「泣ける…!」日本語を話せない夫からのプレゼント。まさかの状態で届き…
私はオーストラリアで出会ったブラジル人と国際結婚し、今はブラジルで暮らしています。日本語がまったくわからない彼は、結婚後に半年ほど日本で暮らしたことがありますが、その間、すべてにおいて私に頼りっぱなしでした。
そんな日本語がわからない彼が、日本滞在中に私の誕生日プレゼントを買ってくれました。改めて感じた彼のやさしさ、国際結婚ならではのエピソードをお話します。
日本語がわからない彼にイライラ
私の夫はブラジル人です。オーストラリアで出会いましたが、結婚を機に一時期日本で暮らしていたことがあります。夫は日本語がまったくわかりません。
日常会話どころか、ひらがな・カタカナの読み書きもまったくダメです。
そんな夫と日本で暮らすのは、最初のころは異常にストレスがたまりました。オーストラリアでは頼りになった夫が、日本に来た途端、何もかも私に頼ってくるようになったからです。市役所関係の手続きはもちろん、スーパーの買い物すら彼1人ではままならないこともあり、いきなり大きい子どもができた気分でした。
オーストラリアでは外で仕事をしていたものの、日本に来てからは在宅の仕事になった彼。家に帰ればいつも彼がいて、なおかつ彼の知り合いは私1人ということで、ずっと私にべったりひっついてくる状況は、本当に苦痛でした。当時は「なぜ結婚してしまったのか……」と思ったものです。
期待していなかった誕生日
そんな状況のなか、結婚して初めての私の誕生日がきました。
この年のプレゼントは正直まったく期待していませんでした。日本語がわからず、1人で出かけるのもままならない彼が、何か買ってくれるとは、まったく思っていなかったからです。
ところが私の誕生日当日、某インターネットショッピングサイトから荷物が届いたのです。その荷物を受けとった彼は、それを私に渡しながら最高の笑顔で「Happy Birthday!」。1人で出かけることもできない彼は、彼なりに考えてインターネットのサイトで私のためにプレゼントを選んでくれたのです。
うれしいサプライズでした。喜々としてショッピングサイトの箱をあける私。ですが、中身はそれを上回る衝撃的なものだったのです。
彼の頑張り、やさしさに感動
ショッピングサイトの箱を開けて出てきたもの、それはのし付の包装がされた箱でした。