離乳期の赤ちゃんや小さな子どもには、何でもよく食べる子もいれば、なかなか食べてくれない子がいますよね。昨日はパクパク食べていた食べ物なのに、今日は一口も食べてくれない、なんてことも。3歳くらいまでは言葉も未発達な時期なので、本人から理由を聞くこともできず、悩んでしまうママは多いはず。そこで、私自身や周囲のママの経験を元に、考えられる原因を紹介します。■おかゆはイヤ!離乳期の赤ちゃんの主食であるお米のおかゆ。アレルギーの心配が少ないことから離乳食のファーストステップとされているため、これを食べてくれないとママはなかなか次のステップに進めません。ところが中には、おかゆの食感が嫌いな赤ちゃんがいます。我が子もそうでした。炊き方や水の分量を変えたり、炊いたご飯を煮てみたり、塩味を付けても食べてくれず…。ところが、1歳を過ぎてから試しに大人と同じごはんを与えてみると、茶碗一杯分をみるみる完食。我が子の場合、お米以外の野菜や果物も、すりつぶしてベチャッとしたものはあまり好きではないようで、固形の食べ物を与え始めるとよく食べるようになりました。■味付け、料理のしすぎ離乳食本のレシピを見ると、白身魚のグラタンや豆腐入りのチキンナゲット、とうもろこしのポタージュなど、離乳食とは思えないほどおいしそうなメニューがたくさん載っています。実際に作ってみると、薄味だけど味もばっちり。それなのに子どもは、ちょっとかじっただけでプイ。ちらっと見た後、まったく手を付けないことも…。その場合は、もしかしたら、味付けや料理のしすぎが原因かもしれません。小さな子どもには、ただの塩味やダシだけなどシンプルな味を好む子が多く、大人にはおいしい洋風のバター味や甘辛醤油味は、薄味でも口に合わないことがあるようです。また、いろいろな食材や調味料を混ぜ合わせた複雑な味わいが苦手で、野菜なら茹でただけ、魚なら焼いただけの方が、食が進む場合もあります。 ■同じ果物でも酸味が強いとダメ果物や野菜は、ものによって食べたり食べなかったりすることがあります。イチゴが大好きだからせっかく買ってきたのに、一口で口からベーッと出してしまった、という場合は、買ってきたイチゴがちょっとすっぱかったのではないでしょうか?赤ちゃんや小さな子どもの味覚は、一般的に、大人よりずっと鋭いといわれています。大人は気にならない程度の酸味や苦味でも、子どもには思わず口から出してしまうほど強い味に感じられるのかもしれません。■冷たすぎるものは苦手大のうどん好きだったのに、夏場になったら急に食べなくなったという場合は、うどんが嫌いになったわけではなく、冷やしたうどんが苦手な可能性があります。子どもの舌は敏感なので、熱さだけでなく、過剰な冷たさも嫌がることがあります。冷やしうどんやそうめんを食べさせる場合は、氷を使わずに水だけで冷やすと食べてくれるかもしれません。もちろん、あくまで温かいうどんが好きで、うどんは温かくないと食べないという子もいます。子どもにも大人同様に好みがあり、味覚や嗅覚の敏感さもその子によって違います。誰にでも当てはまるわけではありませんが、子どもが食べてくれないときは、上記を参考に、一度、味付けや調理法を工夫してみましょう。
2016年07月23日こんにちは、栗生です。以前、 睡眠中の赤子の戦闘力が高すぎる件 について、したためたのを覚えている方もいらっしゃることと思います。寝ながらおもむろに足先を上げたかと思うと、次の瞬間に放たれる、かかと落とし。あれ、鼻や目などにピンポイントで降ってくるとメッチャクチャ痛いんですよね。わが家の赤子も最近になり、かかと落としはなくなったのでホッとしていたんですが、寝ながらの回転移動は相変わらず激しいものがあります。夜中、ちょっとトイレなどに行って戻ってくるとあっという間に私のスペースを赤子が侵食しており、私はしかたなく布団の隅で小さくなって寝直す、ということがしばしば起こっております。ときには上の子(4歳)とタッグを組み(いや、2人とも寝てるんですが)、気がつけば両脇から2人にがっちりホールドされる、なんて夜も。子ども二人に寄り添われて幸せとも言えますが、乳幼児といえどもダブルでのしかかられるとかなり苦しいので、就寝中もなかなかリラックスできません。…と人に言うと、「親が移動すればいい」とか「角度を変えて寝ればいい」とかアドバイスされるのですが、結局子どもも一緒に回転移動するのでどうなのだろう、と言う気もします。布団の端に寝かせたり堤防(布団)を設置したりと、いろいろ試みたところ、壁に接した状態で寝かせると安定することを発見したのですが、やはり今朝も私の両脇に頭を刺したような状態で眠るわが子たち…。ここまでくると、もうどうでもよくなりつつあるこの頃です。今日のカルタ「流浪(るろう)の赤子」
2016年07月20日どうもこんにちは、栗生です。皆さんのお子さん、夜はどんな感じで寝ていますか?わが家の上の子は1~2歳の頃まで抱っこして歩いたり揺れたりしないと寝なかったのですが、4歳の今では何もしなくてもすっと眠れるようになりました。たまに眠れないときは「トントンして」と言ってきます。トントンする部位はどこでもよく、一定のリズムで刺激を受けるのがポイントのよう。一方、下の赤子の寝かしつけは、だいたい添い乳か抱っこで歩くスタイル。眠そうにしているとき、布団に寝かせてトントンすると、ものすごく嫌そうに手を振り払ってきます。そういえば私も法事でお坊さんの読経と木魚のリズムに聞き入りすぎてふっと意識が飛んだことが何度かありますが、一定のリズムで刺激を与えられると眠くなるというのは、大人も同様なのでしょうか。暗い室内で、一定のリズムでの揺れを意識しながら赤子を抱っこして歩いていると、自分のほうがガクッと落ちそうになってヒヤヒヤする時があります。日頃、子どもとの寝落ちに甘んじている私ですが、せめて布団の上で横になるまでこらえる力は残しておきたいですね…。今日のカルタ「揺れれば寝ます」
2016年06月17日どうもこんにちは、栗生です。1歳4ヶ月になる我が家の赤子は食欲旺盛。なんでも自分でやりたいお年頃ということもあり、私の手からスプーンを奪い取って、意欲的に口に運びます。それはいいのですが、とにかくご飯粒やおかずの食べこぼしが、そこらじゅうに飛び散るのが少し面倒なことも。それが1歳児という生き物なので、まあそういうものだと諦めて、母は飯粒を拾うわけです。しかし、拾いきれなかった米粒が、気がつくとベランダや布団の上など、もうそれ圏外でしょ?というようなところにも落ちてるんですよね。先日なんて、衣替えで出してきた夏物衣料にまでこびりついてたんですよ。刺繍だかスパンコールだかのごとく、さも「元からついてましたよ~」というような顔をして。1歳児の飯粒の拡散力は半端ないな~なんて思った次第です。でも、おかしい。去年の夏、今の1歳児は0歳だったはず。離乳食も初めていない月齢です。じゃあ、どうしてここに…? と考えて凍りつきました。私の口からこぼれ落ちて、夏の間ずっと服にこびりついてた…そういうことなのかと。いや~、怖いですね~。以上、初夏のプチ怪談でした。今日のカルタ「飯粒が、いたるところに落ちている」
2016年06月01日子どもが生まれてから、動画投稿サイトで赤ちゃん動画を巡回してはニヤニヤする人間になりました、イラストレーターの栗生です。特に赤ちゃんが大笑いする動画、音楽にあわせて体を動かす動画はいいですよ~。「楽しくてたまらない!」といった表情で体を揺らす赤ちゃんを見ていると、とめどなく放出される生命エネルギーのおすそ分けをもらっているような、ありがたい気持ちになってくるのです。小児科医の森戸やすみ先生との共著『赤ちゃんのしぐさ』(洋泉社)によると、赤ちゃんは生後3~4ヶ月頃になると音を聞き分けられるようになり、10ヶ月頃にはリズムに合わせて体を動かすようになるとのこと。そういえば、わが家の赤子も生後3ヶ月頃、ノリのいい音楽が流れると足を激しくばたつかせていた記憶があります。つかまり立ちができるようになってからは、ベビージムの童謡が流れるボタンを押しては縦ノリ、押しては足踏み。赤子が乗り出した瞬間に「おもちゃのチャチャチャ」や「大きな栗の木の下で」が四つ打ちのダンスミュージックに聞こえてきて、ついこちらも「クラップユァヘァーンズ!」「セイ オギャーー!」と盛り上がってしまいます。ちなみにこの2曲は今でもわが子のお気に入り。少しぐずっていてもこの曲をかけた途端にノリだして機嫌が直るので、大変重宝しています。あぁ、いつか赤ちゃんを集めて「赤ちゃんディスコ」を開催してみたいな~。DJブース風のつかまり立ちブースや、プロが素早く調乳してくれるミルクカウンターがあるといいな~と、夢は膨らむばかりです。今日のカルタ「ミュージック・スタートでノリノリ」
