「ひどい!」通りがかりの女性のひと言にショック!→大泣きするイヤイヤ期の娘にかけた言葉とは?
私が第二子を妊娠していた時の話です。妊娠後期に入り、だいぶおなかも大きくなっていましたが、夫は仕事で忙しく平日はワンオペ状態のため、1歳9カ月の娘を連れてスーパーへ買い物に出かけました。なかなか収まらない娘の癇癪。スーパーの売り場で困り果てていると、通りがかった女性が「あらぁ~大変そう」と一言。その後続いた言葉に耳を疑いました……。
見知らぬ女性の信じられない言葉…
娘と「お菓子は一つだけ」という約束をして出かけましたが、スーパーにつくと「お菓子1個じゃイヤ」「ジュースもほしい」と駄々をこね始める娘。ちょうどイヤイヤ期に入ったところで、一度火が付くとなかなか収まりません。しまいには床をゴロゴロ。
抱っこして移動できればいいのですが、娘は暴れるので落としそうなうえ、おなかも重く、なかなかその場から離れられずにいました。
するとその時、60代くらいの女性が横を通りました。「あらぁ~大変そう」と声をかけられたので、一瞬励ましてくださるのかと思いました。しかし……。
「うちの孫はこんな子じゃなくてよかったわ。」と大きな声で言って通り過ぎて行ったのです……。その後、駄々をこねる娘をなんとか抱っこして人通りの少ない場所に移動し、機嫌が落ち着くのを待ちました。
悲しかったけれど、「子どもに対して寛容な人ばかりではない」と気づかされた出来事でした。自分が年を重ねても、子どもが小さかったときに大変だったことを忘れず、同じ思いをしているママに手を差し伸べられるようになりたいとも感じました。
著者:山田まい/30代女性・主婦。2人の子どもを育てる30代の母。短時間正社員の事務職。
イラスト:はた子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています