2023年4月25日 10:45
元女子パパ「血の繋がらない子の親になれるのか」不安が消えた瞬間は?義父母の反対、葛藤を乗り越えて
元女子の井上健人さんが元女子のMAKIさんをゲストに迎えたコラボYouTubeから、MAKIさんファミリーの妊活や子育てを紹介します。元女子のMAKIさんは女性と結婚し、1児のパパとなりました。「血の繋がっていない子の親になれるのか」元女子パパが抱く葛藤とは?
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
元女子の健斗さんは女性のパートナーと、彼女の連れ子を育てている1児のパパ。
動画では、FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の健斗さん(画像左)が、同じくFtMで、最近子どもが生まれた元女子パパのMAKIさん(画像右)に、妊活や出産について質問。その様子を対談形式でご紹介します。
元女子パパ・子どもを授かりました!
健斗:MAKIがゲストで来てくれました。簡単な自己紹介をお願いします。
MAKI:MAKIです。1989年生まれ。24歳で性別適合手術・戸籍を男性に変更。
家族の反対がありましたが、27歳で女性のパートナーと結婚、32歳でパパとなりました。健斗さんと出会ったのが22〜23歳くらいなので、10年くらい経ちましたね。
健斗:早いよね〜今回は、おめでたいことがあったので紹介させてください。
健斗:MAKIが、子どもを授かりました。コロナ禍での出産は、リモートでの立ち会い? どうだった?
MAKI:奥さんのスマホとLINEビデオを繋いで、リモート出産でした。無痛分娩で、最後は吸引。33〜34時間かかりました。吸引時に、カメラがOFFにされてしまったので、生まれた瞬間は見られなかったです。
健斗:長かったね! 奥さんお疲れ様でした。今回の妊娠は、シリンジ法だよね?
※「シリンジ法」とは:採取した精液を、シリンジ(針のない注射)を使って自分で腟に注入する方法
MAKI:はい。精子は第三者に提供してもらいました。