2016年05月18日どうもこんにちは、イラストレーターの栗生です。 いま1歳くらいのお子さんをお持ちの方、「赤ちゃんが幼児に進化した!」と感じるときはありますか?わが家の1歳児はまさに今、幼児期の階段を登っている最中。歩くことはまだおぼつかないけれど、ハイハイはだいぶレベルアップし、方向転換のキレや加速の良さに日夜磨きがかかってきました。また、食事や歯磨き、着替えの際の強烈なローリングイヤイヤの発動には、「自我が芽生えてきたな~、これ幼児期入っちゃったな~」との思いがよぎります。それから、表情。0歳の頃よりも随分豊かに、めまぐるしく変わるようになってきました。赤ちゃんって意外と真顔でいることが多いですよね。生後1~2ヶ月の頃、授乳中に膝の上で寝たのでそのまま仕事をしていたのですが、気がつくと真顔でじっとこちらを見ており、飲んでいたお茶をリアルに噴いたことがあります。そんなに私を見て、一体何を考えているんだ、君は…。でも、そんなクールな赤子が好き…。おとなしく抱っこされ、こちらをじっと見ていた赤ちゃんの時代はもう過ぎ去ってしまったと思うと一抹の寂しさがありますが、寂しさを感じている間は、まだ余裕があるということなのかもしれません。来たる怒涛のイヤイヤ期の予感に怯えるこの頃です。今日のカルタ「真顔でこっちを見る」
2016年05月11日こんにちは、イラストレーターの栗生です。先日公開されました「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のページ、もうご覧になられましたか? 私もプロジェクトの「泣いてもいいよ」ステッカーをさっそくiPadに貼ってみたところ、激しく割れている画面の角がいい感じに補修できました(※そういう用途じゃない)。・ 特集:WEラブ赤ちゃんプロジェクト さて、今回の赤ちゃんカルタは「ほ」。赤ちゃんといえば、ムチムチボディに丸くてフワフワのほっぺた…というイメージがありませんか? 新生児って正直そこまでほっぺが出ていないので、産後直後は「なんだ都市伝説か?」と思っていたのですが、数ヶ月後にはあら不思議。小さく控えめだった新生児ほっぺはどこへやら、餌を詰め込みすぎたハムスターかと見まごうばかりに貫禄たっぷりの、見事な頬に成長したではありませんか。乳児期の成長曲線を見るとわかるとおり、赤ちゃんの体重は産後一度落ちてから急激に増え、生後3ヶ月頃には出生時の2倍ほどの重さになります。この頃からムチムチが加速し始めたというお子様も多いことでしょう。そんなムチムチほっぺの引力たるや、うっかりすると通りすがりの見知らぬ人までもが引き寄せられるほど。触りたくなる気持ちはわかるけれど、まずは事務所(保護者)を通してからにしてもらいたいです。今日のカルタ「ほっぺの曲線がたまらない」
2016年05月04日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日こんにちは、栗生です。保育園の慣らし保育が終わり、「ようやく仕事ができる~」と思ったのもつかの間、1歳児が熱を出して3日間お休みとなりました。集団生活1年目あるあるですね…(遠い目)。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ふ」。寒さの厳しい冬場、手足の先までモッコモコのジャンプスーツを着ている赤ちゃんを見かけることが多くなった気がします(暖かい地域ではそうでもないかもしれません)。このジャンプスーツ姿の赤子の着ぐるみっぽさがたまらなくて、街で赤ちゃんを見かけるたびに、ついつい目で追ってしまうのです。さらに言うと、前向きタイプの抱っこ紐にモコモコ赤子をインした親御さんがこっちに歩いてくるとき。あれ、どうしても目がそらせなくて5秒間ほど見つめてしまうことがあります。見知らぬファミリーをガン見するとは大変失礼なことと存じ上げているのですが、モッコモコのかわいい赤ちゃんを、見るなと言うほうが無理なのです。ところで、防寒着以上に強力なぬいぐるみ感を放っているのがベビー向けの仮装用衣装。去年のハロウィンはなんとなくスルーしてしまいましたが、後からテンション高めの衣装を着せられた赤ちゃんの画像を検索しては身悶えている始末です。親のエゴと言われようともかわいいものはかわいいのです。今年は何か着せてみようかな…。今日のカルタ「冬はぬいぐるみ化する」
2016年04月20日すっかり春めいてきた今日この頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。わが家は、この春転園した子どもたちが、慣らし保育に入りました。慣らし保育とは文字通り「保育に慣れさせる」ことで、通常時よりも保育園で預かってもらう時間が短くなっています。その分、いつもより子どもと過ごす時間が長せるので、それはそれで楽しいのですが、仕事のほうが死にかけております。同じ思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ひ」です。赤ちゃんって基本的に、表情がそれほど豊かではないですよね。あまり赤ちゃんに接していない人であれば、笑顔、泣き顔、真顔、寝顔ぐらいしか見られないかもしれません。ですが、表情に乏しいように見えて、実はさまざまな顔をしています。わが子でいうと、たとえば生後数週間経ったある日。いつものように授乳しようと抱き上げるとふいにおちょぼ口になる。これは乳を飲むときのイメトレ…? また、生後8ヶ月ぐらいの頃には、ほおの内側を吸い込んだり、下唇を突き出してアゴをしゃくれさせたりしているのを、なぜだか頻繁に見かけました。ふと見ると顔がしゃくれている赤子、シュールであります。赤子は基本的に真顔なので、見ることができるとすごく得した気分になります。成長するにつれ、表情がくるくると変化するようになり、それはそれで人間らしく、とてもかわいいのですが、赤ちゃん時代しか見られないひょうきんな表情も逃さず見ておきたいですね。今日のカルタ「ひょうきんな顔をする」
2016年04月13日三寒四温の気温差に春を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 自分と子どもの鼻水拭きに専念するあまり、子どもたちの転園・入園準備をすっかりおろそかにしていた(見ないふりをしていただけともいう)、イラストレーター、栗生でございます。子どもを産むまで知らなかったんですが、赤ちゃんってすぐに鼻水を出すんですよね。わが家の赤子は夜、鼻づまりと咳で起きてしまうことがあります。そういうときには朝、赤子の顔がカピカピになっており、シーツは鼻水でところどころ黄色の迷彩柄に。「うん、病院行こう」と固く決意する瞬間です。しかし、事情によってはすぐに受診できないこともあります。そんなときは定番育児用品のひとつである鼻水を吸引する器具、これが活躍します。赤子のウブな鼻の穴にチューブを入れて、親の口の吸引力により鼻水を吸い出すというシンプルな構造に当初はやや引き気味だったのですが、これを使わざるを得ないくらい、赤子の鼻はすぐ詰まるのです…。しかし、低月齢児ではこのチューブの先が鼻の穴の大きさより大きく、鼻に入らないことがあります。難儀していたら、実父に「昔は直接鼻の穴に口をつけて吸い出していた、母親ならできるだろう」と言われて、おののきました。そこは母限定しなくてもいいんでは…? 一応やってみましたが、「難しい上にやる側も、もれなく菌をもらう」という仕様ゆえ、病院で吸引してもらうのがいいという結論に落ち着いた次第です。そういえば、最近では電動の鼻水吸引機もいくつか出ており、レンタルできるものもあるので大変気になっています。ちょうど手持ちのシンプル系器具は、嫌がって鼻に差し込むのもまともに吸引するのも難しくなってきたところ。ぜひ試してみたいものです。今日のカルタ「鼻水がエンドレス」
2016年04月06日子どもの情緒を育てるために、また親子のコミュニケーションとして、積極的に行いたい「読み聞かせ」。でも、いざやってみようとすると、本選びに迷ったり、子どもが興味を示さなかったり、とうまくいかないことも。絵本の読み聞かせは、子どもに非常に大きな幸福感を与えると言われています。コツをおさえて、親子の時間をもっと楽しみたいですね。■読む絵本はどうやって決めればいい?「子どもに読み聞かせをしよう」と思ったとき、まず悩むのがこの問題。とくに赤ちゃんのうちは、どんな絵本を読んだらいいのか迷ってしまいますよね。まだ言葉を覚える前や、おしゃべりが上手にできないうちは、絵や色がはっきりしているもの、リズミカルな言葉で表現されているもの、シンプルな繰り返しが出てくるもの、などを中心に選んでみましょう。絵本に記載されている対象年齢を参考に、大きくなるにつれてストーリーのある絵本に移行していきます。子どもの年齢が上がってくると、徐々に本人の好みもあらわれてきます。でも、「この本は好きそうだな」と思って買ったのに、あまり喜ばなかった…というケースも。書店で何を買うか迷ったら、まずは図書館を利用してみましょう。子どもは、気に入った本があれば、何度も読みたがるはず。そうやって、お気に入りを見極めてから購入するようにすれば、子どもが本当に好きな本を与えてあげることができます。また、親が与えたい本と子どもが欲しがる本が食い違った場合は、交互に買うというルールを作るのもよいですね。■読み聞かせは膝の上で読み聞かせをするときに多いのが、子どもと向かい合って本を広げるスタイル。何人もの子どもを相手に読むときは、このような紙芝居スタイルになりますが、親子での読み聞かせは膝の上にすわらせて行うのがおすすめです。読み聞かせとは、ただ本の内容を伝えるだけでなく、子どもと本の世界を共有するということ。触れ合いながら、同じ目線で読み聞かせをすることで、絵本の世界により入り込めるはずです。■説明やアドリブを加えない少し難しい言葉が出てきたり、ストーリーがわかりにくそうだと感じたりしたとき、つい「これはこういう意味なのよ」と説明を加えたくなりますよね。子どもの理解を深めようとしてやりがちなこの行動、実はNG。話を中断することで、本の世界への感情移入や集中力を途切れさせてしまうのです。同じように「これはどういう意味だと思う?」「登場人物はどう思ったかな?」などと質問を投げかけるのも避けて。子どもから質問がない限りは、大人が先回りして働きかけをしないようにしましょう。もし子どもがわからなさそうな言葉が出てきた場合は、本を読み聞かせながら、その言葉があらわす絵を指差しましょう。こうすることで、話を中断せずに子どもの理解を促すことができます。そして、読み聞かせのもっとも大切なポイントは、自分も楽しむことです。子どもは「ママと一緒に楽しむ」ことが大好き。そして、ママの気持ちをとても敏感に感じ取ります。絵本の世界を親子で一緒に楽しみながら、素敵な時間を過ごしてくださいね。
