2023年10月29日 11:40
「もう疲れたよ…」次に倒れるのはママ?看病と育児の両立がきつすぎる<息子はIgA血管炎>
来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。
ママは初めて聞いた「IgA血管炎」という病名にパニックになってしまいました。「どうしてうちの子が……」といろいろなことが頭に浮かびます。
また、足が痛いと泣くもちおくんは、体の痛みで体を動かすことができません。
機嫌が悪く、寝ても目が覚めてしまうので、かわいそうな様子でした。
医師から安静するように言われていたので、保育園も休むことに。数日後、熱は下がったものの、痛みは残ってしまいました。
「もう限界かも…」ママを苦しめたこととは?
3人きょうだいなので、もちおくんにつきっきりでお世話をすることはできません。もちおくんは足が痛くて歩けないので、お風呂もトイレも抱っこで連れていきます。
もちおくんの看病をしつつ、10歳の長女と0歳の次女のお世話をする日々に目が回りそうに……。実母もパートがあるため、お手伝いは難しく疲労はピークに達します。
ママともちおくん、ふたりの頑張りによって、だんだんと病状は良くなっていきました。もちおくんは熱が下がり、少しずつ歩けるようになり安心したのでした。
もちおくんの病状が悪化することなく、快方に向かい安心しました。もちおくん本人も頑張りましたが、きょうだいのお世話をしながら看病したママに頭が下がる思いです。
このまま完治に向かうといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※IgA血管炎とは
3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。