2021年12月20日 15:30
やっと分かった、息子が泣く本当の理由…!そして新たな育児へ…! #HSPがHSCを育てています 24
「HSPがHSCを育てています」24話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。子どもの頃を振り返り、自分もHSCだったんだなと気付いたユキミさん。幼い頃、母に話を聞いてもらえなくてつらかったことを思い出しました。そしてきったんの涙の意味に気が付いて……!?
Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。
敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。
「HSPがHSCを育てています」第24話
前回、13個以上あてはまるとHSCの可能性があるというチェックリストでセルフチェックをすると、
その後、自分もHSP診断をしてみたら、なんだか幼少期のことをフッと思いだした。
今まで昔の自分、ましてや小さい頃のことなんか思い出したこともないのに。
息子を育てていて「こんな大変な子どこにもおらんぞ!!」と思っていたけど、ここにいましたがな~! 超身近にいましたがな~。
私もカレーや煮物とか、具が混ざってる食べ物嫌いだった。お店の中でいきなり大きな音で流れてくるBGMやアナウンスが苦手だった。肌触りが悪かったり、着心地の悪い服は苦手だった。
でも。それを母や周りに言えなかったんだよね。怖くって。母に嫌な顔をされる。
弟と比べて「あんたは…」ってがっかりされる。
本当は「私はこういうことが嫌だよ」「これが苦手なんだ」って話をしたかったし、聞いて欲しかった。
小さい頃の自分の気持ちを思いだしてなかったら、きっと、こんな見方はできなかった。「なにがそんなに気に入らないの!」って、実母と同じ気持ちになっていたと思う。
きったんの自我が出るのがもう少し遅くて、私の態度や言葉をしっかり分かる時期だったらどうなっていただろう。私のこんな気持ちに気づいて、私の幼少期と同じように、親に自分の気持ちを言えなくて黙ってやり過ごすことになっていたかもしれない。
HSC、HSPは研究が進んでいるといわれているものの、医学的概念ではなく、まだまだ専門家によっていろいろな見方があるようだ。