2016年04月05日こんにちは、イラストレーターの栗生です。だんだん暖かくなってきて、日中の外出が楽しい季節になってきましたね(スギ林方面から飛んでくる黄色い粉さえなければ、もっと楽しいのですが…)。わが家の赤子は外で過ごすのが好きらしく、保育園のお散歩で公園に行くと、ハイハイで芝生の上を走り回るそうです。広い公園は気持ちがいいものですが、赤ちゃんが好きなのはどちらかというと狭い場所だったりします。家の中でも、30cm四方のおもちゃ箱からおもちゃを投げ出して自分がきっちり収まっていたり、カーテンの陰に隠れたり、家具の隙間に入り込んで棚の中身をぶちまけたりしている姿がよく目撃されています。移動の際も、以前は(なぜだか)ベビーゲートと壁の隙間を通ろうとして挟まり、泣いているということがあったのですが、最近は熟練の域に達した高這い(タカバイ。お尻を高く上げて這うこと)で、椅子の足を華麗に避けつつテーブルの下を移動し、意外な場所から出てきては目的地まで一直線。一家でもっとも無駄のない動線を描けるのは、おそらく赤子でありましょう。今日のカルタ「抜け道を見つけた」
2016年03月09日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。しかも、麻耶さんは隠れて浮気ともとれるような電話のやり取りをしている様子……。ある日、和馬君を保育園に迎えに行って帰宅した麻耶さんは、イヤホンで浮気相手と電話を始めます。しかし電話に夢中の麻耶さんは、和馬君が家の中からいなくなったことに気付きません。そんな矢先、偶然にも体調不良で早退した亮太さんは、和馬君の姿が見えないことを麻耶さんに問いただします。どこにも和馬君がいない状況に、いよいよ2人が焦り始めたタイミングで、隣人の山田さんが「家の前でうろうろしていた」という和馬君を送り届けてくれました。そして、この事件がきっかけでとうとう本気の夫婦喧嘩が勃発! 殴ったり強い言葉で非難したり、和馬君の前で激しくやり合ってしまったのです。 自分の言い分が通らないことに腹を立てた麻耶さんは、つい感情的になり亮太さんの頬を殴ってしまいます。 それを見ていた和馬君は、麻耶さんに「ごめんなさい」するように促しますが……? もうどうしたら良いのかわからない… 子どもの前で夫婦喧嘩してしまったことに対し強い罪悪感を抱いた亮太さんは、一生懸命和馬君に謝ります。 しかし、和馬君の心には、大きな傷が残ってしまったようです。涙ながらに「仲良くしてほしい……!」と一生懸命訴えます。 和馬君の想いを聞いて、これからどうすべきかわからなくなってしまった亮太さん。 仲直りしたほうが良いとは思いつつも、自分から折れる必要性を感じないのでした。和馬君が望むように、本来は3人で仲良く暮らせるのが一番理想的な家族の形ですよね。 しかし、亮太さんが感じているように、夫婦関係はすでに破綻寸前……。 もうこれ以上麻耶さんとの結婚生活を続けることが、亮太さんにとっては精神的な苦痛になっているようです。子どもの気持ちを優先することは大切ですが、自分の気持ちを守ることも同じくらい大切なこと。 子どもや自分が笑顔でいるために、家族にとってどんな形を取るのが最善なのかをしっかりと話し合ってもらいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年05月03日私は主婦なのですが、ときどき昔やっていた仕事の依頼を受けることがあります。好きな仕事と大好きな夫と猫ちゃん。とても満たされた毎日です。先日弟が結婚し、義理の妹ができました。最初はとてもフレンドリーだったのですが、ことあるごとに嫌みを言われるようになり……。マウントをとるのも好きなようで、彼女から連絡されるのがとても憂うつになっていました。偏見の激しい義妹ある日、突然連絡をしてきた義妹。何事かと思えば、私がボロアパートに入っていくのを見たと、なぜかうれしそうに報告してきました。義妹は「お義姉さんの大体の生活状況は理解した」と言い、私の主人の会社が名の知れたところでないとまで言い出しました。義妹は「うちみたいに裕福じゃなかったんだ」とニンマリしている様子。さらには「あんなボロアパートで飼われるなんて猫もかわいそうだ」と言い出す始末でした。 弟が決めた人だからこんな事は言いたくありませんが、まだ数回しか会っていない義理の家族に対しての言葉とは思えませんでした。義妹には「あまりそういう言動は取らないほうがいいのでは」とアドバイスしましたが、ちゃんと人を見て判断していますから大丈夫です、と……。 義妹は、私がボロ家に住んでいるという真実を隠すのも気に食わないと言います。正直なところ私は何も隠しておらず、勝手に義妹が勘違いして暴走しているだけなのですが。 義妹が私の家だと勘違いしているアパートですが、じつは仕事道具を置くために借りていた部屋。義妹にも画材置場と説明しても、まったく信じてくれませんでした。その上アーティスト気取りなんてやめろ、自分のお古の洋服をあげるから取りにこいなんて言われて、もうあ然とするばかりでした。私はいただきものは丁重にお断りし、義妹とはもう今後は付き合わないとはっきり伝えました。私に家政婦になれと!?数日後。あれだけ今後付き合わないと宣言したのにもかかわらず、義妹から連絡が。「今度うちに遊びにおいでよ」「貧乏パートの義姉に30階の景色を見せてあげる♡」「うちは50階なんで結構です」「は?」 私を家に招待してきた義妹。タワマンを私に自慢したく連絡してきたのだと思うのですが、実は私はそのタワマンよりも超高層のマンションに住んでいるのです。義妹には正直に話したのですが、それを彼女はまったく信じてくれず、スルーされました。 そして、今度は私に家政婦になれとまで言ってきて……。生活に苦労していることは秘密にするから、その代わりに彼女のうちの家事をするよう言われたのです。 私はあきれ返り、義妹の連絡を無視しました。手のひら返しにあ然…後日、私のことを弟から聞いた義妹は、真実を知って大慌て。私に連絡をしてきました。じつをいうと、ちょっとばかり有名だったんです、私。義妹の好きな芸能人とも知り合いだとわかったようで、猫なで声で紹介してほしいと言ってきて……。友だちにもすでに自慢したらしく、ツーショット写真がないと困るとまで言い出しました。 義妹は謝ったら私に許してもらえると思ったみたいですが、度重なる無礼を許せるはずはありません。その後、義妹は私とのやりとりを弟に言ったようなのですが、反対に相当しかられたそう。ふてくされた義妹は、私にいびられたとデマを世間に流し、私に名誉毀損で訴えられることになりました。弟とも離婚する方向になったそうです。 とんでもない人と家族になってしまいましたが、これは私も弟も反省するところです。私は信頼する弟が選んだ人だからと安心しきっていましたし、弟は人を見る目が養いきれていませんでした。いろいろと不快な思いはしましたが、早めに気づけて良かったと思うことにします。これからもマイペースに仕事を続け、夫と愛猫との生活をゆっくり楽しみたいです。 真実を話しても、一向に信じようとしなかった義妹。義妹の相手の一面でしか判断せず、見下すという行為は誰も幸せにしません。せっかく家族になったのならば、お互いが嫌な気持ちにならずに思いやりを持って接していきたいですが、みなさんが義家族と接する際に気をつけていることはありますか? 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月03日2児のママ・モグさんの夫・マロくんは、イケメンですがモラハラ気質を持っています。ある日の夕食後、パパは娘・ハナちゃんの熱に気が付きました。しかしパパは他人事。ゲームをする予定があると言って、病院への送迎も長男・タロくんの面倒を見ることも拒否! さらには、お酒とおつまみの買い出しまで頼んできたのです。