2022年8月8日 18:30
「お母さんを否定しないで!」母を叱る父にガツンと物申す!一喝された亭主関白な父の反応は?
仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫に日々不満を抱えて生活していた。妻は「自分が我慢する生活」を選択。家事を完ぺきにこなし育児も一人で全部頑張っていた。しかし、夫が娘の1歳の誕生日よりも飲み会を優先したことで蓄積した我慢が限界に達し、娘を連れて家を出た。
実家で過ごしていたある朝のこと。おじいちゃんの介護費用をまかなうため、パートで働いている母が、早起きして朝食を作ってくれていた。
すると、父親が朝食を見るなり「朝からおかずが多いな」「うちは裕福ではないんだから、こんなに作るな」と文句を言い出した。
謝るばかりの母親の姿は、まるで今までの自分を見ているようだった。
なにかあるたびに夫へ言葉で伝えていると思っていたけれど、本当は口にできていなかったのかもしれない。そう気づいた妻は、父へ自分の思いを言葉にした……!
「お父さん、それはないと思う」父親に物申す!
「お父さん、それはないと思う」
「私たちのためにわざわざご飯作ってくれたんだよ? お母さんの時間と労力を否定するようなことは言わないで……!」
「お父さんが言うべきなのは、お説教じゃなくて、お母さんへの感謝の言葉でしょ!」
父への怒りの言葉が、矢継ぎ早に溢れ出た。
すると父は素直に「雪穂の言うとおりだ、母さん悪かった」と母へ謝ってくれた。
そうだ、しっかり自分が思っていることを、言葉にしなきゃ伝わらないんだ。
荷物に忍ばせた離婚届に目を落とし「私もパパと、ちゃんと話さなきゃ……」と思い直した妻。果たして、伝えることができるのか……!?
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
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