「じいじ・ばあばの困った行動あるある」実は助産師もママも困惑?孫誕生時にやりがちなNG行動とは?
助産師の榎本さんが、お産入院のときにやりがちなじいじやばあばの困った行動について教えてくれました。孫の顔見たさに……とついやっていたことが、実はNGだった!? マンガで紹介します。
お孫さんの誕生は、おじいちゃんやおばあちゃんにはとても楽しみなものかと思います。お気持ちはわかるのですが、出産の喜びでちょっと困った行動にでてしまうおじいちゃん・おばあちゃんがいます。
今回は、そんなおじいちゃん・おばあちゃんへお願いしたいことについてお話しします。
「まだ生まれないのかな?」病院への電話での問い合わせ
お産で入院した後に、お産がどうなっているのか連絡を待つおじいちゃん・おばあちゃんは心配かと思います。初産婦さんの場合、陣痛の時間が長引き数日かかることもあります。産婦さんの携帯電話に直接電話やメールして聞いてくる場合もありますが、病院での通話ができなかったり、陣痛中で余裕がなかったり、診察中などで対応できない場合もあります。また、パパが立ち会いしている場合でも、同様で対応できないことも多いです。
そうなると、おじいちゃん・おばあちゃんから病院に問い合わせが来ることがあります。お産の状況などを聞かれることがありますが、ほとんどの病院では個人情報の観点から電話でお産の状況をお伝えすることができません。
立ち会いしている場合であれば、パパから連絡をしてもらったり、産婦さんが対応できれば連絡してもらうことがあります。
夜間などは、人員が少なく電話対応するのも実を言うと大変です。
夜間は陣痛などで産婦さんの電話が来ることも多いので、病院への電話でのお産についての問い合わせはできれば遠慮していただたいのが本音です。
出産の連絡があった! 夜中でも面会に駆けつけてしまう
出産の連絡がいくと、すぐに赤ちゃん会いに病院にいらっしゃるおじいちゃん・おばあちゃんがいます。
出産後は、赤ちゃんのケアだったりママの診察や出産後の処置をしていることが多く、産後2時間程度は安静も必要なので、すぐに面会できないことがあります。また、夜間で面会時間外の場合、翌日の面会時間内に面会をお願いすることがあります。
おじいちゃん・おばあちゃんに出産の連絡をする場合、面会の可否や時間についても伝えてあげるようにするといいでしょう。