体調不良の子どもを連れた夜間診療の帰り道、買い物などできるわけがありません。しかしパパはそんなことはお構いなし。買い物をしてこなかったモグさんを強引に外へ追い出し、これから買い物に行けと命令しました。 悲しいことに、買い物から戻ったモグさんへのお礼はありません。パパは無言で買ってきたものを取り上げたのですがーー。酔った夫が耳を疑う発言を… 何もかもが気に食わず、買ってきたお酒にまでケチをつけるパパ。買い直してくるよう命令しますが、モグさんが家事を名目に待たせておくと、眠りに落ちていました。 こうしてモグさんの大変な夜は、終わったのでした。 子育ては夫婦で協力しておこなうもの。病院へ付き添わないなら、きょうだい児をお風呂に入れて寝かしつけるのは保護者として当然ではないでしょうか。 娘の発熱に気付いたのはありがたいことですが、それ以降の行動は最悪だったパパ。ママを悪者にして責める姿勢を辞め、親としての自覚をもう少し持って責任ある行動をとってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2024年05月03日義実家、実家ともに遠く、帰省も年に数回のわが家。ゴールデンウィークに義実家へ久しぶりに帰省することになり、5歳の息子と2歳の娘たちも楽しみにしていました。しかし、そのことを伝えると義母からまさかのひと言が……? 会いたくないって思われてる…?私たち家族と義母の関係性は良好で、年に数回の帰省をお互いいつも楽しみにしていました。今回も帰省予定の数日前に夫から義母にメールで連絡をしてもらうと、なんと「来ないでほしい」とひと言だけ返信が……。電話をかけてみましたが、義母は応じてくれません。いつもと違う様子のため、義母に何かあったのでは……!? と心配に。そこで私は夫と話し合い、思い切って会いに行きました。義実家のチャイムを鳴らすと、義母が出てきて、突然の訪問に驚いた様子。話を聞くと、「ここ数日風邪を引いていたから、うつしたら悪いと思って……」とのこと。電話をかけたときも、喉が痛くて出られなかったそうです。義母は「大きくなったねぇ」と上の子を見て笑顔に。下の子は、チャイルドシートで寝ていたので顔を見せただけでしたが、会いに行けてよかったなと思いました。その日はあらかじめ予約していたホテルに宿泊し、後日帰宅することに。 突然訪問した私たちをやさしく受け入れてくれた義母。しかし、義母にも義母の都合があるため、断られたのにもかかわらず押しかけたのはよくなかったと反省しました。今後は、電話に出てもらえなかった時点でメールをして理由を聞くなど、自分たちの気持ちだけで先走るのではなく、相手の発言の背景を考えて行動する必要があると感じた出来事です。 作画/ひのっしー著者:井島りほ
2024年05月03日長期出張中の夫を持つ私は、もうすぐ出産予定。しかし、近所に住む義姉は「心配だから」と言って、毎日のようにアポなしでわが家に押しかけてきます。そんなある日、私が里帰りする日にわが家の前に子どもたち5人を置き去りにしていったのです――。「わざわざ見に来てやってるんだからありがたく思ってね」と、毎日のようにアポなし訪問をしてくる義姉。つわりがひどい私ははっきりと迷惑だと伝えたのですが、義姉にはどこ吹く風。「家族なんだしこれぐらい普通でしょ?」とますます義姉の言動はエスカレートしていったのです。 ありがた迷惑「弟が長期出張中だし、心細いだろうと思って」と私を心配する素振りを見せつつ、毎日のようにわが家にアポなしでやってくる義姉。しかも、私の夫から合鍵を受け取っていたらしく、私の不在時にもわが家に上がりこんでいました。 出産する私のためにと両親が送ってくれた和牛や高級なお菓子を、無断で持っていく義姉。勝手に入って勝手に家のものを持っていくなんて、非常識にもほどがあります。 私がいくら抗議しても、義姉は聞く耳を持ってくれません。それどころか、「私ったら今朝ゴミをすっかり出し忘れちゃって!」「あなたのところは明日がゴミ回収日でしょ?家の前に置いておいたから代わりに出しておいてね」ととんでもないことを言い出したのです。 慌てて家の前を確認すると、大きなゴミ袋がいくつもありました。中身をよく見ると、まったく分別されていません。「分別されていないし、回収してもらえませんよ!」と言うと、義姉は「じゃあ袋から出して分別もしておいて」「近所に暇な妊婦がいるとすごく便利だわ~」と手をひらひら振りながら帰ってしまったのです。 理解のない夫義姉の横暴に限界を感じていた私は、義姉が帰った後すぐに夫に電話しました。 「どうしてお義姉さんに合鍵なんて渡したの!」「ここ最近毎日アポなしで来て、『やめてくれ』って頼んでるのに話を聞いてくれないのよ!」「冷蔵庫から食べ物も勝手に持って行っちゃうし……!」 私は義姉にされたことを並べ立てると、夫はふんっと鼻を鳴らしました。そして、「人の姉を盗っ人呼ばわりか?」「よくも旦那の姉にそんなことが言えたな、姉ちゃんは妊婦のお前を気遣って様子を見に来てくれてるんだぞ!」と私を叱ったのです。 「姉ちゃんから聞いたぞ、妊娠を言い訳に毎日寝てばかりなんだってな」「ずっとごろごろしていて部屋も汚いらしいし、そんなんで母親をやれると思ってるのか!」 ひどいつわりで苦しんでいるから横になっているだけなのに……。体調が良いときには家のことや産後の準備を進めて、さらに保育園の情報も集めているのに……と、悔しい気持ちでいっぱいになる私。 ぐっとくちびるを噛み締めたあと、私は「お義姉さんのアポなし訪問には耐えられないし、あなたはつわりの苦しさも理解してくれない」「こんなところで出産なんて絶対に無理です。私は実家に帰るからお義姉さんはもう来なくていいって伝えておいてください」とだけ告げて、私は電話を切りました。 置き去りにされた子どもたち3日後――。 私は夫に言った通り、里帰り出産をすることに。その日はかなり気温が高くなることが予想されており、私は午前中に家を発つつもりで準備を進めていました。 さぁいよいよ出発するぞ!というときに、義姉から連絡が。無視するわけにもいかないと思い、電話に出てみると――? 「あなたの家の前に子どもを5人置いておいたから!」「明日まで面倒を見てあげてね!」 突拍子もない義姉の言葉に、私はしばらくぽかんとしてしまいました。窓からそっと外の様子をうかがうと、まだ小さな子どもたちがうちの前で遊んでいます。 「うちの子とそのお友だちよ!」「本当は今日からわが家でお泊まり会をする予定だったんだけど、私に急用ができちゃって」「だからあなたにお願いすることにしたの!」 あまりに自分勝手な義姉。私がこれから実家に帰るのだと言っても、「わざわざ里帰り出産なんて必要ないわ、近所に私がいるんだから!」と聞いてくれません。 「何十年も前に出産した母親より、頼りになるのは現役ママの私よね」「夫もいなくてさみしいだろうから、家に遊びに行ってあげたのに」「食材だって一人暮らしじゃ余って腐らせるだけでしょう?だから食べるのを手伝ってあげたのよ」 まだまだ義姉の言い分は止まりません。 「臨月だからって怠けてるんじゃないわよ!」「今日は子供5人連れてきたからご飯と風呂よろしくw」「ご自由にどうぞ」「アンタは私の奴隷よw」 「里帰りになんて絶対に行かせない」という義姉に、もはやため息しか出ません。私は玄関の鍵がかかっていることを確認し、電話を続けながら荷物を持って裏口から家を出ました。 「家には鍵をかけました」「今日も日中はかなり暑くなるそうですから、子どもたちが熱中症になる前に早めに迎えに来てあげてください」「私は予定通り実家に帰らせていただきます」 「子どもを置き去りにして出かけようっていうの!?」「私には急用があるし、子どもたちはあなたの家の敷地内にいるんだからあなたが責任を取って面倒を見るべきだわ!」となんとか私に言うことを聞かせようとしてくる義姉。これでは埒が明きません。 「それじゃあ、責任を取って警察に通報だけしておきますね」「子どもたちがわが家の前に放置されてると伝えておきます」 その後――。 私はその後すぐに警察に通報。子どもたちは警察に無事保護されました。そして義姉は警察をはじめ、ママ友たちからかなり怒られた、疎遠になったと私に八つ当たりしてきましたが、私の知ったことではありません。 義姉はお泊まり費用としてママ友たちからもらったお金を、自分の懐に入れていました。面倒な子どもの世話は私に押しつけ、もらったお金で買い物しようと企んでいたようです。義兄のところにも警察からの連絡が行き、夫婦仲は最悪なものになっているそう。 一方、無事に里帰りした私は離婚の決意を固めていました。義姉だけでも厄介なのに、そんな義姉から守ってくれない夫と一緒にこれから子育てしていくのは無理だと思ったからです。 夫は離婚をしぶっていたものの、義両親が私の味方をしてくれたこともあって、最終的には離婚届にサインをしてくれました。すべて私の満足する条件での離婚となったため、とくに不安はありません。 実家の両親がサポートをしてくれるというので、適度に甘えつつ、子育てを楽しめたらいいなと思っています。