2023年2月18日 07:40
<過干渉な母親>「私はダメな子だ」母のささいな言葉に悩む娘。自分の感情ばかり優先する母なのに!?
7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。家族とケンカになると、時折、家出をしていた母。必ず帰ってくるものの、ぷみらさんはそのたびに、「お母さんがいなくなるかも」という不安がありました。
父や祖母とケンカすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くようになり、いつしかそのことを使命のように感じていました。
「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。
それに応えるように話し相手になっていましたが、毎日のように続く母の愚痴に「しんどい」と感じるようになったぷみらさん。ある日、母の泣き叫ぶ声が聞こえるも、「今日は後で行こう」と部屋に留まっていると……。
泣き出した母の言葉に、自己嫌悪に陥る娘
「ぷみら聞いて!」
勢いよく扉を開け、ぷみらさんの部屋に入ってきた母。
「え……。今はちょっと……」
いつも母の愚痴を受け止めていたぷみらさんですが、しんどい気持ちが溢れ出します。
「え……? アンタだけが味方なのに。アンタのために頑張ってるのに……。アンタは愚痴も聞いてくれないんだ」
ぷみらさんの反応に悲しみ、覇気のない表情で涙を流す母。その様子にぷみらさんは焦り、母に駆け寄ります。
「お母さんごめんね。
今日は何があったの?愚痴聞くよ!」
そしていつものように、祖母の愚痴を話し出す母。
「お母さんを悲しませてしまった。私はダメだ子どもだ。お母さんに笑ってほしい。私には何ができる?」
母のため、ぷみらさんは思いをはせるのでした。
「ぷみらなら話を聞いてくれる」と当たり前のように思っていた母は、後にしてほしいという態度を取ったぷみらさんに、悲しみをぶつけました。