子育て情報『「どうしよう…余計なことをした!?」鍵を忘れて家に入れず泣いている近所の子ども。声をかけた結果…』

2021年12月9日 15:30

「どうしよう…余計なことをした!?」鍵を忘れて家に入れず泣いている近所の子ども。声をかけた結果…

自分の住むマンションで聞こえ続ける子どもの泣き声。様子を見に行ったら、家に入れずに泣いている女の子が。なんとかしてあげたいけど……。同じマンションだからこそご近所さんとギスギスしたくない。でもほっとくわけにもいかない。思い切って声をかけたその後の展開についてお話しします。

目次

・近所で泣く子ども、どうしたらいい?
・「塾に行かせて」電話ごしの親子喧嘩
・「次は大丈夫です」と念を押された私
・著者:巳村 糸


「どうしよう…お節介になる!?」近所で鍵を忘れて泣いている子どもに声をかけた結果…


「どうしよう…お節介になる!?」近所で鍵を忘れて泣いている子どもに声をかけた結果…


近所で泣く子ども、どうしたらいい?

3人の子どもを持つ兼業主婦です。わが家のマンションの世帯数は50世帯未満。だから顔見知りが多く、ご近所さんの付き合いもあります。ある日マンションの通路で「入れてよー、誰かいないのー」と泣き叫ぶ声が響いていました。

マンション内だし、余計なお節介かもしれないと思いましたが、雨で肌寒くなってきたのと、一緒にいたわが子が「おうちはいれないのかなぁ」との心配する声に仕方なく様子を見に行きました。


「塾に行かせて」電話ごしの親子喧嘩

見に行くと、小学校低学年の女の子でした。家に鍵と携帯電話を忘れて、泣きくずれ精神的に弱っているようです。体がまだ小さくて、このまま立ち去れませんでした。幸い母親の携帯電話の番号を覚えていて、私の携帯でかけようとしたとき、「おしっこ!」とわが子。仕方なくわが家についてきてもらいました。

家で子どもたちとアニメを見せている間に母親に事情を話すと、「今仕事で、子どもは塾があるのでひとりで行くよう伝えてください」と言ってきました。女の子に携帯をかわると、「行けるはずないじゃん、つらすぎるよー」と電話ごしに口論になってしまいました。

「次は大丈夫です」と念を押された私

私も小さい子どもが3人いたので、夕飯の時刻が近づき焦ってきました。
でも女の子は泣いてらちがあかないと思い、私が塾まで送っていこうと提案。そこまで言うと、「わかりました。職場が近くなので迎えに行きます」とのこと。「職場近くなんかーい」と何度も心でツッコミを入れ、待つこと数分。

そして、「お世話になりました」と母親が迎えにきました。「娘は安心したと思います。でも次は大丈夫ですから」と念を押されました。ドアを閉めると、しばらく母親と女の子の言い争いが聞こえました。


それから何度もその子の母親と会いましたが、気まずい雰囲気でした。こんな形になったのは残念です。

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