子育て情報『「うちの子1人で遊んでること多い…」現役保育士が明かす、親が心配でやりがちなNG行動とは?』

2022年6月28日 12:30

「うちの子1人で遊んでること多い…」現役保育士が明かす、親が心配でやりがちなNG行動とは?

という気持ちを代弁してあげてください。「○○ちゃんのおもちゃで遊びたかったのね」という風に。そこから「じゃあ、貸してって聞いてみようか?」とお友だちに聞いたり「取ってごめんねってママと言おう」などそのときの状況によって言葉かけをしてみましょう。これを繰り返していくうちに、子どもは人とのコミュニケーション方法を学んでいきます。

この時期に親ができること(遊び編)

2歳ごろは、身近な大人(親や保育園の先生など)との遊びがまだまだ大切な時期です。子どもが好きな遊びを、一緒に遊んでみましょう。例えば、ごっこ遊びは最高に楽しいですね。ままごとセットでお料理してもよいですし、お人形を使ってお医者さんごっこ、ブロックや積み木を使って見たてあそびも楽しいでしょう。
このときのあそびの主導権は子どもです。ごっこ遊びで、社会のルールや言葉のやり取りを学ぶことができます。

また、絵本の読み聞かせもよいでしょう。絵本は数ページの中で、しかも簡単な言葉で人物の気持ちなどが描かれています。絵本を読みつつ、「シロクマちゃん、悲しかったんだね」なんて、ただ読むだけでなくシロクマちゃんの気持ちに共感するなどの声かけもしてみましょう。

この時期に親ができること(関わり編)

友だちでも家族でも、人と人が関わり合うためのコミュニケーションは同じです。おうちでの普段のかかわりの中で、「これをすると、嬉しい(悲しい)」と相手がどう思うかを伝えていくようにしましょう。例を2つ挙げましょう。


①うれしい気持ちを言葉で伝える

子どもがじゃがいもを洗うなど簡単なお手伝いをしたとしたら、「ママ、助かった。うれしいわ」と言葉でうれしいことを伝えます。


②悲しい気持ちを言葉で伝える

イヤイヤ期ですので、かんしゃくを起こして親を叩いてくることもあるでしょう。そんなときは「叩いたらダメ!」だけではなく「叩かれたら、ママとっても悲しい!」と伝えます。

どちらも、必ず子どもと目を合わせてしっかりと伝えます。このような喜怒哀楽の感情が人にはあって、自分がしたことに対して相手がどう思うか。ということをこの時期から少しずつ伝えていくことが大切。ただし、1回で分かることではないので根気よく伝えていきましょう。

自分の言葉で自分の気持ちをうまく伝えられないこの時期だからこそ、ママの心配事もあると思いますが、子どもは大人が思っている以上に周りのことを見ています。

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