくなら前駆陣痛ですが、継続的に続き、痛みが増していくなら本陣痛である可能性があります。痛みや発生する間隔をメモしておきましょう。おしるし・破水・陣痛の受診の目安おしるしは、健診施設や分娩施設での受診は特に必要ありませんが、水様性の場合は破水しているかもしれませんから、分娩施設に連絡を。また出血量が多い時やいつもと違う症状を伴う時は受診が必要です。破水は出産が始まるサインであることが多いため、赤ちゃんへの細菌感染を防ぐためにも、すぐに分娩施設へ連絡しましょう。陣痛は、初産婦の場合は痛みの間隔が5~10分間隔の時点で、分娩施設へ連絡しましょう。ただし経産婦の場合は陣痛開始から分娩へ進むスピードが速い場合があります。事前に主治医へ相談し、「○分間隔になったら連絡を」といった取り決めがあったほうが安心です。
2016年04月04日お産には陣痛が必要ですが、産前の子宮収縮によって、痛みが不規則に起こる前駆陣痛が発生します。実際のお産につながる本陣痛とは別物で、医学的には偽陣痛と呼ばれています。お産に備え、赤ちゃんが骨盤のほうに下がるため、その振動や子宮収縮でお腹の張りや痛みを覚えることが原因で起こります。個人差はありますが、腰痛や胎動も同時に感じる人が多いようです。本陣痛の予行練習と捉えると良いでしょう。痛みの程度でいえば張りの間隔が一定ではなかったり、感覚がそれほど強くなかったり、また痛みが徐々に収まったりする場合は前駆陣痛である可能性が高いといえます。一方で、弱くても痛みが続いたり徐々に痛みが強くなる場合は、微弱陣痛と呼ばれる陣痛の弱い本陣痛である可能性もあります。微弱陣痛は周期の長さや陣痛の強さが不足していることで、子宮口が上手に開かないと起こります。痛みが長く続いたり、痛みの間隔が一定であれば本陣痛というものではありません。発生した陣痛がどのようなものなのかは、子宮口の開きや痛みの強さ、周期を圧力計などで測定し、分娩医が総合的に判断するものです。気になる場合は早めに分娩施設に尋ね、助産師や分娩医の指示を仰ぎましょう。前駆陣痛が始まる時期前駆陣痛は妊娠36週頃に起きはじめ、お産直前まで続きます。いつお産を迎えてもよい時期であるため入院準備を済ませておくことをおすすめしますが、前駆陣痛が起こる時と実際のお産日は特に関係ありません。また「前駆陣痛が重いと、本陣痛も重く難産になる」という俗説を聞くことがありますが、医学的な根拠はありません。前駆陣痛の症状前駆陣痛の症状は赤ちゃんの動きにより引き起こされるものであるため、個人差があり、痛みの間隔や強弱も異なります。例えば次のような症状があげられるものの、人によっては生理痛のように感じたり、前駆陣痛に気付かないこともあるようです。・腹痛・下腹部痛・腰痛・下痢のときのような痛み・生理痛のような痛み・骨盤周辺の痛み・今までに強い痛みを感じたことがない部位に感じる痛み・一定間隔で痛みがあるが、徐々に収まる・不定期間隔で痛みがあり、徐々に収まる・お腹が強く張って固くなるが、徐々に収まる前駆陣痛はお産準備症状であるため、避ける必要は特にありません。起きた場合はなるべく安静にして、痛みの強さや周期を測ると本陣痛との差が分かり、安心につながります。痛み周期が規則的で徐々に狭まり、痛みも強くなるなど、計測内容によって本陣痛が予想される場合もありますので、自己判断せずに分娩施設へ問い合わせ、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。 本陣痛との違い本陣痛との違いは、痛み周期の規則性があるかどうかだと言われます。本陣痛の目安として、初めに2~3時間程度だった痛みの間隔が、徐々に5~10分間隔に狭まり、赤ちゃんが産道付近まで下がりきると3~5分間隔と規則的に変化する場合が多いと言われます。とは言え、本陣痛でも痛み周期に規則性がなく、不規則のままお産するケースもあるようです。前駆陣痛?それとも? 受診の目安痛みやお腹の張りが伴うため不安を感じることもありますが、前駆陣痛はお産準備症状であり、基本的には異常を示すものではありません。とは言え、無事に赤ちゃんをお産するまで自己判断は危険です。以下のような症状がある場合、トラブルを伴っている可能性も考えられます。速やかに分娩施設に連絡し、助産師や分娩医の判断を仰ぎましょう。・規則的な痛みが続き、痛みが徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないような強い痛みが突然起きたり、激痛が止まないなど異常だと感じられる痛みが発生した場合は、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性があります。・お腹の張りが規則的に訪れ、徐々に強くなる本陣痛の可能性があります。分娩施設を受診し、家族に連絡してお産準備を整えましょう。今まで感じたことがないようなお腹の張りや、異常だと感じられる固さがあったりする場合、赤ちゃんの健康が害されていたり、子宮内外で何らかの異変が起きたサインという可能性もあります。・おしるしがあったおしるし(血の混ざった、ピンク色のおりもの)があった場合は、子宮口が開き始めている証拠です。前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後であれば、さらに本陣痛である可能性が高くなります。すぐに分娩施設を受診しましょう。・破水があった前駆陣痛だと思われる症状が発生した前後に破水が起きた場合は、羊膜が破れたことで空気中の雑菌が産道を介して赤ちゃんに到達しやすくなり、赤ちゃんが感染症にかかる可能性が高まります。場合によっては本陣痛の症状がなくても陣痛誘発剤などで早急にお産する必要があるため、すぐに分娩施設を受診しましょう。特に逆子といわれている場合は、救急車を呼び、直ちに受診しましょう。・赤ちゃんの動き(胎動)が感じられない胎動は分娩台の上に上がってからも続きます。赤ちゃんが動いている気配が感じられなくなった場合や、普段より動きが少ない時は、赤ちゃんの健康が害されたり、子宮内外で何らかの異変が起きたたサインという可能性があります。すぐに分娩施設を受診しましょう。分娩施設は24時間365日開いており、ママと赤ちゃんが健やかなお産ができるよう待機しています。症状が現れていなくても、不安な点があれば速やかに分娩施設に連絡し、相談をするように心がけましょう。
2016年04月04日猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々