【衝撃】「なんで息子はできないの?」他の子と成長を比べ検索魔に。焦る気持ちをリセットした出来事
息子が生後2カ月のころ、私はSNSで気持ちよさそうにマッサージをされている赤ちゃんの動画を見て、ベビーマッサージに興味をもちました。そんなとき、同じ月齢の子どもをもつ近所のママ友からベビーマッサージのお誘いが。ひとりで参加する勇気がなかった私にとっては、とてもうれしいお誘いでした。そして息子が生後3カ月のときに、ベビーマッサージに参加してみることになったのです。
うつ伏せになった息子の反応に違和感
息子が生後3カ月のころにベビーマッサージ教室に参加しました。ベビーマッサージ教室では、講師のアドバイスに従いますが、息子はただただ泣くばかり。怖がりな性格のため、驚いてしまったのかもしれません。ふと周りを見ると、自らコロコロと寝返りする子もいました。月齢を聞くと生後5カ月。きっと息子も2カ月後には……と、その日を楽しみに待つことにしました。
生後5カ月となり、再びベビーマッサージ教室に参加。息子はまだ寝返りせず、背中のマッサージも嫌がっていました。
周りの子は寝返りして、うつ伏せでも気持ちよさそうなのに……と焦っていた私は、その日からスマホでたくさん検索。私の頭は息子が寝返りしないことでいっぱいになってしまいました。そんなとき夫が「発達のペースはそれぞれ違う。この子なりに日々成長しているのだから見守っていこう」と言いました。そこで私は、ほかの子に遅れをとらないようにしようと考えている自分に気づいたのです。
その日からいったん悩むことはストップ。時間が許す限り、息子とスキンシップをとって過ごしました。すると息子は遊びの中で突然寝返り! その2週間後には、うつ伏せでのベビーマッサージも気持ちよさそうに受けてくれるようになったのです。
現在息子は3歳。あのときを思い出すと、ほかの子よりゆっくりでも息子のペースを大事にしてよかったと感じます。これからもその子のペースで、焦らずに関わっていきたいと感じた出来事でした。
※うつ伏せの練習について
うつ伏せの練習には、発達を促すという面があると言われていますが、中にはうつ伏せが苦手な赤ちゃんも存在します。うつ伏せが苦手な子どもはハイハイも遅くなりがちですが、無理に練習をさせなくても問題はないでしょう。