2022年8月29日 21:40
「ママに怒られるよ!」が口癖の夫。やめてほしい子どもへの声かけについて、夫婦で話した結果…
現在、4歳の息子がいます。夫とは子どもの叱り方や子どもへの声かけの仕方について、幾度となく話をしてきました。しかし夫は私の話を聞いて同意はしてくれるものの、理解はできていないことが多々あります。その中でも、私が一番やめてほしいのは「ママに怒られるよ!」と、私に怒られることを理由に息子を叱ることです。
私が考える子どもへの叱り方
私は息子を叱るとき、できるだけ理論的に話すよう心がけています。例えば、息子が歯ブラシを口にくわえたまま部屋の中を走り回っていたとき。
「歯ブラシで喉をついたら危ないから、歯磨きは座ってやろうね」などと声をかけます。同じことを繰り返すようであれば「危ないからしないで!」と感情的にはなりますが、理由を添えて話します。
そのように意識しているのは、息子が今より大きくなって何か行動をするときに、それが危険なことではないか、人を傷つけることではないか、などを息子自身が考えて判断できるように育てたいからです。決して“母親が怒るか怒らないか”を判断基準にしないでほしいと思っています。
なぜ「ママが怒るから」はダメ?夫の疑問
ところが夫は同じ状況でも「こら! 歯ブラシをくわえて走ったらママに怒られるよ!」と「ママに怒られる」ことを理由にして叱るのです。何度も「ママが怒るから、と言わないでほしい」と伝えても改善しません。
ある日、また「ママが怒るから!」と息子に言っているのが聞こえ指摘をすると、夫は自分でそのように言っていたことさえ気づいていませんでした。無意識で口癖になっているようです。
さらに夫からは「その声かけの何が悪いの?」と聞かれました。そもそも夫は、私がそのような叱り方をしないでほしい理由も理解できていないのです。
夫へも声のかけ方の工夫が必要だった!
私は子どもへの叱り方、声のかけ方はいつも考えていましたが、私から夫への声のかけ方を気にすることはありませんでした。大人だから、親だから、これだけ言えばわかるだろうと思って話していたのです。
私は夫にも子どもへの声かけと同じように「なぜママに怒られるよ!と言わないでほしいのか」という私の考えをしっかりと伝えました。夫は「そんな声かけひとつで息子の成長に影響するかな……」