超大柄体型の夫「ママの味と違う!」味覚の不一致で離婚→3年後、私の前に現れた夫は…!!
私は28歳の管理栄養士です。2つ上の夫は超大柄体型で、そんな彼を私の知識と経験で何とかしてあげたいと思っていたのですが……。
管理栄養士の私が大切にしていることは、健康とおいしさを両立した献立作り。職場の病院では、患者さんからおいしいですよと声をかけてもらえることも。結婚してからは夫の食事も管理し、結婚半年で5キロの減量に成功しました。ですが、なかなか計算通りには体重が減らず……。
忘れられないお義母さんの味
塩分や糖分を控え、素材の味を生かした献立になるよう心がけています。ですが、夫は一口食べてはため息。
「味付けを忘れているぞ」と言いながら、塩やしょうゆ、マヨネーズをかけて満足そうに食べています。
「ママの味と違う!」 夫はいつも義母の料理と比較してダメ出しをしてきますが、義母の料理は超高カロリー。味付けは濃く、食べる直前に追い塩や追いしょうゆ、マヨネーズをかけて食べていたようです。
夫婦で長生きしたいから食生活を改善していこうと夫を日々説得していますが、「マズイ料理を食べさせられて長生きするよりも、おいしいものを食べて短命のほうが人生楽しい」 と言って聞かないので困っていました。
夫も妻も限界を迎え…
ある日、仕事から家に帰ると義母が何の連絡もなく来ていてびっくり。私に料理を教えるため、夫が呼んだとのこと。「毎日の食事が楽しくないことこの上ナッシングなんだよー」 などと言って、義母に泣きついていましたよ。
台所には、てんこ盛りの唐揚げ、濃い色のみそ汁、炊き込みご飯などなど……。
一口も食べられる気がしないと思っていたら、2人でおいしいおいしいと全部平らげてしまいました。そして義母が帰った後、いつものように食後の炭酸飲料とスナック菓子を手にした夫。今日はもう我慢しようと提案すると、夫は突然ブチ切れたのです。
「うるせぇなぁ! 家にいるときくらい好きなものを食わせろよ!」 ヒステリックに叫び、炭酸飲料を投げつけました。たまたま置いてあった食器にあたって破片が散乱。もう限界……。私は着の身着のまま、家を飛び出しました。
3年後…意外な場所で再開
その後、夫と離婚が成立。
それから3年たったある日、私は転職先の病院で元夫に再開しました。別人のようにやつれていましたが、間違いなく元夫。