2022年8月9日 16:30
<口唇口蓋裂>2日後の抜糸処置を娘が激しく拒絶!困ったママが必死に説得を試みると…
口唇口蓋裂で生まれてきた娘、くぴこちゃんを育てているじぇにこさんの育児マンガです。無事に鼻の修正手術を終えたくぴこちゃん。術後は手術の精神的なショックから、一時期体調を崩してしまったくぴこちゃんですが、ママがおもちゃのご褒美をプレゼントしたことをきっかけに、その後は順調に回復していきました。しかし、ここでまた1つ問題が! 2日後に抜糸処置を控えていたのですが、そのことを伝えると、激しく拒否されてしまって……!?
朝の処置で大暴れする娘。先生からある提案をされて…
ご褒美による効果もあって、その後は着実に体調を回復しつつあったくぴこ。
吐き出すショックも乗り越え、ごはんもしっかり食べ、笑顔をたくさん見せてくれるようになりました。
しかし、唯一朝の処置だけはそうはいかず……。
鼻に縫い付けている糸の周りをただ洗浄するだけでも、首を振って怖がり、しまいには足を投げ出して、体ごと暴れ出すという事態に……。
私やスタッフさんに抑えられながら、ようやく終えるといった繰り返しでした。
術後4日目が過ぎると、いよいよ鼻に縫い付けているレチナ(※1)の抜糸処置が迫っているのですが、この状況では難しく、先生からこう提案されました。
(※)レチナ:鼻の形を維持する目的で使用するシリコン製の装具。
毎回涙も汗もたくさんかきながら、激しく拒絶して暴れる娘の姿を見ると、処置室での抜糸処置は暴れて怪我をしそうで、実は心配をしていた私。
それは先生も同じだったようで、麻酔によってくぴこちゃんが眠っている間に、手早く処置したほうが本人も怖い思いをせずに済むし、そのほうが安全だと言ってくださいました。
しかし、ここで問題が……!
娘に伝えたところ、案の定猛烈に拒否!
激しくハッキリと拒否されてしまったのです。
しかし、5分足らずの鼻周辺の洗浄が我慢できない娘が、10分程度の抜糸処置に耐えられるとは思えません。
内容がどうであれ、「手術が怖い」という娘の意見にも同意しながら、私は持参した娘の落書き帳を使い、退院が1日伸びても手術室での抜糸が娘にとって、どうメリットがあるのかなどを絵に描いたりして、できるだけわかりやすく説明しました。