2023年8月21日 21:00
「3年半、人と外食してない…」節約中のわが家!夫が飲みに行くのなら、私だって欲しいものがある!
わが家は夫と私、2歳と1歳の子どもたちの4人家族。最近、新居を購入して貯金がどっと出ていったため、節約生活をしています。そんなある日、仕事中の夫から「今晩は飲んでから帰ります」とのメッセージが。ここ何カ月も飲みに出ていない様子でしたし、たまにはどうぞという気持ちで返信しました。しかし、私の心にじわじわと別の感情が湧いてきたのです。
私はかれこれ3年半、飲みに行ってません!
夫は時々言います。「最近、全然飲みに行っていない」と。夫はこの数年間、仕事と育児に追われて息抜きができずにいるのを私は知っています。だから、たまに飲みに行く程度のことに文句は言いたくありません。
しかし、ふと気がついて悲しくなったことがあるのです。それは「私なんて、長男を妊娠してから、3年半も人と外食していないぞ!? 夫の転勤で、友だちにも実家の家族にもすぐに会えない地域に住んでいるし……」ということです。
このときから、「私も少しはぜいたくしてもいいのでは?」と思うように。
いつも我慢しているものを購入することに
ぜいたくと言っても、節約中の今はできることが限られています。そこでスーパーに行き、家族に必要な食材の他に、私だけのお菓子や飲み物を買いこむことにしました。いつもは我慢している、大好きなクッキー。カフェで飲むような、ちょっと値段の高いドリンク。
夫はその晩、気心の知れた同僚と楽しくお酒を飲んでくるのです。私だって、夜にひとりでおいしい思いをしてもいいはず!と信じながら、レジに向かいました。
翌朝、見慣れない嗜好品のパッケージを見つけた夫。「そんなの買ったんだ」と、少し驚いていました。
私は、「よく考えたら私、4年近く飲みに行ってないからさ~。このくらいいいでしょ?」と冗談っぽく嫌みを言ってから、朝食の準備を始めることに。
「別にいいけど……」と苦笑する声が後ろから聞こえました。それ以来、家計を圧迫しない程度に時々プチぜいたくをして、育児中の良いリフレッシュになっています。
作画/キヨ
著者:おかもとえみ
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