もちろん義両親にも時々顔を見せに行こうと思います。今はただ、おなかの中の子が元気に生まれてくることが楽しみです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月03日母でありデザイナーであるたろすさんが、2021年生まれの娘・じーたんの育児体験をマンガ化!ママとパパはもちろんのこと、お互いの両親もじーたんのことを溺愛! 孫に愛情を注ぐおばあちゃんの存在は、育児の先輩として、たろすさんにとっても強い味方です。育児の先輩である、おばあちゃんの心強さは想像以上! たろすさんの義母とじーたんが遊んでいると、じーたんがプルプルと震えだして……? 2日ぶりに出たかな…!? うんちを予想した義母は、じーたんのおむつの中に指をズボッ……! うんちが指に触れないことを確認し、「してないねー!」とあっけらかんとする義母の姿に、たろすさんは圧倒されるのでした。 確認のためにおむつに指を突っ込むなんて、さすがは育児の先輩! たろすさんの「母は強し!」という言葉に首をぶんぶんと縦に振りたくなりますが、その圧倒的な強さは義母だけでなく、たろすさんの母も負けていないようで……? 搾乳して保存していたところ…? 「ほんのり甘いのね〜」——。 温度を確かめるついでに自分の娘の母乳を舐めてみたという母に、たろすさんは思わずドン引きしてしまうのでした。 純粋な興味だったのか、確実に温度を確かめるためだったのか……。たろすさんのお母さんが母乳を味見した理由は定かではありませんが、これは確かに衝撃的! ドン引きするたろすさんに共感しつつ、たろすさんの母も義母も、まさに母は強し! ですよね。 特に第1子の育児に関しては、何をするにも神経質になってしまいがち。育児の先輩であるおばあちゃんの、時に大胆な行動が初体験の連続である新米ママの敏感になった心をほぐしてくれるのではないでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター たろす
2024年05月03日息子が生まれて間もないころ、家の近くを抱っこして散歩していると、年配の女性から「母乳で育てているの?」とよく聞かれました。いきなり失礼な…!私はあまり母乳の出がよくなかったので、「ミルクです」と答えると、「ああ~ミルクはよくないよ。私なんか4人子どもがいるけど全員に母乳で育てたわ。」と得意気に言われました。最初は黙って話を聞いていましたが、会うたびに何回も同じ話をされてムカつくやら悲しいやらで気持ちが沈みました。それ以降は、会ってもさらっと挨拶だけで通り過ぎるようにして、極力関わらないように心がけていました。 ◇◇◇ あまり会話をしなくなってからは、ストレスも少なくなったし、他人の言葉を気にする必要はないと思えるようになりました。もし自分が年をとっても、自分の育児を押し付けたりすることはしないようにしたいと感じました。 作画/まげよ著者:瀬上綾香30代、2歳の息子を育てる母。夫婦でカフェを経営しています。趣味はラジオを聴くことです。
2024年05月03日義母には結婚してからずっと振り回されてきました。ある日、娘の緒お宮参りで義母の心内発言にショックを受けてしまいました。義母はいつでも自分が話の中心にいたい様子で――!? 耳を疑う義母の言葉両家にとって初めての孫である娘が生まれた10年前、新生児期が終わり両家揃ってお宮参りをしようと、それぞれの両親へ声を掛けました。移動時間や授乳時間を考えて予定を組み連絡したのですが、義母からは「その後予定があるから、朝早くからが良い」と言われ……。 夫が娘優先にしたいと説明しなんとか納得してもらい、お宮参りを終えることができました。その後会食をしたのですが、食事後に「イマイチだったわね」と義母からハッキリ言われ耳を疑った私。そして晴れの日なのにそんなこと言うなんて……と、少し落ち込んでしまいました。 餃子でトラブル…娘が5歳になり、息子も生まれ3歳になっていたころのことです。義実家へ帰省中、義母の作る餃子がおいしいと聞き、ぜひ一緒に作りたい!と話していました。それを聞いた義母はすぐ行動して買い物を済ませ、すぐ作れるよう準備をしてくれました。 しかしその日は義両親や親戚と食事をしようと決めていた日で、餃子を作れるような時間がなかったのです。時間がなかったことに気がついた義母は「どうせ作りたくないんでしょ」と拗ねてしまい、結局親戚との食事会も1人キャンセルしてしまいました。なぜか義母は、私たちが作りたくないと、頭の中で勝手に変換してしまっていたのです。 翌朝に義母が作った餃子が出されて、「私が昨日1人で作った餃子です」と一言……。 夫が注意してくれたのでその後は何も言われませんでしたが、何とも後味の悪い朝でした。そんな中でも娘と息子は沢山食べ、「おばあちゃんおいしい!」と発言したことで雰囲気が良くなり、子どもたちには感謝です。 いつでも自分中心でないと納得しない義母、周りの意見はあまり聞こうとはしませんが、孫だけは別のようです。私たち夫婦も義両親と仲違いしたい訳ではないので、うまく付き合っていけたらいいなと思っています。 著者:高山ななみ
2024年05月03日大きな箱の中にいるのは…!?さっきまで一緒にいたはずのお姉ちゃんがいない!?一生懸命お姉ちゃんを探す姿に思わずキュン♡ お姉ちゃんはどこ? パパに「お姉ちゃんはどこ??」と聞かれた妹さん。お姉ちゃんのことを探します。 実は… お姉ちゃん、実はこの大きな箱の中に隠れています♪しかし、妹さんは気づいていないよう。 「どこにいるの〜?」 「さっきまで一緒にいたはずのお姉ちゃんがいない!」と、 お部屋の中を探し回る妹さんの姿、可愛すぎますね♡ 「あれ?」「どこ??」と、おしゃべりしながら一生懸命探していますよ♪ 目の前に大きな箱があるけれど…まだその中にお姉ちゃんがいるとは気づいていないようです。 もしかして…!?お部屋の中を探してみたけど、お姉ちゃんは見当たりません。(おねえちゃん、どこにいっちゃっつたのかなぁ…)と妹さん。 すると… ガタガタッ! !? 突然、箱が動き出しました(笑) 「お姉ちゃん、いたっ♡」 ようやくお姉ちゃんが隠れている場所を発見!嬉しそうに箱にそーっと近づいてみます♪ みーつけたっ! お姉ちゃんを見つけてとっても嬉しそうな妹さん♡ お姉ちゃんも箱の中から笑顔でひょこっ♪この様子はぜひ動画でもご覧くださいね。微笑ましいかくれんぼに、思わず癒されますよ♡ YouTube「rare cheese baby」(@rarecheesebaby)では他にも可愛い動画がたくさんアップされていますよ。さらに弟くんも増えてますます賑やかになった現在の家族の姿もぜひご覧くださいね。 Instagram(@rarecheesebaby)も更新しているので、そちらも要チェックですよ♪ バレそうでバレてない⁉かくれんぼを楽しむ仲良し姉妹|rare cheese baby画像提供・協力/rare cheese baby
2024年05月03日妊娠、出産、子育ての間で私のおっぱいは大きく変わりました。今回はそれぞれの段階での私のおっぱいの変化と、その中で私が気をつけていたこと、感じたことについてお話しします。 妊娠時期のおっぱいの変化妊娠前までⅭカップだった私のおっぱいは、妊娠5カ月ころから今まで見たことないくらいに大きくなりました。乳輪も大きくなり、色は黒っぽく変化。 どんどん変わるおっぱいにびっくりしましたが、パパが「これも赤ちゃんに母乳をあげるためだな!」と明るく言ってくれたので、気持ちがラクになり、「これもママの証だ!」と受け入れられました。この時期は妊娠線ができないようにお風呂上がりは毎日おっぱいにクリームを塗りました。 断乳後に垂れてしまったおっぱい出産後、おっぱいの出はよかったのですが、そのため赤ちゃんがおっぱいを飲む間隔があくとおっぱいがぱんぱんに張って、衣服が当たるだけでも痛かったのです。おっぱいが詰まらないように和食中心の食事を心がけ、衣服も締めつけが少ない物を着ました。※母乳分泌と食事には関連がないと言われています。 子どもが1歳のころに断乳をしたのですが、断乳したとたんにおっぱいがしぼんでしまって、インドのナンにレーズンがくっついているような状態に……。すっかり垂れてしまったおっぱいの変化にショックを受けました。 落ち込んでいた私に、パパからのひと言おっぱいの変化に落ち込んでいると、パパから「年を取ったら、おっぱい垂れる人いっぱいいるんじゃない? それは“ママ”としての勲章だよ!」と、力強い励ましの言葉が。その「勲章」という言葉で、落ち込んでいた気持ちが一気に吹き飛びました。 それからは、おっぱいをしっかり持ちあげてくれるブラジャーにしたり、猫背にならないよう胸を張って歩くことを心がけていくうちに、見た目のシルエットではおっぱいが垂れていることは気にならなくなってきました。 私の場合は出産や妊娠、子育ての期間でおっぱいが変化しましたが、もしかしたらちょうどおっぱいが垂れる時期と重なっていたのかも?と思ったりします。はじめは変化する自分のおっぱいに戸惑いを受けましたが、今ではこのおっぱいを「勲章」と思い、誇りに感じながら過ごしています。 