「これで妻と名乗れる♡」既婚者と付き合っていた同僚が結婚!?私にマウントを取ってくる衝撃の理由は
「ここは母の家ですけど?」
「え?」
元夫は同僚にいい顔をしたかったのか、「この家は自分のものだ」と言っていたそうです。しかし、私の母が所有しているのです。私の母はいわゆる大家さんで、他にも物件を所有しています。
結婚後、この家の名義を私か元夫に変更しようという話も持ち上がったのですが、元夫が「めんどくさい」と言ったので、母の名義のままになっていたのです。
荷物の運び出しは、元夫との思い出の家具家電を処分するためであることも告げると、「嘘でしょ……!あの豪邸に住めないなんて!!」と悔しがる同僚。「念のために確認してみたら?」とだけ言って、私は連絡を切り上げました。
略奪婚の末路
1週間後――。
元夫は名義変更のことをすっかり忘れていたようで、やはりこの家の名義は私の母になっていました。
元夫は「偉そうにするな!元嫁の分際で!」などと、私に暴言を吐いてきましたが、もはや元夫と私は他人。「家をよこせ」と言われても、応じる義理はありません。
「どうしてもこの家が欲しいなら、不動産業者を通して買い取って」「相場より少し安い値段で家と土地を売ってあげるわよ?ちょうど2人分の慰謝料と財産分与の合計金額になるように」
浮気も離婚も私のせいにして、自分は一切悪くないと言っていた元夫には呆れてしまいます。
さらに1週間後――。
同僚から「あの豪邸を返して!離婚されそうなの!」という連絡が。
私が思っていた以上に、元夫はあの家に固執していたようです。今は同僚とともに近くのマンションに住んでいるようですが、「なんでこんな狭い部屋に住まないといけないんだ」と元夫は文句たらたらなのだとか。
挙句の果てに、「お前が浮気相手だってバラしたから悪いんだ」「今すぐあの家を取り戻してこないと離婚だ!」と毎日同僚に八つ当たりしているそう。
「せっかく本気の愛を実らせて結婚したのに、もう離婚するの?」「相場より低い値段で売ってあげるから、2人で力を合わせてがんばって!」とメッセージを送ると、そこから返信が来ることはありませんでした。
その後――。
私は母と相談し、その豪邸を売却することに。