子育て情報『5歳までの子どもは要注意!夏に流行する三大夏風邪に気を付けよう!』

2020年7月24日 17:00

5歳までの子どもは要注意!夏に流行する三大夏風邪に気を付けよう!

目次

・三大夏風邪に感染してしまう原因とは…?
・共通点はウィルス性! 特効薬やワクチンはなし
・各症状の治療法や予防法とは…?
・プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)の治療法と予防法
・ヘルパンギーナの治療法と予防法
・手足口病の治療法と予防法
・夏風邪をひかないために、注意してほしいこと!
子ども体調不良


プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)、ヘルパンギーナは、夏の三大夏風邪と呼ばれていて、乳幼児の間で夏に流行しやすいです。夏に向けて気温が上がってくると、暑さの影響で体力を消耗しやすくなり、抵抗力が落ちやすくなります。抵抗力が落ちてしまうと、ウィルスや細菌にかかりやすくなってしまうため、免疫力を下げないように気を付けましょう。

免疫力を下げないようにするためには、十分な睡眠を取るほか、バランスの良い食事を摂るようにし、規則正しい生活を送ることが望ましいです。

三大夏風邪に感染してしまう原因とは…?


保育園


保育園や幼稚園などの集団生活を送る子どもは、子ども同士の距離が近くなりやすいです。そのため、咳やくしゃみなどの飛沫感染をはじめ、皮膚や粘膜の直接的な接触、またはドアノブやオモチャなどを介した間接的な接触によって接触感染してしまうケースが多いです。

一般的に症状が出るのが5歳までの子どもとされており、発病しても比較的軽い症状で済みますが、まれに重症化するケースもあるので注意が必要です。

共通点はウィルス性! 特効薬やワクチンはなし

子ども体調不良


三大夏風邪の共通点は、いずれもウィルス性ということです。症状としては、のどの痛みや咳、鼻水、発熱、頭痛といった風邪の症状をはじめ、下痢や腹痛といった胃腸にくる症状、湿疹や目やになどの症状が出たりします。

●プール熱(咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-)

アデノウイルスが原因で引き起こされる感染症です。以前はプールの水を介して感染が流行したので「プール熱」と呼ばれていましたが、プール以外の場所でも感染します。正式には「咽頭結膜熱-いんとうけつまくねつ-」と言い、39~40度の高熱が出るほか、のどの痛みや腫れ、結膜炎などが特徴です。
このほかにも、腹痛や下痢を伴うこともあります。

●ヘルパンギーナ
腸管で増殖しやすいエンテロウイルスによる感染症で、38度以上の高熱が出ます。発熱は1~3日続き、発熱と同時にのどが赤く腫れたり、のどの奥にたくさんの小さな水疱ができます。水を飲むだけでも痛いので、食欲不振や脱水症状を起こしやすくなります。まれに、急性心筋炎や無菌性髄膜炎などの合併症を起こすことがあるので、注意が必要です。

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