便利と思って着せていたけど…実は危険な服装!?助産師が忠告!「春先に注意したいNG服」とは?
助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、子どもの春先の服装について教えてくれました。かわいいから着せたい!という服はたくさんありますが、実は危険が潜んでいる場合も……
気温の変化が大きい春先は、子どもの服装に悩むことが多いかと思います。また、かわいいと思って着せている服にも危険が潜んでいる可能性が……。
今回は、春先に注意したい服装についてのお話です。
春にも気をつけたい、子どもの紫外線対策
気象庁のデータによると、紫外線は3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えます。春先は、紫外線対策が十分でなかったり、紫外線が少ない冬を過ごしていた肌は急に増えてくる紫外線ダメージに弱いといわれています。 屋外への外出や外遊びのときは、帽子や薄手の長袖などで肌の露出を少なくすることが大切です。
20分以上、屋外へ外出をする場合には、石鹸で落とせるタイプの肌に優しい低刺激性の日焼け止めを使用するようにしましょう。
しかし、生後3カ月未満のお子さんには肌への負担が大きいので、日焼け止めの使用は避けた方が良いでしょう。ベビーカー移動時は付属のフードでカバーしたり、ガーゼおくるみで覆ったり、ケープなどで肌の露出を少なくして対策してみましょう。
1日で気温が大きく変化する日もある春先。服装のポイントは?
春先は日中は暑くなっても、朝晩は冷え込むこともある時期です。脱ぎ着しやすいものを重ね着して、気温に合わせて調整しましょう。 また、春の急激な気温上昇に身体の調節機能がついていくことができずに、熱中症になりやすい時期でもあります。お子さんが汗をかいていたり、顔が赤くなっている、寒そうなど様子をみながら、脱ぎ着して調整していきましょう。
動きが活発になってきたお子さんには、ナイロン素材のジャケットがおすすめです。
風を通さないので、夕方日が落ちて急に寒くなった時などに羽織るのに便利です。小さく折りたためるので、ママの荷物も減って助かります。
その他には、帽子、薄手のカーディガン、ケープなどがおすすめです。 赤ちゃんは汗をかきやすいので、肌着や洋服は綿素材で吸収性のよい素材を選びましょう。
乳幼児に紐付きやフード付きはNG?!
少し肌寒くなった時に羽織る上着には、引き紐やフード付きのものがあります。