著者:菅谷里奈1女、2男の母。現在第4子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年05月03日私の夫は若く見えることが自慢の年下夫。最近はことあるごとに私に向かって「老けた」と言います。職場の若い子たちに混ざるのも大好きで、平日は飲み会、土日はゴルフやBBQと、留守ばかり。子育ては私のワンオペで成り立っていました。それでもなんとかやってこられたのは、近くに住む義母のおかげ。いつも助けてくれるので頭がありません。家族なのにバイキン扱い!?ある週末、私と娘は同時に高熱を出してダウンしてしまいました。高齢の義母に移すわけにはいかないので、今回ばかりは頼れません。 さすがに夫が看病してくれると思っていましたが、夫は私と娘をバイキン扱い! その上「俺はホテルに泊まる!」と言い、荷物をまとめて出ていってしまいました。 取り残されたのは、高熱でフラフラの私と娘。病院に行く気力もなければ、病院が食べられるような食材もありません……。 「ごめんね…」義母の言葉で決意!熱はどんどん上がり、娘も苦しそう……。ひとりでは限界を感じ、意を決して義母に助けを求めました。 義母はわが家に着くなり、家事をテキパキとこなし、卵がゆや生姜湯を作ってくれました。そして、ひと通りの家事や看病を終えると、私にそっと1枚の紙を渡してきました。 よく見ると、それは離婚届。「こういうときに助けてくれないのは家族じゃないよね。ごめんね。もし2人が別れても、私はいつでも助けるよ!」 義母の言葉で私の覚悟が決まりました。 もう会えないよ!数日後、熱が下がり始めた私は、夫の声で目を覚ましました。どうやら夫が荷物を取りに帰ってきたよう。耳を澄ますと義母の声も聞こえます。 「もう2人には会えないよ。あんなに高熱の2人を残して、いなくなるから……」 その言葉を聞いて、夫は涙を流していました。義母の言う「もう会えない」のは離婚を決めたからでしたが、夫は妻と子が亡くなったと勘違いしているようです。 私はタイミングを見て夫の前に登場。「幽霊だ!」と驚いていましたが、義母の看病のおかげで元気になったこと、でも放置されていたら死んでいたかもしれないことを伝えました。ショックを受けた夫は…夫は相当ショックだったようで、泣いて謝っていました。 一度は離婚を決めましたが、今回のことは夫にとっていい薬。義母が味方してくれることもわかりました。念のため離婚届にはサインをもらい、いつでも出せるように保管しつつ、夫の変化を見ることにしたのでした。 子どもが小さいうちは、自分が体調を崩してしまうと本当に大変ですよね。そんなとき、他人事のように振る舞う夫にはガッカリです。 自分が体調を崩したときに、自分のおこないの愚かさがわかるのではないでしょうか。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月03日入園でトラブル発生!?園への行き渋り、園での活動に参加できない…園生活の困りごとを紹介発達ナビのQ&Aコーナーは、子育てに関する疑問や知りたいことなどを気軽に質問し相談し合える場所です。幼稚園や保育園での困りごとやお悩みも多く寄せられていますので、ここで一部をご紹介します。4歳児の暴言暴力の相談です。1歳半〜3歳過ぎまで癇癪が酷く療育に通ってます。癇癪は一時落ち着き、入園後は集団行動も問題なく、お友達もできて楽しく通っていました。3学期になり、家では怒りやすく行き渋りが酷くなり癇癪も再発しています。上手にできていた切り替えもできなくなりました。息子はASD 軽度知的障害で、普段は週4幼稚園、週1で市の療育園と民間療育に通っています。この生活が始まって約一年、息子の成長も多く感じましたが、同時に癇癪や他害自害も増え、このまま年中に進級して良いのか、療育園のみに変える方がよいのではと悩むようになりました。2歳7ヶ月の娘がいます。新生児期よりなかなか寝付けずとても育てにくさを感じています。言葉や身体の発達は遅れの指摘はないですが、むしろ流暢、喋りすぎる、こだわり、癇癪や衝動、多動などがあります。抱っこはツイストして解除、手繋ぎは座り込みや地面と同化してしまうタイプです(中略)基本的に朝車から降りて10m先の園玄関まで手を繋げません。帰りが特に手強く本当に困っており、玄関でさようならしてから車に乗るまで平均30分かかります。最大1時間かかったこともあります。ようやく車に乗ったあとはチャイルドシートに乗せるのに5〜10分泣き叫びプロレスのような状態です。登園渋り、癇癪、他害、集団行動が苦手……どうすれば?園生活の悩みやギモンに専門家が回答!幼稚園や保育園に行きたがらない、思い通りにならないと癇癪を起こす、お友達を叩いたり物を壊したりする、先生のお話を聞けないなど、園生活ではさまざまな困りごとが起こりがちです。特に、入園したばかりのお子さんにとっては、初めての集団生活に戸惑いや不安があることでしょう。ここでは園生活での悩みやギモンについて、鳥取大学大学院教授で発達障害を専門とする井上雅彦先生にご回答いただきました。Q:年少の男の子です。小さい時からこだわりが強い傾向がありました。幼稚園に入りましたが、毎朝登園時には激しく泣き、園に行きたがりません。こんな時は休ませてもよいのでしょうか?多少無理をしてでも行ったほうがいいのか、判断に悩んでいます。A:登園時に泣いたり拒否したりされると親御さんもつらくなるかと思います。登園させても子どもと離れられないこともあるかもしれません。まず園の中の環境が苦手なのか、あるいは親御さんと離れることが苦手なのかなど、その原因に目を向けていく必要があるかと思います。登園時の工夫としては、お気に入りのグッズを持っていく、園に行ったらすぐに好きな活動ができるようにしておくなどが考えられます。登園して好きな活動ができるようになると、登園時の抵抗は弱くなると思いますが、親と離れられる程度の好きな活動が見つからない場合、まずは親同伴で過ごすことから始め、少しずつ一人遊びや先生との遊びができるようにして徐々に離れていくなど、スモールステップで進めていくとよいでしょう。Upload By 発達ナビ編集部Q:活動の切り替えが苦手な年少の娘がいます。園でも思い通りにならないと泣いて癇癪を起こすので、先生から連日のように電話があり、精神的に参ってしまいました。このような時、どう対応すればよいのでしょうか?A:癇癪の原因にはさまざまなものが考えられます。何かしたいことができなかったり、好きなことをやめさせたりする場合、あるいは嫌な刺激があったり体調が悪い場合などに癇癪が起こりやすくなります。このケースでは、思い通りにならないという場面を具体的にし、環境を調整することで、その原因を取り除いたり、癇癪以外で意思を伝える方法を教えていくことが大切です。園の先生だけで対応できない場合は、巡回相談など外部の専門家を活用していくのも一つの手段ではないかと思います。Upload By 発達ナビ編集部Q:年中の男の子です。ことばが遅く、 気持ちを伝えることができないせいか、お友達を叩いたり、噛んでしまったりすることがあります。やってはいけないことだと家でも言い聞かせてはいますが、なかなか改善しません。すぐに手が出てしまう子どもへの対応方法はあるでしょうか。A:まず、トラブルが起こらないような環境調整を工夫していく必要があります。例えば、スケジュールやルールを視覚的に示したり、遊具の与え方を工夫するなどです。また、やってはいけないことだけではなく、気持ちを伝えるための手段を教えていくことが大切です。ことばが表出できるお子さんにはことばで、ことばは難しいが動作の模倣ができそうなお子さんには身振りやサインで表現できるように教えていきましょう。Upload By 発達ナビ編集部Q:保育園に通っている年少の男の子です。教室から出て行ってしまう、先生の話を聞けない、一斉指示が通らないといった指摘を受けました。家では特に困りごとがなかったので驚きましたが、集団行動が苦手な理由はどんなことが考えられるでしょうか?どうしたら集団行動ができるようになるのでしょうか?A:集団行動が苦手な理由は複数考えられます。例えば、自分の興味関心や好きなもの、マイルールや順番などに対するこだわりが強いことなどがあげられます。また、不注意(注意がそれやすく集中しにくい)や、多動性や衝動性といった特性が関係している場合もあります。ほかにも、指示が理解できていない可能性もあるかもしれません。さまざまな苦手な理由について園の先生と話し合い、集団活動に子どもの好きな活動を入れる・役割を与えるなど、あてはまる原因を探りそれに沿った工夫をすることで、活動参加がしやすくなると思います。Upload By 発達ナビ編集部もしかして発達障害?ASDやADHDなど、発達障害のある子どもの特徴「園での様子を見ると、ほかの子どもとわが子は何かが違うような気がする……」「もしかして、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)など、発達障害があるのではないか?」と考えている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。