2020年7月13日 07:30
否定的な態度や言葉は良くないってホント!?赤ちゃんを叱るときの注意点
と思ったら、言うのをやめたほうが良いです。「言葉が子どもに入っているかどうか」ということが大切になるので、それを見極めて伝えましょう。
年齢にもよりますが、大体4~5歳までの子どもだと集中力は2~3分しか続かないため、手短に伝えるようにします。情報量が多すぎると、子どもの頭の中に何も残らなくなってしまいます。子どもの記憶は一度言われて定着するというわけにはいかないので、「その都度短く叱る」ということがママやパパの労力も少なくなるほか、子どもにも伝わりやすい叱り方です。
「叱り方のOK・NG例」
◇NGの叱り方)「そんなことする子は嫌い」、「どうしてそんなに悪い子なの」
子ども自身の存在を否定するような叱り方になっているため、このような言い方をすると、子どもは傷ついてしまいます。叱るときは子どもの存在を否定する言葉を言うのではなく、子どもがやってしまったことに対して冷静に指摘することが大切です。
◇OKの叱り方)「●●したら危ないからダメだよ」、「●●したらママは悲しいな」
子どもの行動について危険ということを知らせたり、ママ自身がどんな気持ちでいるのかを率直に伝えています。
どちらも子どもの行動に対して指摘しているところが、NGの叱り方と違う点になります。
イヤイヤ期の叱り方は「その都度手短に!」
イヤイヤ期は「手短に言うこと」と、「何回も繰り返す」ことが大切です。イヤイヤ期は長々と叱ってしまうと、ますます子どものイヤイヤが強くなり、火に油を注いでしまうような状態になってしまいます。そのため、子どもが悪いことをしたら理由などは言わずに「それはダメ! 」「それはいけないよ! 」と止めて叱るようにします。その都度止められることで子どもは「これは危ないことなんだ」と学習していくからです。
イヤイヤ期は「何度も伝える」ことが大切な時期なので、根気強く繰り返し伝えます。何度も言っていれば、1年くらいかけて子どもの中に入っていくので、イヤイヤ期の叱り方は長期戦と考え、手短に繰り返し伝えましょう。
言い過ぎたら…関係が修復される魔法の言葉でフォロー!
叱ったあとにフォローを入れることで、子どもも叱られたことを前向きに捉えやすくなります。