2021年10月27日 08:30
「血が混じってる?」息子のおむつを見てパニックに!診断されたのは…
前はうんちの前にぎゃーと泣いていましたが、それもなくなり、よく寝てくれるようにもなりました。息子はアレルギーでおなかが痛くて泣いていたのかな、と今では思います。
スーパーでは、毎回パッケージに書いてある原材料をくまなくチェックして買い物をするようになりました。非常に多くの食品に乳製品や大豆が使われていることには驚き! おやつを食べたくても、たいていのお菓子には乳製品や大豆が使われています。そんなときに助かったのがおはぎ。スーパーの惣菜コーナーにあるおはぎにはたいてい、乳製品も大豆も使われていないのでよく食べていました。
息子のうんちに血が混じっていたのを見たときは本当にパニックになりました。産後でぼろぼろの時期の出来事だったのでなおさら! 今振り返ると、あのころは本当に大変でした。
私にとって、産後から1カ月ほどは、出産の痛みより強烈な経験だったと感じます。治療をして、すくすくと成長してくれる息子を愛でる心の余裕が生まれてからは、ようやく育児を楽しめるようになりました。
今はアレルギーのお医者さんと相談しながら離乳食を始めたところです。私も醤油と味噌を食べても大丈夫になりました。まだまだ道のりは長いですが、この疾患は予後が良いと聞いています。いつかは息子もチーズやヨーグルト、豆腐などがもりもり食べられるようになるといいな、と思っています。
※食事制限等、アレルギーの治療法は病院の方針や症状によって異なります。必ずかかりつけの医師の指示にしたがって行ってください。
著者:あいあい
消化管アレルギーをもつ0歳児の母。イギリス人の夫との間に第一子となる息子を出産。夫は英語、私は日本語で息子に話しかけ、バイリンガル教育を実践。初めての育児に奮闘中。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長 高増哲也先生
1989年広島大学医学部医学科卒業。東京大学小児科、茅ヶ崎市立病院小児科、横浜市立大学寄生虫学などを経て、99年から現職。日本アレルギー学会 指導医。日本小児臨床アレルギー学会 理事。
17年より神奈川県立保健福祉大学 臨床教授。19年より神奈川県立こども医療センターアレルギーセンター 副センター長。
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