2023年2月23日 13:30
じいじ・ばあばの対応が「しんどい…!」現役保育士が実体験から教える気分を害さない上手な対応とは?
保育士の中田馨さんが、じいじ・ばあばのちょっと困った行動への対処法について教えてくれました。孫が可愛くて色々なものをプレゼントしてくれるというじいじ・ばあばは多いですよね。ありがたいことももちろん多いですが、中には「家には置き場所がない…」、「子どもはこの服着ないかも…」なんていう場合も。そんな時の上手な対応について、中田先生がお話してくれています。ぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは!保育士の中田馨です。今回は、もしかするとおじいちゃん、おばあちゃんが読むと「え?そうなの??」と思う内容かもしれません。私も年齢的には数年後「おばあちゃん」になってもおかしくない年齢。
自分自身に言い聞かせるためにも、今回のテーマ「おじいちゃん、おばあちゃんの困った対応」についてお話しします。
今、必要ないものをくれる
「今、この子には必要ないんだけどな…」というものをくれる…と悩んでいるママ(パパ)がいます。例えば、サイズが合わない服、年齢に合わないおもちゃなどです。今すぐに使えないものは必然的に押し入れに入ります。押し入れに入れていたら忘れてしまい、気づいたときにはサイズアウト…なんてこともあり得ますね。サイズが合っていたとしても、ママ(パパ)に相談せずに購入したり、リサイクルショップで購入した服だったり。定期的に段ボールで送ってきて困る!なんて話を聞いたこともあります。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、全て「よかれ」と思ってしていることです。
きっとお買い物に行ったときに「孫に似合いそう!」と思い、ウキウキして購入しているはず。おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちは汲みつつ対応できるとよいですね。
今、必要ないものをくれたときの対応方法
では、どうおじいちゃん、おばあちゃんへママ(パパ)の気持ちを伝えましょう?
例えば、「買うときは相談して欲しい」と伝えたり「今、これが必要なんです」と明確に“もの”を伝えてもよいかもしれません。それでも必要ないものを買ってくる場合には、もし言えそうであれば、「実は、過去のものもあまり使えていないんです」と事実を伝える方法もあるでしょう。とはいえ、私の場合「実は、過去のものもあまり使えていないんです」とは言えなかったので、「ありがとうございます」と受け取っていました。言った方が楽か?言わずに受け取っている方が楽か?どちらにしろ、ママ(パパ)