まずは一つひとつの行動の原因に目を向け、子どもの視点に立って、苦手な環境や対応を工夫してみましょう。また、不適切な行動だけに目を向けるのではなく、できていることを認めたり褒めていくことで、行動全体が変わってくることもあります。園の先生や巡回相談の先生と話し合いながら、工夫に取り組んでいきましょう。それでも多くの困難が生じている場合、発達障害などの相談が可能な機関に相談に行かれることをお勧めします。発達障害の特性を以下に示します。ASD(自閉スペクトラム症)は、「社会的なコミュニケーションの困難さ」「限定された行動や興味、反復行動」といった特性が幼少期からみられ、日常生活に困難を生じる発達障害の一つです。ASD(自閉スペクトラム症)の症状の表れ方には個人差がありますが、幼児期には以下のような行動がみられることがあります。・お気に入りのおもちゃをひたすら並べる・くるくるまわるものをずっと見ている・水遊びが大好きで始めるとやめられない・おもちゃなどを使う順番を待てない・決まったおもちゃで遊びたがる・道順が違うとパニックになる・活動の切り替えが難しい・マイルールや勝ち負けにこだわるなど※上記は一例ですADHD(注意欠如多動症)は、「不注意」「多動性」「衝動性」といった特性により、日常生活に困難を生じる発達障害の一つです。特性の表れ方には個人差がありますが、主に、多動・衝動性の傾向が強いタイプ、不注意の傾向が強いタイプ、多動・衝動性と不注意が混在しているタイプの3つに分けられます。ADHD(注意欠如多動症)の特性がはっきりしてくるのは早くても2歳頃からと言われていますが、幼児期には以下のような行動がみられることがあります。・物事に集中できず、忘れっぽい・落ち着きがなく、じっとしていられない・かんしゃくを起こすことが多い・ものを壊したり、乱暴な遊びを好むなど※上記は一例ですしかしながら、これらの行動は幼稚園や保育園に通う年頃の子どもにはよく見られるため、このような行動をとるからといって、必ずしも発達障害があると判断することはできません。ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)などの診断は医師によってなされます。お子さんの発達に不安があったり悩んだりしている場合、まずは発達相談などが可能な専門機関に相談されるとよいでしょう。発達障害のある子どもの園生活にまつわるエピソード発達ナビライターの方々や、読者の皆さんから寄せられた園生活にまつわるエピソードをご紹介します。皆さんがどのように園生活の困りごとや悩みを乗り越えていったのか、参考になる部分もあるのではないでしょうか?ぜひご覧ください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年05月03日長男を出産し、初めての育児に戸惑いながらも育児書などで情報を集めながらなんとか慣れてきたころ、女性である自分では経験のない男の子の性器ケアの問題に出合いました。いろいろな情報があり、個人差もあるそう。夫に相談しても記憶にないからわからないという返答に、「どうしたらいいの?」と悩んでいた私の体験談をお話しします。 育児に奮闘するも1つの疑問が…わが家には男の子2人、女の子2人の4人の子どもがいます。今でこそ子育ての経験があるので次男、次女では余裕をもって子育てできていますが、長男を出産したときは、初めての育児でわからないことだらけ。情報を集めながら1つひとつ対応していました。 長男が寝ているときに育児雑誌を見ていると、男の子の性器ケアのことが目に入りました。お風呂に入れたときにきれいに洗ってはいたものの、それだけでは足りない場合があることがわかり、どういうタイミングでどうしたらいいのか疑問だらけに。夫に相談しましたが記憶にないと言われ、ますますわかりませんでした。 ※男の子の性器ケアは清潔に保つことが基本ですが、健診などで、おちんちんの皮をむく「むきむき体操」を指導されることがあります。「むきむき体操」が必要ない赤ちゃんもいるので、健診などで受診した際に医師に相談しましょう。 思いきって相談することに長男は生まれたときに先天性肺炎でNICUに入っていたこともあり、病院に定期健診に行っていました。幸い心配していた後遺症もなく、1歳で病院での定期健診を終えたのですが、健診の最後に「わからないことはありませんか?」と先生が聞いてくださったので思いきって性器ケアについて相談することに。 すると、「心配ならやっておきますね」と皮を下げて亀頭を出す処置をしてもらいました。成長とともに自然にという話や、むきむき体操をやったほうがいいなどいろいろな説はあると思いますが、私は小児科の先生に相談して不安な要素がなくなったので長男にとってもよかったのではと思います。 3歳で男の子あるある長男が3歳になったころ、「ちんちんが痛い」というので病院へ行きました。トイレトレーニングも終わり、パンツを自分ではけるようになっていたころ、自分でおちんちんを触って菌が入ったようで炎症を起こし、膿が溜まっていました。 病院で膿を出し、消毒してもらい、抗生物質を処方してもらうことに。本人は痛かったようで、それからは触って遊ぶことはしなくなりました。病院の先生からも「きれいに洗って、バイ菌のついた手ではさわらないようにね」と注意されました。 ママにとって男の子の性器ケアは、自分に経験がない分心配になります。お風呂できれいに洗っていれば成長とともに見守っていてもいいようですが、小さいうちにできることはやっておいてあげられればと思っていました。長男は1歳のタイミングでしたが、高校生になった今、特に問題ないようなので安心しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ライコミ著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月03日シングルマザーのハナさんが運営するYouTubeチャンネル「なないろfamily」。ハナさんは1LDKの家で、娘のメイちゃん(6歳)と独身アラフォーのお姉さんと、3人で暮らしています。普段は、3人で仲良く暮らす様子を配信している「なないろfamily」。今回はハナさんがシングルマザーになるまでの経緯についてご紹介します。 娘が2歳のときに離婚 ハナさんが離婚したのは、メイちゃんが2歳のとき。メイちゃんに、パパの記憶はないそうです。離婚後に、元旦那さんはうつ病で他界しました。 お金はすべて元夫が管理、厳しい倹約生活結婚前の元旦那さんは、穏やかで誠実。「真面目」という言葉がぴったりの人だったそう。金銭面も倹約家で、コツコツと貯金するタイプだったそうです。 対して、ハナさんはどちらかというとズボラで面倒くさがり。金銭面でも計画性のないタイプでした。 2人の夢は「マイホームを建てること」。結婚前から話し合いをして、ハナさんが浪費しないように通帳を元旦那さんに預けていました。結婚後、お金はすべて元旦那さんが管理し、厳しい倹約生活をしていたそうです。 妻が妊娠中、転職を繰り返す元夫結婚してから、約1年でメイちゃんを妊娠。幸せいっぱいと思った矢先、つわりで水すら飲めずに体重が減ってしまい、入院することになりました。ほぼ寝たきりの状態が続いたハナさんは、当時勤めていた会社を退社。 そんな中、元旦那さんが急に転職を繰り返すようになってしまったのです。ハナさんに、事前に相談はありませんでした。何度、相談して欲しいとお願いしても、同じことを繰り返す元旦那さん。 経済的にも不安を抱える中で、無事に出産。産後も体調が優れなかったハナさんは、しばらく育児に専念することになりました。 そんな中、また元旦那さんが突然会社を辞めてしまいます。 出産後、勝手に起業!?ある日、元旦那さんは「起業して店を始める。もう場所は借りている」と言い出しました。びっくりして固まるハナさん。当時のハナさんは、妊娠中からの体調不良に加えて、娘さんが早産&未熟児だったため、毎日NICUに通っていました。 娘さんが退院してからも、夜泣きや慣れない育児でノイローゼ気味に……。自分が1日を無事に過ごすのがやっとの状態で、夫のことは何も考えられない状況だったそう。 元夫がうつ病に……お店を始めた当初は、ハナさんもビラを配るなどできる範囲で手伝いました。その後、お店が繁盛しはじめ、ハナさんの体力も少しずつ回復。順調だと思った矢先、元旦那さんがうつ病を発症したのです。 元旦那さんは、自営業の重圧や先の見えない不安にかられて「なんで会社を辞めてしまったのだろう」と頭を抱え、悩むようになりました。情緒不安定になり、夜は眠れず、食欲は減り「何もかも怖い。消えてしまいたい」と、泣きながらつぶやくようになりました。 ハナさんは、嫌がる元旦那さんを無理やり病院へ連れて行くと、症状が重く、そのまま緊急入院となりました。 高額セミナーに生活費をつぎ込んでいたことが発覚元旦那さんの入院中に、ワンオペ育児、片道1時間かけてのお見舞い、お店を畳む準備をするハナさん。当時2歳になったメイちゃんと税理士事務所へ手続きに行くなど、毎日大変でした。 しんどい日々を送る中で、元旦那さんのパソコンのメールや書類、すべての通帳をチェックしていると、とんでもないものを発見! 元旦那さんは、ハナさんに内緒で高額な起業セミナーに通っていたことが発覚したのです! 総額で、車を1台買えるくらいの金額をつぎ込んでいました。 ジュース1本を自動販売機で買うことすらためらうような夫が、こんな高額セミナーに!? 衝撃事実を知り、冷や汗をかきながら、急いで解約。元旦那さんにお金の管理を完全に任せていたことを反省しつつ、趣味やささやかな娯楽まで我慢して、マイホームやメイちゃんのために貯めていたお金をこんなことに使ったの? と、怒りがわいてきました。 この一件で、元旦那さんに対する気持ちが、急激に冷めてしまったハナさん。しばらくして、元旦那さんは退院しましたが、退院後も体調が優れなかったため、お互い自分の実家で暮らすことに。 怒涛の店じまいもひと段落したため、ハナさんは就職活動を始めました。 義両親からの衝撃的な言葉 それから、程なくして元旦那さんの実家へ行き、離婚の話をしました。義父母は「息子を捨てるのか」と言わんばかりにハナさんを叱責したそう。ハナさんは「もう夫を信頼することはできない」と正直に話しました。 メイちゃんもまだ小さく手がかかる時期で、元旦那さんの面倒を見ながら、ハナさんがひとりで家計を支えていける状態ではありませんでした。 「養育費は元気になって働けるようになってから、少しずつ支払ってくれたら良い」と、伝えると、義父母はとんでもないことを言い出します。 「養育費なんて払う必要はない。ひとり親になれば手当も出るだろう。子どもは女の子なんだから大学に行く必要もない。そんなにお金もいらないはずだ」 信じがたい考えと言葉に衝撃を受けたハナさん。その後もいろいろ言われたものの、なんとか離婚が成立しました。 元夫が他界したと知り……ハナさんは、就職先とメイちゃんの保育園が決まり、実家で暮らしながら忙しい日々を過ごしていました。メイちゃんのことで元旦那さんに連絡をしましたが、連絡は繋がらず音信不通。 離婚してから半年以上たったころ、共通の知人から元旦那さんが1カ月前に亡くなったことを知ったハナさん。義父母からは、何の連絡もなかったそうです。 元夫の他界を知り、自分を責めて泣き明かしたハナさん。お姉さんに電話すると、すぐに駆けつけて抱きしめてくれました。 このころから、実家で両親と折り合いが悪くなったハナさんは、お姉さんに相談すると「うちにおいで。一緒にメイちゃんを育てよう」と言ってくれてたそう。そして、3人での生活が始りました。 今思うことハナさんは、いまだに「あのときこうすればよかった」という後悔があるそう。 「ただ、当時は自分なりに精いっぱい過ごしていました。自分の行動や選択が正しかったとは思いません。でも、どんなに悔やんでも過去は変えることができません。目の前のことに向き合って、少しずつ進んで行くしかないのかなと思います」と、語っています。 離婚、元夫の他界、義父母の理解しがたい対応……これまでたくさんつらいことがあったハナさんですが、素敵なお姉さんがいてくれてよかったですね。子育てを一緒にしてくれる人がいるだけで、すごくありがたいと思います。 この動画には、励ましのコメントや、同じような境遇の方から「勇気づけられました」とのコメントが多数寄せられていました。 ハナさん・お姉さん・メイちゃんの3人が出演するYouTubeチャンネル「なないろfamily」では、和やかな日常の動画がメインで投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。 著者:ライター 廣瀬尚子
2024年05月03日私は30歳の専業主婦。大企業に勤める夫と暮らしていました。先日義父が亡くなり、義母と同居するようになってから、憂鬱な毎日がスタートして……。同居して判明した義母の正体真面目で大人しい人だと思っていた義母と同居すると、掃除も料理もしない人だと判明。これまでは義父に怒られるのが怖くて、きちんとした生活を送っていたよう。 しかも、私の部屋に勝手に入って、化粧品やバッグ、靴下までも勝手に使ってしまうことも。何度言っても言うことを聞いてくれません。 夫に相談しても「俺が注意すんの? 面倒くさいこと、苦手なんだよなぁ。嫁姑問題に俺を巻き込まないでくれる?」と話しをろくに聞かずに寝てしまう始末。その上、「お前はいいよな、毎日楽そうで! 俺なんか上司にペコペコする日々を送っているのに!」と仕事のストレスをぶつけてくるようになってきました。妻の我慢が限界にある日、買い物から帰って玄関をあけると、大事にしまっていた私のドレスを、義母が無理矢理着ようとしているではありませんか! 注意しても、義母はまったく反省する様子がありません。 我慢の限界に達した私は、「お義母さんともう同居したくない! お義母さんがうちから出て行かないなら、離婚して出ていく!」と夫に宣言。体裁を気にする夫は大慌て! 義母に毎月仕送りをする代わりに、同居を解消することになりました。 仕送りしているはずが、振り込まれていない!?数カ月後、夫が「母さんがお前から一度も仕送りされたことがないって泣きながら俺に電話してきたんだよ! どういうことだ!」と私に説教をしてきました。しかし、私は毎月きっちり振り込んでいます。 私は義母がお金を使い込んでいると予想し、探偵に身辺調査を依頼しました。すると驚くべき事実が発覚したのです。 義母の嘘が明るみに私は夫と義母の家に行き、「お義母さんはね、仕送りしたお金で、パチンコに行っているのよ。」と夫に真実を告げます。体裁ばかりを気にしてオロオロする夫に離婚届を突き付け、義母とも絶縁宣言をしました。 2人は泣きながら謝罪してきましたが、もう後の祭りです。親子だからって甘えすぎるのはダメ。家族だからこそ、時には相手の成長を願い、厳しく接することも重要ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月03日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。娘を育児しながらの生活の妊娠生活は想像以上に大変で、抱っこをせがまれればその都度応じていたマキノさん。しかし、ある日突然不正出血が……! 次の日に病院を受診すると異常はなかったものの、医師から「娘の抱っこは控えるように」と指摘されてしまいます。その言葉を真摯に受け止め、安静にした生活を送っていると次第に出血は治まったのでした。それから月日は流れ、妊娠7カ月を迎えます。そのころになると、マキノさんのおなかは大きくなっていました。おなかが出てきたせいで、娘の育児がしにくくなってしまったのを実家の母親に伝えると、「里帰り出産する時期を早めたらどうか」と提案されたマキノさん。 夫に相談すると里帰りを早めることに賛成してくれたため、当初の予定より少し早めの8月末ごろ、マキノさんは娘と一緒に帰省したのですが……? 実家最高と思っていたママ。しかし、1カ月が経つと… 最初のうちは「実家最高!!」と思っていたマキノさん。 しかし、時間が経つにつれ、「早く産んで家に帰りたい」と思うように……。 その理由は、家族がいることで娘の躾や自分の生活ペースを乱されてしまったからでした。 そして、家族それぞれも次第にストレスを感じ始めていったのです。 さらに、実家のお風呂は別棟にあったため、お風呂場は極寒! 出産予定日が11月というのを考えると、出産を終えたらすぐ帰るのが賢明だと判断するのでした。 ワンオペ育児を早めるのを覚悟で、「出産後はすぐ家に帰る」という選択したマキノさん。今までそれぞれのペースで生活をしていたわけなので、急にそれが変わってしまうというのは、お互いしんどいものがあったではないでしょうか。何を優先したいのかその順位は人それぞれだと思いますが、自分にとって精神的負担が少ない選択をしたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月03日生理中は、なんとなく生理中であることを周りに知られたくない気持ちになる私。そんな私が「私は生理中です!」と名札を貼って歩いたような出来事を起こしてしまいました。私にとって、かなりショックだった失敗談です。 私はびっくりして、すぐに確認すると、おしりの真ん中辺りが10センチ四方くらいの大きさで真っ赤に……! 私はすぐ近くのトイレに駆け込み、ナプキンを替えましたが、スカートの汚れは取れず、仕方なくカバンでおしりを隠しながら帰宅しました。 経血が漏れてしまった原因は、きっと椅子に浅く腰かけて、背もたれにもたれかかるような姿勢でパソコン作業を続けたからだと思います。私は、このことをがあってから、ナプキンはこまめに取替えないといけないなと改めて思ったのと、姿勢が悪いということは本当にいいことないなと感じました。あと、経血量が多い日は、オシャレしたくても、薄い色の服は極力避けようと思いました。原案/山田小春さん作画/まっふ監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年05月03日